「LINE公式アカウントの回答フォームって何?」
「回答フォームでどのようなことができるの?」
「どんな種類があるのか知りたい」
このようにお考えではないですか?
本記事では、LINE公式アカウントで回答フォームを利用する方法や、どんな種類があるのかまで詳しく解説していきます。
記事の後半には、回答フォームの事例もご紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
LINE公式アカウントの回答フォームとは?
LINE公式アカウントの回答フォームは、LINEの中でユーザーにアンケートをとり、必要なデータを集められるフォームのことです。
具体的には「名前」「性別」「年齢」「居住地」など、自由記述や選択形式で友だち情報をヒアリングできます。
これまでアンケートや問診票などを紙で行っていた方は、LINEに置き換えるだけで用紙代や印刷代などの費用を削減可能です。
また、LINE公式アカウントの拡張ツールを活用すれば、回答内容と回答者の情報を自動で紐付けし、顧客情報をLINEで管理しながら属性別にメッセージ配信もできます。
LINE公式アカウントの回答フォームの種類
ここでは、LINE公式アカウントの回答フォームの種類についてご紹介します。
- LINE公式アカウントのリサーチ機能を活用したフォーム
- Googleフォーム
- LINE拡張ツールを利用した回答フォーム
LINE公式アカウントのリサーチ機能を活用したフォーム
LINE公式アカウントのリサーチ機能を活用してアンケートを作成可能です。
なお、リサーチ機能はPC版のLINE公式アカウントからのみ作成可能で、スマホアプリで作成することはできません。(2024年3月現在)
このリサーチ機能は、人気商品のリサーチや満足度アンケート、認知度チェックなどに利用することができます。
ただし、下記のようなデメリットもあるので注意しましょう。
- 匿名式なので誰が回答したのかわからない
- 電話番号などの個人情報は取得できない
- 回答結果を見るには20人以上の回答が必要
リサーチ機能は手軽に作成できますが、匿名式で「誰が回答したか分からない」というのはデメリットにもなるので、より詳細なフォームを作成したい方は、この後ご紹介する方法を試してみてください。
なお、以下の記事ではリサーチメッセージの作成方法から、配信方法、効果的な使い方まで詳しく解説しています。
リサーチ作成後にセット配信できるクーポンの作り方も紹介しており、回答者の増加も期待できますのでぜひチェックしてみてください。
Googleフォーム
Googleフォームは、無料で簡単にフォームが作成できるツールです。
お名前、性別、生年月日はもちろん、商品・サービスの感想や日程調整など、さまざまな用途に使用できます。
作成したGoogleフォームは、LINE公式アカウントで共有することも可能です。
Googleフォームには多くの回答形式が用意されているので、質問内容に合わせた回答形式を選択すれば、回答率の改善にも繋がります。
さらに、スプレッドシートなどのGoogleが提供している他サービスとも連携でき、フォームから送信されたデータの保存やアンケートの自動集計などを楽に行えます。
また、Googleフォームのメリットとして以下3点が挙げられます。
- Googleフォームは設定によって回答者と回答内容を結びつけられる
- 回答が寄せられたときにLINEへ通知が来るように設定できる
- フォームの回答内容をLINE WORKSに通知できる
このようにGoogleフォームならではの特徴やメリットがありますので、自社のLINE公式アカウント運用に活かしてみてください。
なお、以下の記事ではGoogleフォームの作成方法からLINE公式アカウントの共有方法までわかりやすく解説しているのでぜひご覧ください。
LINE拡張ツールを利用した回答フォーム
LINE拡張ツールとは、予約システムや決済機能など、LINE公式アカウントに機能を追加できるサービスです。
今回は、無料で使えるL Message(エルメ)をご紹介します。
L Messageのフォーム作成機能では、お名前、性別、生年月日、都道府県、電話番号など、さまざまな項目を設定できます。
アンケートの回答内容は自動的に友だち情報と紐付くので、顧客情報に応じてターゲットのニーズに合わせた情報発信や商品を企画することも可能です。
例えば、ユーザーの生年月日を把握していた場合、誕生日月にクーポンをプレゼントすることでお客様の満足度も上がり、リピーターになってくれる可能性も高まります。
なお、以下の記事では「L Message」のフォーム作成方法、回答の確認方法まで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
L Message(エルメ)の回答フォームの活用例
ここでは、整体院を例にしてL Message(エルメ)の回答フォームの活用例についてご紹介します。
【アンケート(問診票)のサンプル】
アンケート(問診票)は、以下のようなものが作成できます。
【集計結果の確認方法】
回答を確認するには3つの方法があります。
- 回答一覧で確認
- CSVで確認
- スプレッドシートで確認
ここでは、CSVで確認する方法についてご紹介します。
フォーム作成一覧ページにある「CSV」をクリックしてください。
ダウンロードした情報をExcelやスプレッドシートなどで管理する事によって、顧客情報を把握しやすくなります。
【顧客情報での絞り込み配信】
続いて、顧客情報で絞り込んだメッセージ配信の手順をご紹介します。
メッセージ登録画面上の「配信先絞り込み」で「絞り込み」をタップした後に「設定」をクリック
友だち情報から配信したい情報を絞り込む
以下の画像では「都道府県」を選択し、配信したい都道府県にチェックを入れています。
「メッセージ追加」をクリック
テキスト文を入力した後、回答フォームのURLを貼り付けます。
その後、保存ボタンをクリック
配信内容を確認して「送信に進む」をクリック
配信内容の画面を確認した後、問題なければ「この内容で配信登録」をクリック
以上で、絞り込み配信は完了です。
このように、エルメのフォーム作成機能では、簡単にアンケート(問診票)の作成から回答確認、絞り込み配信までできますので、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ|LINE公式カウントで回答フォームを活用しよう
本記事では、LINE公式アカウントの回答フォームでできることや種類などをご紹介しました。
LINE公式アカウントの回答フォームを使えば、簡単にユーザーが抱えている悩みを知ることができます。
ぜひこの記事を参考にして、自社のLINE運用に活かしてみてください。
また、「LINE公式アカウントの回答フォームを有効的に活用したい」という方には、LINE拡張ツール「L Message(エルメ)」がおすすめです。
顧客名簿の作成やアンケートのデータ分析など、LINE運用に必要不可欠な機能が無料で使えるので、下記のリンクよりチェックしてみてください。