「LINE公式アカウントで、ポイントプレゼントキャンペーンを実施したい！」
「どのようにしてポイントプレゼントを行うのかわからない」
LINE公式アカウントのポイントプレゼントキャンペーンとは、集客や販促、ブロックの抑止に効果的な手段の一つです。
しかし、プレゼントするポイントの入手方法や、配布方法がわからずお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、LINE公式アカウントで、ポイントプレゼントの実施方法を解説。ぜひ今後の施策に役立ててください。
この記事を監修した人
阿部 悠人
LINE集客の専門家
広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。100社以上の中小企業へLINEの導入支援を行い、業務効率化や収益改善の実績を持つ。
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LINE公式アカウントでポイントプレゼントを行う4つの手段
LINE公式アカウントで、ポイントプレゼントキャンペーンを行う手段は、主に以下の4つです。
- LINEポイントコードの購入
- LINEポイントコネクトの利用
- 独自のポイント配布
- ショップカードの活用
具体的にどのような流れで行うのか、一つずつ解説します。
LINEポイントコードの購入
LINEヤフー社が、法人向けに販売しているLINEポイント配布用のPINコードのことを「LINEポイントコード」と呼びます。
専用管理画面「LINE Biz-Process Manager（LBPM）」の利用申し込みや、ポイントコード購入の申請・審査が必要ではあるものの、友だちにポイントプレゼントを行う際は、発行されたPINコードを渡すだけなのでとても簡単です。
また、あらかじめ配布するポイント数を決められるため、予算にあわせたキャンペーンが実施できるメリットもあります。
LINEポイントコネクトの利用
「LINEポイントコネクト」とは、LINEヤフー社が提供する「Messaging API（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）」で独自のシステムを開発し、LINE公式アカウントや決済端末などからユーザーへ、直接ポイント配布ができるサービスのこと。
システム開発からはじめるためコストが必要ですが、ポイント配布の対象として複雑なユーザーアクションを設定できるほか、条件達成後、即時にポイントを配布できるのが大きな魅力です。
また、ユーザーに付与されたポイント分を後から精算する仕組みのため、無駄なコストが発生しません。
先にご紹介した「LINEポイントコード」では、抽選からポイント配布まで手動となりますが、「LINEポイントコネクト」なら、開発したシステム上で処理することが可能です。
独自のポイント配布
別途ポイントシステムを導入し、自社の独自ポイントを配布する方法です。
用途が幅広いLINEポイントではなく、自社の商品やサービスに使えるポイントを配布することで、リピーターを増やす効果が期待できます。
ただし、システムの導入には導入費用や、継続的なランニングコストが必要です。
ショップカードの活用
LINE公式アカウントの「ショップカード」機能を利用して、ポイントカードを発行します。
来店や商品の購入ごとにショップカードを提示してもらうことで、スタンプ方式でポイントを貯めることができ、貯まったポイント数に応じて特典をプレゼントする仕組みです。
LINE公式アカウントのショップカード機能については、以下の記事で詳しく解説しています。手軽に導入できるので、ぜひ参考にしてみてください。
LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行うには
先述した通り、LINE公式アカウントでポイントプレゼントを行う手段はいくつかあります。今回は、その中でもLINEポイントコードを使ったキャンペーンの実施方法を詳しくまとめました。
- ポイントプレゼントキャンペーンの企画を用意
- LINEポイントコード購入
- キャンペーン応募フォームを作成
- 当選者の決定
- 当選者へ各ポイントコードを配布
大まかな流れは上記の通りです。順を追って解説します。
1.ポイントプレゼントキャンペーンの企画を用意
LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行う際、はじめに考えなければならないのがキャンペーンのルールや規約です。
抜け穴や矛盾が生じないよう、以下のような内容について、時間をかけじっくりと詰めていきましょう。
- キャンペーンを実施する目的、目標
- キャンペーン実施の背景
- キャンペーンの周知方法
- キャンペーン参加の条件、参加方法
- キャンペーン参加の規約
企画内容の策定で手を抜いてしまうと、後から不正にポイント入手ができてしまうなど、トラブルに繋がる可能性があるため注意が必要です。
2.LINEポイントコード購入
LINEポイントコードは、「LINE Biz-Process Manager（LBPM）」の管理画面から申請を行い、審査を経て発注できます。いつも利用しているLINE公式アカウントの管理画面（LINE Official Account Manager）などからは購入できません。
LBPMとは、予約型広告の案件作成や発注、請求書発送までワンストップでサポートできるシステムのことで、あらかじめ利用申し込みが必要です。
なお、LBPMの利用申し込み方法は、LINEヤフー社の「媒体資料・ガイドライン」ページにある資料より確認できます。最新の「LINE Biz-Process Manager」資料をご覧ください。
3.キャンペーン応募フォームを作成
ポイントプレゼントキャンペーンの企画や、ポイントコード購入の準備が整ったら、キャンペーンに応募・参加するためのフォームを作成しましょう。
「フォーム」とは、例えば名前や性別、年齢などのデータを、自由記述や選択形式を利用してヒアリングできるページのことです。
フォーム作成機能なら、LINE公式アカウントの拡張ツールを使うことをおすすめします。例えばLINE公式アカウントの拡張ツール「L Message（エルメ）」では、見出しやテキスト、画像などの細かな装飾や、多彩な質問形式のパーツを使って、自由度の高いフォームを作成できます。
回答フォームの作成方法は、以下の記事で詳しく解説しています。画像付きでわかりやすくなっていますので、ぜひ参考にしてください。
4.当選者の決定
抽選でポイントプレゼントを行う場合は、当選者を決定する必要があります。
一般的にはフォームの管理画面から応募者の確認ができるため、応募者の情報を集計し、自社で決めた方針に沿って当選者を決めましょう。
抽選にはずれた人や、ポイントが貰えない人への救済策などもあると、リピートに繋がりやすくなります。具体的には、再応募ができるチャンス企画などがあれば、よりキャンペーンは盛り上がるでしょう。
5.当選者へ各ポイントコードを配布
LINEポイントコード購入時に発行されたPINコードを当選者へ配布します。
同じPINコードは使い回しができないため、1人の当選者に対し1つのPINコードを配布するようにしてくださいね。
また、キャンペーン終了後は、施策の効果検証や分析を忘れずに行い、次のキャンペーンやサービスの改善に役立てましょう。
なお、以下の記事ではLINE公式アカウントに備わる「キャンペーン機能」の使い方を解説しています。ポイントプレゼントキャンペーン以外の種類もあるため、ぜひ今後の施策の参考にしてみてください。
LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行うメリット
LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行うと、以下のようなメリットが期待できます。
- 友だちや新規顧客の獲得
- 商品やサービスの購入と組み合わせた販促
- 友だちによるブロックの抑止
LINE公式アカウントを運用しているものの、いまいちアカウント運用のメリットを実感できない場合は、ポイントプレゼントキャンペーンを行ってみると良いかもしれませんね。
ただし、LINEポイントを配布する場合、ポイント購入のコストが必要となりますので、予算と目標をしっかり設定し企画することが大切です。
まとめ｜LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを実施し集客に繋げよう
LINE公式アカウントでポイントプレゼントキャンペーンを行う方法は、主に4つあります。
- LINEポイントコードの購入
- LINEポイントコネクトの利用
- 独自ポイントの配布
- ショップカードの活用
ショップカード以外は、ポイントの購入やシステムの導入にコストが必要となりますが、LINEポイントの配布は、キャッシュレス決済やスタンプ購入など用途が幅広いため、キャンペーンの盛り上がりが期待できるでしょう。
なお、LINE公式アカウントの拡張ツール「L Message（エルメ）」なら、顧客対応や友だちリストなどの情報管理、データ分析まで、アカウント運用を効率化する機能が多数揃っています。
無料プランでも実用的な機能が使えますので、LINE公式アカウントの運用でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
