LINEマーケティングの戦略のコツ7選と成功事例厳選3選を解説

LINE公式アカウント
LINE公式アカウント

​​今やインターネットを使った集客や販促は当たり前の時代になりました。

しかし、ただ闇雲にインターネットを利用しても、溢れる情報の中に埋もれてしまい、思うような効果は得られません。 

そこで注目されているのが、LINE公式アカウントを活用したLINEマーケティングです。

LINEはユーザー数が多く、豊富な販促機能も活用できるため、マーケティングに最適です。

今回は、LINEマーケティングの成功事例や、個人・会社で導入する際のコツについて解説していきます。

この記事でわかること
  • LINEマーケティングとは?
  • LINEマーケティングの戦略のコツ
  • LINEマーケティングの成功事例5選
エルメ友だち追加で3大特典プレゼント中
  • 運用の参考になる
    【優良アカウント100選】

  • 自動的に集まる
    【 “ズルい”集客法】

  • 診断結果に合わせた
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LINEマーケティングとは?

LINEマーケティングとは、LINE公式アカウントを通して、LINE上で顧客にアプローチし、売上を立てる手法です。

業界・業種・業態を問わず、多くの個人・会社がLINEマーケティングを実行しています。

LINE公式アカウントは難しい審査や事前準備が必要なく、誰でも簡単に開設できるツールで、ユーザーとメッセージなどを介して気軽に双方向コミュニケーションを取れることが特徴です。

メルマガと比較すると、心理的距離を縮めやすく、自社商品やサービスのファン化を目指せます。

テキストメッセージの配信以外にも、マーケティングに適した機能が揃っており、例えば以下のような施策が可能です。

施策

・クーポンやショップカードを配布する
・友だちと1:1のチャットをする
・メッセージ・画像・動画などを一斉配信する
・リッチメニューにショップカードなどを表示する
・LINE上で決済・予約・問い合わせを受け付ける
・LINE広告を出稿する

LINE公式アカウントのメリット

LINEマーケティングで主体になるのはLINE公式アカウントです。

ではそのLINE公式アカウントにはどのようなメリットがあるのか?主なものを3つ、以下に紹介します。

メリット

・友だちを増やしやすい
・メッセージ開封率が高い
・機能が豊富なので様々な施策が打てる

それぞれ解説していきます。

1. 友だちを増やしやすい

LINE公式アカウントを使う大きなメリットのひとつは、メッセージ配信や1:1チャットなどコミュニケーションが取れる友だち(ユーザー)を増やしやすいことです。

LINEは日本で最も利用されているメッセージングアプリで、アクティブユーザー数は月間9,700万人(※2024年8月末時点公式より)。

若年層から中高年まで国内人口の8割を超える幅広いユーザーにリーチ可能なうえ、SNSはLINEしか使っていないという層にもアプローチできます。

このユーザー数の多さやアクティブ率の高さに加えて、登録も簡単なので見込み客を集めやすいのです。

メルマガやアプリでは、登録時にメールアドレスなどの入力が面倒に思われ、登録フォームから離脱されてしまうことがありますが、LINE公式アカウントではユーザーは「友だち追加ボタン」をタップするだけ

友だち登録に手間がかからないため、ユーザーの負担が少なく、登録時に離脱されてしまうリスクを軽減できるのです。

2. メッセージ開封率が高い

LINE公式アカウントの開封率は55%程度です。

開封率20%程度といわれているメルマガと比較すると、開封率が高いことがわかります。

LINE公式アカウントでは迷惑フォルダがなく、配信時にはプッシュ通知も届くため、メッセージに気づいてもらいやすく開封率が高くなるのです。

ただし配信数があまりにも多いと、通知をオフにされたり、ブロックされたりしてしまうリスクがあります。

メッセージの配信頻度は2〜3日に1回程度までにしておきましょう。

3. 機能が豊富なので様々な施策が打てる

LINE公式アカウントには、一斉配信やクーポンの作成など数多くの機能があります。

機能については下記記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

マーケティングに使える機能が揃っているため、打ち出せる施策も多いです。

次にLINE公式アカウントで行える施策の例をみてみましょう。

施策期待できる効果
チャット対応迅速なやり取り・信頼関係の構築
ステップ配信メッセージ配信の効率化、教育の最適化
予約配信・自動応答業務の効率化・自動化
セグメント配信・リッチ機能反応率の向上
リッチメニューの作成・表示宣伝の自動化、ユーザービリティの向上
クーポンの作成・配布新規顧客およびリピート客の獲得
ショップカードの作成・配布リピーターの獲得

上記の施策を一元化できるのが、LINE公式アカウントなのです。

顧客の集客・教育・販売といった鉄板マーケティングの自動化も可能なので、業務の効率化・収益の最大化を実現しやすくなります。

しかしLINE公式アカウントだけでは、痒い所に手が届かない、といった事例がしばしば見られます。

例えば、商品を注文してくれた日を起点にステップ配信を行いたい、と思っても、LINE公式アカウントのステップ配信機能では「友だち追加した日」を起点にすることしかできません。

そのため、エルメやLステップなどのLINE公式アカウントの拡張ツールを取り入れることで、より機能を充実させることができます。

弊社のエルメでは、あらゆる起点でステップ配信をすることができるといった機能拡充はもちろん、初心者でも直感的に使用できるような操作性となっております。

フリープランで充分にお試しいただけますので、まずはお試しください。

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LINEマーケティングのコツ

LINEマーケティングを成功させる戦略のコツを解説します。

コツ

・運用の目的を明確にする
・友だち登録者数を増やす
・ターゲティング機能を活用する
・LINE広告やLINEプロモーションスタンプを活用する
・認証済みアカウントになる
・ブロックされないようにする
・拡張ツールを使用する

ポイントをおさえて、効果的に運用しましょう。

1. 運用の目的を明確にする

まずはLINE公式アカウントを運用する目的を明確にしましょう。

目的によって行うべき施策が変わるからです。

たとえば、自社サイトへの送客数を増やしたいのであれば、反応率が高いメッセージを配信し、リンクをクリックしてもらうことが重要です。

また通常のメッセージ配信だけではなく、リッチメッセージや動画を用いたメッセージの一斉配信が有効でしょう。

このように、運用の目的によって行うべき施策が違うことがわかります。

したがって、LINE公式アカウントを運用する際は、まず目的を明確にすると良いでしょう。

ご参考までにリッチメッセージや動画を用いたメッセージの有効性を書いた記事をご紹介します。

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

2. 友だち登録者数を増やす

友だち登録者数をできる限り増やしていきましょう。

友だちが少ないうちは、どんなに良い施策を行っても売り上げにつながりにくいです。

たとえば、単価が10,000円でCVRが10%の商品を友だちに紹介したとします。

もしも友だち登録者数が100人であれば、売り上げは100,000円ですが、友だち数が1,000人なら、売り上げは1,000,000円に跳ね上がります。

同じ単価・CVRでも、友だち登録者数で売り上げが大きく変わるのです。

友だちを増やす方法はいくつかありますが、おすすめは「期間限定のメリットを提示することです。

たとえば、以下のような特典を期限付きで案内しましょう。

特典の例

・成功事例・運用事例をまとめたレポートをプレゼントする
・オリジナルツールを無料提供する
・お試しグッズや試供品をプレゼントする
・割引券や無料クーポンを渡す
・無料モニターを募集する
・30分無料コンサルを案内する

    ユーザーにとってお得な情報を「3日間限定」「明日まで」など期限付きで提示することで、今すぐに友だち登録しようという気持ちにさせることがポイントです。

    上記であげたもののうち、よく利用されているのはクーポンです。

    クーポンの使い方やメリットは下記記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

    3. ターゲティング機能を活用する

    オーディエンスのセグメント化や興味関心の分析を行い、効果的なターゲティングを行いましょう。

    ターゲティングが上手くいっていないと、反応率やCVRに伸び悩む原因となります。

    そこでぜひ活用していただきたいのが、LINE公式アカウントの分析機能セグメント(絞り込み)配信機能です。

    分析機能は、自動でユーザー情報を分析してくれる機能であり、手動で行うよりも効率的にターゲティングができます。

    セグメント配信では、ユーザー情報で細かく分類したオーディエンスを選択し、配信します。

    すべての友だちへの一斉配信とは異なり、一人ひとりに必要な情報のみを配信できるので、反応率やCVRの向上が期待できるでしょう。

    また全体のメッセージ通数も節約できるため、コスト削減にもつながります。

    先ほどおすすめした分析機能、セグメント機能について、下記でメリットや使い方を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

    4. LINE広告やLINEプロモーションスタンプを活用する

    LINE公式アカウントでは、LINE広告やLINEプロモーションスタンプなどの多様なPR機能があります。

    運用目的やターゲット層に合わせた広告を作成し、効果的なPRを展開しましょう。

    出稿先が豊富であったり、自然な形でブランドをPRできたりと、自社の目的に合わせて使い分けてくださいね。

    LINE広告、プロモーションスタンプについては、下記に詳細を記載していますので、ぜひご確認ください。

    5. 認証済みアカウントになる

    認証アカウントになると、以下のメリットがあります。

    メリット

    ・LINEアプリ内で検索対象になる
    ・LINEアプリ内にアカウント情報やクーポンを掲載できる
    ・請求書決済ができる
    ・メンバーシップを利用できる
    ・アカウント満足度調査・リサーチ機能で、自由回答を設けられる
    ・友だち追加広告を使える

    ・便利な友だち登録ツールを使える

    友だち登録ツールとは、以下の2つです。

    • 販促用のポスターデータが使える
    • 有料のノベルティを購入できる

    ポスターデータや有料のノベルティには、自社アカウントのQRコードが印字されます。

    有料のノベルティは、三角ポップやショップカードなどがあるので、卓上に掲示したり、顧客に配布するのに便利です。

    また、認証済みアカウントになるとアカウント名の横にバッジが付きます。

    アカウントに対する信頼性が向上し、友だち登録してもらいやすくなります。

    認証済みアカウントの申請方法などについて、詳しい情報は以下の記事を参考にしてください。

    6. 可能な限りブロックされないようにする

    ブロックとは、ユーザーが特定のアカウントからメッセージを受け取りたくないと判断して、通知をオフにすることです。

    友だち登録者数がいくら増えても、ブロック率が高くなればメッセージの受信者は少なくなります。

    ブロックされないためには、配信頻度や時間を最適化するなどの工夫をしましょう。

    ブロックされない方法や対策については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

    7. 拡張ツールを使用する

    LINE公式アカウントは豊富な機能を備えたビジネスツールですが、運用していくうちに物足りないと感じてくるかもしれません。

    友だちのデータをもっと詳しく取りたい人や、もっと効率良く運用したいという人もいるのではないでしょうか。

    そのような方におすすめなのが拡張ツールです。

    拡張ツールとは、LINE公式アカウントと連携させることで、追加の機能が使えるようになる便利なツールのことです。

    拡張ツールにより以下のようなことが可能になります。

    できること

    ・セグメント配信
    ・リッチメニュー
    ・予約・申し込み
    ・商品販売・決済
    ・顧客情報管理
    ・分析

    ツールごとに拡張・拡充できる項目や強みは異なります。

    おすすめの拡張ツールについては以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

    LINEマーケティングの成功事例5選

    LINEマーケティングの成功事例を3つ紹介します。 

    成功事例

    【事例1】企業認知からファン化までを一元化「オルビス株式会社」
    【事例2】顧客情報をデジタル化「東急株式会社」
    【事例3】開封率・集客効果UP「株式会社資生堂」

    実践された活用方法を知って、個人・企業のマーケティング戦略に反映させましょう。

    またこの成功事例以外にも、LINE公式アカウント機能の上手な使い方を下記記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

    【事例1】企業認知からファン化までを一元化「オルビス株式会社」

    スキンケア商品を扱うオルビス株式会社は、ユーザーとのコミュニケーションを重視したダイレクトマーケティングに力を入れてきた企業です。

     LINE公式アカウントの導入も早く、今や友だち数3,400万人という大規模アカウントです。

    友だちを集めるために、LINEプロモーションスタンプを積極的に活用しており、無料配布を複数回行っています。

    イラストレーターや人気キャラクターとコラボしており、毎回好評なようです。

    集まった友だち登録者には、メッセージ配信やチャット機能を活用し、自社の商品をアピールすることで新規顧客を増やしています。 

    さらに、抽選でオンラインショップで利用できるポイントを付与するキャンペーンを実施し、ID連携を促し、自社の商品へのファン化を進めています。 

    オルビスのLINEマーケティングは、LINEの連絡手段やショッピング機能を使い、企業の認知からファン化までを一元化した事例です。

    ユーザー数が多く、様々な機能が1つのプラットフォームに統合されているLINEだからこそできたマーケティングだといえるでしょう。

    オルビス株式会社も活用したポイント付与については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ活用してみてください。

    【事例2】顧客情報をデジタル化「東急株式会社」

    東急株式会社では、鉄道事業の他にも、沿線を中心にスーパーマーケット「東急ストア」を展開しています。

    実店舗ということで、以前はオフラインでの接点がメインとなっていましたが、ユーザーのニーズをより明確に把握し、マスデータ化するためにLINE公式アカウントの導入を進めました。 

    LINE公式アカウント運用では、「友だち登録者数」「ID連携率」「ブロック率」の3点を重視しているそうです。

    友だちやID連携機能を用いたクーポン配信やポイント付与で、積極的に販促キャンペーンを行なっています。

    ブロック率には特に注目しており、数値によりユーザーの不満を可視化できるため、過度の告知やキャンペーンを抑える指標の1つになっています。

    LINE公式アカウントから得られる情報を元に、ユーザーのニーズをしっかりと分析することで、Push型とPull型のマーケティングをうまく使い分けている事例です。

    【事例3】開封率・集客効果UP「株式会社資生堂」

    大手化粧品メーカーである株式会社資生堂は、自社のWebサービスとLINE公式アカウントを連携させることで、集客効果を伸ばしている企業です。

    元々、資生堂ではMA(マーケティングオートメーション)ツール「Salesforce Marketing Cloud」を導入し、1対1のコミュニケーションを展開していました。

    加えて自社のWebサービス「watashi+(ワタシプラス)」を介し、会員向けに自社商品に関する様々な情報をメルマガ配信で提供していたのです。

    しかし、大量配信でPVは伸びたものの、メールの開封率の低下や大量のメールにうんざりした会員の解約が発生。

    そこで、MAツールと対応しているLINEに着目し、メールと併せてLINEをコミュニケーションプラットフォームとして導入しました。 

    ワタシプラスの会員IDとLINE IDを連携させ、顧客情報を一元化することで、大量のメールを配信せずとも一人ひとりの顧客に合わせた情報を自動で発信できるようになりました。  

    LINEという多くの人々の生活に根付いたプラットフォームを活用することで、顧客との関係性を深め、開封率・集客効果UPを達成できたのです。

    LINEマーケティングを最大限活用するならエルメ

    今回は、LINEマーケティングについて紹介しました。LINEマーケティングは、LINE公式アカウントを通じて、LINE上にて顧客にアプローチする手法です。

    LINE公式アカウントはユーザー数が多く、マーケティングに使える機能も豊富なため、効率良くCV・CVRの向上を図れます。

    ・自分たちでLINEマーケティングするのは難しい!
    ・拡張ツールで効果を最大限にしたいけど、何を使ったらいいか分からない!気軽に始めたい!

    と思う方は、まずはエルメを使ってみるのはいかがでしょうか?

    エルメは初心者の方でも直感的に操作できるように作りこんでいますし、集客から販売、分析までを一貫して管理することができます。

    またフリープランでも充分に機能を使うことができますし、どのプランでも初期費用0円、契約期間の縛りはありません。

    そのためお気軽に試す気持ちで、使ってみてはいかがでしょうか?

    なお「実際どのようにLINE集客をするか、どのように友だちの増やすか」については、株式会社ゴンドラが運営する「LIFT」の記事もおすすめです。本記事とあわせてお読みになることで、LINE集客や友だち集めへの理解がさらに深まりますので、ぜひ読んでみてください。

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