LINEビジネス(公式)アカウントとは?基本機能・料金・開設方法を解説

LINE公式アカウント

「LINEビジネスアカウントって何だろう」

「どんな機能があるんだろう」

「個人でも立ち上げられるのかな?」

LINEビジネスアカウント(別名LINE公式アカウント)の名前を聞くと、このように疑問がわく人もいるハズ。

LINEビジネスアカウントとは、コミュニケーションツールであるLINEを介して企業と顧客がやり取りを行うサービスのことを指します。

詳しくは後述しますがLINEビジネスアカウントは従来のLINEアカウントとは異なり、以下のことができます。

LINEビジネスアカウントでできること
  • 一斉配信
  • セグメント配信
  • ステップ配信
    など

上記を見てわかりますように、LINEビジネスアカウントは集客および顧客の育成に特化した販促ツールです。

そのため現在では、数多くの企業がLINEビジネスアカウントを活用しています。

もちろんLINEビジネスアカウントは法人だけでなく、個人での解説・利用も可能です。

もしもあなたがビジネスをしているのであれば、ぜひ使ってみください。

そこでこの記事ではLINEビジネスアカウントの基本情報・機能・料金プラン・開設方法を解説いたします。

阿部悠人
阿部悠人

【この記事を監修した人】

LINE集客の専門家

広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。

100社以上の中小企業へLINE公式アカウントの導入支援を行い、数多くの友だち獲得や収益改善の実績を持つ。

LINEビジネス(公式)アカウントとは?

上述しましたようにLINEビジネスアカウントとはビジネスに特化したLINE独自のサービスのこと。

具体的に言いますと日本国内だけで8900万人(2021年1月16日時点|LINE社調べ)いるLINEユーザーに、DM(ダイレクトメッセージ)形式でアプローチできるサービスを指します。

そもそもLINEのビジネス関連のサービスは一昔前だとLINE@など以下5つのサービスがあったのですが、2019年に『LINE公式アカウント』に統合されました。

過去にあったビジネス関連のLINEサービス
  • LINE@
  • LINE公式アカウント
  • LINEカスタマーコネクト
  • LINEビジネスコネクト
  • API型公式アカウント

これらのサービスが一本化された理由はわかりません。

しかしどれも似たような名称ですよね。

そのためおそらく「ややこしい」「何をどのサービスに申し込めばよいのかわからない」といった声があり、そのような問い合わせをなくすために統合されたのかもしれません。

ちなみにここからが本題なのですが、LINEビジネスアカウントを用いて直接的にメッセージのやり取りを行えるLINEユーザーは、本当に8900万人いるわけではありません。

直接的なメッセージのやり取りができるのは、あなたのLINE公式アカウントに友だち登録をしたLINEユーザー※、なおかつ友だち登録後にあなたのアカウントをブロックしていない友だちに対してのみになります。

※DMのような直接的なメッセージではなく投稿のような間接的アプローチでよいのであれば、LINE VOOMで友だち以外にもアプローチが可能です。
ただしLINE VOOM上でブロックをされますと、あなたの投稿は対象者に対して表示されなくなります。
LINE VOOMに関しては『LINEのVOOM機能は旧タイムラインのこと|設定方法や使い方を解説』で解説していますので、確認してみてください。

つまり8900万人という数字は厳密に言いますと、理論上は直接的なアプローチが可能となりうる見込み客を指しているだけなのです。

しかしそうは言いましても、8900万人もの見込み客に理論上アプローチが可能となるマーケティングツールは、日本国内の場合だとLINEをおいてほかにありません。

そのこともあり、現在は数多くの上場企業がLINE公式アカウントを立ち上げ、ビジネスに取り入れています。

LINEビジネスアカウントはLINE社直々のサービスということもありますが、数多くの有名企業が使っていることから信頼できるサービスであることが伺えます。

しかも『LINE公式サイト|事例記事一覧』を見ますと、多くの企業が成果を出していることが判明しました。

このことから、もしもあなたが現在行っているビジネスの収益を最大化させたいのであれば、LINEビジネスアカウントは是が非でも使うべきと言えます。

もちろん、LINE公式アカウントの開設は法人だけでなく個人でも可能です。

LINEビジネスアカウントの開設は非常に簡単であり、立ち上げるだけであれば書類審査がない(2022年1月16日時点)ので、10分ほどで開設できます。

LINEビジネスアカウントの開設方法に関しましては、後述しますね。

【メッセージ作成・配信など】基本機能

まずはLINEビジネスアカウントにて使える基本機能を解説いたします。

LINEビジネスアカウントの基本機能
  1. 一斉配信
  2. ステップ配信
  3. 自動応答(返信)メッセージ
  4. あいさつメッセージ
  5. リッチメッセージ
  6. リッチビデオメッセージ
  7. カードタイプメッセージ
  8. クーポン
  9. リッチメニュー

一斉配信

一斉配信とはその名の通り、1つのメッセージを大勢の方に一斉送信する機能を指します。

従来のLINEですと1対1でのチャットがメインですが、それですと多くのユーザーにアプローチできませんし、何より時間がかかりますよね。

しかし一斉配信機能を使うことで、そんな心配はなくなります。

1つのメッセージを作成するだけで1人の人に対してと同様に、多くの人にアプローチできるのです。

大変便利な機能ですので、使ってみてくださいね。

なお、一斉配信機能の詳細に関しましては『LINE公式アカウントのメッセージ配信とは?料金や使い方を解説』で解説していますので、確認してみてください。

ステップ配信

ステップ配信とは事前に作成した複数のメッセージを、決められた順番・間隔で自動配信するシステムを指します。

そのためステップ配信を活用することで自動アプローチ、つまりはユーザーに対して自動セールスの仕組みを構築できるのです。

ステップ配信は慣れていないと作成するのに時間がかかりますが、一度でも完成させてしまえばあとは使いまわせますので、非常に強力なマーケティングツールになります。

この機能は従来のLINEアカウントには全く備わっていませんので、大きな違いと言えるでしょう。

ステップ配信に関しましては『LINE公式アカウントのステップ配信とは?使い方、利用するメリット』でご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

自動応答(返信)メッセージ

自動応答メッセージとは、ユーザーからのメッセージに対して自動返信する機能を指します。

従来のLINEアカウントですと、1つ1つのメッセージに対してすべて手動で返信していましたよね。

相手が少数なのであれば、これでも問題ありません。

しかしビジネスとなれば話は全く別です。

LINE公式アカウントだと、友だちの数が1,000~10,000人を超えることも珍しくないからです。

そうなりますと、すべての問い合わせに対して手動で答えるのは実質的に不可能です。

そんな時は、自動応答メッセージが役立ちます。

自動応答メッセージを一度でも設定しておけば、後はあなたの代わりにシステムが自動で返信をしてくれるからです。

これをうまく活用すれば、顧客の自動対応の仕組みを構築できます。

要するに、先ほどご紹介したステップ配信とこの自動応答メッセージを組み合わせることで、ビジネスのほとんどを自動化できるわけです。

もしも業務の効率化および自動化を目指しているのであれば、この自動応答メッセージをぜひ使ってみてください。

なお、自動応答メッセージに関しましては『LINE公式アカウントを応答メッセージで自動化!使い方や設定方法』で解説しています。

あいさつメッセージ

あいさつメッセージとは、友だち追加をしたユーザーに対して最初に送る自動メッセージのことです。

簡単に言いますとウェルカムメッセージみたいなものですね。

ビジネスにおいてファーストインプレッションは大事ですから、あいさつメッセージは丁寧に作るべきと言えます。

例えば以下2つのあいさつメッセージであれば、あなたはどちらに好感を持ち「このアカウントとずっと友だちでいたい!」と思うでしょうか。

【あいさつメッセージの例:A】
友だち追加ありありがとうございます!
有益な情報をどんどん送っていきますね。

【あいさつメッセージの例:B】
○○様

この度は友だち追加をしていただき、誠にありがとうございます。
お近づきの印に初回限定クーポンを送り致しますので、ぜひご活用ください。
なお、弊社では定期的に以下の情報を配信させていただきます

割引情報
LINE公式アカウント限定クーポン
期間限定商品の抽選販売
サンプル品のプレゼント

是非楽しみにしていて頂ければと存じます。
末永くお付き合いをしていただけますよう、○○様にとって有益な情報を定期的に配信してまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

○○社一同より

どう考えてもBの方が「今後役に立ちそうだな」と感じますよね。

その結果、Bの方が初回ブロック率が低くなるのは目に見えています(LINE公式アカウントでは初回メッセージが原因でブロックされることも珍しくありません)。

このようにあいさつメッセージ1つで、ユーザーのあなたに対する印象および行動が大きく変わります。

したがってあいさつメッセージもステップ配信や応答メッセージ同様に、しっかりと作りこむとよいでしょう。

なお、あいさつメッセージを作るコツは『LINE公式アカウントのあいさつメッセージ|設定方法と事例を紹介』で解説していますので、参考にしてください。

リッチメッセージ

リッチメッセージとは、テキストと画像を1つにまとめた独特なメッセージ形式のことです。

リッチメッセージはテキストメッセージよりも視覚効果が高いため、反応率の向上を期待できます。

この機能は従来のLINEアカウントにはなかった機能ですので、大きな違いの1つと言えます。

リッチメッセージはステップ配信や自動返信にも組み込めますので、どんどん使うとよいでしょう。

リッチメッセージに関しましては『LINE公式アカウントのリッチメッセージとは?作成方法と活用事例』で解説していますので、チェックしてみてください。

リッチビデオメッセージ

リッチビデオメッセージとは、動画形式のメッセージのことです。

この機能は単に動画を送信するだけでなく、以下のようなアクションボタンを設置することができます。

リアクションボタンの例
  • 購入(商品など)
  • 予約(店舗など)
  • 応募(求人など)
  • 参加(セミナーなど)

ただでさえ視覚効果が高い動画に付け加えて、このようなボタンを設置することでテキストメッセージに比べて圧倒的に高い反応率を期待できます。

動画だとついつい反応してしまう傾向が強いからです。

例えばメッセージであれば流してしまう内容でも、動画であれば興味本位で思わず見てしまうことがありますよね。

要するにあの現象を、リッチビデオメッセージであれば意図的に引き起こせるのです

しかも動画だとテキストに比べてより多くの情報を伝えられますので、文章だと説明が長くなる内容も動画であれば3分程度で済ませることが可能です(話すペースにもよりますが、目安として動画1分で大体300文字の情報量になります)。

「テキストを作成するのがめんどくさい……」というときは、リッチビデオメッセージを活用するとよいでしょう。

ちなみに、リッチビデオメッセージに関しましては『LINE公式アカウントのリッチビデオメッセージとは?動画活用と作成方法』にて詳細に解説しています。

ぜひ読んでみてください。

カードタイプメッセージ

カードタイプメッセージとは以下4つの種類があるメッセージのこと。

選べるもの
  1. プロダクト(製品の紹介に特化したメッセージ形式。)
  2. ロケーション(場所の紹介に特化したメッセージ形式)
  3. パーソン(人の紹介に特化したメッセージ形式)
  4. イメージ(何かしらの画像の紹介に特化したメッセージ形式)

要するに、カードタイプメッセージは特定の情報を伝えることに特化させた機能となります。

例えばロケーションであれば特定の住所を入力することで、Google mapの位置情報機能を用いて該当箇所および周辺のマップが表示されます。

住所がマップ形式で表示されるため、場所を直感的に理解できるようになっているわけですね。

そもそも従来ですと住所に関するやり取りをする際は、テキストで伝えるだけでしたよね。

そのため伝えられた相手は「結局、この住所はどのあたりだ? 何を目印にすればいいのかわからない」と困惑することが少なくありませんでした。

しかしカードタイプメッセージのロケーションを利用すれば、該当住所および周辺情報がマップで表示されるため、話し相手が土地情報に疎い人間でも「あー、このあたりね」と理解しやすくなります。

このようにカードタイプメッセージは特定の情報をやり取りする際に、非常に重宝する機能です。

その結果従来よりも説明がわかりやすい、つまりは話を進めやすくなりますので商談等のスピードを加速させることができます。

  • 「商品をより視覚的にPRしたい」
  • 「場所を直感的に伝えたい」
  • 「自分に関する情報を手軽にパパッと伝えたい」
  • 「複数の画像を一度のメッセージで送信したい」

上記に当てはまる方は、カードタイプメッセージを使ってみてくださいね。

ちなみにカードタイプメッセージは1つのメッセージで最大9枚まで作成することが可能です。※

※追加できるカードタイプは同種に限る

LINE公式アカウントはプランに係わらず月間配信上限数が定められていますから、カードタイプメッセージが配信数の節約に一役買ってくれますよ。

カードタイプメッセージに関しては『LINE公式アカウントカードタイプメッセージの活用と作成方法を解説』でより詳しく紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

クーポン

クーポンとはその名の通り『商品引き換え券・50%OFFクーポン』などといったモノを、LINE公式アカウント上で作成・発行・管理できる機能を指します。

従来ですと、こういったクーポンの作成等は準備が非常に面倒でした。

それだけでなく作成するのに時間がかかったり、作成が完了しても肝心の出来栄えがよくなかったりと、運用ハードルが高かったのです。

しかしLINE公式アカウントのクーポン機能を使えば、そんなことはなくなります。

以下のことを入力するだけで、プロが作ったようなクーポンを簡単に作成できるからです。

主な入力内容
  • クーポン名
  • 有効期間
  • 写真や画像
  • 利用ガイド(デフォルトで入力済)
  • 公開範囲
    など

こういった操作は数分終わるため、従来よりも圧倒的に早くクーポンを作成できます。

「クーポンを導入したいけど、準備する時間や人手がない」「なかなか上手に作れないんだよな」というときは、このクーポン機能を使ってみてください。

なおクーポン機能に関しましては『LINE公式アカウントのクーポンや抽選の作成方法や使い方』で解説しています。

ぜひ読んでみてください。

リッチメニュー

リッチメニューとはLINEチャットの下部に表示されるメニュー(画像)のこと。

簡単に言うと自社製の広告みたいなものです。

リッチメニューを使うことでメッセージを送信させなくても、自社商品・セミナー・自サイト等のPRをすることができます。

その結果、メッセージの送信数を節約することが可能です。

もちろん送信しなくてよい、つまりはメッセージをその都度作成する必要がないということになりますので、業務時間の効率化にもつながります。

このようにリッチメニューは商品のPRだけでなく業務の効率化に一役買ってくれる素晴らしい機能ですので、ぜひ使ってみてください。

しかしリッチメニューを作成するには画像を用意する必要がありますので、他の機能に比べて利用ハードルが高いといえます。

そのため「リッチメニューを作るために、どういった画像を作成すればよいのか皆目見当がつかない」という人も多くいるハズ。

そんな時は一般企業のLINE公式アカウントに登録し、その企業のリッチメニューを参考にするとよいでしょう。

各企業のリッチメニューを見て回るとわかると思いますが、企業ということで一般人が使っているリッチメニューよりもクオリティがやはり高いです。

したがって、いくつかの企業のリッチメニューを見て回れば「あっ、これいいな」と感じるデザインに必ず出会えます。

そしてそのデザインを参考にし、リッチメニューを作りましょう。※

※丸パクリは著作権等に引っ掛かるおそれがあります。
あくまで参考程度にとどめてください。

そうすればイメージがわかなくても、プロが作ったかのようなデザインを作成することが可能です。

自分が良いと思うモノはどんどん吸収し、友だち顧客にPRしていきましょう。

ちなみにリッチメニューに関しては『LINE公式アカウントのリッチメニューとは?作り方や活用例』で解説していますので、チェックしてみてください。

LINEビジネスアカウントの料金プラン

LINE公式アカウントには以下の利用プランがあります

【LINEビジネスアカウントプラン一覧】

概要フリーライトスタンダード
月額料金0円5,500円16,500円
無料メッセージ数1,000/月15,000/月45,000/月
追加メッセージ利用不可5円/1通3円~/1通
2022年1月23日時点

上記の通り、LINEビジネスアカウントには無料プランがあります。

つまり、これまでにご紹介したステップ配信やクーポン機能をタダで使えるわけです。

コレはすごいことです。

従来のメルマガであれば、このような機能を使いますと月に数万円はかかっていました。

それが無料になるわけですから、コレは革命的な出来事と言ってよいでしょう。

ただし無料プランは『追加メッセージの配信が利用不可』ですので、1か月に配信できるメッセージ数は1,000通までとなります。

そのため友だち(あなたのLINE公式アカウントに登録した顧客)の数が数千人になりますと、全員に対してアプローチができなくなります。

これでは友だち登録をしてもらった意味がありませんよね。

したがってこのような場合は、ライトもしくはスタンダードにプランを切り替えましょう。

そうすれば引き続きメッセージ配信ができるようになります。

なお料金プランの切り替え方法やその他詳細は『LINE公式アカウントの利用料金とは?プラン変更や安くする方法』で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

LINEビジネスアカウント開設方法

LINEビジネスアカウントの作成方法は簡単です。

手順を簡単にまとめますと以下の通り。

開設手順
  1. LINEビジネスアカウントのログインページアクセス
  2. アカウントの開設方法を選択
  3. 個人情報等を入力
  4. 利用規約等に同意をする

この4ステップで開設できます。

早い方だと3分、遅くとも10分ほどで開設できますので、これを機にやってみてください。

開設方法の詳細およびその後の流れに関しましては『LINE公式アカウントを個人、法人で開設する方法、作り方を解説』で解説していますので、チェックしてみてくださいね。

まとめ|LINEのビジネスアカウントを活用しよう

LINEビジネスアカウントのことがわかりましたね。

LINEには日本国内だけで8900万人ものユーザーがいるため、LINEビジネスアカウントを立ち上げることでビジネスチャンスをゲットできます。

しかもLINEビジネスアカウントの開設方法はとてもシンプルかつ書類審査も必要ありませんので、その非常に解説することができます。

それに付け加えてLINEビジネスアカウントにはフリープランがあります。

セグメント配信・リッチメニュー・クーポンなどといった機能を無料で使えるのはうれしいですよね。

従来のメルマガであれば月額利用が数万円もかかるのが一般的でしたから、コレは大きいメリットと言えます。

あなたがもしもビジネスを手掛けているのであれば、ぜひLINEビジネスアカウントを使ってみてくださいね。

あなたのビジネスを大きく手助けてしてくれますよ。