この記事ではLINE公式アカウントの「クーポン機能」に関しての説明と設定方法に関して解説していきます。
実店舗でビジネスをされている方や、有形の商品を扱っている方にオススメの機能です
こちらの機能も無料で使える標準機能となっています!
・クーポンの基礎知識
・クーポンの作成方法
・クーポンや抽選の使い方
クーポン機能とは
友だち追加してくれた読者に対して、商品やサービスを購入、利用してもらうための販促物です。
割引や特典として無料プレゼントするなどに活用することができます。
一般的に実店舗等で渡される紙のクーポンの電子版だと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
例えば、あなたが飲食店を経営しているとします。
20%オフの割引券を配布したいと思った時にこのクーポン機能を利用した場合
印刷代などのお金をかけず無料で登録者全員に割引券を配布することができます。

クーポンの効果
クーポンには単純にプロモーションを行うだけでなくブロックを低減させる効果があります。
後述しますが、クーポンには「抽選機能」がついています。
この抽選機能によって紙のスクラッチのようなエンターテイメント性を持たせより登録者に興味づけを行うことが可能となります。

クーポンの作成方法
スマホの方はLINE公式アカウントアプリPCの方はLINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGERを開いてメニューから「クーポン」を選択します。
スマートフォン

パソコン

「作成」を選択
スマートフォン

パソコン

クーポン詳細を入力していきます
スマートフォン

パソコン

クーポン名…ここに入力した名前が登録者にそのまま表示されます。
有効期限…開始・終了日時を入力します。終了日時を迎えると、自動的にクーポンが利用できなくなります。日本に住んでいる場合はタイムゾーンはそのままで大丈夫です。
スマートフォン

パソコン

写真をアップロード
画像ファイルサイズは10MB以下
推奨画像サイズ:640px × 640px
必須ではないですが、配信時のビジュアルで興味を引くことができるので設定をオススメします。
スマートフォン

パソコン

利用ガイド…デフォルトで利用ガイドが入力されています。追加・修正等が必要な場合はこちらから入力します。
<詳細設定>
抽選…抽選の有無、利用する場合は確率、上限等の設定が可能です
この抽選機能はゲーム性を高めて、友だちからの反応率を高める効果があります。
確率は1~99%まで設定可能で、当選者の上限は99,999人まで設定できます。
例えば、「店内全品5%オフ」というクーポンであれば割引率もそこまで高く無いのでユーザー全体の販売促進のために抽選機能を使わないまたは当選確率90%程度で設定してもいいかもしれません。
また「店内全品50%オフ」など目玉になるようなクーポンであれば当選確率5%、当選者上限10人などプレミア感を持たせた設定にしてもいいですね。
公開範囲…全体公開または、友だち(登録者)のみを選択できます
ターゲットを新規ユーザーに設定したい場合、全体公開、既存のユーザーにしたい場合は限定公開でのリリースがおすすめです。
使用可能回数…1回のみまたは上限なしが選択可能です。
クーポンコード…利用する場合、自由にクーポンコードを入力できます。
クーポンタイプ…割引・無料・プレゼント・キャッシュバック・その他の5種類から選択可能です。
クーポン配信方法
クーポンの作成・保存が完了したら配信をしていきます
「メッセージを配信する」を選択
スマートフォン

パソコン

「クーポン」を選択
スマートフォン

パソコン

先ほど作成したクーポンを選択、選択後「次へ」をクリック
スマートフォン

パソコン

各種配信設定が完了したら「配信」をクリック
配信設定詳細はこちらの記事をチェック!
配信が完了すると登録者の画面にはこのように表示されます!

このようにクーポン機能をうまく活用して売り上げアップにつなげていきましょう!
クーポンの活用
クーポンを活用してLINE公式アカウントの友だち数の増加や、来店者数の向上を狙うことができます。
まずクーポン自体は単体で配布することはできません。
必ず、LINE公式アカウントからの配信でクーポンを配布する必要があるので、ユーザーにとって魅力的なクーポンであればクーポン取得のために必然的に友だち数が増加する形になります。
その際は、「LINE公式アカウント追加でドリンク1杯無料券プレゼント」など具体的なクーポン内容を記載しましょう。

また、設置場所としては実店舗があるビジネスをしている方は、レジ横や、テーブル、お店のHPなどに記載がおすすめです。
オンラインでビジネスをしている方は、自社HPやSNS、チラシなど広告媒体へ記載しましょう!
クーポン分析で効果的な運用が可能
このクーポン機能はただ発行するだけでなく、開封者数と使用者数の結果を数値で確認することができます。
分析はLINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGERの「分析」タブ→「クーポン」から確認することが可能です。

実際に、クーポンを配信しているものの実際に使われているのか、クーポンが使われた結果、店全体の売り上げ向上につながっているのかなどの分析に利用することができます。
クーポン利用例
ケース1
パーソナルトレーニングなどの高価格帯の商品の場合、やはり消費者側としてはどうしても購入(契約)に慎重になります。
そこで、通常1回5,000~6,000円するパーソナルトレーニング1回を無料体験できるクーポンを発行します。
まずは無料で体験してもらい、オフラインでの関係性を築いた上でセールスする方が格段に購入率の向上を見込むことができます。
また、無料体験当日に契約まで至らない場合でも、LINEでの繋がりがあるので引き続きセールスが可能となります。
ケース2
会員カードを発行するような事業(カラオケやインターネットカフェ、スポーツジムなど)の場合、「会員カードをお持ちの方限定〇〇割引」のようなクーポンを発行することで、同業他社に顧客を取られにくくなります。
また、継続率の向上やDMなど広告物の印刷費用などの削減されるため、クーポンによってお客様を囲い込むことでトータルで考えた場合に事業として大きな利益につなげることが可能です。