「LINE公式アカウントで友だち追加してもらうにはどんな方法がある？」
「LINE公式アカウントの友だちを増やすにはどうしたら良い？」
LINE公式アカウントは、友だちを増やすことで、さまざまな集客策を行うことができます。しかし、中にはアカウントを開設したにもかかわらず、友だちが集まらず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、LINE公式アカウントで友だち追加を促す方法や、友だちを増やすポイントについて解説します。
この記事を監修した人
阿部 悠人
LINE集客の専門家
広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。100社以上の中小企業へLINEの導入支援を行い、業務効率化や収益改善の実績を持つ。
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LINE公式アカウントで友だち追加を促す方法
LINE公式アカウントの友だちを増やすためには、ユーザーがどのような手段で友だち追加するのか知っておく必要があります。
ここでは、LINE公式アカウントの友だち追加を促す方法について見ていきましょう。
なお、下記で紹介する方法は、すべて管理画面の【友だちを増やす】内、【友だち追加ガイド】から発行・作成することができます。
URLを作成する
自社のLINE公式アカウントの登録画面に遷移するURLを発行し、ユーザーにクリック・タップしてもらい、友だち追加を促す方法です。
作成したURLをメールやSNSに掲載し、ユーザーにアカウントの存在をお知らせすると良いでしょう。
URLは【友だち追加ガイド】の【URLを作成】からコピーすることができます。
友だち追加QRコードを作成する
友だち追加画面のQRコードを作成し、読み取りを促す方法です。
QRコードはスマホで読み取る際に便利なので、ポスターやチラシなど、紙媒体の広告に効果的です。また、PCの画面にQRコードを表示させ、スマホでの読み取りを促しても良いでしょう。
QRコードは【友だち追加ガイド】内の【QRコードを作成】からダウンロードできます。
クーポンQRコードを作成する
クーポンQRコードは、読み取るとクーポンが表示されるQRコードを指します。
単にLINE公式アカウントを開設した旨をお知らせしても、ユーザーや顧客には友だち追加するメリットが伝わりづらいでしょう。ですがその際、クーポンを配布すれば、ユーザーもお得に感じ、友だち追加してくれるかもしれません。
クーポンは友だち追加後に表示されるので、結果的に友だちを増やすことにもつながります。日常的に割引セールなどを行う小売店やサービス業のアカウントに向いている方法です。
クーポンQRコードも、【友だち追加ガイド】の【クーポンQRコードを作成】からダウンロード可能。ただしクーポンはLINE公式アカウント上で事前に作成しておく必要があります。
クーポンの作り方や活用方法については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
友だち追加ボタンを作成する
友だち追加ボタンは、クリックすると友だち追加ページへ遷移するボタンです。このボタンをホームページやブログなどに設置しておけば、ユーザーはストレスなく友だち追加を進められます。
ボタン上に「LINE公式アカウントの友だち追加はこちらから」などの文言を設定しておくと分かりやすいでしょう。
友だち追加ボタンは【友だち追加ガイド】の 【ボタンを作成】からコードをコピーし、Webサイト内に設置します。
下記の記事では詳しい追加ボタンの作成方法や、ボタンを独自にカスタマイズする方法を解説しています。併せてチェックしてください。
ポスターを作成する
LINE公式アカウントでは、アカウントを告知するためのポスターをダウンロードできます。ポスターにはQRコードが表示されるので、店舗などに掲示しておけば、顧客が自主的に読み取ってくれるかもしれません。
ポスターのデザインは下記の3種類です。
このうち、キャラクターなしの「シンプルグリーン」はすべてのアカウントでダウンロード可能。キャラ入りの「グリーン」「ホワイト」は認証済みアカウントだけがダウンロードでき、「LINEでお店のクーポンがもらえる！」「うれしい情報をLINEでお届け！」などのキャッチコピーも設定できます。
「ホワイト」は余白に書き込みができるので、自社に合わせたアレンジを加えることも可能です。
ショップカードを作成する
ショップカードは飲食店やアパレルショップなどで利用される、ポイントカードのような役割を持つ機能です。
ユーザーがショップカードを利用するには、LINEで友だち追加する必要があります。そのため企業としてはショップカードの案内が、そのまま友だち増加策になります。
ショップカードの活用方法を知りたい方は下記の記事をご参照ください。
LINE Payと連携させる
LINE公式アカウントをスマホ決済の「LINE Pay」と連携させることで、ユーザーがLINE Payを利用した際、支払い完了画面で友だち追加を促すことができます。
LINE Payの国内登録者数は4,400万人にも及びます（2024年5月時点）。そこでの告知は友だち集めにたいへん有効でしょう。
ただし、LINE Payが2025年4月30日にサービス終了となる点は把握しておく必要があります。LINEPayの概要や連携方法については、下記の記事をご参照ください。
ID検索を促す
LINE公式アカウントを開設すると、それぞれのアカウントに個別のIDが発行されます。そのIDをユーザーのLINEアプリの「ホーム」や「トーク」画面から検索してもらい、友だち追加してもらう方法もあります。
ユーザーに検索する手間がかかるため、アカウントの宣伝としては適さない方法ですが、友だち追加の方法のひとつとして覚えておきましょう。
自社アカウントのIDは、管理画面の上部に表示されている「＠」から始まる番号です。
IDで検索すれば、アカウントが未認証であってもユーザーに見つけてもらうことができます。ただし「アカウント名」で検索できるのは認証済みアカウントだけなので、新たなユーザーに自社アカウントを知ってほしい場合は、認証の申請も検討したほうが良いでしょう。
アカウント名やキーワードを検索してもらう
LINE公式アカウントのアカウント名や、プロフィール内のキーワードを検索してもらい、友だち追加を促す方法もあります。
この方法もユーザーに検索してもらう必要がありますが、店舗名やアカウント名などのキーワードを入力すればよいので、IDほど複雑ではないでしょう。
ただしキーワードの検索でアカウントを表示できるのは、認証済みアカウントのみです。未認証アカウントはこの方法は利用できないので注意しましょう。
LINE公式アカウントの検索については、下記の記事をご確認ください。
友だちを増やすポイント
LINE公式アカウントの友だち追加方法は多数ありますが、工夫を加えなければ友だちは増えません。
ここでは友だちを増やすコツや、アカウントに興味を持ってもらうポイントについて解説します。
LINE公式アカウントの存在を知ってもらう
まずは自社がLINE公式アカウントで情報発信していることについて、ユーザーに知ってもらう必要があります。
店舗を展開する企業なら、店内での告知や顧客への声かけ、ポスターの掲示やチラシの配布などが必要です。ホームページやブログ、SNSでの案内も効果が見込めます。
さらに友だちを増やすには、既存の友だちがどの経路で友だち追加したか分析することが重要です。友だちの分析については下記の記事を参考にしてください。
友だち追加のメリットを示す
自社のアカウントを友だち追加してもらうには、友だち追加した際のメリットをユーザーに理解してもらう必要があります。
「LINEでスムーズに問い合わせができる」「LINEなら予約がカンタン」など、LINEの利便性が感じられれば、ユーザーもアカウントを友だち追加してくれるでしょう。
単にアカウントの存在を告知するだけでなく、「LINEを利用することで、どれだけ便利になるか」が顧客に伝わるよう意識しましょう。
クーポンやプレゼントでアピールする
いくらLINEの利便性を強調しても、「そのうち登録すれば良いや」と思われ、すぐに友だち追加してもらえないケースも多いでしょう。その際、クーポンやプレゼントを用意すれば、すぐに顧客の注目を集め、友だち追加を促すことができます。
「ドリンク1杯無料」「割引券進呈」など魅力的な内容なら、ユーザーも友だち追加するメリットを感じてくれるはずです。その際、「次回来店時に利用可能」などとするのではなく、すぐに使えるクーポンを配布することがポイントです。
スムーズに友だち追加できる導線を整える
LINE公式アカウントを友だち追加するにはさまざまな方法がありますが、ユーザーが登録の過程で何らかのストレスを感じると、追加をやめてしまう恐れがあります。
例えばWebページを閲覧中にスマホにQRコードが表示されても、表示されているQRコードをそのスマホで読み取るのは手間がかかります。その場合、URLや友だち追加ボタンをタップしてもらうほうが、スムーズに友だち追加できます。
また店舗などでIDを提示し検索をお願いするより、ポスターやチラシのQRコードを読み取ってもらうほうがお手軽でしょう。
友だち追加を促すには、ユーザーの作業工程を考慮し、ストレスを感じさせない導線を整えることが大切です。
友だち追加に関するよくある質問
ここではLINE公式アカウントの友だち追加にまつわるよくある質問と、その解決策を紹介します。
ユーザーからLINE公式アカウントや友だち追加について尋ねられた際もすぐ答えられるよう、下記の内容を押さえておきましょう。
灰色の未認証アカウントは危険と思われる？
LINE公式アカウントには、誰でも開設できる「未認証アカウント」とLINEヤフー社からの認定を受けた「認証済みアカウント」があります。未認証・認証済みの区別は、アカウントに付与されるバッジの色で確認することができます。
未認証アカウントには灰色バッジが表示されますが、しばしば「灰色バッジの未認証アカウントを友だち追加するのは危険なのではないか？」という声も聞かれます。
結論から言うと、未認証アカウントは必ずしも危険なアカウントではありません。灰色バッジのアカウントを友だち追加しても、すぐに問題が発生するようなことはないでしょう。
ただし、友だち追加時に下記画像のように表示されることもあり、未認証アカウントに警戒心を抱いているユーザーも一定数いますので、信頼性を高めるために認証済みアカウントになることも検討したほうが良いでしょう。
LINE公式アカウントを作成したら友だちにばれる？
LINE公式アカウントを開設したり、あるいはLINEアプリで何らかのアカウントを友だち追加したりしても、そのことがほかのユーザーや既存の友だちにばれることはありません。
心配な方は下記の記事で詳しく説明しているので、併せてチェックしてください。
友だち追加できないと言われたときはどうする？
友だち追加がうまくいかない場合、いくつかの要因が考えられます。
例えば過去に同じアカウントを友だち追加している場合や、LINE公式アカウントを非表示に設定している、あるいはLINEの友だち数が上限を超えていることもあるかもしれません。
友だち追加できない原因や対処法については下記の記事で詳しく解説しているので、チェックしておいてください。
まとめ｜LINE公式アカウントを友だち追加してもらおう
この記事では、LINE公式アカウントを友だち追加してもらう方法やそのポイントについて解説しました。
LINE公式アカウントで集客や販促を強化していくためには、友だち集めが欠かせません。しかし単にアカウントを開設するだけでは友だちは増えないため、LINEのメリットをお知らせしたり、スムーズに追加できる導線を整えたりする必要があります。
その際、LINE公式アカウントの拡張ツールL Message(エルメ)を導入すれば、アカウントの機能性がアップし、よりユーザーから利便性を感じてもらえるようになります。
分析機能も充実しているので、友だちの流入経路などをチェックし、より効果的な友だち追加策を考えることも可能です。
ぜひこの機会にL Message(エルメ)を導入し、友だちの増加を図ってみてはいかがでしょうか。
