LINE公式アカウントの友達を増やすためにブログやSNS、広告など様々な方法で紹介している人が多いと思います。
ですが「友達数は徐々に増えているけど、実際どこからの流入が多いのかわからない」と悩んでいる人も多いはず。
これを知らないと改善のしようがありません。
◯◯からの流入が多いんだなとわかれば、そちらを更に強化するために資金と労力を費やすことができますし、
逆に全く流入がない場合は掲載場所やオファーを変更する、ないし利用自体を止めるなどの選択肢も考えることができます。
そこで今回は、LINE公式アカウント登録者が「どの媒体からやってきたか」分析する方法をご紹介します。
・流入経路分析の全体像
・流入経路の分析方法
なお、LINE公式アカウントで使える機能は流通経路分析だけではありません。
その他に使える基本機能に関しては『LINE公式アカウントとは?基本機能・開設方法・料金・活用事例を解説』にて詳しく解説しています。
20コもある基本機能やLINE公式アカウントの活用事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【この記事を監修した人】
LINE集客の専門家
広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。100社以上の中小企業へLINEの導入支援を行い、業務効率化や収益改善の実績を持つ。
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流入経路を分析するための全体像
通常、流入経路を分析する際にはグーグルアナリティクスなどのアクセス解析のツールを活用して計測していきます。
LINE公式アカウントの場合は、登録後のページを設定できれば良いのですが
・スマホの場合は友達追加するとそのままアプリに飛んでしまう
・パソコンの場合はQRコードが表示される
・両方とも追加後はアプリでの表示となりURLがない
といった状況なので計測が難しい状態です。

そこで、ブログサイト内に設置したLINE誘導のリンクをクリックした後に、クッションページと言われるものを挟み、登録ボタンを表示させる形で行います。

クッションページにアクセス後、LINEを登録しない人も一定数いるので、正確な数値ではないですがおおよその数値を計測することができます。
※基本的には登録もワンタップでほぼすべての人が追加するものとして考えますが、シビアに見る場合は出た数値の8割としてカウントするのもいいでしょう。
分析に必要なツール
流入経路を分析するために必要なものは以下の4つです。
①WordPress(ワードプレス)
②Delay Redirects(プラグイン)
③クッションページ
④GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)
今回の方法を導入するには、「プラグイン」と言われるワードプレスの拡張機能を活用します。
「ワードプレス」はWEBサイトをプログラミングなしで簡単に作成できるツールで、記事など投稿するブログサイトの場合は、こちらが導入されているケースがほとんどでしょう。
またクッションページもワードプレスに設置し、プラグインの機能でリダイレクトというものを活用します。
そしてクッションページへのアクセスのカウントをするために、グーグルアナリティクスを利用するという形です。
それでは、それぞれ詳細を解説していきます。
自動でリダイレクトをする「Delay Redirects」とは
「リダイレクト」とは、そのページにアクセスしたら自動的に別ページに飛ばすというものです。
クッションページにアクセスした後、読者が離脱せずにLINE友達追加をして頂くためにはこの方法が一番です。
それでは、どうやってプラグインをインストールするのか、実際の手順を見ていきましょう。
Delay Redirectsのインストール方法
ワードプレスの管理画面にあるプラグインより「新規追加」を選択します。

検索バーで「Delay Redirects」と検索し、

上記のプラグインをインストールしましょう。
その後は「有効化」を行えば利用することができます。
次はクッションページの作成に移りましょう!
クッションページとは
商品ページの前に挟みこむページの事です。
通常、広告など出す際に
①広告→商品購入ページとやるよりも、
②広告→LP→商品購入ぺージ
と一旦ランディングページと言われる、「商品が欲しくなるような」説明サイトがあったほうが売れやすくなります。
このように一旦、本来登録や売りたい商品の前に設けるページをクッションページと呼びます。
ただ今回は、単にアクセスをカウントするためのページですから簡単なもので構いません。
ブログの誘導先をこちらにし、リダイレクトでスグにLINE友達追加に飛ぶようにします。
端末がスマホでもタブレットでもパソコンでも一旦このページに飛び、ここにアクセスした人をLINEに登録したものとしてカウントしていきます。
クッションページの作成方法

クッションページを作成するには、ワードプレスの管理画面の固定ページより作成していきます。
固定ページの新規追加でページ内に以下の文章を入れます。
「自動でLINE友達追加のページに移動しますのでお待ちくださいませ。切り替わらない場合はこちらをクリックしてください。」
といった感じです。
ブログサイトのLINE公式アカウント追加ボタンをクリックしたら表示されるページなので、そちらに合う文章を設定しましょう。
「こちら」には切り替わらない時のために、LINE友達追加のURLを隠しリンクとして設定します。
また固定ページ内に、Delay Redirectの設定があります。
・Delay:0(切り替わりの秒数)
・Destination Path URL:LINE公式アカウントの登録URL
上記のようにそれぞれ設定しましょう。
ブログのLINE誘導リンクを切り替え
クッションページの作成が完了したら、まずそのURLを取得し実際にリダイレクトされる確認してください。
問題なければ、そちらのURLをLINE公式アカウントの登録誘導リンクをこちらに切り替えてください。
GoogleAnalytics
「グーグルアナリティクス」とはグーグルが提供するサイトのアクセス解析ツールです。
・日々のサイトのアクセス数
・訪問者の流入元
・訪問者の使っている端末
など、様々なことを分析できるためサイトの改善を的確に行うことができます。
たとえば、ある記事がよく見られているなら最新情報へ修正したり、スマホでのアクセスが多いならスマホでより見やすくしたりして、さらにアクセスを集めための施策が打てるのです。
今回、こちらを使ってクッションページにアクセスした人数を分析していきます。
では、グーグルアナリティクスにアクセスしましょう。
設定方法

左下に「管理」というメニューがありますので、クリックします。

一番右にある「目標」を選択

新しい目標のボタンをクリック

目標設定は「カスタム」を選択

目標説明の名前は、自分がわかりやすいように記載
タイプは「到達ページ」を選択してください。

目標の詳細では、到達ページに作成したクッションページのURLを記入してください。
そして保存をすると設定完了です。

後はそのページに到達した人が出てきますと、コンバージョン→目標のページから確認することが出来ます。
とっても簡単に計測する方法
アナリティクスやクッションページを使わず、スグに流入経路を分析出来る方法があります。
それはLINEマーケティングシステム「L Message」を活用することです。
無料で使うことが出来ますので、以下の記事を参考に導入してみてくださいね。
まとめ
LINE公式アカウントの流入元を調べる方法はわかりましたでしょうか?
クッションページを各種SNSや広告など流入元事にクッションページを作成することで、日々どのくらい、どの媒体から流入があるのかを細かく分析することができます。
そうすることで、どの媒体をより力を入れるか、逆に投稿や予算を割くのを止めるかなどの選択をすることが可能です。
人的リソースや予算、時間は限られてます。
この機会に流入元の分析を行い、改善しながら効率よく集客を行っていきましょう!