この記事では『LINE公式アカウント利用にかかる料金』について詳しく解説していきます。
LINE公式アカウントは旧LINE@から2020年2月に強制移行され、料金形態も変更となりました。
今までにはなかった従量課金制(配信数に応じて料金が増加する)に変更されたので、利用プランをよく理解してコスパの良い配信ができるようにしましょう!
LINE公式アカウントは無料で作成することができますので、まだ開設していない人は下記の記事を参考にしてくださいね。
またLINE公式アカウントの機能ってなにがあったっけ?と思った方はコチラの記事で詳しく解説しています。
20コもある基本機能やLINE公式アカウントの活用事例について紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
料金プランとは
一般的にツールや媒体を使用するときにかかる費用は、「初期費用」+「月額費用」の合計です。
LINE公式アカウントの場合は、初期費用はどのプランでもかかりません!
そして月額プランは、3種類展開されています。
なお、コミュニケーションプラン(無料プラン)からライト・スタンダードプラン(有料プラン)への変更や、またその逆も可能です。
この3つのプランの中で、リッチメニューやチャットといった機能面に料金の差はありませんが、異なるのはメッセージの配信数です。
従来のLINE@では登録者数が基準となっていましたが、LINE公式アカウントでは登録者数に関わらず配信数で料金が変わってくる形となりました。
配信数と料金例
先述の通り、配信数によって料金が変わる形態のLINE公式アカウントですが、どのように変わってくるのでしょうか?
① 登録者50人 ×週1回(月4回)配信 = 月間配信数 200通
月間配信数が200通の場合、フリープランに該当し利用料は無料です。
② 登録者500人 ×週1回(月4回)配信 = 月間配信数 2,000通
月間配信数が2,000通の場合、ライトプランに該当し利用料金は5,000円となります。
5,000通までは一律5,000円ですので、3,000通分余って無駄になってしまっています。
登録者500人であれば、週2回配信しても同じ料金です。
③ 登録者500人 ×毎日(月30回)配信 = 月間配信数 15,000通
月間配信数が15,000通の場合、スタンダードプランに該当し利用料は15,000円となります。
30,000通までは一律15,000円ですので、15,000通分余ってしまっています。
毎日(30日間)配信する場合、登録者が1,000人まで増えても同じ料金です。
配信数が30,000通を超えた場合の従量課金単価は、細かく設定されていますので下記をご確認ください。
料金を安く抑える方法
LINE@(現LINE公式アカウント)の料金形態では、配信数による従量課金はありませんでした。
そのため、反応率が低くてもたくさんの配信を行いコンバージョン(購入や登録、資料請求など)につなげていくという戦略をとることができました。
しかし、現在の料金プランではむやみに配信を行ってしまうと上限なしに料金が発生します。
そのため、現在の配信に求められることは
「配信数を抑え、1通のメッセージでいかに高い反応率を取れるか」です。
では配信数を抑え(料金を抑え)高い反応率を上げるためには?
ということですが、それには配信先を絞ることが必須となります。
配信先を絞る方法
配信先を絞る方法は2種類あります。
まず、LINE official Account Managerのメッセージ配信画面から配信先の「絞り込み」を選択します。
ここから配信先を絞る方法として以下の2パターンを紹介します。
オーディエンスによる絞り込み
オーディエンスとは、過去の配信で反応があった登録者だけを抽出する機能です。
下記のように、ユーザーIDアップロードやメッセージクリックなどのオーディエンスタイプ別に絞り込みを行い、一斉配信をします。
- メッセージクリック
- メッセージインプレッション
- リッチメニュークリック
- リッチメニューインプレッション
- 友だち追加経路
- チャットタグ
- 予約
- ユーザーIDアップロード
- ウェブトラフィック
- その他
特にチャットタグオーディエンスとLINE公式アカウントのリサーチ機能を組み合わせることで、「髪のダメージが悩みの女性」「月に3回は映画を見に行く10代」といったあなたの商品・サービスにそったオーディエンスを作ることも可能です。
オーディエンスの作成方法については、下記の記事を参考にしてくださいね。
属性による絞り込み
属性による絞り込みは登録者のアカウント情報をもとに属性を選択します。
- 友だち期間:6日以下〜365日以上まで6種類
- 年齢:14歳以下〜50歳以上まで5歳ごとの9種類
- 性別:男・女
- OS:Android・iOSなど6種類
- エリア:都道府県ごと
属性は上記の5種類から選択可能です。
※注意:属性による絞り込みは登録者100人以上でないと利用できません。
絞り込み配信については、使いこなすとぐっと効果が高まったり、コストカットできたりするので、設定方法やメリットについて下記の記事でぜひチェックしてみてくださいね。
L Messageでは、自動で細かく絞り込むことが可能!
『L Message』では、「タグ」という機能で絞り込み配信をすることができます。
タグは自由に作成が可能です。
タグの付け方も手動・自動が選択可能で、「Aシナリオを読んだ人」「選択肢Bを選んだ人」など汎用性が非常に高い機能となっています。
先ほど、チャットタグをつかってあなたの商品・サービスにそったオーディエンスを作成することが可能、と紹介しましたが、LINE公式アカウントのみだとこれを1人ずつ、手動で確認する必要があります。
しかしエルメなら、こういった細かなタグ付けを自動で設定することが可能です!
これから友だちがどんどん増えるならなおさら、ここに時間をかけるより、商品・サービスを見直したり、メッセージ配信の改善に時間や人員を割いた方が売上・集客は上がると思います。
この自動タグ付けはもちろん、絞り込み配信によるコンバージョン測定を行える機能などもフリープランでご利用いただけます。また初期費用、契約期間の縛りがないため、導入リスク0円でお使いいただけます。
絞り込み配信で効率的に行いたい方は、まずはエルメを使ってみませんか?