工務店やハウスメーカー、リフォーム会社などの建設業では、ホームページやWeb広告、SNSなど、さまざまな方法で集客を行っています。
しかし、住宅やリフォームは比較検討に時間がかかり、問い合わせや来場がすぐ契約につながるとは限りません。
そのため、最初の接点を作るだけでなく、検討中のお客様と継続的につながる仕組みづくりが重要となります。
そこで活用したいのが、普段の連絡にも使われているLINE公式アカウント。
施工事例の配信や問い合わせ対応、商談前後の案内など、契約までのフォローにも幅広く活用できます。
今回は、建設業でLINE公式アカウントを活用するメリットや機能のほか、具体的な集客例や注意点まで見ていきましょう。
- 建設業でLINE公式アカウントを活用するメリット
- 建設業で最初に設定すべき機能
- 建設業で活用しやすいLINE公式アカウントの機能3選
- 建設業でLINE公式アカウントを活用した集客例
- 建設業でLINE公式アカウントを活用するときの注意点
建設業でLINE公式アカウントを活用するメリット
建設業では、問い合わせから契約までに複数回の相談や打ち合わせを行うケースも少なくありません。
比較検討中のお客様との接点を保ち、検討状況に合う情報を届けられる仕組みがあると便利です。
LINE公式アカウントなら、一斉配信と個別のやり取りを使い分けながら、継続的なフォローが可能です。
ここでは、建設業でLINE公式アカウントを活用する主なメリットを2つ紹介します。
セグメント配信を利用して、集客につなげられる
建設業では、新築やリフォーム、土地探しなど、お客様によって求めている情報が大きく異なります。
さらに、希望するエリアや予算、家族構成などによっても、興味を持つ施工事例やイベントはさまざまです。
すべての友だちへ同じ情報を配信すると、自分には関係のない内容が増え、必要な情報まで見てもらいにくくなります。
そこで、LINE公式アカウントを活用すると、属性やオーディエンスなどを活用し、条件に合う友だちへの絞り込み配信が可能です。
たとえば、特定エリアの方だけに近隣の完成見学会を案内し、過去の配信に反応した方へ関連するイベントを届けられます。
お客様の興味に合わせて情報を出し分ければ、メッセージの内容を自分ごととして捉えてもらいやすいでしょう。
相談会や資料請求など、次の行動につながる情報を適切な相手へ届けられる点が、建設業でセグメント配信を活用するメリットです。
予約のリマインドや来場後のフォローに使える
建設業では、モデルハウスへの来場、担当者との打ち合わせなど、お客様と直接会う機会が少なくありません。
予約日時や場所、当日の持ち物をLINEで事前に案内しておけば、予約忘れや確認不足の防止にも役立ちます。
お客様もトーク画面から内容を見返せるため、電話やメールを探す手間を減らせる点がメリットです。
来場後は、興味を示した住宅や希望条件に近い建築事例を送り、次の相談につながるきっかけを作れます。
たとえば、完成見学会の参加者へ資金計画相談会を案内し、予約ページへ誘導する方法もあるでしょう。
ほかにも、人気の住宅事例や新しいモデルハウスの情報を配信し、次回の来場予約につなげる方法があります。
このように一度の来場で終わらせず、LINEで必要な情報を届けながら、比較検討中のお客様との接点を保つことが大切です。
来場前のリマインドから来場後の案内まで活用し、次回の相談や商談につながる流れを作っていきましょう。
建設業で最初に設定すべき機能

建設業でLINE公式アカウントを開設したら、まずはお客様が迷わず必要な情報を確認できる状態を整えましょう。
せっかく友だち追加してもらっても、相談方法や施工事例、見学予約の方法がわからなければ、そのまま離脱するかもしれません。
そこで最初に設定したいのが、「あいさつメッセージ」と、トーク画面から必要な情報へ誘導できる「リッチメニュー」です。
あいさつメッセージで自社の特徴や相談方法を伝え、リッチメニューからイベントや見学予約へ案内すれば、LINEを相談窓口として活用できます。
まだLINE公式アカウントを開設していない方は、以下の記事を参考にしてください。
アカウントの作成手順から、個人・法人で利用する際のポイントまで詳しく解説しています。

あいさつメッセージで第一印象を好印象に
あいさつメッセージとは、LINE公式アカウントを友だち追加したお客様へ、自動で送信するメッセージです。
友だち追加直後は、自社について知ってもらう大切なタイミングなので、感謝だけでなく次の行動につながる情報も盛り込みましょう。
たとえば、お礼を伝えたうえで、対応エリアや相談方法、モデルハウスの見学方法などを案内する方法があります。
相談予約や資料請求のページへ誘導しておけば、興味を持ったお客様がそのまま次の行動へ進みやすくなる点もメリットです。
また、家づくりに対する自社の考え方や、相談時の雰囲気が伝わる一言を加えるのもよいでしょう。
初めて相談するお客様にとっては、施工実績だけでなく「安心して相談できる会社かどうか」も気になるポイントです。
友だち追加直後に必要な情報をわかりやすく伝え、問い合わせや見学予約へのハードルを下げていきましょう。
あいさつメッセージの具体的な設定方法や、業種別の活用例を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

リッチメニューの設定で導線を整理
リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示できるメニュー機能です。
建設業なら、「事例集」「モデルハウス予約」「資料請求」「相談する」など、お客様がよく利用する項目を配置するとよいでしょう。
必要な情報への入口をまとめておけば、実例を見たい方や相談を希望する方を、それぞれ目的のページへ案内できます。
もしリッチメニューがない場合、過去のメッセージから予約ページや施工事例を探すなど、お客様に手間をかけてしまう恐れもあります。
トーク画面に導線を固定し、見学予約や資料請求など、次の行動へスムーズにつなげることがポイントです。
リッチメニューをこれから設定する方は、以下の記事を参考にしてください。
基本的な設定方法から、ユーザーが迷わず目的の情報へ進めるメニューの設計方法まで詳しく解説しています。

建設業で活用しやすいLINE公式アカウントの機能3選
LINE公式アカウントには、友だちへの配信だけでなく、個別相談や情報の出し分け、問い合わせ対応に役立つ機能もあります。
建設業では、こうした機能を組み合わせ、問い合わせ後から商談までの接点を作っていくことが重要です。
なかでも活用しやすいのが、「チャット」「セグメント配信」「応答メッセージ」の3つ。
個別の相談にはチャット、関心に合わせた情報配信にはセグメント配信、よくある質問への対応には応答メッセージが向いています。
それぞれ役割が異なるため、目的に合わせて使い分けることで、LINE運用もしやすくなるでしょう。
ここからは、建設業での活用例を交えながら、それぞれの特徴と使い方を詳しく紹介します。
チャット
チャットは、LINE公式アカウントの友だちと1対1でメッセージをやり取りできる機能です。
建設業では、予算や間取り、土地探しなど、お客様ごとに相談内容が大きく異なります。
一斉配信では答えにくい相談でも、チャットなら内容を確認しながら個別に対応できる点が特徴です。
たとえば、モデルハウスを見学した方から「この間取りで収納を増やせますか」と相談を受けるケースがあります。
その場で担当者が回答したり、必要に応じて次回の打ち合わせを案内したりすれば、相談から商談へつなげやすくなるでしょう。
写真も送受信できるため、リフォームを検討している方から、気になる箇所の写真を送ってもらう使い方もできます。
電話するほどではない質問もLINEなら送りやすく、お客様が相談できる窓口を増やせる点もメリットです。
個別相談への対応を充実させたい方や、問い合わせから商談までの流れを整えたい方は、以下の記事を参考にしてください。
チャットの設定方法や便利な機能、利用時の注意点まで詳しく解説しています。

セグメント配信
セグメント配信は、属性やオーディエンスなどを使い、条件に合う友だちへメッセージを配信する方法です。
建設業では、施工エリアや興味を持っている住宅の種類によって、届けたい情報が変わる場面も少なくありません。
たとえば、地域を絞って近隣の完成見学会を案内すれば、参加しやすいお客様へ情報を届けられます。
過去に新築住宅の配信をタップした方をオーディエンスとして設定し、関連する事例紹介を届ける方法も一案です。
配信する相手を絞ることで、すべての友だちへ同じ内容を送るより、必要な情報を届けやすくなるでしょう。
セグメント配信を活用して情報を出し分けたい方や、設定できる条件を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
配信先の絞り込み方やオーディエンスの作成方法などを詳しく紹介しています。

応答メッセージ
応答メッセージは、友だちからメッセージを受信した際、あらかじめ設定した内容を自動で返信する機能です。
建設業では、施工エリアや営業時間、資料請求など、同じような問い合わせを繰り返し受けることがあります。
こうした質問への回答を登録しておけば、担当者が毎回同じ内容を入力する手間を減らせる点がメリットです。
たとえば、「施工エリア」と送信した方へ、対応している地域を自動で案内する使い方があります。
「資料請求」というキーワードに反応して、資料請求ページを案内する設定も便利でしょう。
営業時間外に問い合わせが届いた場合でも、基本的な情報をすぐに返せるため、お客様を待たせにくくなります。
ただし、予算や間取りなど個別の判断が必要な相談は、チャットで担当者が対応できるようにしておくことが大切です。
よくある質問への対応を効率化したい方や、キーワードに応じた自動返信を設定したい方は、以下の記事を参考にしてください。
応答メッセージの設定方法や活用例、作成するときのポイントまで詳しく解説しています。

建設業でLINE公式アカウントを活用した集客例
建設業では、ホームページやWeb広告、SNSなどから見込み客を集め、資料請求や見学予約につなげる方法があります。
ただ、問い合わせや来場だけで終わってしまうと、その後の比較検討で他社を選ばれる可能性もあるでしょう。
そこで、問い合わせや来場をきっかけにLINE公式アカウントへ登録してもらい、継続して接点を持てる状態を作ることが大切です。
具体的には、次のような流れで活用できます。
1.問い合わせや来場時にLINEの友だち追加を案内する
施工事例や見学会情報を受け取れるなど、登録するメリットを伝えながら友だち追加を促します。
2.検討内容に合わせた情報を届ける
新築を検討している方には事例集、リフォーム希望者には改修事例など、興味に合う情報を配信します。
3.相談会や次回の打ち合わせにつなげる
資金計画相談会や完成見学会などを案内し、比較検討中のお客様が次の行動を起こすきっかけを作りましょう。
4.LINEから相談や予約をしやすい環境を整える
リッチメニューに相談予約や資料請求への導線を設置し、よくある質問には応答メッセージを活用します。
このように、「集客→問い合わせ・来場→友だち追加→情報配信→相談・商談」という流れをLINEでつなぐことがポイントです。
一度接点を持った見込み客との関係を継続し、契約につながる機会を作りやすくなります。
建設業でLINE公式アカウントを活用するときの注意点
建設業では、LINE公式アカウントを活用して、見学会の案内やイベントなどを手軽に届けられます。
一方で、配信する内容や頻度が合っていないと、お客様にとって不要な情報が増えてしまう可能性もあります。
せっかく友だち追加してもらっても、興味のない情報が何度も届けば、ブロックにつながることもあるでしょう。
また、新築やリフォームなどの検討内容に加え、相談前や見学後など、お客様によって商談の進み具合も異なります。
全員へ同じ情報を送るだけでは、一人ひとりの状況に合わせたアプローチが難しくなる点に注意が必要です。
そのため、「誰に、何を、いつ届けるのか」を決め、顧客情報も整理しながら運用することが大切です。
ここでは、建設業でLINE公式アカウントを活用する際に、とくに注意したい2つのポイントを紹介します。
適切な配信の頻度とタイミング
LINE公式アカウントで情報を届ける際は、配信回数を増やせば成果につながるとは限りません。
相談会、施工事例などを短期間に何度も送ると、必要な情報まで埋もれてしまうことがあります。
とくに住宅の購入やリフォームは検討期間が長いため、毎回すぐに行動を促すような配信は避けたいところ。
お客様の検討に役立つ情報と、見学会や相談会などの案内をバランスよく届けることが重要です。
また、配信する時間帯も、自社の顧客層に合わせて考える必要があります。
たとえば、仕事をしている方が多い場合は、通勤前後や昼休みなど、スマートフォンを確認しやすい時間帯も候補になるでしょう。
ただし、「この時間なら必ず読まれる」という決まった正解があるわけではありません。
配信後の開封やタップなどの反応を確認し、自社のお客様に合う頻度とタイミングへ調整していきましょう。
標準機能だけでは、手動で情報の振り分けを行う必要がある
お客様に合わせて配信内容を変えるには、検討内容や商談状況などの情報を整理しておく必要があります。
建設業なら、「新築を検討中」「見学会参加済み」「初回相談済み」「見積もり提出済み」など、管理したい情報もさまざまです。
LINE公式アカウントの基本機能でも、属性やオーディエンスなどを使った絞り込み配信は行えます。
一方、自社独自の商談状況まで細かく管理し、配信へ活用する場合は、情報を整理する仕組みがかかせません。
友だちが少ないうちは対応できても、登録者が増えるほど、対象者の確認や情報更新に時間がかかるかもしれません。
顧客情報を整理して配信に活用したい場合は、専用の顧客管理機能や外部拡張ツールを取り入れるのも一案です。
たとえば、「L Message(エルメ)」では、友だちにタグを付け、検討内容や商談状況などに応じて分類できます。
分類した情報をセグメント配信やステップ配信に活用すれば、お客様の状況に合わせたフォローも行いやすくなるでしょう。
まずは必要な管理項目を整理し、手作業の負担が増えてきた段階で、拡張ツールの導入を検討してみてください。
建設業のLINE公式アカウント運用をL Message(エルメ)で強化
LINE公式アカウントの基本機能を使えば、メッセージ配信やチャット、リッチメニューなどを活用できます。
一方、友だちが増えると、検討内容や商談状況に合わせて顧客情報を管理する作業が負担になりがちです。
新築を検討している方とリフォーム希望者では、届けたい施工事例や案内するイベントも変わるのが建設業の特徴。
さらに、初回相談前と見積もり提出後では、次に届けたい情報も変わってくるでしょう。
こうした違いを手作業で管理すると、配信準備に時間がかかり、対象者の選び間違いにつながる可能性もあります。
そこで、L Message(エルメ)を活用することで、友だちの情報をタグで管理し、セグメント配信やステップ配信などが可能になります。
タグなどの条件に応じて、友だちごとに表示するリッチメニューを切り替えられる点も特徴です。
顧客情報の整理から配信、案内までを効率化しやすくなるため、見込み客が増えた後の運用にも役立ちます。
ここからは、建設業のLINE運用に活用しやすい2つの機能を詳しく見ていきましょう。
情報を自動分類してセグメント配信・ステップ配信ができる
L Messageでは、友だちごとの情報を整理するためにタグを設定できます。
建設業なら、「新築希望」「リフォーム希望」「見学会参加済み」など、目的や商談状況に合わせた分類が可能。
フォームへの回答や設定したアクションなどをきっかけに、タグを自動で付与する仕組みも作れます。
一人ひとりの情報を確認して手作業で分類する負担を減らし、友だちが増えた後も管理しやすい状態を保てるでしょう。
整理したタグは、対象者を絞ったセグメント配信やステップ配信にも活用できます。
たとえば、見学会に参加した方へ施工事例を届け、その後に資金計画相談会を案内するといった流れも一案です。
リフォーム希望者には改修事例、新築希望者には完成見学会を案内するなど、検討内容に応じた情報配信もできます。
顧客情報を分類するだけでなく、その後のフォローまで仕組み化しやすい点がL Messageの魅力。
見込み客が増え、手作業での顧客管理や配信に負担を感じている建設会社にも取り入れやすい機能です。
リッチメニューの出し分けと効率的な作成ができる
L Messageでは、友だちの情報に応じて、表示するリッチメニューを出し分けられます。
たとえば、新築希望者には「施工事例」、リフォーム希望者には「改修事例」「相談予約」を表示する方法です。
お客様が必要とする情報を目立つ場所に配置できるため、資料請求や相談予約などの行動にもつなげやすくなります。
商談前の方と見積もり提出後の方でメニューを変え、検討段階に応じた案内を表示する使い方も可能です。
また、L Messageには、リッチメニュー画像を作成できる機能も用意されています。
複数のレイアウトから選び、テキストや背景などを設定できるため、一から画像を用意する手間を減らせる点も便利です。
顧客ごとに必要な情報を出し分けたい方や、リッチメニューの作成を効率化したい方に向いています。
LINE上の導線をより細かく設計したい場合は、L Messageの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ|建設業もLINE公式アカウントを活用しよう!
建設業では、問い合わせや来場から契約までに時間がかかるため、見込み客との継続的な接点づくりが重要です。
LINE公式アカウントを活用すれば、住宅事例や見学会の案内、個別相談などを通じて、検討中のお客様をフォローできます。
一方、配信頻度やタイミングが合わないと、メッセージを読んでもらえず、ブロックにつながる可能性もあるでしょう。
また、友だちが増えるほど、検討内容や商談状況に合わせた顧客情報の管理にも手間がかかります。
- LINEを活用し、問い合わせや来場後も見込み客との接点を保つ
- あいさつメッセージやリッチメニューを整え、相談や見学予約へ案内する
- チャットやセグメント配信、応答メッセージを目的に合わせて使い分ける
- 配信頻度やタイミングに注意し、必要な情報を適切な相手へ届ける
- 顧客情報の管理が負担になったら、拡張ツールの活用を検討する
より細かな顧客管理や配信の自動化を目指すなら、L Message(エルメ)の活用も選択肢の一つです。
タグ管理やステップ配信、リッチメニューの出し分けなどを活用し、お客様の検討状況に合わせた運用もできます。
「顧客情報を手作業で管理する負担を減らしたい」「商談状況に合わせて情報を届けたい」という方は、L Messageの機能をチェックしてみてください。





