「ECサイトを運営しているんだけど、解約処理などの単純作業がつらすぎる……」
「顧客対応を万全にしたいけど、コールセンターを設置する余裕がない」
「顧客対応の自動化もだけど、転売対策をなんとかしたい!」
ECサイトを運営していると、このようにお悩みの方もかなり多いです。
ECAIであれば、これらのお悩みをすべて解決できます。
詳しくは後述しますが、ECAIとはオートコールセンター構築システムのことです。
そのためECAI利用することで解約処理の自動化、コールセンターを設置することなく顧客対応、強いては自動応対が実現します。
しかもそれだけでなく、ECAIであればなんと転売対策も実施できます。
したがってECサイトを運用している方にはECAIが非常におすすめです。
しかしそうなると「ECAIってどこが運営しているの? 信用できるの? 料金は?」と疑問に思う人もいるハズ。
そこでこの記事ではECAIに関することはもちろん、運営会社や料金プランも解説いたします。
ECAIとはオートコールセンター構築システムのこと
ここではECAIのサービス情報・ECAI運営会社に関する情報を解説いたします。
サービス内容
ECAIとは、D2C/P2C専用※のオートコールセンター構築システムのことです。
※D2Cとは企業が顧客に直接販売することを指します。
具体例を言いますと、企業が直接運営している販売サイトがD2C系サイトになります。
一方でP2Cとは個人が顧客に直接販売することです。
shopifyなどといった「個人でも運営できるECサイト」が広く普及した今では、P2C系サイトが大きく注目されています。
ECAIであればAIとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を駆使することで、決済完了報告などといった単純作業をロボットに任せることができます。
つまり我々が普段行っているような単純作業(電話対応など)をロボットにこなしてもらうことで、商品開発などといった研究時間の確保・人件費等の大幅な削除が可能になるのです。
その結果、ヒット商品の開発、分析、改善・コールセンター経費の削減を実現できます。
自社および他社商品の分析等は売り上げUPに欠かせませんし、コールセンターを設置せずに済むことで固定電話の設置や人の管理をしなくても済むのは、非常に助かりますよね。
もしもあなたが「顧客対応に時間を取られすぎている」「コールセンターの設置費用・管理費用に余裕がない」と悩んでいるのであれば、ECAIが解決の糸口になるかもしれません。
ECAIの主な機能に関しましては、後述致しますね。
運営会社情報
ECAIを運営している会社はBAIMOSOFTという企業です。
BAIMOSOFTは「RPAの専門家集団として新世界へ向けてニュースタンダードを創り出す」をモットーにしており、ソフトウェアおよびシステム開発に自信を持っている企業です。
そんなBAIMOSOFTの会社概要は以下の通り。
概要 | 詳細 |
---|---|
設立 | 2012年4月23日 |
代表者 | 西島博孝 |
資本金 | 5,000,000円 |
本社所在地 | 東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷801 |
TEL | 03-3237-6100 |
BAIMOSOFTが設立されたのは2012年であり、非常に若い会社であることがわかります。
しかしながら、BAIMOSOFTは東京都が推進する「経営革新計画に係わる承認」をされている数少ない企業でもあります。
自治体から認められている事実を考慮しますと、BAIMOSOFTのシステム関連に関する実力は折り紙付きといえますね。
ちなみにBAIMOSOFTはECAI専用のTwitterアカウント「ECAI|イーシーアイ」を運用しています。
ECAIに関する最新情報をGetしたいときは、ココで情報収集するのがおすすめです。
関連サービス
そんなBAIMOSOFTですが、提供しているサービスはECAIだけではありません。
elinkというサービスも提供しています。
elinkとはLINE公式アカウントの機能拡張を提供するサービスのこと。
elinkを使うことで以下の機能を使えます。
- LINE登録経路計測(流入経路分析みたいなもの)
- ステップ配信
- セグメント配信
- 一斉配信
- 自動応答
- チャット機能
- アンケート機能
など
elink公式サイトによりますと、上記のほかにも数十種類以上もの機能を使えるようです。
しかもこれだけの機能を月額たったの20,000円で使うことができます。
それだけでなくelinkは5アカウントまでの連携が可能・オペレーターを3名までつけることが可能です。
これらを踏まえますと、かなりお得なサービスといえるでしょう。
BAIMOSOFTがECAIだけでなくこういったサービスも提供していることも考えますと、やはりシステム開発および構築に強い企業といえます。
【LINE公式アカウントの拡張など】主な機能
ここで話をECAIに戻し、主な機能をご紹介します。
LINE公式アカウント機能の拡張
先ほどelinkに関して簡単に解説いたしましたが、実はECAIにはelinkと同じ機能がすべて搭載されています。
そのためステップ配信・セグメント配信・アンケート機能を自由に使うことが可能です(プランによります)。
したがって「ECサイトを運用しつつLINE公式アカウントマーケティングを実施したい!」のであれば、ECAIがおすすめです。
自動ガイダンス機能
ECAIにはAIが搭載されていることもあり、24時間365日自動応答を実現できます。
そのためコールセンターを導入および管理する必要はまったくありません。
そもそもの話になりますが、正直な話をしますと企業や組織を運営するうえでの最も大変な作業は人の教育・管理です。
指導内容を完璧に遂行し、それを継続してくれるとは限らないからです。
しかしECAIを導入することで、そんな心配もなくなります。
人の代わりに業務を遂行してくれるからです。
その結果、本来は100~200時間は必要になるハズの教育や管理の時間が必要なくなります。
これらがなくなることで人件費や時間を大幅に節約できますから、コレは大きなメリットといえます。
もしも人の教育や管理に時間を取られすぎていると感じているのであれば、ECAIの導入を検討してみるとよいでしょう。
カスタマーレポート機能
ECAIであれば、数値改善に役立つカスタマーレポートを抽出してくれます。
その結果抽出作業がなくなることはもちろん、スピーディーに分析・対策・KPIの改善を実施できます。
本来であれば、こういったデータの抽出作業は慣れていなければ2~3時間はかかるもの。
抽出作業に時間がかかれば、その後の分析・対策・KPI改善も同様に遅れます。
そうなりますと、本来獲得できるはずであった顧客・利益を逃してしまうかもしれません。
こういったことが考えられる以上、レポート機能も重宝する機能といえます。
レポート作業が苦手であったり担当者を用意できていなかった方は、ECAIのカスタマーレポート機能を使うとよいでしょう。
自動アウトバウンド機能
ECAIには何と自動アウトバウンド機能※が付いています。
※簡単に言いますと休眠顧客にアプローチする機能のこと。
休眠顧客を復活させることで、新規顧客を獲得することなく利益を上乗せできるかもしれません。
自動アウトバウンド機能によるアプローチの結果、休眠顧客からアクティブな顧客に変身し、商品を購入してくれるかもしれないからです。
休眠顧客に対する何かしらのアプローチをしたいときに、この機能を使うとよいでしょう。
自動作業にもかかわらず、売り上げ・利益がアップするかもしれませんよ。
解約処理フルオートメーション機能
解約処理フルオートメーション機能を使うことで、解約に関する顧客とのやり取りを自動化できます。
具体的に言いますと以下の業務を自動化できます。
- 顧客とのやり取り
- カートステータスの変更
- 解約処理手続き
本来だとこういった作業には人がつきっきりで顧客をサポートしなければなりません。
そのため手間や人件費が非常にかかります。
そもそも解約処理は利益を生み出さない作業ですので、こういった作業に時間・手間・お金がかかるのはつらいところですよね。
しかしECAIの解約処理フルオートメーション機能を使うことで、その問題は一気に解決できます。
解約処理に関するコストを下げたいときは、ECAIの解約処理フルオートメーション機能を用いるとよいでしょう。
自動催促機能
ECAIには自動催促機能、つまり料金未払い者に対して自動で連絡をしてくれます。
そうすることで、人件費などといったコストを一切かけずに催促することが可能です。
これはECサイトに限った話ではありませんが、運営規模が大きくなればなるほど料金未払い者の数は相対的に増えやすくなります。
料金未払い者が増えれば増えるほど、資金に対する悪影響は確実に増大します。
そのため、こういった事態は何としても避けなければなりません。
しかしだからといって料金未払い者に対して手作業で連絡をするのは、かなり面倒ですよね。
そんなときに役立つのが自動催促機能になるわけです。
「コストをかけずに料金未払い者に催促をしたい!」というときに、この自動催促機能が大いに役立ちます。
転売探知機能
ECAIには何と転売探知機能も搭載されています。
この機能の詳細はECAI公式サイトに掲載されていないのですが、おそらく住所や電話番号などといった個人情報・商品の注文数・注文日の間隔などから転売者を推測する機能なのかもしれません。
なぜこのような機能がECAIに搭載されているのかといいますと、そもそも根本的な話になりますが自社商品が転売されるという状況があまり好ましくないからです。
転売者に商品を購入されるというのは短期的に見ますと、確かに売り上げがアップするので良いのかもしれません。
しかし長期的にみると、実は自社商品に対するリスクがかなり高いのです。
どういうことかといいますと、企業側の転売リスクにおける代表的な例としましては、転売者の商品管理が雑で自商品のクオリティが悪化するケースがあります(例えますと冷蔵保存が必須の日本酒を一般倉庫に数か月放置し、味や風味が劣化するなど)。
そうなると自商品そのものに対する評判が悪くなり、自社商品が売れなくなるおそれがあります。
消費者からすれば自社も転売者も同じ販売者にしか見えないために、商品に対する判断しかできないからです。
その結果「あそこの商品はこんな感じだったよ。だから品質はあまりよくなかった」という口コミがレビューに書き込まれてしまい、自社商品や自社ブランドに傷がつくかもしれません。
書かれてしまったレビューは正当な理由がないと削除できませんので、このような口コミが蔓延してしまうと相当なマーケティング戦略を練らない限りは、自商品の評判を回復させるのはかなり難しくなります。
最悪の場合だと、商品販売を停止せざるを得ない事態に陥るかもしれません。
せっかく苦労して開発した商品が、転売を理由にこのようなことになるのは誰だって不本意ですよね。
したがって自社製造・販売を一貫して行っている企業は、ECサイトにおいて転売対策を行うのが必須になりつつあります。
ECAIであれば、その転売対策を自動で行ってくれるわけです。
「転売者を特定したいがそんな時間はないし、やり方すらわからない……」という方はECAIで転売対策をしてくださいね。
定額プランもアリ!ECAIの料金プラン
豊富な機能が揃うECAIには以下3つのプランがあります。
LINE公式アカウント機能拡張プラン
LINE公式アカウント機能拡張プランとは「LINE公式アカウント機能を拡張するだけのプラン」です。
そのため非常に安い料金で導入できるのが魅力的なプランになっています。
そんなLINE公式アカウント機能拡張プランに関する概要は以下の通り。
概要 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 49,800円 |
月額 | 9,800円 |
自動処理一律 | 50円 |
IVR着信(自動音声) | なし |
SMS | なし |
着信・SMS送信レポート | なし |
RPA機能 | なし |
LINE公式アカウント拡張機能 | あり |
IVR着信設定 | なし |
FAQサイト | あり |
TEL機能 | なし |
チャットワーク | あり |
Zoom | なし |
上記のようにLINE公式アカウント機能拡張プランは料金が安い分、その他機能ではFAQサイトとチャットワークなど最低限の物しかありません。
SMSや自動音声機能などといった機能も欲しいときは、次でご紹介するオートコールセンタープランの導入を検討してみてください。
オートコールセンタープラン
オートコールセンタープランとはその名の通り、すべての機能を使える機能を指します。
具体的には以下の通り。
概要 | 詳細 |
---|---|
初期費用 | 800,000円 |
月額 | 100,000円 |
自動処理一律 | 50円 |
IVR着信(自動音声) | 30円 |
SMS | 17円 |
着信・SMS送信レポート | あり |
RPA機能 | あり |
LINE公式アカウント拡張機能 | あり |
IVR着信設定 | あり |
FAQサイト | あり |
TEL機能 | あり |
チャットワーク | あり |
Zoom | あり |
LINE公式アカウント機能拡張プランでは使えなかった自動音声やSMSも、オートコールセンタープランであれば問題なく利用できます。
初期費用と月額料金が高額なのがネックですが、それでも使う価値は十分にあるといえます。
資金に余裕があるのであれば、オートコールセンタープランを検討してみてください。
まとめ|ECAIでコールセンターを自動化!
ECAIがECサイトにとって強い味方であることがわかりましたね。
ECAI東京都に承認されているBAIMOSOFTが作成したソフトウェアですので、信頼性が高いソフトでもあるといえます。
もちろん、ECAIは機能面が充実していることもわかりました。
ECAIは自動化だけでなく転売対策もきっちり行ってくれますので、そこに対する対策が十分に実施できていない人には、ECAIが心強い味方となってくれるでしょう。
ECサイトを運営しており「単純作業の自動化や転売対策を行いたい!」という方は、ECAIの導入を検討してみてくださいね。