LINE公式アカウントに問い合わせフォームを作成し設置する方法

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LINE公式アカウントのトークルーム内に問い合わせフォームを設置するケースが増えています。

ユーザーにとっては、電話やメールに比べてより気軽に問い合わせができるうえ、運用担当者としても、工夫次第で問い合わせ対応の負担を軽減できるためです。

本記事では、LINE公式アカウントで問い合わせフォームを作成し、設置する方法を詳しく解説します。

問い合わせフォームの活用例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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LINE公式アカウントに問い合わせフォームを設置する手段

LINE公式アカウントに問い合わせフォームを設置する手段は、主に以下の3つとなります。

  1. 拡張ツールのフォーム作成機能
  2. Googleフォームなどのフォーム作成機能
  3. LINE公式アカウントのチャット機能

まずはこれらの具体的な仕組みについて解説します。

1. 拡張ツールのフォーム作成機能

LINE公式アカウントの拡張ツールのフォーム作成機能を使って、問い合わせ用のフォームを作成する方法です。

LINE公式アカウントから作成した問い合わせフォームへアクセスするには、以下のような手段があります。

  • リッチメニューに問い合わせフォームのボタンを設置する
  • メッセージで問い合わせフォームのURLを添付する
  • カードタイプメッセージに問い合わせフォームのリンクを設置する

また、LINE公式アカウントの拡張ツールなら、フォーム作成以外にもさまざまな付随機能を利用できて便利です。

例えば、拡張ツールの「L Message(エルメ)」では、フォーム作成をはじめとして、友だち管理や、メッセージ管理、分析機能、購買機能など、LINE公式アカウントの運用を効率化する便利な機能が揃っています。

拡張ツールは有料であることが多いですが、エルメでは無料で2つまでのフォーム作成が可能です。

2. Googleフォームなどのフォーム作成機能

「Googleフォーム」「Microsoft Forms」など、フォーム作成に特化した外部サービスを利用する方法です。

こちらも、リッチメニューやメッセージなどといったLINE公式アカウントの機能を利用して、問い合わせフォームへの導線を作ることができます。

無料で使えるものもあるので、問い合わせフォームの作成だけが目的の場合にはおすすめです。

以下の記事では、Googleフォームを使ったフォーム作成の方法と、LINE公式アカウントでリンクを共有する方法を詳しく解説しています。画像付きでわかりやすくお伝えしているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

LINE公式アカウントでGoogleフォームを作成し共有する方法
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3. LINE公式アカウントのチャット機能

LINE公式アカウントのチャット機能のみで完結させる方法です。

有人チャットによるリアルタイムな対応は、スピーディーな問題解決に繋がり、顧客満足度向上の効果が期待できます。

また、メッセージの自動応答機能を併用することで、問い合わせ対応の負担を軽減することも可能です。

ユーザーにとっては使い慣れたLINEのチャット機能を使用することで、問い合わせのハードルが下がり、サービスを利用するきっかけ作りにも役立つでしょう。

LINE公式アカウントのチャット機能については、以下の記事で解説しています。チャットはLINE公式アカウントの基本的な機能なので、とくにアカウントを開設したばかりの方はあわせてチェックしてみてください。

公式アカウントのLINEチャットとは?機能・料金・設定を解説
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LINE公式アカウントの問い合わせフォーム作成・設置手順

今回は、LINE公式アカウントの拡張ツール「L Message(エルメ)」のフォーム作成機能を使用し、問い合わせフォームを作成・設置する方法を解説します。

なお、エルメでは無料プランでも2つまでのフォームを作成することが可能です。全機能に対して画像付きのマニュアルや動画を用意しているので、初心者の方でもすぐに慣れていただけます。

1. 問い合わせフォームを作成する

エルメのフォーム作成機能を使って問い合わせフォームを作成していきます。

エルメの管理画面にログインし、「メッセージ」メニューにある「フォーム作成」をクリックします。

「+」をクリックして問い合わせフォーム用のフォルダを作成しておきます。

作成した問い合わせフォームのフォルダを選択し「新規作成」をクリックしましょう。

ご自身で管理する用のフォーム名と、LINE上で公開されるフォームのタイトル、説明文を入力します。

問い合わせフォームの項目を作成します。

問い合わせフォームのタイトルや説明文は「装飾パーツ」、ユーザーに入力・選択してほしい項目は「質問事項」よりパーツを追加すると良いでしょう。

必ず入力してほしい項目には「必須」のチェックを入れておきます。

今回の例では、以下のパーツを使用して問い合わせフォームを作成しました。

  1. 問い合わせフォームのタイトル(装飾パーツ/見出し)
  2. 問い合わせフォームの説明(装飾パーツ/テキスト)
  3. お名前(記述回答パーツ/1行)
  4. メールアドレス(記述回答パーツ/入力規則をメールアドレスに)
  5. 電話番号(記述回答パーツ/入力規則を電話番号に)
  6. お問い合わせの件名(記述回答パーツ/1行)
  7. お問い合わせの本文(記述回答パーツ/複数行)

作成が完了したら、回答完了ボタンのボタンテキストを「送信」などに設定し、画面下部の「登録」をクリックしましょう。

これで、問い合わせフォームの作成は完了です。

あとは「配信用URL」をコピーしてリッチメニューやメッセージなどで共有すれば、友だちはそこから問い合わせフォームにアクセスできます。

なお、エルメのマニュアルでは、各パーツの説明や使用方法などについてより詳しく解説しています。手順がよくわからなかった方は、ぜひマニュアルを参考にしてください。

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2. LINE公式アカウントに問い合わせフォームを設置する

先述した通り、LINE公式アカウントへ問い合わせフォームを設置する方法はいくつかあります。

一般的にリッチメニューに「お問い合わせ」といったボタンを設置するケースが多いですが、メッセージにてURLをそのまま添付したり、カードタイプメッセージを利用したりするのも良いでしょう。

以下の記事では、リッチメニューの作成方法や設定方法を詳しく解説しています。リッチメニューはLINE公式アカウントの中でも重要な機能なので、ぜひあわせてご覧ください。

LINE公式アカウントのリッチメニューとは?作り方・テンプレート
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LINE公式アカウントの問い合わせフォーム活用例

ここでは、LINE公式アカウントの問い合わせフォームをより効果的、効率的に活用する方法を、以下の通りいくつかご紹介します。

  1. 自動応答と組み合わせて対応の負担を軽減
  2. あらかじめ必要な情報を案内しスムーズなやり取りを促す
  3. タグ機能の活用で効果的なマーケティングに繋げる

1. 自動応答と組み合わせて対応の負担を軽減

LINE公式アカウントの自動応答機能を活用し、トークルーム内でよくある質問を自動で回答できるように設定しておきます。

具体的には、問い合わせフォームへのリンクをタップした際に、よくある質問と回答を確認できるようなメッセージを送信すると良いでしょう。

事前に解消できる疑問を消化してもらうことで、問い合わせ対応の負担を軽減することが可能です。

「それでも解決しない場合」といった流れで、問い合わせフォームへご案内します。

LINE公式アカウントの自動応答機能については、以下の記事にまとめました。設定方法などが画像で分かるようになっていますので参考にしてください。

LINE公式アカウントのキーワード応答の設定方法と例文をご紹介
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2. あらかじめ必要な情報を案内しスムーズなやり取りを促す

例えば「注文番号」「製品番号」「予約番号」など、対応をスムーズに進めるために必要な情報があれば、あらかじめフォームの説明欄などで案内しておきましょう。

余計なやり取りを防ぎ、問い合わせ対応の負担軽減や、ユーザーにとってもスムーズなやり取りに繋がります。

3. タグ機能の活用で効果的なマーケティングに繋げる

タグ機能とは、友だちの属性や興味関心、行動などに応じて「タグ」を付けることで、友だちをわかりやすく管理する機能のことです。

拡張ツールの「L Message(エルメ)」の場合、タグ管理機能により、問い合わせフォームを利用したユーザーを「30代」「商品購入済み」「問い合わせ済み」など任意のカテゴリに分け、友だち情報と紐付けることができます。

紐付けた情報は、タグごとに異なるメッセージを配信するなど精度の高いマーケティングに繋げ、集客や販売促進に活かすことが可能です。

なお、LINE公式アカウントのタグ付けについては、以下の記事で詳しく解説しています。タグ付けを自動化する方法もご紹介していますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

LINE公式アカウントでタグ付けを自動化!やり方とメリットを解説
公式LINEのタグ付けを自動化するには拡張ツールが必要です。本記事ではL Message(エルメ)を使ったやり方や導入メリット、タグを使った絞り込み配信について解説。「タグ付けの自動化ができない」とお困りの方はぜひご覧ください。

まとめ|LINE公式アカウントで問い合わせフォームを作成しよう

LINE公式アカウントに問い合わせフォームを設置することで、ユーザーは身近なメッセージツールを使用し、より気軽に問い合わせができるようになります。

また、記事の中でご紹介した自動応答メッセージとの組み合わせや、問い合わせフォームの説明文に必要情報の記載を促すなど、工夫を加えることで問い合わせ対応の負担も軽減することが可能です。

なお、LINE公式アカウントの拡張ツール「L Message(エルメ)」なら、無料プランでも2つまでのフォームを作成できます。

問い合わせフォーム作成のほかにも、友だち管理に役立つ自動タグ付け機能や、フォームの回答内容に合わせてターゲットを限定する絞り込み配信など、フォーム作成機能と併用できる便利な機能を備えていますので、ぜひこの機会に一度お試しください。