「LINE公式アカウントでクーポンを作れるって聞いたけど、ホントかな?」
「実店舗を持っていなくても作れるのかな?」
このように思う人もいるハズ。
LINE公式アカウントを開設していれば、クーポンは誰でも作ることができます。
もちろん、実店舗を持たずに『ネットビジネス』を行っている人でも作成が可能です。
作り方はとても簡単ですので、ぜひ作成してみてくださいね。
しかしそうはいっても「クーポンは結局どうやって作ればいいの?」と悩む人もいるかもしれません。
そこでこの記事ではクーポンの機能・もたらす効果・作成方法・活用事例を解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
- クーポン機能とは
- クーポンの効果
- クーポンの作成方法
- クーポン配信方法
- クーポンの活用
- クーポン分析で効果的な運用が可能
- クーポン利用例
LINE公式アカウントのクーポンの活用方法について動画で解説!
LINE公式アカウントのクーポンの活用方法について動画で解説しました!
クーポンのメリットから、クーポンを使って売り上げを伸ばす方法について解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
LINE公式アカウントのクーポン機能とは

友だち追加してくれた読者に対して、商品やサービスを購入、利用してもらうための販促物です。
割引や特典として無料プレゼントするなどに活用することができます。
一般的に実店舗等で渡される紙のクーポンの電子版だと思っていただけるとわかりやすいでしょう。
例えば、あなたが飲食店を経営しているとします。
20%オフの割引券を配布したいと思った時にこのクーポン機能を利用した場合
印刷代などのお金をかけず無料で登録者全員に割引券を配布することができます。
【抽選など】クーポンで使える機能を解説
LINE公式アカウントのクーポンには以下の機能があります。
- 有効期間の設定
- 画像の貼り付け
- 利用ガイド(クーポンの説明文)の記入
- 公開範囲を設ける
- 利用可能数
- 抽選機能
- クーポンコード
- クーポンタイプ
- クーポンのシェア
- 配信データの分析
一言でクーポンと言っても、実に多くの機能を使えることがわかりますよね。
各機能に関する詳細は後述いたしますが、作成だけでなく抽選機能や配布後のデータ分析など、細かいところまで設定できます。
データ分析をもとにクーポン内容をブラッシュアップすれば、利用者数や売り上げに好影響が出るかもしれません。
ただし、客数を稼ぐためにあまりに無謀なクーポン(何回でも無料・利用条件なしなど)を配布すると、乱用者が続出し逆に赤字に転落する可能性もあります。
そのため最初は様子見として、『先着10名様に○○をプレゼント!』のような簡単なクーポンから始めるのがおすすめです。
原価があまり高くないものをプレゼントにし、かつ先着制にすれば、仮に利用希望者が殺到しても大きなダメージを被ることはありません。
そして、配布後のデータや顧客の生の意見を確認しつつ、プレゼント内容や人数制限を微調整してください。
そうすれば、最小限のリスクでクーポンをフル活用できます。
それだけでなく、クーポンの作成・分析・改善を繰り返すことで、「顧客に一番ウケる配布物は何か?」がだんだん見えてきます。
判明した情報や傾向をクーポンだけでなく商品開発やセミナーにも応用すれば、さらなる売り上げアップを目指すことも可能です。
クーポンの作成・分析を1つのきっかけとし、ビジネスをどんどん加速させていきましょう。
なお、LINE公式アカウントで使える機能はクーポンだけではありません。
その他に使える基本機能に関しては『LINE公式アカウントとは?基本機能・開設方法・料金・活用事例を解説』にて詳しく解説しています。
20コもある基本機能やLINE公式アカウントの活用事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
LINE公式アカウントのクーポン効果

クーポンには単純にプロモーションを行うだけでなくブロックを低減させる効果があります。
後述しますが、クーポンには「抽選機能」がついています。
この抽選機能によって紙のスクラッチのようなエンターテイメント性を持たせより登録者に興味づけを行うことが可能となります。
LINE公式アカウントクーポンの作成方法
クーポンの作成はいたって簡単です。
以下の手順に沿えば、数分で作れます。
- LINE公式アカウント管理画面|ログインページにアクセス
- 『クーポン』をクリック
- 『クーポンを作成』をクリック
- クーポン名を入力
- 有効期間を設定
- 画像をアップロード
- 利用ガイドを記入
- 抽選を設定
- 公開を設定
- 使用可能回数を設定
- クーポンコードを設定
- クーポンタイプを設定
LINE公式アカウント管理画面|ログインページにアクセス

まずは『LINE公式アカウント管理画面|ログインページ』にアクセスしてください。
そしてログインをしましょう。
『クーポン』をクリック

管理画面左『クーポン』をクリックしましょう。
『クーポンを作成』をクリック

画面中央の『クーポンを作成』をクリックしてください。
クーポン名を入力

クーポン名を入力しましょう。
具体的に言いますと、以下のように入力するのがおすすめです。
クーポン名 | 具体例 |
---|---|
割引 | 20%OFFクーポン |
無料 | 初期費用を無料 |
プレゼント | アイスクリームをプレゼント |
キャッシュバック | 月額料金の50%をキャッシュバック |
要するに、タイトルでクーポンの内容がわかるようにするのが良いということ。
そうすることで、クーポンの有益性をパッと見で理解してもらえるハズですよ。
有効期間の設定

クーポンには有効期間を設定することができます。
クーポンに限定性を持たせたいときは有効期間を短く設定するとよいでしょう。
ちなみに、現時点(2022年9月21日)では2037年まで設定できます。
現時点より過去の日付は指定できませんので、覚えておきましょう。
また日本国内向けのクーポンを作成するのであれば、タイムゾーンは『Asia/Tokyo,Seoul』のままでOKです。
画像をアップロード

クーポンには画像を張り付けることができます。
自サイトのロゴやクーポン対象商品の写真を載せるとよいでしょう。
ただし張り付けられる画像には制限があります。
- ファイル形式:JPG・JPEG・PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
- 推奨サイズ:640px × 640px
これらに該当しない画像は使用できません。気を付けてくださいね。
利用ガイド(クーポンの説明文)の記入

クーポンを配布する前に必ず利用ガイド(クーポンの説明文)を記載しておきましょう。
具体的には『クーポンをご利用の際は注文時、スタッフにご提示ください』のような文章を添えておくとよいでしょう。
そうすることで、クーポンに関する説明を現場スタッフが毎回しなくても済み、オペレーションが楽になりますよ。
抽選を設定

もしもクーポン券を『抽選くじ』のように使うのであれば、抽選機能を設定してください。
『使用する』にチェックを入れ、当選確率(1~99%)・当選者数の上限(1~999,999)を設定すればOKです。
ただし当選確率を100%、当選者数を1,000,000人以上にするのは不可です。
ご注意ください。
公開範囲を設ける

クーポンの公開範囲を決めましょう。
クーポンをLINE公式アカウントだけではなくLINE関連サービスにも掲載したいのであれば、『公開する』にチェックを入れましょう。
そうすることで、友だち以外の全ユーザーにも見てもらえるようになります。
また『公開する』を選択することで、クーポンをURLとして発行することが出来るようになります。
SNSやYouTubeなどでクーポンをURL形式で配布したいときは、必ず『公開する』を選んでくださいね。
その一方で現在の友だちしか見れない・使えないしたいのであれば『公開しない』にチェックを入れましょう。
『友だち限定クーポン』のような特別券を配布することで、「友だち追加した甲斐があったな」と感じてくれるはずですよ。
使用可能回数を設定

クーポンの使用回数を限定しましょう。
今のところは『1回のみもしくは上限なし』で設定することができます。
割引額が大きいクーポンは1回のみにしておくとよいでしょう。
クーポンコード

必要に応じてクーポンコードを設定しましょう。
電話予約など画面の提示を要求できないときは、クーポンコードを設定しておくことでやり取りがスムーズになりますよ。
クーポンタイプ

じつはクーポンには以下5種類があります。
- その他
- 割引
- 無料
- プレゼント
- キャッシュバック
以前はタイプ別にクーポンの色が変わっていたのですが、現在は表示名のみ変化します。
もしも表示名が自分の意図しているものと違うのであれば、設定し間違えているということ。
その際は修正をしてくださいね。
これでクーポンは作成完了です。
トーク画面にクーポンを表示させる方法
クーポンを作成し終えたら、正常に表示されるかを確認しましょう。
その際の手順は以下の通り。
- LINE公式アカウントに登録
- 『ホームをタップ』
- 画面上部『友だち』をタップ
- 『公式アカウント』をタップ
- クーポンを表示させたいアカウントをタップ
- 『クーポン』もしくは『投稿』をタップ
- クーポンを表示させる
LINE公式アカウントに登録

まずはクーポン作成済みのLINE公式アカウントを、自分のLINEアプリにて友だち登録してください。
『ホームをタップ』

次に通常のLINEアプリを開きます。
そして画面左下に表示されている『ホーム』をタップしましょう。
画面上部『友だち』をタップ

ホーム画面上部にある『友だち』をタップしてください。
『公式アカウント』をタップ

上図のように『公式アカウント』が表示されますので、それをタップしましょう。
クーポンを表示させたいアカウントをタップ

クーポンを表示させたい対象アカウントをタップしてください。
画面中央『クーポン』もしくは『投稿』をタップ

この時に『クーポン』が表示されていればクーポンを、されていなければ『投稿』をタップしましょう。
クーポンを表示させる

自分のアカウントに対して、メッセージでクーポンを送信しましょう。(メッセージにてクーポンを手渡す方法は後述いたします)
そしてLINEチャットにて受け取ったクーポンをタップしてください。
上記のようにクーポンが表示されればOKです。
クーポンの映り映え・内容に問題がなければ、一斉配信で友だちに手渡しましょう。
LINE公式アカウントクーポンの使い方は?
先ほど『メッセージでクーポンを送信する』と記載しましたが、そのほかにもクーポンを友だちに渡す方法はあります。
主に以下の6つです。
- 友だち追加
- メッセージに付与する
- リッチメニューの中に表示させる
- リサーチの特典
- LINE VOOMおよびSNSでシェアする
- 自動応答キーワードとして登録
友だち追加

具体的にはあいさつメッセージにクーポンを付与すればOK。
そうすればウェルカムメッセージとともにクーポンを手渡すことができますよ。
来店動機を高める『ファーストドリンク一杯無料』などを配布するとよいでしょう。
メッセージに付与する

上述しましたが、クーポンはあいさつメッセージ限らず他のメッセージにも付与できます。
- 一斉配信
- 応答メッセージ
- リッチメッセージ
- ステップ配信
これらですね。
売り上げをアップさせるには最適なタイミングでクーポンを配布するとよいでしょう。
なおLINE公式アカウントのメッセージに関しては『LINE公式アカウントのメッセージ配信とは?料金や使い方を解説』で紹介しています。
参考にしてくださいね。
リッチメニューの中に表示させる

クーポンはリッチメニューの中に表示させることもできます。
アクションのタイプで『クーポン』を選択すれば使用できますよ。
リッチメニューはすべてのメッセージで表示される広告みたいなものですので、万人受けするクーポンを付与するのが理想的。
具体的には500円クーポンといった、誰でも使いやすいものを載せるとよいでしょう。
リッチメニューに関することは『LINE公式アカウントのリッチメニューは無料で作成可!活用事例もご紹介』で解説していますので、チェックしてみてください。
リサーチ(アンケート)の特典

リサーチ(アンケート)に答えてくれたお礼としてクーポンを配布するのもアリです。
リサーチにわざわざ答えてくれる人はサービスや商品に対する興味が高いと言えますから、コアなファンに喜ばれる内容にするとよいでしょう。
たとえば商品をもっと効果的に使える『公式オリジナルアイテムのプレゼント』やプロ講師による1時間の無料セミナー招待券など、普段は手に入らないようなアイテムや情報をプレゼントするのがおすすめです。
その他大勢の人とコアなファンでは喜ぶクーポン内容が異なりますので、そこを意識して作成するとよいでしょう。
リサーチに関する詳しい情報は『LINE公式アカウントのアンケート機能|リサーチは無料で作成・配信できる』で記載しています。
参考にしてください。
LINE VOOMおよびSNSでシェアする

LINE VOOM(旧タイムライン)やSNSでシェアするのにもクーポンは使えます。
この場合だとその他大勢の人にPRするわけですから、万人受けする500円クーポン券などがベストでしょう。
タイムラインに関しましては『LINE公式アカウントのVOOMとは?投稿・設定方法・収益化の条件を解説』で紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
自動応答キーワードとして登録

自動応答メッセージに設定するのもよい手です。
たとえば『クーポンと送信してくれればクーポンをプレゼントしますね』と告知し、応答メッセージを設定すれば、送信者にだけクーポンを上げることができます。
クーポンの内容をリッチにし、配布数を少なくしたいときに有効な手段です。
なお、自動応答にについては『LINE公式アカウントを応答メッセージで自動化!使い方や設定方法』で紹介しています。
参考にしてください。
LINE公式アカウントでクーポンを配信する方法
ここではクーポンの代表的な使い方である、メッセージ配信時の使用方法を解説いたします。
- 『メッセージを作成』をクリック
- 『クーポン』をクリック
- 『配信』をクリック
『メッセージを作成』をクリック

管理画面左『メッセージを作成』をクリックしてください。
『クーポン』をクリック

テキスト入力画面に表示されている『クーポン』をクリックしましょう。
券のようなアイコンがクーポンを表示させる機能です。
それを押してください。
ちなみに、テキスト入力画面やチャット画面にてクーポンのURLを直接張り付け、送信することでもクーポンを手渡せます。
使いやすい方を利用してくださいね
『クーポンを選択』をクリック

『クーポンを選択』をクリックしてください。
任意のクーポンを選択

任意のクーポンを選択しましょう。
『選択』をクリック知ればOKです。
『配信』をクリック

最後に緑色のボタン『配信』をクリックすれば、クーポンは配信されます。
簡単に配信できますので、試してみてくださいね。
LINE公式アカウントクーポンの分析方法
クーポンの分析手順も簡単です。
- 『分析』をクリック
- 『クーポン』をクリック
- クーポン名をクリック
- データをチェック
『分析』をクリック

管理画面の上部に表示されている『分析』をクリックしてください。
『クーポン』をクリック

画面左『クーポン』をクリックしましょう。
クーポン名をクリック

分析をしたいクーポンの名称をクリックしてください。
データをチェック

以下の項目が表示されますので、分析をしましょう。
- 経路
- 開封ユーザー
- ページビュー
- 獲得ユーザー
- 使用ユーザー
基本的には開封ユーザー・獲得ユーザー・使用ユーザーをチェックしてください。
上記3点の比率が低い場合は、クーポンが機能を果たしていないとわかるからです。
開封率・獲得率・使用率が低い場合は、クーポンの種類もしくは内容を見直してくださいね。
LINE公式アカウントクーポンの停止方法
分析の結果、やむを得ずクーポンを途中終了させる必要が出てくるかもしれません。
そんなときは、以下2つの方法で停止させてくださいね。※
※有効期限がまだあるにもかかわらず、突然クーポンを終了させるとトラブルになるおそれがあります。それでも終了させなくてはならなくなった場合は、LINE公式アカウント内にて事前通知しておくことを強くおすすめいたします。
- 削除する
- 入手不可にする
削除する

コレが一番簡単ですね。今すぐ使えなくしたいのであれば削除をしましょう。
なお手順は以下の通り。
- 対象クーポンの右にある『…』を選択
- 『削除』を選択
- もう一度『削除』を選択
これでクーポンは使えなくなります。
ただし、クーポンをすでに配布済みの場合はトラブルにつながる可能性もあります。
もしも削除する予定があるのであれば『このクーポンは予告なしで途中終了することがございます。ご了承ください』のような利用ガイドを記しておくとよいでしょう。
ユーザーがクーポンを入手できないようにする
具体的にはあいさつメッセージやタイムライン、SNSでのクーポン付与をやめることを指します。
そうすればあたらしくクーポンを入手する人はいなくなります。
ただし、唐突になくすとクレームが発生するかもしれませんので、クーポン配布終了に関する事前告知をしておくとよいでしょう。
LINE公式アカウントクーポンの活用事例
ここではLINE公式アカウントの成功事例をご紹介いたします。
- 【活用事例1】レジャー施設|客数1.5倍!
- 【活用事例2】商業施設|売上アップ!
【活用事例1】レジャー施設|客数1.5倍!
千葉県内にあるこのレジャー施設では、LINE公式アカウントのクーポン※を取り入れたことで来客数が1.5倍に伸びました。
※クーポンの内容は『大人のフリーパスが半額以下』というもの。
もともとこのレジャー施設はキッズ向けなのですが、保護者を対象としたクーポンで成功したようですね。
しかし「料金が半額以下なのであれば、最終的な売上は減少したのでは?」と思う人もいるハズ。
ところが、このレジャー施設の場合はネガティブな影響はなかったとのこと。
その理由としては、レジャー施設に併設されているカフェで親子が食事をとるようになったからです。
半額クーポンの利用者視点で考えてみますと「チケット代が半額浮いたから、その分何か食べようか」という思考になったのかもしれません。
施設利用者が増えたこと・カフェの売上が上昇したことにより、施設全体の売上に悪影響はなかったというわけですね。
売上に悪影響がなく客数が増加したのであれば、長期的な視点で考えれば成功と言ってもよいでしょう。
このときの顧客がリピーターになるかもしれないからです。
何度も施設に訪れてもらえるようになれば、クーポンで差し引いた割引金額だけでなく、以降も多くのお金を落としてもらえると考えられます。
クーポンをきっかけに、このようなリピーター・ファンを創出できたのであれば十分な成果です。
この成功事例を鑑みてみますと、『クーポン対象者は、直接的な利用者(この事例でいえば子供)に絞らない』というのもアリでしょう。
ただしこのレジャー施設の場合は、あくまで『併設している建物(強み)を活かしたから成功した』のだと言えます。
そのため、なんの意味もなくメインターゲットから外れたクーポンを作成しても、成功確率は低いでしょう。
したがってクーポンを作成する際は、「自社・自店舗の強みは何か? 成功例のようなクロスアップセルを狙える武器はないか」と考えるのがおすすめです。
そうすれば、成功確率はぐっと上がるハズです。
【活用事例2】商業施設|売上アップ!
この商業施設(厳密には商業施設内の飲食店)ではLINE公式アカウントのクーポン施策※を採用したことで、売上が前年比率でアップしたとのこと。
※クーポン内容は『お子さまランチの無料クーポン(600円相当)』。
この商業施設では某アニメの着ぐるみショーを開催しているのですが、午前と午後の部の間、いわゆる『すきま時間』を狙ってクーポンを発行したところ成功を収めたようです。
どういうことかと言いますと、まず着ぐるみショー午後の部の整理券を受け取った人は、開演するまでに2時間を待たなければならないという裏事情がありました。
そこで、「その暇な時間に来店してもらおう!」と考え、『お子さまランチの無料クーポン』を発行したというわけです。
そもそも子供のためとはいえ、2時間もの時間をつぶすというのはなかなかの苦行ですよね。
2時間ずっと歩き回るわけにはいきませんし、子供の面倒を見ながらともなれば相当疲れるハズです。
そうなると「あー、疲れたな。ちょっとゆっくりしたい……」と思うのが人の性。
そんなときに『お子さまランチ無料券(600円相当)』をプレゼントされれば「暇だし、無料だし、座れるし、ゆっくりできるし、行ってみますか」という気になりやすいですよね。
そしてここからがポイント。
実は、この無料クーポンの使用条件は『大人も食事をすること』だったため、大人からの一定の注文も期待できる仕組みになっていたのです。
そんなこともあり、この施設内の飲食店は前年比率の売上がアップしたわけですね。
この成功例では隙間時間を狙ったわけですが、ターゲットが不便に感じていること・持て余していることに照準を合わせてクーポンを作るのも、1つのコツと言えます。
そうすれば予想以上の反響を得られて、売上がアップするかもしれません。
クーポン作成後はショップカードも作ろう!

クーポンを作成した後はショップカードも作成しておきましょう。
クーポン券は初回来店動機を強化するのに役立ちますが、リピートにはあまり貢献しないからです。
せっかく獲得したお客様が一回だけの来店で終わってしまうのは、悲しいですよね。
そこで役立つのがショップカードです。
ショップカードを設定しておけば、継続来店の動機強化につながります。
それだけでなく、LINEアプリ上でポイント管理も可能となります。
つまりオフラインでポイントカードを持ち運ぶ必要がないわけですね。
コレはとても便利と言えます。
一度作った来店の流れが途切れないよう、ショップカードもきちんと設定しておきましょう。
設定方法
ショップカードを設定する方法は以下の通りです。
- 背景画像の設定
- デザイン設定
- ゴールまでのポイント数
- ゴール特典
- ポイント特典
- カードの有効期限
- 有効期限の通知
- カード取得ボーナス
- ポイント取得制限
- 利用ガイド
1.背景画像の設定

ショップカードの背景に画像を挿入することもできます。
ロゴや宣伝用キャラクターがいるのであれば、そういった画像を貼るのがよいでしょう。
ただし背景画像には『3MB以下に限る』という容量制限があります。
コレを超えますと設定できませんのでご注意ください。
2.デザイン設定

デザインとはスタンプの色を決められる機能です。
具体的には以下の通り。
- ブラウン
- レナード
- コニー
- ムーン
- サリー
- ブルー
- パープル
- ピンク
- グリーン
- オレンジ
企業のイメージカラーに沿うものを選びましょう。
3.ゴールまでのポイント数

ゴールまでに必要なポイント数を設定できます。
最大50ポイントまで設定できますが、あまりにもポイント数が多いと来店動機の強化につながらないおそれがあります。
ポイント数を多くしたいのであれば、1つのポイントのハードルを下げる(100円につき1ポイントなど)のがよいでしょう。
4.ゴール特典

ゴール特典を設定しましょう。
事前に特典チケットを設定していれば、アップロードすることができますよ。
ただし、特典チケットは事前に作成しておかなければアップロードができませんのでご注意ください。
特典チケットの作成方法
特典チケットの作成方法は以下の通りです。
- デザインを設定
- 特典チケット名
- 利用ガイドの記入
- 有効期限の設定
- 特定イメージの設定(画像のアップロード)
※10MB以下の写真および画像のみ
この手順で作成することができます。
1~2分で設定できますので、ぜひ利用してくださいね。
5.ポイント特典
設定したポイント数に到着したら特典をプレゼントする機能です。
たとえば10ポイントでゴールというショップカードであれば、5ポイント到達でも特典をプレゼントできるようにする機能です。
これによってポイント達成意欲を大いに刺激することができるでしょう。
ちなみに、ポイント特典の設定は1ポイントごとにできます。
3日ごとに設定するのが良いのか、5日や10日ごとが良いのかなどユーザーからの反応を確認しつつ探求するとよいでしょう。
6.カードの有効期限

カードの有効期限を決めることができます。
具体的には以下のように設定できます。
- 最終利用日から〇年△日
- 初回利用日から〇年△日
- 設定しない
年単位に関しては0~9年、月単位に関しましては0~11月まで設定できます。
ただし、ショップカードを公開した後だと有効期限日を変更できません(トラブル回避のためと思われる)。
よくよく考えて決めてくださいね。
7.有効期限の通知

有効期限の通知を設定することも可能です。
具体的には以下のように設定できます。
- 有効期限の前日
- 有効期限から3日前
- 有効期限から1週間前
- 有効期限から2週間前
- 有効期限から3週間前
- 有効期限から1カ月前
- 通知しない
この中から都合の良いものを選びましょう。
8.カード取得ボーナス

ショップカードを取得した時点でポイントを付与する機能です。
オフラインの世界でももらったスタンプカードを見てみると、すでにポイントが押されていることがありますよね。
要するにコレは、それと同じことができる機能です。
取得ボーナスを付与することで、ゴール達成意欲を刺激することが可能です。
スタンプの達成率がイマイチなときに試してみてくださいね。
9.ポイント取得制限

ポイント取得制限はポイントをもらってからの一定期間および時間内は、新たなポイントを取得できないようにする制度のこと。
- 同日中の付与はしない
- 指定時間(1~23時間)内は付与しない
- 設定しない
これは要するに、不正取得を防ぐための手段ですね。
ポイントを短期間に異常なほど集める人物がいる場合は、この機能を使って不正を防ぎましょう。
10.利用ガイド

クーポンの時と同様にショップカードでも利用ガイド(説明文)を記載できます。
ポイント取得制限や有効期限を設けたときに記載するとよいでしょう。
なおショップカードに関しては『LINE公式アカウントのショップカードでリピーター増!作成方法や成功事例を紹介』で解説しています。
参考にしてください。
まとめ|LINE公式アカウントのクーポン機能を使おう!
クーポンの機能や抽選機能に関することがわかりましたね。
来店動機や購買意欲を高めたいときは、このクーポン機能を使うとよいでしょう。
そうすれば反応率や購買率を高めることも可能です。
実際にLINE公式カウントではクーポンの活用事例が紹介されており、クーポンの有効性が解説されています。
ぜひあなたもクーポンを使ってみてくださいね。
また、クーポンには抽選機能がありましたね。
当選確率や当選上限数を設定することで、コストを抑えることも可能です。
費用対効果を見極めて活用しましょう!
そしてクーポンを設定した後はショップカードの作成もお忘れなく。
そうすればリピーターを獲得することも可能です。
クーポンで新規客を、ショップカードでリピーターを獲得してくださいね。
しかしクーポンを活用するために一点注意しなければならないことがあります。 それはクーポンを見てもらう前にユーザーが離れてしまう可能性があるという点です。
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そうなると次は、商品(正確にはバックエンド商品)の販売を視野に入れてきますよね。
しかし、手動で顧客の教育やセールスを行うのは正直大変です。
そんな時はエルメをお使いください。
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その結果、働き手がたとえあなた1人であったとしても、売り上げの最大化・効率化を実現させることが可能です。
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- フォーム作成
- カレンダー予約
- リマインド配信
- 商品販売機能
- 流入アクション
- コンバージョン
従来のメルマガであれば、こういった機能を使う場合は月額数万円かかっていました。
しかしエルメであれば、タダでお使いいただけます。
もちろん、何年縛りなどといったものも一切ありません。
それどころか即日解約も可能ですので、ノーリスクでお使いいただけます。
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