LINE公式アカウントのガイドライン、利用規約、禁止事項をおさらい

LINE公式アカウントのガイドライン、利用規約、禁止事項をおさらい LINE公式アカウント

顧客にダイレクトにメッセージを届ける際の必須ツール、LINE公式アカウント。

適切な運用でアカウントを成長させ、友だち数を増やせば集客に直結する武器になります。

しかし、数万~数百万と友だちを集めても、ルール破りの運用をすると過去の努力は水の泡。

アカウントが削除されて、すべての顧客を失ってしまいます。

そんな悲劇を防ぐためには、LINE公式アカウントのガイドラインと利用規約をしっかり把握するのが肝要です。

今回は、LINE公式アカウントを安心、安全に運用するためのルールをおさらいします。

これからLINE公式アカウントを作成する方、既に運用されている方は、必須知識としてお役立てください。

この記事でわかること
  • ガイドラインと利用規約の違い
  • ガイドラインのおさらい
  • 利用規約のおさらい
  • LINE公式アカウントロゴのガイドライン
  • LINE公式アカウント利用停止を防ぐために
  1. この記事を監修した人
  2. ガイドラインと利用規約の違い
  3. LINE公式アカウントのガイドラインおさらい
    1. はじめに
      1. LINE公式アカウントガイドLINE
      2. サービスポリシー
    2. アカウント開設時のルール
      1. アカウントの種別と審査
      2. ご利用いただけないお客様
      3. ご利用いただけない業種、業態・商品・サービス
    3. アカウント運用時のルール
      1. アカウント名称の設定
      2. 配信コンテンツに関する禁止事項
      3. 罰則
      4. 運用上の注意事項
      5. 運用上の注意事項(商用利用の場合)
    4. 免責事項
  4. LINE公式アカウントの利用規約のおさらい
    1. 第1条(規約の適用)
    2. 第2条(利用申し込み・認証・認証拒絶または取消)
    3. 第3条(本規約の変更)
    4. 第4条(利用期間)
    5. 第5条(利用料金)
    6. 第6条(アカウント)
    7. 第7条(本コンテンツ)
    8. 第8条(お客様による情報の取扱い)
    9. 第9条(通知義務)
    10. 第10条(お客様の責任)
    11. 第11条(LINE公式アカウントの削除)
    12. 第12条(お客様の個人情報の取扱い)
    13. 第13条(委託・業務連携)
    14. 第14条(サービスの中断・変更・終了)
    15. 第15条(非保証)
    16. 第16条(損害賠償)
    17. 第17条(アカウントの利用制限)
    18. 第18条(禁止行為)
    19. 第19条(利用停止・解除)
    20. 第20条(機密保持)
    21. 第21条(反社会的勢力の排除)
    22. 第22条(地位の譲渡および承継)
    23. 第23条(本規約と法令の関係)
    24. 第24条(言語・準拠法・裁判管轄)
  5. LINE公式アカウントのロゴのガイドライン
    1. 利用原則
    2. 不可侵領域・最小使用サイズ
    3. ロゴレギュレーション
    4. ロゴカラー
    5. バックグラウンドカラー
    6. カラーレギュレーション
  6. LINE公式アカウントの利用停止を防ぐために
  7. エルメ公式LINEは友だち募集中です!

この記事を監修した人

阿部 悠人

阿部 悠人

LINE集客の専門家

広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。100社以上の中小企業へLINEの導入支援を行い、業務効率化や収益改善の実績を持つ。

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ガイドラインと利用規約の違い

LINE公式アカウントのガイドラインと利用規約。

似ているように見えますが、この二つは明確に違う立場で適正な運用を支えています。

では、それぞれどんな役割を持つのか、簡単に説明します。

LINE公式アカウントガイドライン   基本的な方針             
LINE公式アカウント利用規約具体的な約束事

このように、ガイドラインはどのようなポリシーに基づいて「どうあるべきか」を示しており、利用規約は具体的に「どうするべきか」について言及しています。

憲法と法律のような関係で、上位に存在するのがガイドラインです。利用規約はガイドラインのポリシーのもと、制定されています。

よって、ガイドラインに定めがない場合は利用規約の定めを適用できますが、両方に異なる定めがある場合は、ガイドラインの定めを優先し利用規約の定めは無効となるわけですね。

LINE公式アカウントのガイドラインおさらい

ここではLINE公式アカウントのガイドラインについて、項目ごとの概要を記していきます。

※以下内容は記事執筆時点の最新情報です※2023年10月1日更新時点
※以下文章では、利用者を『LINE公式アカウント運用に携わる人』、ユーザーを『友だち』、LINEヤフー株式会社の同一段落内の自社を『LINEヤフー株式会社』としています。

はじめに

LINE公式アカウントガイドLINE

ガイドラインの目的について記載されています。

こちらは、LINEヤフー株式会社がLINE公式アカウントを円滑に利用してもらうために定めた物で、ガイドラインは日本のLINE公式アカウントに適用され、利用規約よりも優先されるといった内容です。

サービスポリシー

LINE公式アカウントのポリシーが記載されています。

LINEヤフー株式会社は、幅広い年齢層にリーチするLINE公式アカウントの特性を鑑み、利用者とユーザーがよりよい友だち関係を築けるよう、以下の点を重視してガイドラインを制定しています。

情報の受け手(ユーザー)がどう思うか
ユーザーが必要とする情報を適切な形で提供しているか
ユーザーが不快に感じることはないか
すべてのユーザーが安心・安全にLINEを利用できているか

アカウント開設時のルール

アカウントの種別と審査

LINE公式アカウントには「未認証アカウント」と「認証済みアカウント」「プレミアムアカウント」があり、認証するためには審査が必要であることや、審査基準の概要・利用者の責任についてLINEヤフー株式会社が定めたルールが列記されています。

ご利用いただけないお客様

LINEヤフー株式会社の判断によって、LINE公式アカウントが利用できない方を定義しています。

主に法令に反する勢力や、LINE公式アカウントのサービスの性質上、不適当だと判断する法人・団体・個人は、利用出来ないといった内容です。

犯罪に使用されるおそれのある商品またはサービスの提供を行っている法人・団体・個人
不法行為または犯罪行為を構成しまたは助長するおそれのある法人・団体・個人
他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などの違法または不正な売買・仲介・斡旋等を行っている法人・団体・個人
法令または公序良俗に反する行為を行っている若しくは行うおそれのある法人・団体・個人
利用規約第18条に定める禁止行為を行っていると当社が判断する法人・団体・個人
その他当社が本サービスの利用が不適当であると判断する法人・団体・個人
(LINEユーザーに不利益を被らせる可能性のある法人・団体・個人、当社の信用若しくは評判に悪影響を与える可能性のある法人・団体・個人、当社をクレームや紛争等に巻き込む可能性のある法人・団体・個人などが含まれますが、これらに限られません)

ご利用いただけない業種、業態・商品・サービス

LINEヤフー株式会社の判断によって、LINE公式アカウントが利用できない業種・業態、商品・サービスを定義しています。

特定の業種・業態、商品・サービスには、サービスを提供しない又は契約の解除をするといった内容です。

※該当しやすいジャンルについて記します。具体的なサービス等はLINE公式アカウントガイドラインをご参照ください。

• 医療
• 出会い
• アダルト
• ネット関連ビジネス
• 連鎖販売取引
• クレジットカード現金化
• ギャンブル
• 個人情報
• 模倣品・海賊版

アカウント運用時のルール

アカウント名称の設定

アカウント名設定のルールを記しています。

下記に抵触する名称は修正の可能性があるということ。認証済みのアカウント名変更は原則変更不可であること。企業名やサービスの変更を伴う場合は、例外対応をする可能性があると言った内容です。

1. 法人・団体・個人または商品・サービスのいずれかの正式名称が必ず含まれること
2. 実在しない法人・団体・個人または商品・サービスが実在するかのように誤認されないこと
3. 事実とは異なるまたは誤認を招くような内容の文字列が使用されていないこと
4. 当社または関連会社の商品・サービスと誤認されないこと

配信コンテンツに関する禁止事項

アカウント設定内容や配信内容での禁止事項が記載されています。

「利用規約第18号の禁止事項」に該当する下記の行為を遵守するよう定められています。

• 法令、裁判所の判決、決定若しくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
• 違法または違法行為を助長するような行為
• 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、
 その他法令上または契約上の権利を侵害する行為
• 公序良俗に反するおそれのある行為
• 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
• 本サービスをお客様以外の第三者のための広告媒体として使用する行為
• LINE公式アカウントを利用してみなし属性を利用した広告、メッセージ等(以下、「広告等」といいます。)
 を配信する場合、広告等に接触した利用者の属性を識別する行為(広告等の配信時に属性毎に
 個別の遷移先を指定することおよび遷移先を指定するURL中に遷移経路を追跡可能にする
 特定の情報の付加等をすることが含まれますが、これに限りません。)
• 当社または第三者になりすます行為、意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申込され
 た業種の運営・維持とはなんら関係のない内容を表示若しくは配信する行為
• 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為
• 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等に
 よる差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他
 反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為
•性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない第三者との出会いや交際を目的とする
 行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービスが予定して
 いる利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為
• 利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信
• 本サービスのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為
• 当社による本サービスの運営または他のお客様による本サービスの利用を妨害し、これらに支障を与える行為
• 本サービスの不具合を意図的に利用する行為
• 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
• LINEヤフー共通利用規約に抵触する表現・内容の配信
• LINEロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する表現・内容の配信
• 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為
• その他、当社が不適当と認める行為

罰則

「配信コンテンツに関する禁止事項」「運用上の注意事項」およびLINEヤフー株式会社が不適切と判断したコンテンツがある場合、下記の措置を取られる可能性があること、措置を行った場合に理由を回答しないことを明記しています。

• 当該コンテンツの削除
• 本サービスの提供停止
• 本サービスにかかる契約の解除

運用上の注意事項

運用上の注意事項が記載されています。

利用者へ各種法令・業界ルールと、ユーザーを守るための以下注意事項を遵守することを求め、抵触した際には投稿内容の削除・アカウントの停止を行うといった内容です。

・スマートフォンで操作・閲覧できないページへのリンク
・リンク先の制限
・ユーザーが誤認や誤操作を行う可能性のある表現
・アプリのダウンロードに関する訴求
・アカウント名称の変更
・アイコン画像の変更
・投稿内容の訂正

上記事項の具体的な内容はLINE公式アカウントガイドラインをご参照ください。

運用上の注意事項(商用利用の場合)

商用利用の場合はより運用基準が厳しくなることが記載されています。

「運用上の注意事項」に加えて、商用利用では下記の遵守が求められるといった内容です。

・広告の主体者の明示
・ダブルスポンサー広告の禁止
・他社商品、サービスの訴求

上記事項の具体的な内容はLINE公式アカウントガイドラインをご参照ください。

免責事項

LINEヤフー株式会社の免責事項が羅列されています。

LINE公式アカウントの運用でトラブルなどが生じた場合でも、免責事項に記載されている内容に関して責任が負えないといった内容です。

詳細に関してはLINE公式アカウントガイドラインをご参照ください。

LINE公式アカウントの利用規約のおさらい

ここではLINE公式アカウントの利用規約についておさらいします。全24条の概要のみ記しますので、詳細を確認したい条項がある場合は、LINE公式アカウント利用規約をご参照ください。

※以下内容は記事執筆時点の最新情報です※2023年10月1日改定時点
※以下文章では、利用者を『LINE公式アカウント運用に携わる人』、ユーザーを『友だち』、LINEヤフー株式会社の同一段落内の自社を『LINEヤフー株式会社』としています。

第1条(規約の適用)

LINE公式アカウント利用規約の適用が記載されています。

  • この利用規約および、その他個別規約はLINE公式アカウントすべてのサービスへ適用されること
  • 規約やガイドライン間で矛盾がある場合、個別規約>LINE公式アカウントガイドライン>本規約>LINEヤフー共通利用規約の順序で、該当する定めが優先して適用されること
  • 利用者は規約とガイドラインに従わなければならないこと、すべての法令を遵守する責任があること

といった内容です。

第2条(利用申し込み・認証・認証拒絶または取消)

LINE公式アカウントの申し込みについて記載されています。

  • 利用者はLINEヤフー株式会社が定める方法により利用申し込みをすることで、アカウントが提供されること
  • 利用者は「情報利用に関する同意について」の内容を同意して申し込むこと
  • 認証済みアカウントが欲しい場合は申し込み後に承認が必要であること
  • 一定の基準(非公開)を満たした場合、プレミアムアカウントに昇格すること
  • 虚偽申請などLINEヤフー株式会社が不適当と判断した場合、認証が取り消されること
  • LINEヤフー株式会社の追加サービスを利用する際にも申し込みが必要であること

といった内容です。

第3条(本規約の変更)

利用規約は、LINEヤフー株式会社が利用者への通知を行うことで変更できます。

第4条(利用期間)

無料プラン、有料プランの利用期間について説明しています。

  • LINE公式アカウントは申し込み日から当月末日が利用期間で、利用者が削除しない限り自動延長されること
  • 有料プランは購入申し込み完了日から当月末日が利用期間で、利用者が所定の方法で解約を申し出ない限り自動延長されること

といった内容です。

第5条(利用料金)

利用料金に関する諸項目が記載されています。

  • 有料プランの内容、利用料金、支払期限等はLINEヤフー株式会社が決定・通知すること、利用者は申し込み時に確認すること
  • LINEヤフー株式会社は公表・通知で有料プランを変更する可能性があること
  • 無料プランから有料プランへの変更は、LINEヤフー株式会社が申し込みを受領した日に行うこと
  • 有料プランから無料プランへの変更は、LINEヤフー株式会社が申し込みを受領した日の翌月に行うこと
  • 利用者が有料プランを購入した月の利用料金等ついて、途中解約でも月額料金の日割り精算を行わないこと
  • 支払いは消費税相当額を合わせて行うこと
  • 税抜き利用料金その他の試算結果に1円未満の端数が生じた場合は切り捨てること、算出金額に消費税を乗じた結果に1円未満の端数が生じた場合は四捨五入すること
  • 利用者が利用料金の支払いを遅延した際には、契約関係が自動的に解除されること
  • 遅延の原因が利用者側の損害であってもLINEヤフー株式会社は責任を負わないこと
  • 延滞期間は未払い額に対する年率14.6%の割合による遅延損害金を、利用者がLINEヤフー株式会社に払うこと

といった内容です。

第6条(アカウント)

アカウントの管理運用方法・削除について説明されています。

  • 利用者は管理しているアカウントのパスワードを厳重に管理すること
  • LINEヤフー株式会社は登録されたパスワードで行われた一切の行為を利用者の行為とみなすこと
  • LINEヤフー株式会社が合理的な範囲で利用者のアカウント補助する場合、利用者のアカウントを操作できること
  • 利用者は第三者に捜査権限の付与・アカウントの運用を委託できること
  • LINEヤフー株式会社は自社の基準でアカウントへ所属国と地域の割り当て・変更ができること
  • 利用者が法人の場合、関連会社のためにアカウント申し込み・利用させることができること
  • 関連会社に利用させる場合は、利用者が規約の履行させる責任を負うこと・関連会社の行為を利用者の行為とみなすこと
  • LINEヤフー株式会社が指定する方法で所属国と地域を申告・登録できること
  • LINEヤフー株式会社は利用者から提供された情報などを利用して、自社の基準で所属国と地域の登録作業ができ、その情報は利用者に関する情報として公開されること
  • 利用者がLINE公式アカウントをやめた場合、アカウントに残ったコンテンツをLINEヤフー株式会社の裁量で削除できること
  • 利用者が配信して2年以上経過したコンテンツはLINEヤフー株式会社の権限で削除できること

といった内容です。

第7条(本コンテンツ)

コンテンツの取り扱いについて列挙しています。

1.利用者がコンテンツについてLINEヤフー株式会社へ表明し、補償すること

  • 第三者の権利を侵害しないこと
  • 公序良俗に反するおそれがある内容、法令またはLINE公式アカウント利用規約に違反する内容を含まないこと
  • URLリンクを含める場合、ユーザーへアクセス状況が集計可能であると認識させること

2.第三者に関する情報を記載する場合、ユーザーへ第三者本人からの情報提供だと誤認させない措置が必要であること

3.LINEヤフー株式会社がコンテンツの閲覧をしており、不適切なコンテンツは配信させず削除できること

4.LINEヤフー株式会社が裁判所などの公的機関からコンテンツ開示を求められた場合、請求が正当であれば利用者の承認を得ずに開示・提供できること

5.コンテンツの著作権を含む知的財産権は利用者に帰属するが、LINEヤフー株式会社は保護する義務を負わないこと

6.コンテンツおよびLINE公式アカウントで利用可能な機能の使用実績・状況等をLINEヤフー株式会社が第三者に向けて利用することを利用者は了承すること、同様に自社の関連会社等へ共有できること

7.LINEヤフー株式会社はコンテンツを社内サーバに保存できるが、保存義務は負わないこと、利用者は自己責任で保存すること

といった内容です。

第8条(お客様による情報の取扱い)

ユーザー情報の取り扱いについて列挙しています。

  • LINE公式アカウントより取得したユーザーの情報は、LINEヤフー株式会社に帰属すること
    ※ただし利用者がユーザーへ直接依頼し入手した情報などは、この限りではないこと
  • 利用者はアカウントの運営に必要な範囲に限りユーザー情報を取得・使用できること
  • LINEヤフー株式会社の許可を得ずにユーザー情報を第三者に伝えてはならないこと
  • 利用者はLINE公式アカウントの契約解除・終了した場合にユーザー情報を廃棄すること

といった内容です。

第9条(通知義務)

利用者がLINE公式アカウントに登録した情報を変更する際、LINEヤフー株式会社への通知が義務付けられており、LINEヤフー株式会社から変更を証明する資料の提出を求められた場合、応じる必要があるといった内容です。

第10条(お客様の責任)

利用者が持つ責任について記載されています。

  • LINE公式アカウント利用に起因して、LINEヤフー株式会社へクレーム・訴訟の提起があった場合、利用者が責任を負い費用負担をすること
  • LINE公式アカウント利用に起因して、LINEヤフー株式会社へ損害を与えた場合、利用者が直ちに賠償すること

といった内容です。

第11条(LINE公式アカウントの削除)

LINE公式アカウントの削除に関係する事項について説明しています。

1.利用者はいつでもアカウント削除ができること

2.削除した場合、以下を除きLINE公式アカウントを利用できなくなること

  • 管理画面にログインすること
  • 管理画面から統計情報を利用すること
  • 管理画面から決済機能を利用すること

3.前項の権限は削除手続きを行ったあとも一定期間存続すること

4.利用者にLINE公式アカウント利用料金の未払いがある場合に限り、削除手続きを行っても未払いを解消するまで2.に記した例外の権限が存続すること

といった内容です。

第12条(お客様の個人情報の取扱い)

LINE公式アカウント利用者の情報を、LINEヤフー株式会社がどのように扱うか記しています。

  • LINEヤフー株式会社は利用者の個人情報を、LINE公式アカウントの事務処理やLINEヤフープライバシーポリシーに記載した内容に準拠した範囲で使用し、共同利用すること
  • 共同利用されるユーザー情報・共同利用における管理責任者については、LINEヤフープライバシーポリシー記載の通りにすること
  • LINEヤフー株式会社は法令・LINEヤフープライバシーポリシー・個別同意を得た場合を除き、第三者へ利用者の個人情報を提供しないこと
  • 利用者はLINEヤフー株式会社に対して自身の個人情報の開示・訂正・追加・削除を請求できること※別途定める手続きによるものとし、手数料が生じるケースもある
  • 開示・訂正・追加・削除・苦情は問い合わせ先から連絡すること

といった内容です。

第13条(委託・業務連携)

LINEヤフー株式会社が行う委託・業務提携について記載されています。

  • LINEヤフー株式会社はLINE公式アカウントのサービス提供の一部を、自社のグループ会社・その他の第三者に委託できること
  • LINEヤフー株式会社は業務提供先等へアカウントの機能を提供するため、利用者の個人情報を除くアカウント情報を第三者へ提供できること
  • 利用者の情報が第三者のサイトに掲載される可能性があること
  • LINEヤフー株式会社が利用者のアカウントページに、利用者の情報が記載された業務提携先のウェブサイトリンクの設置等ができること

といった内容です。

第14条(サービスの中断・変更・終了)

サービスの中断・変更・終了について記載されています。

1.LINEヤフー株式会社が以下のケースでサービスの提供を一時中断し、責任を負わないこと

  • LINE公式アカウント提供に用いる設備の保守点検等を行う場合
  • LINE公式アカウント提供に用いる設備に障害・故障等が生じた場合
  • 電気通信事業者の役務に起因して、電気通信サービスの利用が不能となった場合
  • 停電・災害などの不可抗力でサービスの提供が困難になった場合
  • その他アカウント運用、技術上の相当な理由がある場合

2.LINEヤフー株式会社は利用者に通知することで、LINE公式アカウントの全部または一部を変更しまたは終了できるものとし、実施した場合であっても責任を負わないこと

といった内容です。

第15条(非保証)

LINEヤフー株式会社は、LINE公式アカウントに関係する瑕疵がないことおよび、安全性・信頼性・正確性・完全性・有効性・適合性を保証せず、瑕疵を除去する義務を負わないといった内容です。

第16条(損害賠償)

LINE公式アカウントに関連して起きた損害に対して、誰がどこまで賠償するのかについて説明しています。

  • 利用者が規約に違反してLINEヤフー株式会社に損害を与えた場合は、一切の損害を負い、直ちに賠償する責任を負うこと
  • 利用者がLINE公式アカウントに関連して第三者の権利を侵害し、クレーム等を受けた場合、自らの負担で処理解決すること、LINEヤフー株式会社へ損害が及んだ場合は賠償責任を負うこと
  • LINEヤフー株式会社が利用者に起因するクレーム等を処理解決した場合、かかる費用は利用者が負担すること
  • 利用者がLINE公式アカウントを介して外部サービスへユーザーを誘導しても、外部サービスが利用できるとは限らない
  • 利用者がユーザーを外部誘導したことによって、クレーム等が生じた場合、LINEヤフー株式会社は一切責任を負わないこと
  • LINEヤフー株式会社は、自社の故意・重過失に起因する場合を除き、ユーザーに生じたあらゆる損害の責任を負わないこと
  • LINEヤフー株式会社と利用者の間に消費者契約が結ばれている状態かつ、自社の過失で、債務不履行・不法行為があった場合、LINEヤフー株式会社は通常生じる損害の範囲内および受領利用料の額を上限に、損害賠償責任を負うこと
  • LINEヤフー株式会社の重過失で利用者に損害が生じ、契約が消費者契約でない場合、LINEヤフー株式会社は通常生じる損害の範囲内および受領利用料の額を上限に、損害賠償責任を負うこと

といった内容です。

第17条(アカウントの利用制限)

利用制限の対象について記載されています。

  • LINE公式アカウントの利用を開始した後、利用者が以下の事項に該当するとLINEヤフー株式会社が判断した場合、自社の判断で利用を制限することがあること
  • また、以下の事項は例示であり、具体的判断基準や利用制限へついてLINEヤフー株式会社は回答する義務を負わないこと

(1)犯罪に使用されるおそれが高い商品の販売、またはサービスの提供を行っている法人・団体・個人
(2)不法行為または犯罪行為を構成しまたは助長するおそれのある法人・団体・個人
(3)他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などの違法または不正な売買・仲介・斡旋等を行っている法人・団体・個人
(4)法令または公序良俗に反する行為を行っているもしくは行うおそれの高い法人・団体・個人
(5)18条に定める禁止行為を行っていると当社が判断する法人・団体・個人
(6)その他当社がLINE公式アカウントのアカウント利用に不適当であると判断する法人・団体・個人(LINEユーザーに不利益を被らせる可能性のある法人・団体・個人、当社の信用もしくは評判に悪影響を与える可能性のある法人・団体・個人、当社をクレームや紛争等に巻き込む可能性のある法人・団体・個人などが含まれますが、これらに限りません。)

といった内容です。

第18条(禁止行為)

利用者がLINE公式アカウントを利用する際、行ってはいけない事項を列記しています。

(1) 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
(2) 違法または違法行為を助長するような行為

(3) 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を侵害する行為
(4) 公序良俗に反するおそれのある行為
(5) 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
(6) 当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
(7) LINE公式アカウントを利用してみなし属性を利用した広告、メッセージ等(以下、「広告等」といいます。)を配信する場合、広告等に接触した利用者の属性を識別する行為(広告等の配信時に属性毎に個別の遷移先を指定することおよび遷移先を指定するURL中に遷移経路を追跡可能にする特定の情報の付加等をすることが含まれますが、これに限りません。)
(8) 本アカウントを第三者に譲渡または貸与する行為、第三者と共用する行為

(9) 当社または第三者になりすます行為、意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申し込みされた業種の運営・維持とはなんら関係のない内容を表示もしくは配信する行為
(10) 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為
(11) 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為
(12) 性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他LINE公式アカウントが予定している利用目的と異なる目的でLINE公式アカウントを利用する行為
(13) 利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信
(14) LINE公式アカウントのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為
(15) 当社によるLINE公式アカウントの運営または他のお客様によるLINE公式アカウントの利用を妨害し、これらに支障を与える行為

(16) LINE公式アカウントの不具合を意図的に利用する行為
(17) 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
(18) LINEヤフー共通利用規約に抵触する表現・内容の配信
(19) 当社のロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する表現・内容の配信
(20) 上記第1項から19項のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為
(21) その他、当社が不適当と判断した行為

といった内容です。

第19条(利用停止・解除)

LINEヤフー株式会社が、LINE公式アカウントを利用停止・契約解除するケースを列挙しています。

1.LINEヤフー株式会社が以下のいずれかに該当するおそれがあることを判断した場合、予告なくアカウントの一時停止・契約解除ができること

(1)LINE公式アカウントの利用開始後に当社が第2条第5項に定める申し込み拒否事由があることを知った場合(認証済アカウントか否かを問いません。)
(2)第18条の禁止行為に抵触する等、本規約に違反した場合
(3)不正の目的をもってLINE公式アカウントを利用した場合
(4)破産もしくは民事再生の手続きの申し立てを受けるまたはお客様自身がそれらの申し立てを行うなど、当社がお客様に信用不安が発生したと判断した場合
(5)当社の責に帰すべき理由によらず、お客様と連絡が取れない場合
(6)本アカウントへ1年以上アクセスしていない場合
(7)その他、当社が不適切と判断する行為をお客様が行った場合

2.LINEヤフー株式会社がApple inc.、Google LLC等のアプリマーケットよりLINE公式アカウントの提供を停止するよう求められた場合、予告なくアカウントの一時停止・契約解除ができること

3.前二項にかかる一時停止・契約解除に起因して、利用者に何らかの損害が生じても、LINEヤフー株式会社は責任を負わないこと

といった内容です。

第20条(機密保持)

利用者に対する機密保持について記載されています。

利用者はLINEヤフー株式会社の機密情報を秘密として保持し、法令またはLINEヤフー株式会社の書面による情報開示を除き、漏洩してはならないといった内容です。

第21条(反社会的勢力の排除)

現時点及び将来的にも反社会勢力に与しないこと、関与しないことを利用者に求めています。

1.利用者は反社会勢力と一切の関わりがないことを、確約すること

2.利用者は自らまたはその関係者が、以下の内容を行わないことを確約すること

(1)暴力的な要求行為
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為
(3)取引に関して、脅迫的な言動(自己またはその関係者が反社会的勢力である旨を伝えることを含みますが、これに限りません。)をし、または暴力を用いる行為
(4)風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為
(5)その他前各号に準じる行為

3.利用者が前二項に違反した場合、LINEヤフー株式会社は催告を要することなく契約解除でき、損害が生じても賠償責任を負わないこと

といった内容です。

第22条(地位の譲渡および承継)

第三者への、契約に関する権利義務の譲渡・承継について説明しています。

  • 利用者はLINEヤフー株式会社の承諾がない限り、契約の権利義務・契約上の地位を第三者に譲渡し、担保の目的に供しまたは承継してはいけないこと
  • LINEヤフー株式会社が利用者に公表・通知することで、LINE公式アカウントの全部または一部の本契約上の自社の地位を第三者等へ譲渡でき、利用者は予めこれに了承していること

といった内容です。

第23条(本規約と法令の関係)

規約が法令に抵触する場合、当該規約の適用がされないが、その他の規約の効力には影響しないといった内容です。

第24条(言語・準拠法・裁判管轄)

規約の言語・準拠法・裁判管轄について記載されています。

  • 規約はLINEヤフー株式会社が所属国・地域を日本と判定した利用者に適用され、翻訳版との齟齬がある場合は、本規約が優先されること
  • 抵触法の原則に関わらず、規約は日本法に準拠して解釈されること
  • LINE公式アカウントに関してLINEヤフー株式会社と利用者の間に生じる一切の紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすること

といった内容です。

LINE公式アカウントのロゴのガイドライン

最後に、LINE公式アカウントロゴのガイドラインについてご紹介します。

販促物で掲示する場合など、LINE公式アカウントロゴガイドラインを確認して注意深く取り扱いましょう。

利用原則

ロゴガイドラインの利用原則について記載されています。

全てのロゴデータは、データを変形・加工せず、そのまま使用することを原則とします。
LINE公式アカウントおよび関連サービスのロゴ、アイコンなどはLINE株式会社の権利物です。
LINE公式アカウントのロゴ、アイコンなどを使用する場合は、本ガイドラインのルールに準じて使用してください。

といった内容です。

不可侵領域・最小使用サイズ

ロゴのアイソレーション(不可侵領域)は以下の内容を遵守しなければならないといった内容です。

ロゴタイプは、視認性と独立性を確保するために、アイソレーション(不可侵領域)を設けています。 アイソレーション内には、他の要素を表示することを禁止しています。 また、最小使用サイズ以下での使用は十分な可読性が確保できないため禁止しています。

ロゴレギュレーション

利用者へ下記内容のようにロゴの変形・加工をしないことを遵守すべきといった内容です。

提供する全てのダウンロードデータは、データを変形・加工することはできません。下記のような使用は禁止します。

ロゴカラー

利用者が使えるロゴの表示カラーが3種類あり、Blackの使用を推奨するといった内容です。

ロゴは、3種類の表示カラーがあります。Blackの使用を推奨しますが、用途や媒体によって適宜使用してください。

バックグラウンドカラー

利用者が使えるロゴの背景カラーが3種類あり、白背景にはBlack、規定にない背景カラーにはWhiteのロゴ使用を推奨するといった内容です。

ロゴは背景カラーの規定を推奨して使用します。白背景にBlackのロゴ使用を推奨し、規定にない背景カラーにはWhiteのロゴ使用を推奨します。

カラーレギュレーション

利用者へ提供するダウンロードデータは変形・加工できず、以下の見本の使用は禁止するといった内容です。

提供する全てのダウンロードデータは、データを変形・加工することはできません。下記のような使用は禁止します。

LINE公式アカウントの利用停止を防ぐために

ガイドラインと利用規約の遵守を行えば、アカウントがBANされる可能性は極めて低いです。

より万全な対策を施したい場合は、下記リンク先の記事をご参考ください。

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