この記事では、オンラインサロンとは何か?
LINE公式アカウントを使ってオンラインサロンを運営する方法、メリットなどを解説していきます。
最近ではYouTuberやインスタグラマーなど、インフルエンサーと呼ばれる個人で発信の影響力を持つ人が増えてきました。
インフルエンサーはもちろん、個人で情報発信をしていく中で「オンラインサロン運営をしてみたい!」という方に、LINE公式アカウントを利用した運営方法をご紹介します!
オンラインサロンとは
そもそも「オンラインサロン」ってなんだかよくわからない…
という方も多いのではないでしょうか?
オンラインサロンとは
「月額会員制で、インターネット上で展開されるクローズドなコミュニティ」のことです。つまり、会員だけで広がる内輪のコミュニティです。もう少し分かりやすく言うと、好きな人、好きなことにお金を払って集まる有料ファンクラブのようなものです。他では、有料メルマガの拡張版とも言われています。
引用:オンラインサロンの始め方が10分で分かる!【失敗しない始め方・成功の秘訣】
上記にある通り、ファンクラブに似たコミュニティですが、
ファンクラブと異なるのは
「この人から有益な情報を得て、自分の人生に活かしていきたい」
というところにサロン加入の目的があるところではないでしょうか?
有名なオンラインサロン運営者としては
堀江貴文さん(HIU・堀江貴文イノベーション大学校)
中田敦彦さん(PROGRESS)
西野亮廣さん(西野亮廣エンタメ研究所)
などがいらっしゃいます。
オンラインサロン運営のメリット
まずは、オンラインサロン運営のメリットを解説していきます。
フォロワーを資産に変え、ストック収益を構築できる
まずはこれが大きなメリットではないでしょうか。
イベントの開催や、書籍の出版、グッズ販売などメインとなる情報発信以外に収益を産む方法はいくつかありますが、リアルビジネスの場合、損失が発生する可能性もあります。
また、あくまでその1プロジェクトとして一時的な収益に限定されるため、安定した収益にはなりづらいものとなっています。
一方で、オンラインサロンに入会してもらうことで毎月安定した収益を確保することが可能です。
10万人のフォロワーがいるYouTuberでも広告収入以外の安定した収益を生み出すのは難しいですが、オンラインサロンを運営すれば安定した第二の収益の柱を作ることが可能です。
自由でクローズドな情報発信が可能
インフルエンサーはもちろん、一般個人でも基本的に情報発信はSNS等なんらかのプラットフォームを利用して情報を発信している人がほとんどではないでしょうか?
そこで問題になるのが、過激な発信でアカウントが強制削除されることです。
飲食店で言えば、せっかくお店を作り上げたのにいきなり強制退去を命じられるようなものです。
また、あまり広めたくない情報(情報自体が有料級)を発信する場合も、誰の目にも触れてしまうSNS上は向いていません。
そんな時に、オンラインサロンであれば自分のルールで情報の提供が可能なため、アカウント強制削除などの心配もなく、有料で情報発信が可能となります。
メンバーシップ機能で簡単に開設できる
LINE公式アカウントにはメンバーシップ機能があります。これは、LINE公式アカウントの友だちに対してメンバー(有料会員)を募り、月額料金をもらう代わりにサービスや情報、特典をプレゼントすることができます。
LINE公式アカウント内でサブスクリプションを作るイメージです。
このメンバーシップ機能の最大のメリットは、この機能で決済まで完結できる点です。
オンラインサロンを開設するには、
①オンラインサロンを紹介するサイトを作る。
②そのサイトで有料会員を募集する。
③何らかの形で、情報・サービス・商品などを会員に提供する。
④会員から毎月お金を徴収する
ざっくりとですが、このように数ステップを踏まないといけないですし、1つ1つのハードルも高いです。
しかしメンバーシップ機能なら、これ全てをLINE公式アカウント内でできますし、メンバーに対しては、無料でメッセージ配信ができます。
審査次第では落ちる可能性もありますが、使わない理由はないと思います。
メンバーシップの詳しい機能や活用事例を下記記事に記載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
LINE公式アカウントを使ったオンラインサロン運営
実際に、個人でオンラインサロンを運営するとしたら何から始めたらいいのか?
オンラインサロン運営で多いのはFacebookグループを使った運営です。
たしかに、Facebookグループもオンラインサロン運営に利用することができますが、あまりおすすめはしません。
まず、実名登録をどうしても嫌がる人が出てきます。
「実名じゃないとダメですか?」という質問が必ず寄せられます。
これだと実名を嫌がる一定層をとり逃してしまう可能性があります。
また「Facebookをあまり見ない・そもそもアカウントを持っていない」という声もあります。
会員さんがそのプラットフォームを見ない・慣れていないと何が起こるのか。
それは、オンラインサロンが活発化しないという問題です。活発でないオンラインサロンはどうしても継続率が低下し、収益率が落ちてしまいます。
そこで、おすすめしたいのがLINE公式アカウントを利用したオンラインサロンです。
LINE公式アカウントを使うメリット
LINE公式アカウントには、オンラインサロンを運営していく上で向いているポイントがいくつかあります。
そこでLINE公式アカウントを利用するメリットをご紹介していきます。
会員のLINE利用率が高い
まず、会員の年齢層や性別に関わらずLINEの利用率が非常に高いということが挙げられます。
利用率が高いということは、オンラインサロンの利用にわざわざSNSアカウントを作る必要がありません。
また、断トツに開く回数が多いアプリケーションがLINEではないでしょうか?
そのため、会員の方も非常に使いやすくアクティブに情報を受け取ることが可能となり活発なオンラインサロン運営が可能となります。
会員同士の繋がりをコントロールできる
LINE公式アカウントの特徴は、一方的(運営者側)な情報発信に限られるというポイントです。
このメリットとしては不用意に会員同士の繋がりを作らないという点があります。
サロンを運営するに当たって、図らずも「アンチ」と呼ばれる運営側に敵意を持った存在が発生するかもしません。
アンチが1人であれば、いきなり運営の妨害をしてくる可能性は低いかもしれませんが、アンチが複数発生し結束してしまった時は対応が非常に困難となります。
下手をすると、オンラインサロン解体まで起こる可能性もあります。
そのため、不用意に会員同士の繋がりを産まず情報を配信できるプラットフォームとしてLINE公式アカウントが非常におすすめです。
LINEオープンチャットと組み合わせて利用できる
一方で、「会員同士で自由にコミュニケーションをとってほしい」という場合には、LINEオープンチャットを組み合わせて活用することが可能です。
LINEオープンチャットを利用すれば、匿名性を保ったまま会員同士のコミュニケーションが可能であり会員同士でLINEの友だちになることもできません。
こちらは同じLINE ヤフー株式会社からリリースされているサービスなので、LINE公式アカウントとの親和性も非常に高く新たにアプリを準備する必要がないというところもポイントです。
オープンチャットの機能や作成方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をぜひチェックしてみてくださいね。
L Messageでオンラインサロン運営
L Messageを利用すれば、LINE公式アカウントを使ったオンラインサロン運営がグッと便利になります。
ここでは、以下の3つの機能を紹介します。
1つ目は、タグ付け機能。
例えば有料会員の中でもグレードが存在する場合、タグ付け管理によってメッセージ配信内容やリッチメニュー表示内容を変えることができます。
時間と工数が多くかかって面倒だな、、という方はエルメを使えば、追加用URLを分けたり、キーワードを送信してもらうことで完全自動化でタグ付けを行うことができます。
エルメを使ってタグ付けを自動化する方法やメリットを下記の記事で紹介しているので、ご覧ください。
2つ目は、ステップ配信。
クーポンと併用してよりアクティブな会員を増やしたり、分かりづらい部分の解説をステップ配信で自動化することで会員の満足度、継続率の向上につながります。
このステップ配信というのは、上手く活用することで有料会員のブロック率が下がりますので、ぜひこちらの記事でメリットや活用例をチェックしてみてくださいね。
3つ目は、決済機能。
もしメンバーシップ機能を使わない場合は、決済方法をどうすればいいかが悩みどころ。
エルメならLINE内で商品販売から決済まで一貫した仕組み構築が可能です。さらに購入者を特定し、その購入情報に基づいたフローアップ、アップセル、クロスセルなど実現できます。
エルメを使った決済連携は下記記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オンラインサロン運営の第一歩として、LINE公式アカウントを利用した情報の配信がおすすめです。
またエルメを利用すれば、集客から決済・分析まで一気通貫で管理できるので、オンラインサロン運営がもっと便利になります。
まずはLINE公式アカウントの作成とエルメの無料登録からオンラインサロン運営をはじめてみてはいかがでしょうか?