「友だちの反応率が悪いな……」
LINE公式アカウントを使っているときに、このように悩んだことはありませんか?
ひょっとすると自サイトへの誘導率が低いのかもしれません。
そんなときは『リッチメッセージ機能』を活用しましょう!
リッチメッセージとは画像・文字(テキスト)・リンク・クーポンを組み合わせてメッセージを作成できる機能を指します。
リッチメッセージならテキストメッセージよりも視覚に訴えかけることができます。
そのため情報をよりストレートに伝えることが可能!
その結果、テキストのタップ率、すなわち自サイトへの誘導率を高めることが期待できますよ。
そこでこの記事ではリッチメッセージのメリット・種類・作成方法・配信方法・注意点・企業の活用事例をご紹介します。
この記事を読んで、誘導効果の高いリッチメッセージを作成してくださいね。
- LINE公式アカウントのリッチメッセージの特徴
- 使うメリット
- リッチメッセージの作成方法
- リッチメッセージの活用方法
- リッチメッセージを配信できないときの対処法
- 使う際の注意点
- 企業の活用事例
- リッチメッセージの活用方法について動画で解説!
- LINE公式アカウントのリッチメッセージとは
- リッチメッセージと各メッセージの違い
- リッチメッセージにはなんと9種類ある!
- 無料です!リッチメッセージの作り方
- リッチメッセージ用の画像を上手に作る方法
- リッチメッセージの注意点!サイズに気を付けよう
- 無料で使える!リッチメッセージの活用方法
- リッチメッセージ画像を上手に使うコツ
- リッチメッセージを配信できないときの対処法
- 企業のリッチメッセージ活用事例をご紹介
- まとめ|リッチメッセージは重要な機能!
- LINE公式アカウントならエルメにお任せ!
リッチメッセージの活用方法について動画で解説!
LINE公式アカウントのリッチメッセージの活用方法について動画で解説しました!
リッチメッセージの種類から、具体的な活用事例についても詳しく解説していますので、是非チェックしてみてください!
LINE公式アカウントのリッチメッセージとは
まずはリッチメッセージ関する基本情報を解説いたします。
- リッチメッセージは無料で使える画像作成・配信機能
- 基本機能は3つ
- メリット
リッチメッセージは無料で使える画像作成・配信機能
リッチメッセージとは、『画像・文字・リンク・クーポン』を組み合わせて作成および配信ができる、無料機能のことです。
単純なテキストメッセージよりも視覚的にわかりやすく情報を伝えることができます。
新商品や、セール品など他商品と差別化が図れる商品の紹介に向いています。
ただ、LINE公式アカウントには画像を使ってメッセージを作成できる機能がたくさんあります。
リッチメニューやカードタイプメッセージがその例です。
リッチメッセージ・リッチメニュー・カードタイプメッセージの違いは後述いたします。
LINEのリッチメッセージ基本機能は3つ
リッチメッセージには3つの機能があります。
- 画像とテキストを合わせたコンテンツの作成
- アクション(リンク貼り付け)
- アクション(クーポン)
画像とテキストを合わせたコンテンツの作成

リッチメッセージでは画像とテキストを1つのコンテンツとして送信することができます。
上記の画像のように、左側に画像を右側に文字を入力することができるのです。
通常のメッセージ機能ではテキストと画像をそれぞれ別に送らなければなりませんでした。
しかしリッチメッセージであれば1つのメッセージにまとめて送ることができます。
そのことにより、より多くの情報を瞬時に伝えることが可能です。
それだけでなく、視覚的に情報を伝えられるために、情報の内容を理解しやすいです。
そのため、友だち(お客様)の望みや悩みに沿う画像を張り付けておけば、テキストメッセージを使うよりもリンクやクーポンへの誘導率が高めることが可能です。
なお、詳しくは後述しますが、リッチメッセージには9通りのパターンがあります。
先ほどの画像以外にも、4分割や6分割などもあります。自分の理想に合うパターンを見つけてくださいね。
アクション(リンク貼り付け)

リッチメッセージにはリンクを張り付けることができます。
リッチメッセージから自社の公式サイトに誘導したいときは、必ずリンクを張り付けておきましょう。
なお、このリンクはリッチメッセージには表示されません。
リッチメッセージをタップすることでリンク先に転送される仕組みになっています。
そのため、リッチメッセージ内に『商品の詳細はコチラから♪』といった文章を記入しておくと良いでしょう。
どういった書き方が一番誘導率を高められるかを探してくださいね。
アクション(クーポン)

リッチメッセージにはクーポンも使えます。
飲食店などであれば、『ウェルカムドリンク一杯無料』などをプレゼントすることで、友だち(お客様)からの反応率を高められるでしょう。
色々と工夫してみてくださいね。
ただし、この機能を使うには事前にクーポンを作成しておく必要があります。
クーポンは画面左の『クーポン』から作成できます。
画像が既にあるのであれば、数分でできます。
トライしてみてくださいね。
なお、クーポンの作り方に関しては以下記事にて解説しています。
ちなみに、LINE公式アカウントで使える機能はリッチメッセージだけではありません。
その他に使える基本機能に関しては以下にて詳しく解説しています。
20コもある基本機能やLINE公式アカウントの活用事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
リッチメッセージのメリットは2つある
リッチメッセージを使うメリットは2つあります。
- 簡潔に商品やサービスの魅力を伝えることができる
- リンク先への誘導率が高まる
簡潔に商品やサービスの魅力を伝えることができる
LINE公式アカウントの公式ホームページでは以下のように明記されています。
テキストでは長文になってしまう内容でも、画像や動画を使うことで少ない文字数で伝えることができるほか、商品やサービスの魅力も視覚的に訴求できます。ユーザーにも直感的な理解を促し、テキストのみのメッセージ配信よりも目に留まりやすという利点があります。
LINE for Business|【公式】リッチメッセージの活用法(2022年8月14日)
このように、リッチメッセージはテキストメッセージよりも目にとまりやすいと明記しています。
ただそうは言っても「ホントかな?」と疑問に思う人がほとんどのハズ。
そこで、実際に両方のメッセージを見比べてみましょう。
以下にリッチメッセージとテキストメッセージの両方を張り付けた画像をご用意いたしました。
左側がテキストメッセージと画像を合わせたもの。右側がリッチメッセージです。

いかがでしょうか。テキストメッセージだと、文章から画像に目を移す際に『間』がありますよね?
しかし、リッチメッセージであればその『間』がほぼありません。
そのため、画像から文章への『視線の移動』が途切れることなく行えます。
それに付け加えて、リッチメッセージだと文字が大きくて読みやすいです。
そのことによって文章に目が行きやすいですよね。
『視線の移動が途切れないこと・文字が大きくて目が行きやすいこと』。
この2点があることで、リッチメッセージの情報はテキストメッセージよりも目に留まりやすいのです。
もしも情報をより伝えやすくしたいのであれば、リッチメッセージを使ってみてください。
情報が伝わる確率を上げることで、友だち(お客様)からの反応が増えるかもしれませよ。
リンク先への誘導率が高まる
LINE公式アカウント公式ホームページでは以下のように記述されています。
通常のメッセージ配信で画像を添付した場合、タップしても画像が拡大表示されるだけですが、リッチメッセージは画像にリンク設定が可能です。キャンペーンページや商品ページなど、指定のページを案内したい場合に高い誘導効果が期待できます。
LINE for Business|【公式】リッチメッセージの活用法(2022年8月14日)
先ほどご紹介しましたようにリッチメッセージにはリンクを埋め込むことができます。
しかもそのリンクは画面に表示されません。
つまりリッチメッセージ内に『詳細はコチラ』のような文章を挿入しておくことで、画像のタップを促すことができるのです。
その結果、自サイトへの誘導を自然に行うことが可能。
公式サイトにもあるように『リッチメッセージをタップ』するだけで、自サイトへ移動させることができるわけですね。
非常に便利な機能ですので、ぜひ使ってみてください。
リッチメッセージと各メッセージの違い
リッチメッセージと似た機能で以下のものがあります。
- テキストメッセージ
- 画像・写真
- リッチビデオメッセージ
- リッチメニュー
- カードタイプメッセージ
ここではリッチメッセージに主観を置き、各機能との違いを解説していきますね。
リッチメッセージとテキストメッセージとの違い
リッチメッセージとテキストメッセージの違いは『ユーザーからの反応率』にあります。
リッチメッセージとテキストメッセージでできることを比べてみると、以下のようになります。
リッチメッセージ | テキストメッセージ |
---|---|
任意の画像にテキストを挿入できる テキストを太文字にできる テキストを斜体にできる テキストに下線部を引ける テキストの色を変更できる テキストの位置を変更できる テキストを前面や背面に移動できる リンクの張り付け クーポンの同梱 | 文章 リンク貼り付け スタンプ※ 写真や画像※ リッチメッセージ※ リッチビデオメッセージ※ 動画※ ボイスメッセージ※ リサーチ※ カードタイプメッセージ※ |
リッチメッセージだと、テキスト関連の操作以外にできることはあまりありません。
その一方でテキストメッセージのほうができることは多く、便利に見えるかもしれませんね。
しかしテキストメッセージは、文章とリンク貼り付け以外はメッセージと切り離して送付する必要があります。
そのためテキストメッセージでは『画像を見ながら文章も同時に読む』ということができません。
つまり「文章を読んでいる最中に離脱され画像や写真を見てもらえない」もしくは「画像や写真だけ見られて文章を読んでもらえない」おそれがあるわけです。
その結果、テキストメッセージは反応率が低くなる傾向にあります。
その一方で、リッチメッセージは文章と画像を同梱できることで、両方のコンテンツを同時に伝えることが可能です。
つまり、テキストメッセージよりも全体的な視認率を高めることができるわけですね。その結果、クリック率の向上が期待できます。
リッチメッセージと画像・写真との違い
リッチメッセージと画像・写真との違いは、LINE公式アカウント(LINE Official Account Manager)上で画像に文字を入れられるか否かにあります。
リッチメッセージであれば既成画像に文字を入れられますが、画像や写真機能では既成画像をそのまま送ることしかできません。
既成画像に文字を追加したいときは、リッチメッセージを使ってくださいね。
リッチメッセージとリッチビデオメッセージの違い

リッチメッセージとリッチビデオメッセージの違いは、画像と動画にあります。
リッチメッセージは『画像・テキスト・リンク・クーポン』を同封させる機能、リッチビデオメッセージは動画とリンクを同梱させる機能を指します。
リッチメッセージとリッチビデオメッセージは名前が似ているためにややこしいですが、要するに「リッチメッセージは画像、リッチビデオメッセージは動画のことだな」と認識すればOKです。
画像を送付したいときはリッチメッセージを、動画を送りたいときはリッチビデオメッセージを使いましょう。
なおリッチビデオメッセージに関しては以下の記事で解説しています
参考にしてくださいね。
リッチメッセージとリッチメニューとの違い

リッチメッセージとリッチメニューとの違いは、「配信」される形式であることです。
リッチメッセージはその名の通り、メッセージとして相手に配信する機能を指します。
その一方で、リッチメニューは常にトークルームの下に表示される広告のような機能となります。
リッチメッセージはメッセージとして扱われるので、友だちにはプッシュ通知の形で届きます。
したがって常に表示されているリッチメニューよりもプッシュ型の特徴があります。
リッチメニューは配信されるメッセージ機能とは異なり、プッシュ通知などがない分友だちの注意は引きにくいですが配信数を減らすことなく、常にセールスや告知をすることができます。
いわゆるプル型の施策と言えますね。
使用方法 | リッチメッセージ | リッチメッセージ |
---|---|---|
単体での配信 | 可能 | 不可 |
すべてのメッセージかつ自動的に表示させる | 不可 | 可能 |
期間限定情報など更新数が多い内容はリッチメッセージで、店舗情報や採用情報などあまり変化しないものはリッチメニューで表示させるのが良いでしょう。
ちなみに、リッチメニューは会員制サービスなどでは会員メニュー画面として利用することもできます。
そんなリッチメニューに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
チェックしてみてくださいね。
リッチメッセージとカードタイプメッセージとの違い
カードタイプメッセージは、複数ある商品やコンテンツを左右にスライドできるカードで紹介することができるメッセージです。
リッチメッセージだと、どうしても一度に配信できる情報が限られてしまいます。
もしも複数の商品を一度に紹介したいのであれば、カードタイプメッセージのほうが有効な配信方法となります。
また、リッチメッセージとは異なり、画像とテキスト情報を一緒に送信が可能なため、商品がイメージしやすく情報も整理された状態での配信が可能となります。
ただし、カードタイプメッセージは宣伝色が強い機能のため、ブロックされるきっかけになってしまうかもしれません。
カードタイプメッセージは適度に利用するのが良いでしょう。
なおカードタイプメッセージに関しては以下の記事で紹介しています。
参考にしてくださいね。
リッチメッセージにはなんと9種類ある!

リッチメッセージとその他メッセージの違いがわかったところで、リッチメッセージの種類を解説いたします。
そう言いますのも実は、リッチメッセージにはテンプレート(画像の張り付け方)が9種類もあるのです!
- 1枠|カスタム(サイズは たて 520~2080px×よこ1040px)
- 1枠|正方形(サイズは たて 1040px×よこ 1040px)
- 2枠|均等にたて2分割(1つ当たりのサイズは たて 1040px×よこ 520px)
- 2枠|均等によこ2分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 1040px)
- 3枠|均等によこ3分割(1つ当たりのサイズは たて 340px×よこ 1040px)
- 3枠|特殊3分割その1
- 3枠|特殊3分割その2
- 4枠|均等に4分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 520px)
- 6枠|均等に6分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 340px)
1枠|カスタム(サイズは たて 520~2080px×よこ1040px)

カスタムとは簡単に言えば、たてに長い画像を指します。
具体的には作成済みのポスターやB4をそのままアップロードできるテンプレートのことです。
力作のポスターをLINE公式アカウントで配信するのも面白いですよね。
ポスターだけでなく、お歳暮や年賀状のメッセージとして使うのもありかもしれません。
ただし、他のパターンとは異なりLINE公式アカウント上でテキストを挿入することはできません。
したがってカスタムで文字を挿入したいのであれば、事前に文字を入力しておかなければなりません。
気を付けてくださいね。
1枠|カスタムのリッチメッセージ作成例

カスタムは少し使いづらいサイズなのですが、メニュー表など縦長になりやすいリッチメッセージに使うとよいでしょう。
具体的に言いますと背景を写真西し、その下に簡単な自己紹介や予定プランを掲載するイメージです。
すると自然な仕上がりになります。
ポイントは情報・文字を詰め込みすぎないこと。
詰め込みすぎると圧迫感が出て、読みづらくなります。
全体のバランス、余白を意識しながら作成してください。
1枠|正方形(サイズは たて 1040px×よこ 1040px)

正方形のリッチメッセージに画像とテキストを表示するタイプです。
画像を一番大きく表示できるタイプですね。
画像を強調したいときには、このタイプを選ぶと良いでしょう。
ただ、リッチメッセージはテキストのサイズを調節することができません。
そのため、正方形で画像と文字をかぶらないようにするためには、画像を縮小させる必要があります。
画像の拡大および縮小はできますので、必要に応じて調節してくださいね。
1枠|正方形のリッチメッセージ作成例

正方形タイプでは、イメージ広告のような使い方をするのがおすすめです。
上記画像のように、まずは大きな1枚写真を掲載。
そして簡単なキャッチコピーと、全体のバランスを損なわない程度に商品をPRするのがよいです。
するとおしゃれなデザインになります。
このおしゃれ感が友だちの目を引き、クリック率を向上させてくれるかもしれません。
もちろん、使う1枚絵は風景やモデルではなく商品でもOKです。
ただし売り込み感が強すぎると敬遠されるかもしれませんので、お気を付けください。
2枠|均等にたて2分割(1つ当たりのサイズは たて 1040px×よこ 520px)

リッチメッセージを縦に2分割したタイプですね。
正方形のときよりもバランスよく画像とテキストを配置することができます。
正方形を使って「ちょっとイメージと違うな」と感じたときはこのタイプを使ってみてくださいね。
2枠|均等にたて2分割のリッチメッセージ作成例

たて2分割タイプをリッチメッセージに使う場合は、関連製品またはキャンペーン商品を1度に2つ紹介するときがよいでしょう。
左側に第1弾・右側に第2弾を紹介すれば、商品を違和感なくPRできます。
もちろん関連製品・キャンペーン商品だけでなく、新旧商品を『VS.形式』で掲載するのも面白いです。
気を付けるべきは、あまりにも関係のない商品を並べてしまう(左に犬の写真・右に黒のレザージャケットの写真など)と、全体のバランスが一気に崩壊してしまうこと。
バランスが少しでも崩れると違和感が発生し、反応率が下がるかもしれません。
掲載写真は慎重に選んでくださいね。
2枠|均等によこ2分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 1040px)

先ほどは縦に2分割しましたが、今回は横に2分割しています。
2分割ということで正方形よりも使いやすいですよ。
縦の2分割でしっくりこないときは、横の2分割を試してみましょう。
2枠|均等によこ2分割のリッチメッセージ作成例

よこに均等に2分割したタイプでは、Before・After形式でリッチメッセージを作成するとよいです。
具体的に言うと上記画像のように、上にサービスを受ける前・下にサービスを受けた後の状態を指し示す画像を掲載すればOK。
サービスの必要性や有益性を自然にPRできます。
このときのポイントは、文字ではなく画像でサービスの質の高さがわかるようにすること。
写真でわかるようにすることで、サービス質の高さを誰でも直感的に理解できるようになります。
その結果、思わずクリックしたくなるリッチメッセージを作れます。
3枠|均等によこ3分割(1つ当たりのサイズは たて 340px×よこ 1040px)

正方形タイプを横に3分割したタイプです。
2分割よりも分割数が多いため、より多くの情報を載せることができます。
「画像をもう少し使いたいな」というときは、この3分割を使ってみてくださいね。
3枠|均等によこ3分割のリッチメッセージ作成例

均等に横3分割のタイプをリッチメッセージに使うときは、1つのサービスを3つの視点から紹介する形式がよいでしょう。
例えば上記画像でいえば、一番上が売却・中央がキャンペーン詳細・一番下が購入の構成になっていますよね。
1つのサービスのみを解説することによってリッチメッセージに統一感が出て、居心地のよいデザインになっています。
その結果、この画像から目をそらされる確率は下がることでしょう。
もちろん配信目的に応じて、複数のサービスを掲載するのもOKです。
状況に応じて臨機応変に使いましょう。
3枠|特殊3分割その1

正方形を特殊に横3分割したものです。具体的には以下のように3分割しています。
- たて 520px×よこ 1040px
- たて 260px×よこ 1040px
- たて 260px×よこ 1040px
要するに一番上は2分割したときのサイズで、下2つは2分割したサイズをさらに横2分割にした大きさになります。
一番上に張り付けた画像の説明やサブタイトルを挿入したいときに適しているタイプと言えます。
横長のメッセージを使いたいときに、使ってみてくださいね
3枠|特殊3分割その1のリッチメッセージ作成例

特殊3分割その1でリッチメッセージを作成するのであれば、CVを積極的に狙う構成に使うのがおすすめです。
例えば上記画像でいえばクリスマスケーキの宣伝が一番上、そのクリスマスケーキの種類が2番目・一番下に予約ページへの誘導を記載していますよね。
一番上に伝えたいこと・真ん中にストロングポイント・一番下にCV誘導を設置することで、無理なくCVを狙える構成になっています。
ストロングポイントをあえてサイズの小さい真ん中に据えることで、売り込み感が小さくなっているからです。
そのため押し売り感がなく、スムーズにCV誘導ができます。
自社・自商品・自サービスのストロングポイントをさりげなくPRしたいときに、使ってみてください。
3枠|特殊3分割その2

こちらも特殊に3分割したものになります。
具体的には以下のように3分割しています。
- たて 520px×よこ 1040px
- たて 520px×よこ 520px
- たて 520px×よこ 520px
一番上のサイズは横に2分割した大きさ、下2つは2分割したサイズをさらに縦2分割した大きさになっています。
3枠|特殊3分割その2のリッチメッセージ作成例

一番上に張り付けた画像とは別の画像を張り付けたいときには、コレを使うと良いでしょう。
特殊3分割その2をリッチメッセージに使うのであれば、複数の情報を掲載しましょう。
一番上にリッチメッセージで一番伝えたいことをキャッチコピー感覚で書き、そのキャッチコピーの具体例を下2つの画像で提示するというイメージです。
そうすることで『何がどうなっているのか』を直感的にPRできます。
そして一番上の画像にてクーポンや割引情報を掲載することで、『下2つの商品が今はお得です』と、さりげなく宣伝できます。
新商品や粗利益率が高い商品などは、この手法でPRするとよいでしょう。
ここでのポイントは、割引情報を載せるのであれば期限を明示すること。
期限を明示することで割引情報に限定性が付与され、クリック率・CVRの向上を期待できます。
4枠|均等に4分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 520px)

正方形タイプを4分割したものです。
様々な情報を掲載したいときには、このタイプを使うと良いでしょう。
たとえば『予約は左上』『店舗情報は右上』『自社サイトTOPは左下』『採用情報は右下』のように使うのがおすすめです。
一番使いやすい組み合わせを見つけてくださいね。
4枠|均等に4分割のリッチメッセージ作成例

均等に4分割したリッチメッセージを使うときは、共通点のある複数の商品を掲載するとよいでしょう。
例えば上記画像では、栗関連商品のみをPRしていますよね。
そのためリッチメッセージに統一感が出て、バランスを取りやすくなっています。
それだけでなく、様々な栗商品があることを4つの画像にて提示していますので、栗好きの人にはたまらないリッチメッセージとなっています。
このように複数の商品を紹介しつつも、1つのジャンルに特化してPRをしたいときは4分割のリッチメッセージを使うのがおすすめです。
6枠|均等に6分割(1つ当たりのサイズは たて 520px×よこ 340px)

正方形タイプを6分割したものです。具体的には正方形を縦に2分割し、それぞれを縦に3分割したサイズとなります。
4分割よりもより多くの情報を載せられるのが魅力的です。
ただし1つ1つのサイズが小さくなりますので、プレビューで文字の大きさ等を必ずチェックするようにしましょう。
6枠|均等に6分割のリッチメッセージ作成例

均等に6分割したリッチメッセージを使うときは、いろいろなジャンルの商品を掲載するのがよいです。
この画像を使ってみるとわかるのですが、先ほどの4分割のように1つのジャンルに特化させたリッチメッセージを作ると少ししつこい印象になります。
そのため6分割のリッチメッセージを使うときは、あえてジャンルをばらけさせた商品を掲載するのがおすすめです。
そうすることで、品ぞろえの豊富さを直感的にPRすることができます。
無料です!リッチメッセージの作り方
リッチメッセージの作成方法は以下の通りです。
- LINE公式アカウントにログイン
- アカウントを選択
- 画面左『リッチメッセージ』を選択
- 画面右上『作成』を選択
- 『タイトル』を選択
- 『テンプレート』を選択
- 画像をアップ
- テキストを挿入
- 必要に応じて画像の色を選択
- 必要に応じて背景に画像を挿入
- 『適用』を選択
- 必要に応じて『リンク』を選択
- 必要に応じて『クーポン』を選択
- 『保存』を選択
1.LINE公式アカウント(LINE official Account Manager)にログイン

まず、LINE公式アカウント管理画面(LINE official Account Manager)のログインページにアクセスをしましょう。
そしてLINE公式アカウント管理画面にログインしてください。
2.アカウントを選択

リッチメッセージを作成するアカウントを選択しましょう。
画像でいえばエルメアカウントを選びます。
3.画面左『リッチメッセージ』を選択

画面左にある「リッチメッセージ」を選択しましょう。
リッチメニューではありませんので気を付けてくださいね。
4.画面右上『作成』を選択

画面右上にある「作成」を選択しましょう。
緑色のボタンですので、すぐにどれかわかりますよ。
5.『タイトル』を選択

リッチメッセージの設定画面を開いたら、まずはタイトル名を入力しましょう。
このタイトル名は友だちに表示されませんので、安心して記入してくださいね。
6.『テンプレート』を選択

リッチメッセージ用の画像を作成済みの場合は、そのリッチメッセージに合わせてテンプレートを選択しましょう。
例えば正方形型のリッチメッセージを作ったのであれば、正方形のテンプレートを選べばOKです。
『画像をアップロード』をクリック

作成したリッチメッセージ用の画像をアップロードしましょう。
ただし、テンプレートごとに定められた規定サイズを超えている画像は使えません。
気を付けてくださいね。
『画像を作成』をクリック

もしも画像を作成していないのであれば、画像を作りましょう。
その際は、まず『画像を作成』をクリックしてください。
そして以下の手順に沿って画像を作りましょう。
『テキストを追加』をクリック

テキストを入力しましょう。
テキストが見切れないように適宜改行を使ってうまく調節してください。
ちなみに、入力したテキストに対しては以下の設定ができます。
- 文字サイズの拡大・縮小
- クリック&ドラッグによる文字位置の調整
- 太字
- 斜体
- 下線
- 文字の色
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- 上揃え
- 中央揃え
- 下揃え
- 背面に移動
- 前面に移動
ココでの注意点は、フォントの変更はできないということ!
形式ばったフォントしか選択できませんので、リッチメッセージに雰囲気が出ません。
それがイヤな場合は、Photoshopなどのツールで画像を作成するのがおすすめです。
画像のアップロード

画像をアップロードしましょう。
基本的には空や海、森林など背景でよく使われる画像を使うとGoodです。
pixabayなどを使って、フリー画像を調達してくださいね。
ちなみに、アップロードした画像は拡大・縮小ができますので、比較的自由に選べますよ(比率の変更は不可)。
ただし、アップロードできる画像は『JPG・JPEG・PNG』の3種類のみですので、ご注意ください。
背景の色を選択

必要に応じて背景に色を入れましょう。
ただ使い方によってはリッチメッセージが微妙になってしまうおそれがあります。
バランスを見ながら使ってくださいね。
『枠線を追加』をクリック

作成した画像の周りに枠線を入れましょう。
具体的に言いますと、以下の中から枠線を設定できます。
- 枠線の太さ(5段階)
- 枠線色(カラーコード記入可能)
- 左枠線
- 上枠線
- 右枠線
- 下枠線
- 外枠
かなり自由に設定できますので、必要に応じて設定してくださいね。
もちろん、不要な場合は無しでもOKです。
『ファイルに保存』をクリック

『ファイルに保存』をクリックし、作成したリッチメッセージをパソコンに保存しましょう。
何かの間違いで画像を消してしまうかもしれませんので、必ずファイルとして保存しておいてくださいね。
『適用』を選択

リッチメッセージ本体が完成したら、『適用』を選択しましょう。
これでLINE公式アカウント管理画面にてリッチメッセージ画像を作れました。
『アクション』を設定

リッチメッセージ画像をアップロードできたら、アクション※を設定しましょう。
※リッチメッセージをタップしたときに作動させる機能のこと。
ここで設定できるのは以下2つのどちらかです。
- リンク
- クーポン
リンクを設定した時はURLおよびアクションラベル※を記入しましょう。
※音声読み上げ機能付きのテキストのこと。
未対応端末では表示のみされます。
100文字まで入力可能。
その一方でクーポンを選んだ場合は、LINE公式アカウント管理画面にて作成したクーポンおよびアクションラベルを設定してください。
クーポンの作成方法に関しましては以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
ちなみに、どちらも設定しなかった場合は、設定なしになります。
基本的にはリンク・クーポンのどちらかを設定し、自サービスに誘導するのがおすすめです。
『保存』を選択

リンクおよびクーポンを設定し終えたら、『保存』を選択しましょう。
これでリッチメッセージの完成です!
また、リッチメッセージ保存後は右端にある『⁝(設定メニュー)』より、コピーおよび削除が可能となっています。
リッチメッセージを整理するときは、ココを押してくださいね。
リッチメッセージ用の画像を上手に作る方法
リッチメッセージの作り方自体は簡単なのですが、画像作成に苦戦する人も多いはず。
「せっかく作ったのに、反応率が悪い……」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこでここではリッチメッセージの画像作成におけるコツを解説いたします。
- 行動を促す文字を入れる
- 文字の量に気を付ける
- 使用する色に気を付ける
行動を促す文字を入れる
リッチメッセージの画像内には、行動を促す文字を必ず入れましょう。
そうすることで申し込みの取りこぼしを防げるからです。
例えば以下2つの画像があったとき、読者がスムーズにクリックするのはどちらでしょうか。

どう見ても左側の画像ですよね。
左側の画像には『今すぐ予約する』と言うボタン的な文字が表示されているため、『予約をしたいときはココをタップすればいいんだな』と直感的にわかるからです。
しかし右側の画像では、予約に関する指示出しがありません。
そのため、この画像を見た友だちは「予約したいときは、どうすればいいの?」と困惑することでしょう。
その結果、予約の取りこぼしが起こるおそれがあります。
同じ画像・文字で宣伝しているのに、これではもったいないですよね。
したがってリッチメッセージの画像を作るときは、必ず『予約はコチラ』のような文字を記載してください。
そうすることで、クリック率・CV件数が大きく変わります。
文字の量に気を付ける
リッチメッセージを作成するときは、文字の量に気を付けましょう。
文字、つまりは情報量が多すぎると一番伝えたいことが伝わらないかもしれないからです。
事実、以下2つのメッセージを見たとき、どちらの方が「予約するとお得なんだ」ということがわかりやすいでしょうか

左側の画像の方が、予約に関するお得感がストレートに伝わりますよね。
記載事項が予約に関することに絞られており、無駄な情報がかかれていないからです。
そのため友だちが向けるベクトルは『予約』に関することのみとなり、「予約してください!」と言うコチラの思惑通りに行動する確率が高くなります。
リッチメッセージ画像を使う際は情報をあれもこれもと敷き詰めるのではなく、1点に集中させるようにしましょう。
そうすれば友だちはその情報に集中しやすくなり、コチラが望む行動をしてくれる確率が上がります。
使用する色に気を付ける
リッチメッセージ用の画像を作成するときは、使用する文字に気を付けましょう。
色使いで見やすさが変わるからです
例えば同じ内容のメッセージでも以下2つのデザインだと、どちらの方が見やすいでしょうか。

どう見ても左側の画像の方が、見やすいですよね。
画像の色使いに統一感があり、違和感や嫌悪感がまったくありません。
そのため思わず目がいってしまい、無意識に画像に2~3秒注目してしまいます。
すると、画像内に記載された文字がだんだん気になりますよね。
デザインを一通りチェックし終わると、無意識に文字に目がいってしまうからです。
そして、その文字を読むうちに情報(割引情報)などが気になり、「試してみようかな」という気になります。
この気持ちがクリックのトリガーとなります。
その一方で右側の画像は色遣いがメチャクチャで、刺激的な色使いですよね。
そのため、じっと見つめるのが少し辛い印象があります。
そうなりますと、本能が「この画像を見るのはイヤだな」と感じ、視線を外します。
つまり色使いがきっかけで、文字・情報を拾ってくれなくなるということ。
仮に文字を拾ってくれたとしても背景が赤で文字が薄紫なため、非常に読みにくいですよね。
そのため、画像内にちりばめた情報を友だちは理解しきれません。
そうなれば友だちはクリックすべき理由に気づけなくなります。
その結果、クリック率は下がるのです。
このように同じ情報を画像内に記載したとしても、色使い1つでキチンと目を通してもらえるのか、そしてクリックしてもらえるのかが変わってしまいます。
したがってリッチメッセージを作成する際は、クリックされることを目標とし、作成するのがよいです。
そしてクリックしたくなる画像のコツですが、基本的にはシンプルなデザインにし、あなたが訴求したいメッセージのみを目立たせるのがよいです。
派手な色を全体に使うことで違和感が生まれるわけですから、ベースの色は薄灰色など、目に負担がかかりにくいものがおすすめです。
そして50%OFFなどといった訴求ポイントにのみ目立つ色(薄紫や赤など)を使ってください。
周りがシンプルな分訴求ポイントのみが目立ち、注目されやすくなります。
こうすることで、画像内であなたが真に伝えたい情報を拾ってくれる確率は劇的に高まります。
リッチメッセージの注意点!サイズに気を付けよう
非常に便利なリッチメッセージですが、注意点もあります。それは以下の4点です。
- アップできる画像にはサイズなど条件がある
- 作成済みリッチメッセージをもう一度加工することができない
- 拡大表示ができない
- 文字のフォントを選べない
アップできる画像にはサイズなど条件がある
アップできる画像は以下のように条件が決まっています。
- 画像サイズ(正方形の場合):1040px ×1040px
- ファイル形式:JPG・JPEG・PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
リッチメッセージで使える画像にはこのように条件が決まっています。
画像を作成するときは、サイズや形式に気を付けてくださいね。
なお、サイズに関しては選ぶテンプレートによって異なります。
各テンプレートのサイズ条件の詳細は次でご紹介していますので、参考にしてくださいね。
作成済みリッチメッセージをもう一度加工することができない
一度保存したリッチメッセージをもう一度加工することはできません。
どういうことかといいますと、まずは下記の画像をご覧ください。

画像のように、作成済みのリッチメッセージで『作成ボタン』を押すと白紙の状態になります。
つまり、作成済みの状態から改めて加工することはできないのです。
「ココを直したいな」と思う個所が後日に見つかっても、直せないわけですね。
そのため、修正箇所を見つけたときは、最初から作成し直さなければなりません!
コレって大変不便ですよね。
近いうちに修正される点でしょう。
しかし現時点(2022年8月14日)では、『作成済みリッチメッセージの修正および加工』はまだできません。
このことを知っておかないと、何度もやり直す羽目になります。
気を付けてくださいね。
拡大表示ができない
送信したリッチメッセージは拡大表示させることができません。
LINEチャットでは画像に対してスワイプ操作ができないからです。
そのため4分割や6分割等のテンプレートを使用すると、画像が小さくてよく見えないおそれがあります。
4分割や6分割など画像が小さくなりやすいテンプレートを利用する際は、配信する前にプレビューで見え方をきちんとチェックしましょう。
文字のフォントを選べない
リッチメッセージでは挿入する文字のフォントを選ぶことができません。
そのためアップした画像によってはデザインのバランスが一気に崩れるおそれがあります。
リッチメッセージのデザイン性を意識するのであれば、別の画像加工ツールでフォントを調整してくださいね。
無料で使える!リッチメッセージの活用方法
リッチメッセージの使い方はとても簡単です。
リッチメッセージはどのメッセージでも使えますが、ここでは『メッセージ配信でリッチメッセージを使う場合』をご紹介しますね。
具体的には以下の流れで使います。
- 画面左にある『メッセージ系』を選択
- 画面右上『作成』を選択
- 『配信先』を選択
- 『配信日時』を選択
- 『高度な設定』を選択
- 『リッチメッセージ』を選択
- 『配信』を選択
なお、クリック率を高めるのに効果的なリッチメッセージの使い方が知りたい人は『5.高度な設定』をチェックしてくださいね。
画面左にある『メッセージ系』を選択

画面左上にあるメッセージ系のどれかを選択しましょう。
なお上述しましたが、リッチメッセージはすべてのメッセージで使えます。具体的には以下のメッセージで使えますよ!
- メッセージ配信(一斉配信)
- ステップ配信
- 応答メッセージ(自動返信)
- AI応答メッセージ(自動返信)
この4つで使えます。
どのメッセージでも使えますので、ドンドン使って友だち(お客様)からの反応を確かめてくださいね。
なお、ここでは『メッセージリスト』をクリックした場合の手順を解説いたします。
画面右上『作成』を選択

メッセージを選んだら、画面右上にある『作成』を押しましょう。
どのメッセージを選んだとしても、作成ボタンは右上にありますよ。
『配信先』を選択

配信先を選びましょう。
一斉配信をする際は『すべての友だち』を選択しましょう。
ちなみに、『絞り込み』とはセグメント配信を意味します。
特定の友だちに対してのみリッチメッセージを送信したいのであれば、絞り込みを選択してくださいね。
なお、セグメント配信については以下の記事で詳しく解説しています。
クリック率の高いリッチメッセージをさらに効果的にするには、客層別に送信をするセグメント配信が一番です。
『配信日時』を選択

配信日時を選択しましょう。
たとえばビジネスマンをターゲットにしているのであれば、通勤や退勤の時間帯を狙うと良いでしょう。
時間帯にこだわりがないのであれば『今すぐ配信』にチェックを入れてくださいね。
『高度な設定』を選択

必要に応じて高度な設定をしましょう。
必要に応じて高度な設定をしましょう。
具体的に言いますと、以下3つの中から1つもしくは複数を選択できます。
- LINE VOOMに投稿する
- 配信メッセージ数の上限を指定する
- A/Bテストを作成
ただし、ココでは注意点があります。
1つは『LINE VOOMに投稿する』と『A/Bテストを作成』は同時に選択できないということ。
そのためLINE VOOMへの投稿物はA/Bテストをすることができません。
また、『A/Bテストを作成』に関してはターゲットリーチ数(友だち登録者数)が5,000人以上でなければ使えません。

最初のころは使えませんので、気を付けてくださいね。
『リッチメッセージ』を選択

作成したリッチメッセージを選択しましょう。
選択した後は右のプレビューでどのように表示されているかを確認してくださいね。
なお、リンクを挿入していれば画面をクリックすることでリンクURL先に移動します。
リンクが正常に張られているかもチェックすると良いでしょう。
『配信』を選択

すべての設定を終えたら、『配信』を選択しましょう。
これでリッチメッセージを使う(配信する)ことができますよ。試してみてくださいね。
リッチメッセージを配信する方法はわかりますが、LINE公式アカウントで実際どのように活用されているのか気になりますよね?
エルメ公式LINEアカウントでは、リッチメッセージを使った有益な情報を日々発信していますので、ぜひ登録して体験してください!
もちろん無料で登録できるので、リッチメッセージだけでなく自社の公式LINEアカウント運用にお役立てください!
リッチメッセージ画像を上手に使うコツ
リッチメッセージを配信するときは以下のことを意識・実行し、上手に配信しましょう。
- LINE VOOMに投稿する
- セグメント配信する
- A/Bテストを活用する
- 配信内容を明示する
- 配信頻度を調整する
- 最適な配信時刻を見つける
- クーポンを配布する
LINE VOOMに投稿する
作成したリッチメッセージ画像はLINE VOOM※に投稿しましょう。
※LINE上にて、TikTok・Instagramのように画像・動画・メッセージを投稿できる機能のこと。
より多くの人に宣伝できるからです。
どういうことかと言いますとLINE VOOMであれば、あなたが投稿したリッチメッセージは友だち以外の人にも見てもらえるのです。
従来のLINE公式アカウントですと、あなたが配信したメッセージ・画像・動画は、友だちにしか届きませんでしたよね。
そのためLINE公式アカウントは非常にクローズドなツールであり、宣伝効果が低いという欠点がありました。
それを補うのがLINE VOOMです。
作成したリッチメッセージ画像をLINE VOOM上にて配信することで、非常に多くの人に見てもらえます。
そもそもリッチメッセージ画像は作るのに時間がかかります。
そのため友だちにだけ配信をするというのは、もったいないです。
LINE VOOMにも投稿して、どんどん再活用していきましょう。
LINE VOOMに関しては以下の記事で解説していますので、ご参考ください。
セグメント配信する
リッチメッセージを配信するときは、セグメント配信※も活用しましょう。
※セグメント配信とは年齢・性別などといった属性をもとに、配信対象を絞る機能のこと
配信対象によって配信すべきリッチメッセージ画像が変化するからです。
例えば以下の属性を持った人にリッチメッセージを配信するとします。
- 女性
- 20代
- お酒が好き
- 苦いものは苦手
そのときワインとコーヒーであれば、配信すべきリッチメッセージはどちらでしょうか。
どう考えてもワインですよね。
お酒が好きなのであれば、ワインなどのアルコール商品をPRすべきです。
そして苦いものが苦手なのであればコーヒーを丁寧に宣伝しても、クリック率・CVRは芳しくないことは想像に難くありません。
コーヒーの宣伝をするのであれば、コーヒー好きの人に配信すべきですよね。
このように、配信相手の属性で配信すべきリッチメッセージは大きく変わります。
そして配信対象者に最適化したリッチメッセージを送信すれば、クリック率・CVRは間違いなく上昇します。
したがってリッチメッセージを配信するときは、セグメント機能も使うべきです。
そうすれば、同じ内容のリッチメッセージでも最終的な売り上げに差が出ます。
A/Bテストを活用する
先ほどチラッと出てきましたが、リッチメッセージを配信するときは、A/Bテスト機能※を活用しましょう。
※A/Bテストとは1つ(タイトルや画像など)のみを変更して、それ以外はすべて同じにし、両者の結果(CVなど)を比較する手法のこと。
対象者に配信するとき、何が最適解なのかを把握しやすいからです。
先ほどセグメント配信において、ちょっとしたことで配信すべき内容が変わることがわかりましたよね。
実は、それは配信対象者に限らずリッチメッセージ自体にも同じことが言えます。
例えば『リッチメッセージの画像を作成するコツ』で解説しましたように、リッチメッセージの画像は以下のことでかなり印象が変わりましたよね。
- 色使い
- 文字量
- 誘導文
仮に3つの要素にてそれぞれ3パターンを用意したとしますと、組み合わせは以下のようになります。
要素 | パターンA | パターンB | パターンC |
---|---|---|---|
色使い | 1 | 2 | 3 |
文字量 | 4 | 5 | 6 |
誘導文 | 7 | 8 | 9 |
上記を見てわかりますように、たった3つの要素に対して3パターン用意しただけなのですが、それでも合計で9通りあることがわかりますよね。
そしてセグメント配信のように、ちょっとしたことで結果は大きく変わります。
そのことを考えますと、各組合せにてクリック率やCVRに差が出てくることは容易に想像できます。
どうせリッチメッセージを配信するのであれば、最上の結果を得たいですよね。
そして、その最適な把握の仕方がA/Bテストなのです。
A/Bテストは1つの要素のみを変更し、結果を比較する手法ですので、かなり正確に最適解を把握できます。
A/Bテストを繰り返し、あなたの友だちが最も反応する組み合わせを見つけてくださいね。
そうすれば、売上・利益を向上させられます。
配信内容を明示する
リッチメッセージを配信する前に、あなたのLINE公式アカウントにて配信する情報の内容・傾向を明示しておきましょう。
そうすることであなたのLINE公式アカウントの有益性・必要性を友だちにPRできるからです。
その結果、ブロックされる確率を下げられます。
まず根本的な話になりますがLINE公式アカウントにおいては、ブロックをされてしまうとコチラのメッセージはその友達に一切届かなくなります。
どれだけその友達のことを思ってリッチメッセージを作成しても、有益で素晴らしい内容であったとしても、問答無用で拒絶されます。
そのためリッチメッセージを配信する以前に、ブロックされることをまずは避けなければなりません。
そして、その方法が配信内容をPRするということ。
例えば以下のように配信内容を明示している場合と、そうでない場合とでは、どちらの方が「友だちとしてのつながりを保とう」と思うでしょうか
【配信内容を事前告知している例】
このLINE公式アカウントでは○○に関する専門的な情報を配信していきます。
具体的に言いますと専門家へのインタビュー・現場の一次情報・5年分のレポーティングなどを配信していきます。
このLINE公式アカウントでしか手に入らない情報をメインに配信していきますので、楽しみにしていてくださいね。
【配信内容にあまり触れていない例】
このLINE公式アカウントでは限定性が高い情報を配信していきますので、楽しみにしていてくださいね。
前者の方が「つながりを保っておこう」と思いますよね。
配信される情報の傾向を明示していますので、このLINE公式アカウントの必要性・有益性が暗に伝わっているからです。
しかし、後者にはそれがまったくありません。
これから何が配信されるのかのイメージが全然わきませんよね。
その結果、友だちは後者のLINE公式アカウントの必要性・有益性を理解できず、ブロックされる確率が高まるのです。
したがってLINE公式アカウントにてリッチメッセージを配信する場合は、まずブロックをされないよう、配信内容・傾向を可能な限り具体的に明示しておきましょう。
そうすることでブロック率が下がり、あなたが時間をかけて作成したリッチメッセージが届く確率も必然的に上がります。
なお、メッセージの上手な作り方は以下の記事で解説しています。
配信頻度を調整する
配信頻度を調整しましょう。
余りにも頻繁にメッセージを配信すると疎ましく思われ、ブロックされるかもしれないからです。
例えば想像してみてほしいのですが、1時間ごとにメッセージが届くLINE公式アカウントをどう思いますか?
かなり鬱陶しいですよね。
仮に1通読んだとしても1時間後にはまた通知が来ているわけですから、落ち着かないはずです。
24時間放置をすれば24通もたまっているわけですから、誰だってイライラしてしまいますよね。
するとどうするのか。
ブロックをしますよね。
仮に有益なメッセージを送信してくれているのだとしても、これだけ頻繁にメッセージを送られては迷惑だからです。
このように配信頻度があまりにも多いと、ブロックをされるおそれがあります。
したがってリッチメッセージを送信する際は、配信頻度にも気を配らなければなりません。
そしてその配信頻度ですが、基本的には3日ごとに配信するのがよいでしょう。
そして友だちのクリック率・CVRを見ながら、調節してくださいね。
最適な配信時刻を見つける
リッチメッセージを配信する際は、最適な配信時刻を見つけましょう。
時刻によってもクリック率が変わると予想されるからです。
例えばあなたのターゲットがサラリーマンのとき、どちらの配信時刻の方がクリック率は高いでしょうか
【配信例:パターンA】
8~9時・18~19時
【配信例:パターンB】
3~4時・13~14時
サラリーマンがターゲットなのであれば、基本的には前者の方がクリック率は高いです。
出勤・退勤時に合わせて配信をしているからです。
この時間帯であれば、多くのサラリーマンは業務時間外のハズ。
そのため、スマホ・ケータイをいじっている確率は必然的に高くなります。
実際に出勤・退勤ラッシュの時間帯に電車に乗っている人の多くは、スマホをいじっていますよね。
そのタイミングでメッセージを配信すれば、目を通してもらえる確率は高まります。
そうなれば、クリック率も必然的に高まるという図式です。
しかし業務時間内、ましてや就寝中であろう時間帯にメッセージを配信しても、読んでもらえる確率は低いですよね。
最悪の場合だと「こんな時間にメッセージを配信してくるとか、迷惑すぎる。ブロックしよう」と思われてしまうかもしれません。
したがってリッチメッセージを配信するときは、最適な配信時刻を見つけておくことが大事です。
クーポンを配布する
リッチメッセージにてクーポンを配布・宣伝するとよいでしょう。
テキストだけで送信する場合に比べて、視認性が高くなるからです。
しかも画像にてクーポン対象を表示することで「このクーポンを使えば、この商品が、これだけお得に買えます」ということを直感的に伝えられています。
その結果、クリック率・CTRが変わるのです。
したがってリッチメッセージを有効活用したいとき、クーポンの効果を最大限発揮したいときは、リッチメッセージとクーポンを組み合わせるのがおすすめです。
それぞれを別で使った場合に比べて、大きな成果を生み出せます。
リッチメッセージを配信できないときの対処法
リッチメッセージを使えないときの原因と対処法は以下の通りです。
- 画像の使用条件を満たしていない
- 配信数が上限に達している
- 相手にブロックされている
画像の使用条件を満たしていない
既述したように、リッチメッセージで使える画像や写真には条件があります。
サイズでいえば『1040px ×1040px(正方形の場合)』、ファイル形式ならば『JPG・JPEG・PNG』、ファイルサイズは『10MB以下』です。
どれか1つでも満たしていないと画像の挿入はできません。
画像調整ツールなどを使って、上限を超えないように気を付けてくださいね。
配信数が上限に達している
リッチメッセージに限らず、LINE公式アカウントで送信できるメッセージ数/月間には上限があります。
詳しくは以下の通りです。
項目 | フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|
月額使用料 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
送信可能数/月間 | 1,000通/月間 | 15,000通/月間 | 45,000通/月間 |
追加メッセージ | 不可 | 可能 | 可能 |
このように決まっています。
もしもリッチメッセージが配信できないのであれば、ひょっとすると送信可能上限数に達したのかもしれません。
そのときは、プランをグレードアップさせることも検討しましょう。
友だち(お客様)からブロックされている
ひょっとすると友だち(お客様)からブロックをされているのかもしれません。
そのときにコチラでできることはありません。ブロックが解除されるまで様子を見ましょう。
ちなみに友だちのブロックを防ぐ方法は以下の記事で解説しています。
ブロックされることを防ぎたい人はチェックしてみてくださいね。
企業のリッチメッセージ活用事例をご紹介
ここではリッチメッセージの活用事例をご紹介しますね。
リッチメッセージを作る際のヒントにしてくださいね(一部モザイクが入っています。ご了承ください)。
- 正方形の活用事例
- よこ2分割の活用事例
- 特殊3分割
- 4分割の事例
正方形の活用事例

正方形のリッチメッセージは1つの画像しか使えないこともあり、伝えたいことをストレートに表現できるのが長所です。
実際に上記の画像はフライドチキンの特徴が瞬時に伝わってきますよね。
伝えることが明確であり、確実に伝達したいことがあるのであれば、正方形をチョイスすると良いでしょう。
よこ2分割の活用事例

リッチメッセージのテキストを使いやすいのは2分割と言えます。
実施に上記の画像ではリッチメッセージのテキストが下段に使われているのがわかりますよね。
先ほどのリッチメッセージに比べるとデザイン性に劣りますが、一般の人でも使いやすいテンプレートであることがわかります。
最初は2分割からトライするのが良いかもしれませんね。
慣れてきたら違うテンプレートを使ってみましょう。
特殊3分割

これは特殊3分割のものになります。
画像を3枚使うことで情報量が増えていますよね。
しかし、各画像の文章量が正方形・2分割に比べて少ないことがわかります。
このように、リッチメッセージにでは使う画像が増えるにつれて挿入するテキストは減らすのが鉄則です。
文章量をそのままにすると情報量が多くなりすぎて、伝えたいことが伝わらなくなるおそれがあるからです。
3分割のテンプレートを使うときは、文章量に気を付けてテキストを利用してくださいね。
4分割の事例

上記は4分割のリッチメッセージです。
3分割に比べてさらに文章量が減っていますよね。
これによって友だちは混乱しにくいので、リッチメッセージに対して嫌気がさす確率も抑えることができます。
その結果、画像タップの誘導率を高めることが期待できます。
お手本のようなリッチメッセージですので、参考にしてくださいね。
まとめ|リッチメッセージは重要な機能!
リッチメッセージを使うとテキストメッセージよりも誘導率を高められることがわかりましたね。
テキストメッセージを使っても反応率が悪いときは、リッチメッセージを使ってみてくださいね。
自サイトへの誘導率の向上を期待できますよ。
また、リッチメッセージの設定方法と使い方もわかりましたね。
特に難しい作業はありませんでしたので、トライしてくださいね。
ただし、リッチメッセージに使える画像には制限があることも判明しました。
サイズ・ファイル形式・要領の3点に気を付けて画像を作成しましょう。
そして画像を作成するときは企業の活用事例を参考にしてください。
企業のリッチメッセージを参考にすれば、適切な画像数・テキスト量がわかりますよ
どんどんマネして、素敵なリッチメッセージを作成してくださいね。
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LINE公式アカウントのリッチメッセージを使い始めたことで、顧客の反応率を改善できたあなた。
そうなりますと、次の段階である『セールスの自動化』をしたいところですよね。
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そのほかにも以下の豊富な機能がタダで使えるのです。
- ステップ配信
- フォーム作成
- カレンダー予約
- リマインド配信
- 商品販売機能
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本来であれば、こういった機能を使うにはコストがかかるもの。
しかしエルメなら無料で使うことができます。
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