「LINE公式アカウントを運用している企業が増えてきたけど、メリットは何だろう?」
「誰でも運営できるものなのかな」
「そもそも個人LINEアカウントとの違いって何?」
LINE公式アカウントの運用を検討する際、上記のように考える人も多いはず。
詳しくは本文で解説いたしますが、LINE公式アカウントとはLINE上で企業とユーザーがやり取りできるようにするサービスおよびツールのことを指します。
LINE公式アカウントの開設には事前審査が一切ありませんので、個人事業主・一般企業を問わず誰でも即日で開設可能。
しかもLINE公式アカウントはステップ配信・自動返信など豊富な機能が揃っており、それだけでなくなんと無料で使えます!
運用すべきかどうかを迷っている場合は、とりあえず開設だけでもしてみるのがよいでしょう。
しかしそうなると「どうせ開設・運用をするのであれば、上手に活用したい!」と思いますよね。
そこでこの記事では、LINE公式アカウントの基本情報・メリットだけでなく、上手に運用するコツや注意点も解説いたします。
この記事を読み終える頃には、LINE公式アカウントを具体的にどうやって運用すべきなのかがわかりますよ。
LINE公式アカウントとは?成果は出るのか
まずはLINE公式アカウントに関する基本情報を解説いたします。
- LINE公式アカウントとは?
- 個人LINEアカウントとの違い
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、LINE上で企業と友だち(登録ユーザー)がコミュニケーションを取れるサービスのこと。
具体的に言いますと、以下のような機能をLINE上で簡単に実現してくれるサービスを指します。
企業側視点 | 友だち視点 |
---|---|
一斉配信できる ステップ配信できる 自動返信できる セールスを自動化できる クーポン・ショップカードを作成できる 自サイト・ECに誘導でき LINE広告を使えるようになる | LINEで企業にパパッと連絡をとれる コアでフレッシュな情報を受け取れる 予約がLINE上で完結する 過去のメッセージを簡単に再確認できる ブロックでアカウントを整理しやすい |
企業・友だちの両視点からして、LINE公式アカウントが非常に有能なサービスであることが伺えますね。
企業であれば自動返信・自動セールスで業務を効率化でき、人件費を大幅にカットできます。
友だち側からすれば普段使用しているLINEで企業に相談できるので、心理的距離がかなり近く相談しやすくなります。
近年LINE公式アカウントを導入する企業が増えましたが、両者にとってこれだけ多くの利点があるのであれば納得ですよね。
そして何よりLINEの利用者が非常に多いのが、LINE公式アカウントの最も大きな特徴です。
利用者が多いということは、LINE公式アカウントでアプローチできる人がそれだけ多いことを意味するからです。
事実LINE社によると、LINEは日本での利用者数が9,200万人を超えていると公表しています!
今年11歳を迎えたLINEは、日本の月間利用者数が9,200万人(2022年3月時点)を突破いたしました。
LINEみんなの使い方ガイド|【11周年のありがとう】LINEは11周年を迎えました!(2022年12月17日時点)
そして総務省統計局の人口推計によりますと、日本の人口は2022年(令和4年)6月1日現在(確定値)で約1億2510万とのこと。
日本人の約73%がLINEを利用しているわけです。
つまりLINE公式アカウントを使えば、理論的には日本人の大半にアプローチできる※ということですね。
※個別にメッセージ配信・ステップ配信できるのは自社のLINE公式アカウントに友だち登録をしたユーザーに対してのみです。友だち登録をしていないユーザーに対してアプローチするには、LINE公式アカウント開設後にLINE VOOMやLINE広告を利用する必要があります。
これだけ多くの人にアプローチできるのも、LINE公式アカウントが急速に広まりだしている要因と言えます。
Webマーケティングやダイレクトマーケティングの担当者は、是が非でも使うべきツールです。
個人LINEアカウントとの違い
LINE公式アカウントと個人LINEアカウントの違いは運用目的の相違からくる、使える機能にあります。
LINEアカウントはビジネスツールであり、個人LINEアカウントはあくまでコミュニケーションツール。
そのため、以下のように使える機能がまったく違います。
機能名 | LINE公式アカウント | 個人LINEアカウント |
---|---|---|
手動送信(チャット) | 〇 | 〇 |
自動返信 | 〇 | ‐ |
キーワード返信 | 〇 | ‐ |
ランダム返信 | 〇 | ‐ |
LINE VOOM | 〇 | 〇 |
セグメント配信 | 〇 | ‐ |
ポイントカード作成 | 〇 | ‐ |
クーポン作成 | 〇 | ‐ |
抽選機能 | 〇 | ‐ |
LINE広告との連携 | 〇 | ‐ |
LINE予約受付 | 〇 | ‐ |
Messaging API | 〇 | ‐ |
LINE Beacon | 〇 | ‐ |
LINE ログイン | 〇 | ‐ |
LINE マーケットプレイス※ | 〇 | ‐ |
友だち追加広告 | 〇 | ‐ |
LINE公式アカウントはビジネス特化型ツールのため、自動化・販促・ダイレクトマーケティングなどに役立つ機能が盛りだくさんです。
セグメント配信・ステップ配信・自動返信を組み合わせれば自動セールスが可能。
特筆すべきは単に自動化を可能にさせるだけでなく、必要に応じてチャットでのコミュニケーションも取れるということ。
自動化と丁寧なチャット対応を両立させることで、効率的にファンを獲得できます。
その一方で個人LINEアカウントは使える機能が非常に限られていますよね。
上述しましたが、その理由は個人LINEアカウントがあくまで個人が使用するコミュニケーションツールに過ぎないからです。
個人がプライベートで友人にメッセージを送る際、ステップ配信・セグメント配信は必要ありませんよね。
ショップカードやクーポンの作成および配布もしかりです。
メッセージ・スタンプ・データ送付などの機能が使えれば、十分にコミュニケーションは取れます。
そういった事情もあり個人LINEアカウントは公式アカウントに比べて、使える機能が少ないのです。
この差が、LINE公式アカウントと個人LINEアカウントの最大の違いになります。
費用なし!LINE公式アカウントのメリット
ここではLINE公式アカウントの運用におけるメリットを解説いたします。
- 無料で使える!
- ユーザーと気軽にコミュニケーションを取れる
無料で使える!
LINE公式アカウントを運用するうえでの最大のメリットは、なんといっても無料で使える点です!
実はLINE公式アカウントの料金プランにはフリープランがあります。
重要項目 | フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ数/1ケ月 | 1,000通 | 15,000通 | 45,000通 |
追加メッセージ | 利用不可 | 5円/1通 | ~3円/1通 |
LINE公式アカウントで使える機能を先ほど簡単にご紹介しましたが、自動返信やステップ配信機能を無料で使えるのは衝撃的ですよね。
従来のメルマガを使ったことがある人ならわかると思いますが、本来であれば数千円、ツールによっては数万円のコストがかかる機能です。
それが完全無料。
LINE公式アカウントを導入する企業が年々増加しているのにも頷けます。
ただしLINE公式アカウントの公式サイトによりますと、2023年6月に料金が改定されます。(予定)
詳しくは以下の通り。
重要項目 | コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ | 利用不可 | 利用不可 | ~3円/通 |
パッと見だとわかりづらいので、変更点を以下にまとめました。
- フリープランの名称がコミュニケーションプランに変更
- コミュニケーションプランの無料メッセージ数が8割減
- ライトプランの無料メッセージ数が約3割減
- ライトプランの追加メッセージが利用不可
- スタンダードプランの無料メッセージ数が約2割減
要するに実質的な値上げというわけですね。
しかし今回の料金改訂だと、友だち登録者数が少ないLINE公式アカウントには影響が少ないでしょう。
友だちが少ないということは必然的にメッセージ送信数も減るからです。
友だちが1,000人以下のLINE公式アカウントであれば、コミュニケーションプランで問題ないかもしれません。
ただし友だち登録者数が数千・数万を超えるアカウントであれば話は別。
配信数が200・5,000を超えるのはあっという間のハズです。
ステップ配信や定期的な一斉配信をしているのであれば、スタンダードプランの30,000通ですら突破してしまいます。
運用がうまくいっている(友だちが順調に増えている)LINE公式アカウントであるほど、スタンダードプランに申し込む必要があることを覚えておきましょう。
ユーザーと気軽にコミュニケーションを取れる
ユーザーと気軽にコミュニケーションを取れるのもLINE公式アカウントのメリットです。
電話・Eメール・郵便などに比べて、はるかに簡単にユーザーとコミュニケーションを取れます。
例えばEメールでユーザーとコミュニケーションを取る場合、以下の手順を踏まなければなりません。
- メールアドレスを入力もしくはアドレス帳から選択
- 件名を入力
- メッセージを入力
- 『○○様』『自分の連絡先』なども書かなければならない
- 送信
- 正常に送信できたか送信済みフォルダで確認する
- 返信を逐一確認
かなり面倒ですよね。
メールを送信するたびに件名や「○○様お世話になっております。△△でございます」「お返事ありがとうございます」などといった文章を記入するのは苦痛です。
しかしLINEであればチャットのようにやり取りを行いますので、メールのような形式ばった文章を送る必要はほぼありません。
誰からのメッセージなのかも一目でわかりますから、件名の入力も一切不要。
LINEであればデフォルトでプッシュ通知機能が作動しますので、自分で逐一返信を確認する必要もありません。
手間や時間がEメールよりもかからないため、気軽にユーザーと連絡を取れるようになります。
それに付け加えてLINE公式アカウントのチャット機能は、個人LINEアカウントとまったく変わらない仕様です。
そのため友だち側からすると、まるで友だちとやり取りをしているかのようにコミュニケーションを図れます。
その結果、心理的距離が縮まり本音を聞き出しやすくなるでしょう。
これもLINE公式アカウントのメリットと言えます。
運用に役立つLINE公式アカウントの機能
メリットを聞き終えたところで「具体的にどんな機能があるの?」と気になる人もいるハズ。
そこでここでは、LINE公式の運用に役立つ代表的な機能をご紹介致します。
- クーポン
- ショップカード
クーポン
クーポンとは読んで字のごとく、商品の割引などに使える券のこと。
LINE公式アカウントであればオリジナルクーポンを誰でも簡単に発行・配布できるのです。
仮にあなたが飲食店経営者であるとします。
オフラインでクーポンを作成するとなると、以下の手順が必要になりますよね。
- 材料およびその資金の用意
- 手先が器用でセンスのあるスタッフの用意
- 作成時間
手間と時間がかかるのはもちろんなのですが、クーポンを上手に作成できるスタッフの用意が、何よりも一番ハードルが高いですよね。
そういった人材が店舗にいるとは限りませんし、求人募集してすぐに応募してくるとも考えにくいからです。
しかしだからと言って適当なスタッフに依頼をしてしまうと、デザインがメチャクチャなクーポンができてしまうかもしれません。
そのクーポンを無理にでも使ってしまえば、店舗へのイメージダウンも避けられないでしょう。
そうなってしまえば元も子もありませんよね。
しかしLINE公式アカウントのクーポンであれば、このようなことはありません。
手先やセンスを必要とする作業は一切ないからです。
クーポンのタイトルや内容などを入力するだけで、しかも即日で発行・配布できるのです。
使ってみるとわかりますが、LINE公式アカウントのクーポン制作には属人性ゼロの作業しかありません。
誰が作っても同クオリティのクーポンが必ずできるのが大きな特徴です。
これまで「クーポンを作りたいけど、デザインに自信がないから作れないな」「クーポンを作る時間がない!」と悩んでいた方は、ぜひLINE公式アカウントのクーポン機能を使ってみてくださいね。
クーポンを配布するようになれば来店促進、特に新規客の集客に役立ちますよ。
ちなみにLINE公式アカウントのクーポン機能で製作できるものは以下の通りです。
- 割引券
- 無料券
- プレゼント引換券
- キャッシュバック券
- その他
その他を選べば、セミナー招待チケットなども作成できます。
アイデア次第ではかなり自由度の高い運用ができます。
ご参考ください。
ショップカード
LINE公式アカウントであればショップカードも簡単に即日で作成できます。
ショップカードとはスタンプカードのことですね。
ショップカードを作成・配布することで、リピーターの獲得を期待できます。
例えば、とある飲食店がショップカードのスタンプ2個目に『アイスをプレゼント』を設定したとします。
過去に一度でも来店したことがある人が外食をする際に、そのことを知れば「アイスをもらえるし、またあの店に行くか」と判断する可能性が出てきますよね。
つまりショップカードがない場合に比べて、リピート来店の可能性が高まるということ。
コレが数千人・数万人規模にもなれば、売上に大きな好影響があるのは必然ですよね。
仮に客単価を5,000円・ショップカードによる来店を100人/1日※としますと、500,000円も売り上げアップすることになります。
※この例の場合だとアイスの受け取りが来店目的と言えるので、アイス受け取り人数をカウントします。
コレは無視できない効果ですよね。
LINE公式アカウントを導入しているのであれば、ショップカードは絶対に使うべきです。
なおショップカードの作成もクーポン同様に、非常に簡単。
画像を用意※していれば、5分程度で作成できますよ。
※オリジナル画像がない場合は、店舗のイメージ画像・店内画像・マスコットキャラなどを張り付けるのがおすすめです。
ちなみにショップカードを作る際のコツとしては、特典を何にするかに尽きます。
友だちが喜ぶものを用意すれば、それが来店動機になるのは必然。
リピート来店が多く増えることでしょう。
ただしあまりにも豪華なものを特典に設定してしまうと、今度は赤字が懸念されます。
もしも特典を豪華なものにするのであれば『先着3名様まで』など、一定の条件を設けるのがおすすめです。
よく考えてみてくださいね。
LINE公式アカウントの上手な運用方法
LINE公式アカウントのメリット・機能がわかると「運用してみようかな」という気になる人がいるかもしれません。
そこでここではLINE公式アカウントの上手な運用方法を解説いたします。
- 運用の目的をハッキリさせる
- ターゲットを明確にする
運用の目的をハッキリさせる
LINE公式アカウントを運用する際は、目的をハッキリさせましょう。
運用目的に応じて実行すべき施策が変化するからです。
具体的に言いますと以下のように変化します。
運用目的 | 実行すべき施策 |
---|---|
売り上げアップ(CV・CVR向上) | お試し券の配布 |
ブランディング | こだわりなどストーリーの配信 |
例えば運用目的が『売り上げアップ(CV・CVR向上)』なのであれば、友だちがリスクなくメリットを享受できる販促物の配布がおすすめ。
無料お試し券などを配布すれば、友だちを「とりあえず試してみようかな」という気にさせられます。
その結果、なにも配布しない場合に比べて反応率が格段に良くなりますよね。
そして提供商品・サービスが素晴らしいモノであれば友だちに気に入られる確率が向上、つまりはCVの向上も期待できます。
その一方で運用の目的が『ブランディング』なのであれば、自社商品のこだわりや自社に関するストーリーを配信するのがよいでしょう。
こだわりやストーリーを定期的に配信することで、自商品・自社に対するイメージを友だちに植え付けられます。
高品質・成功者・安全などの¥ちったポジティブな印象を植え付けられれば、ブランディングは成功と言えます。
上手くいけばブランディング効果で、自社商品を購入時に信頼感・使用時に満足度向上を期待できる※でしょう。
※100円ショップのカバンを使う場合と何十万円もするブランドバッグを使用するケースでは、後者の方が満足感(誇らしい自分・高揚感・他者からの羨望を感じるなど)は高いですよね。コレがブランディングの威力です。
このように運用目的によって実行すべき施策は七変化します。
したがって、いきなりLINE公式アカウントを使い始めるのではなく、まずは運用目的を決めてください。
目的に最適な施策を実行することで、結果的に最短最速でミッションをクリアできます。
ターゲットを明確にする
ターゲットを明確にしましょう。
ターゲットによって、同じ施策でもアプローチ方法が異なるからです。
例えばあなたのLINE公式アカウントで『無料サービス券』を配布することが決まったとします。
すると『誰をターゲットにするか』で、以下のように最適な配布物が変化します。
性別 | 年齢 | 悩み | 配布すべきモノ |
---|---|---|---|
男 | 18歳 | ニキビ | ニキビケア商品 |
女 | 60歳 | シワ | シワ対策商品 |
美容関連であれば、年齢に伴いターゲットの悩みは変化するもの。
18歳であれば思春期ということもあり、男性ホルモンが多く分泌されニキビが発生しやすいです。
そのためこの年代がターゲットなのであれば、ニキビに悩んでいる可能性が高いですよね。
その一方で60歳であれば、加齢からくるシワに悩んでいる可能性が高いです。
少なくとも、ニキビよりもシワに悩んでいる高齢者の方が多いことは推測できます。
そうなりますと、各ターゲットで配布すべきものも変わりますよね。
ニキビに悩んでいるのであればニキビケア商品を、シワが気になっているのであればしわ対策商品を無料で渡してあげるのがベストです。
このように同じ施策であっても、ターゲットによってすべきことが変化します。
これは無料お試し券であっても、どのような施策であっても例外はありません。
ターゲットをしっかり決めて、施策の詳細を決定してくださいね。
そうすれば反応率・CVRが向上し、大きな成果を得られます。
LINE公式アカウント運用の注意点2選
ここまでの解説でLINE公式アカウントツールが素晴らしいことはわかりました。
しかしLINE公式アカウントは全知全能のツールではありません。
使い方次第ではブロック率の悪化を招くこともあります。
そこでここではLINE公式アカウントの注意点をご紹介いたします。
- 1日に何度も配信しない
- 【SNSも使おう!】LINEに依存しない
1日に何度も配信しない
LINE公式アカウントを運用する上での注意点として、1日に何度も配信をするのはやめましょう。
ブロックされるからです。
想像してみてほしいのですが、あなたのLINEに1日に何十件もメッセージを送信してくる公式アカウントがいたとします。
相当煩わしいですよね。
仮に良い情報を配信されていたのだとしても「しつこいな……」と、思いますよね。
するとどうするのか。
多くの人はブロックをするでしょう。
ブロックをして、そのLINE公式アカウントからメッセージが届かないようにするはずです。
そもそもLINEの場合だと、LINE公式アカウントのブロックは2ステップで簡単にできます。
誰でも2~3秒で対象アカウントをブロックできてしまうという裏事情があるのです。
そのためブロック率を向上させ得る『1日に何度も何度もメッセージを配信する』という行為は、どう考えても好ましくありません。
LINE公式アカウントを運用する場合は1日何件も配信するのか、それとも2~3日に1件の頻度で配信をするのかを決めてくださいね。
そうすれば不要なブロックを招かずに済みます。
最初は煩わしく思われないように、念のため2~3日に1件の頻度で配信するのがよいでしょう。
そして様子を見ながら調節をしてくださいね。
【SNSも使おう!】LINEに依存しない
LINE公式アカウントを運用する際は、LINEに依存をしないようにしてください。
LINE公式アカウントという存在はあくまで、マーケティング全体の一部にしか過ぎないからです。
そもそもマーケティングに使うツールはたくさんあります。
- SNS
- 企業ホームページ
- LP
- オウンドメディア
- Web広告
- 資料掲載サイト
- チラシ
- ポスター
上記のようにLINE公式アカウント以外でも、マーケティングにおいて重要な役割を果たすツールが数多くあります。
Web集客であればSNS・オウンドメディア・Web広告・資料掲載サイトが重要。
LINE公式アカウント以外のツールでも集客をすることで、相乗効果を狙えます。
またCVを狙うのであれば、企業ホームページ・LPが大事です。
LINE公式アカウントやSNSで集客をしたけれども、ホームページやLPで離脱をされては意味がまったくないからです。
しっかりと作りこまなければなりません。
その他にもオフラインで集客をするのであれば、チラシやポスターなどといった販促物でPRすることも必要です。
このようにマーケティングで成果を上げるためには、様々なツールの利用・施策実行が必要不可欠。
LINE公式アカウントに依存することなく、様々な媒体で集客・CVを上げられるのが理想のマーケティングです。
LINE公式アカウント以外にSNSなどといった媒体も育てられれば、売上基盤が確立されたといっても過言ではありません。
得られる恩恵は非常に大きなものとなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
まとめ|LINE公式アカウントを運用しよう!
LINE公式アカウントのメリット・運用のコツがわかりましたね。
LINE公式アカウントは個人LINEアカウントとは異なり、ビジネスに役立つ機能が豊富です。
そのためLINE公式アカウントを運用すれば、自動化の実現などあなたのビジネスに大きく貢献してくれます。
しかしだからと言ってLINE公式アカウントに依存するのはよくありません。
Webマーケティングを成功させるには、LINE公式アカウント以外のツールもしっかり使いこなす必要があります。
LINE公式アカウントと他ツールを同時に使うことで、大きな成果を期待できます。
仕組みを構築するのには時間がかかりますが、ぜひ挑戦してください。