LINE公式アカウントで集客・販促・顧客管理を強化しようとすると、「ちょっと物足りなりなぁ…」なんて思うことはありませんか?
だいぶ機能が充実してきたLINE公式アカウントですが、様々なところで「こんな機能があればな」と思うこともあるはずです。
そこで紹介するのが、元祖LINE公式アカウントツールの「Liny(リニー)」。
最近この手のLINE用ツールは増えてきましたがLinyはかなり前から展開されており、信頼と実績においては群を抜いています。
官民問わず計3,500以上の企業に採用されているからです。
そこでこの記事ではLinyとLINE公式アカウントの違い、プランごとの料金、代表的な機能、活用事例などをご紹介します。
Linyについて関心がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
LINE公式アカウントのLinyとは?
LinyとはLINE公式アカウントの配信・運用・管理をサポートするマーケティングツール。
30を超える都府県市町村と多くの企業が導入し、その実績は3,500社以上。更には旧LINE@の初期からも提供されている大手であり先駆者的な存在です。(2024年1月時点)
経済産業省や金融庁のような官庁、神奈川県や滋賀県のような都府県市町村、商業施設・住宅など、ビジネスとくらしにサービスを提供する「三井不動産」や焼き鳥とビールが有名な「鳥メロ」のような民間企業に導入実績がございます。
特徴としては、
①読者情報を集めて管理
②一人一人の読者へ最適なアプローチ
③読者の反応を分析し、精度を高める
上記によりメッセージ配信の効果向上や効率化、収益向上に繋げることが出来ます。
【機能と料金】LINE公式アカウントとの違い
LinyとLINE公式アカウントの違いを2つの視点で比較しました!
機能について
まずは機能についてみましょう。LinyとLINE公式アカウントにおける機能の差は以下の通りです。
機能 | Liny | LINE公式アカウント |
---|---|---|
タグ付け | 〇 | 〇 |
友だち情報・対応マーク | 〇 | × |
予約機能 | 〇 | △(飲食店のみ) |
スタッフ権限操作 | 〇 | 〇 |
セグメント配信 | 〇 | 〇 |
ステップ配信 | 〇 | 〇 |
セグメントリッチメニュー | 〇 | × |
リッチビデオメッセージ | × | 〇 |
カルーセル | 〇 | 〇 |
自動応答 | 〇 | 〇 |
回答フォーム | 〇 | 〇 |
質問パネル | 〇 | × |
ショップカード | × | 〇 |
オーディエンス | △ | 〇 |
ファネル分析 | 〇 | × |
流通経路分析 | 〇 | 〇 |
コンバージョン分析 | 〇 | 〇 |
URLクリック分析 | 〇 | 〇 |
クロス分析 | 〇 | × |
スコアリング | 〇 | × |
キャンペーン | × | 〇 |
リッチメニューデザイン制作 | 〇 | 〇 |
CSVレポート排出 | 〇 | △(DB連携をして配信は できない) |
スプレッドシート連携 | 〇 | × |
オペレーター機能 | 〇 | × |
テンプレート機能 | 〇 | × |
メンバーシップ | × | 〇 |
このようにLinyにはLINE公式アカウントにはない機能を豊富にそろえています。
とくにスコアリングと流入経路分析、コンバージョン計測の3つができるのはうれしいところ。
スコアリング機能があることで、アクティブな行動を繰り返している人に対してのみアプローチができます。
そして流入経路分析とコンバージョン計測を行うことで、効果的な施策を見つけやすくなります。
この3つの機能を使うことで、あなたのビジネスを加速させることが可能。うまく使いこなし、売り上げアップを図りましょう。
なお、スコアリング・流入経路分析・コンバージョン計測の説明は後述しますね。
なお、LINE公式アカウントの機能に関しては『LINE公式アカウントの基本機能15コや上手な使い方を徹底解説』で解説しています。
参考にしてください。
料金について
機能面で圧倒的な差を見せつけたLinyですが、料金面ではどうなのでしょうか。
Linyの利用に必要な費用は以下の3つです。
・Liny初期導入費用:Linyの導入時のオンラインサポートやアカウント発行の費用
・Liny月額利用料金:Linyご利用と運用サポートの費用
・LINE公式アカウント月額利用料金:LINE公式アカウントの運用にかかる費用
なおLinyの具体的な料金プランについては、Linyの公式サイト上での記載が非公開になっています。
そのため料金プランを知りたい方はこちらから問い合わせてみてください。
まとめると、Linyに支払う料金に加えて、別途LINEヤフー株式会社に支払うLINE公式アカウントの料金が必要です。
予算をオーバーしないよう注意してくださいね。
なお契約期間は最低1年間となっています。
気を付けましょう。
ちなみに、LINE公式アカウントの料金に関しては下記記事で紹介しています。
チェックしてみてくださいね。
【顧客管理など】Linyの基本的な機能を解説
ここではLinyの代表的な機能をご紹介します。
キメ細かい顧客(友だち)情報の管理
Linyであれば友だちの細部に至る情報まで管理できます。
というのも、LINE公式アカウントでは名前と写真しか情報をできないのです。
そのため『このLINE公式アカウントではどういったお客様が多いのか?』というのがわかりません。
しかし、Linyであればそんな問題はありません。電話番号や来店回数、アクセス数も管理できます。
LINE公式アカウントよりも質の高い顧客管理が実現しますよ。
スコアリング
Linyではなんと友だちの行動を基準にスコアリング(得点付け)することができます。
スコアリングとは来店回数・アクセス数・動画の視聴時間などを集計し、その数値で友だちをランク付けするというもの。
このスコアリングが高い人ほどあなたや商品に対する興味が高いと言えます。
そもそもスコアが高くなければ来店やアクセスなどは発生しませんよね。
逆に言うとあなたに対して興味があるからこそ、スコアが高くなる(来店やアクセス回数が多くなる)のです。
そして興味があるということはコチラの話に耳を傾けてくれる確率がとても高いことを意味します。
つまりは成約の見込みがあるということ。
したがってスコアリングが高い人たちに対してのみアプローチすることで、効果的なマーケティングに実施を期待できるのです。
施策がイマイチ成果を上げられないときは、スコアリングをもとにアプローチする相手を変更すると良いでしょう。
流入経路分析
流入経路分析とは簡単に言うと『友だち追加をされた場所がわかる機能』のことです。
この機能を使えば、今追加された友だちがWebサイトから来たのか、SNSなのか、はたまた広告なのかが一瞬で分かるのです。
つまり『一番費用対効果が友だちはどの経路で加入したのか?』が判明するわけですね。
このことによりリソースの選択および集中が可能となり、効果的かつ効率的なマーケティングが可能となります。
限られた資源を有効活用したいときに、この機能が重宝します。
コンバージョン計測
コンバージョンとは『成約』のことですね。
LinyであればLINE経由でのお問い合わせ数や注文数を計測することができます。
これによりCVR(成約率)も自ずと判明。
したがって、その商品を紹介するメッセージやLPに問題がないかがわかります。
問題があればCVRは低いですし、なければCVRは高くなるからです。
そのため紹介メッセージの改善には、このコンバージョン計測が役立ちますよ。
それだけでなく、Linyはコンバージョンが成立した直後に専用のメッセージ(お礼など)を送ることも可能です。
商品が購入されたタイミングで購入者のロイヤリティが上がるような施策(次回購入時に使えるクーポンを配布など)を行えば、リピーターになってくれるかもしれません。
いろいろと試してみてくださいね。
URLクリック測定
Linyではコンテンツやメッセージに含めたURLのクリック数を測定できます。
どういったコンテンツやメッセージであればクリック数が多いのかがわかるわけです。
クリック数の傾向を読み取ることで、精度の高いコンテンツやメッセージを作成できますよ。
また、LinyはURLをクリックした人を自動でタグ付けすることができます。
一般的に考えて、URLをクリックした人はそうでない人に比べて、配信内容に対する興味が高いと判断できますよね。
そのためタグ付けをした人(URLのクリック者)に対して優先的にアプローチすることで、成約率を向上させることも可能。
施策をドンドン効率的にしていきましょう。
クロス分析
クロス分析とは様々な情報を組み合わせて分析をする手法のことです。
クロス分析をすることで、今までは気づかなかった傾向を発見することが可能。
たとえば、SNSと購買履歴を組み合わせて「どのSNSからの加入者が一番成約率が高いのか?」を分析することができます。
もしもこのときに『成約率はFacebookからの加入者が一番高い』と判明したのであれば、X(旧Twitter)やInstagramよりもFacebookを優先してアプローチすべきことがわかります。
クロス分析ならこういった『表面化しにくい情報』を簡単に把握することができるのです。
施策がなかなかうまくいかないときは、視点を転換するためにクロス分析を積極的に行うと良いでしょう。
ちなみに、弊社が提供しているサービス「エルメ」もLINE公式アカウントをサポートするシステムを提供しております。
LINE公式アカウントを運用している方の負担を減らす、あいさつメッセージの自動配信や流入経路の分析など、自社のLINE公式アカウントを効率よく運営する手助けを『無料で』致します。
自社にとってどちらがよいツールといえるのか、Linyと比較しながらご覧くださいませ。
Linyを導入する流れ
Linyを導入する際の手順は以下の通りです。
1.LINE公式アカウントの取得
LINE公式アカウントを取得していない場合は、先に取っておきましょう。
Linyを使うにはLINE公式アカウントが必要だからです。
なお、LINE公式アカウントの取得方法は下記記事でご紹介しています。
記事の冒頭に動画で開設方法を解説していますので、やり方がすぐにわかります。
ぜひチェックしてみてくださいね。
2.相談
『Liny公式サイト|製品についてのお問い合わせページ』にアクセスしましょう。
そして以下の情報を記入してください。
- 氏名
- 会社名
- 所属部署・役職
- 業界・業種
- メールアドレス
- 電話番号
- アンケート
- 問い合わせ内容
これらを記入し終わったら、送信しましょう。
3.ヒアリング・提案
問い合わせ内容をもとに、Liny側が相談内容について詳しくヒアリングをし、機能やプランについて説明・提案してくれます。
その際に見積り依頼やLINE公式アカウントの運用への不安や困りごとなどがあれば、相談してみてください。
4.契約・導入サポート
Linyの導入を希望する場合は契約へと進みます。
Liny担当者がLINE公式アカウントとLinyの初期設定をサポートをしてくれます。
また、運用開始は最短即日で可能です。
5.運用開始
初期導入が終われば、いよいよ運用開始です。
これまでにご紹介した機能をうまく使って、成約率の向上を目指しましょう。
なお、Linyの場合チャットやメールで質問することができます。
それだけでなく、定期的に無料オンラインセミナーも開催しています。
わからない点やできない点がある場合は、こういった機会に質問をすると良いでしょう。
【活用事例】属性別のセグメント配信が実現
ここではLinyの活用事例をご紹介しますね。
今回ご紹介する事例は以下の2つです。
県庁
とある県庁のLINE公式アカウントでは40~50代の方が多く登録されています。
そしてLinyを導入したことで以下の3つが実現しました。
- ユーザーの属性がわかった
- リッチメニューを充実できた
- 自動返答でも楽しめるコンテンツを作成できた
LINE公式アカウントのままではユーザーの属性はほぼわかりません。
プライバシーを保護するために、多くの情報は公開できないのかもしれません。
しかし、Linyであればユーザーの情報が細かくわかります。
ユーザーの属性に基づいてリッチメニューやコンテンツを充実させることで、友だちの満足度を高める運用が実現できたとか。
この例のようにユーザーの属性に基づいたリッチメニューやコンテンツを提供したいのであれば、Liny導入を検討すべきでしょう。
歯科系専門学校
この歯科系専門学校のLINE公式アカウントの場合、友だちのほとんどは学生(若者)です。
そんな専門学校のLINE公式アカウントがLinyを導入することで得られたのは以下の3つです。
- 学生の興味に基づいたセグメント配信の実現
- 複数科目をリッチメニューで表示
- 段階や科目ごとに学生を管理
先ほどの県庁のように、友だちの傾向に基づいて配信やリッチメニューの作成をできるようになったのが大きいようですね。
それによって反応率やお役立ち度の向上が期待できます。
なお、この専門学校では生徒の学習段階や学年によって学生情報を病院のカルテのように管理しています。
その結果、段階や学年別で配信内容を変える作業が簡単になり、業務の効率化を実現できたとか。
業務の効率化が進むということは時間が空くということです。
つまり時間が空いた分生徒とのコミュニケーションを取れるわけですから、学校側からしたらとても大きなメリットですよね。
Linyの評判・口コミ・導入実績
次に、Linyの評判・口コミを紹介します。
- 導入して月の売り上げが200万円以上増えた
- メールと比べ気軽にお客様とコミュニケーションが取れた。ステップ配信によるフォローアップで、新規来院率とリピート率が向上し、結果100万円以上の収益が伸びた
- カルーセルなどデザイン性の高いメッセージを配信できるようになり、商品の魅力が伝わりやすくなり、反応が高まった。
- メルマガから切り替えて、開封率、クリック率が高まり、成約率が3倍以上になった。
など導入して効果が出たという声が大きいですね。
LINE公式アカウントツールLinyの導入実績
Linyは様々な有名企業や官公庁、教育機関への導入実績があり、信頼感と安心感に繋がりますね。
- MUFG
- 消費者庁
- 金融庁
- 経済産業省
- 東京都
- 滋賀県
- Gakken
- DIESEL
- MORINAGA
- FUJIFILM
- 日本骨髄バンク
上記はほんの一部で、すべてを含めると3,500社以上に導入されています。
LINE公式アカウントツールLinyの導入事例
次に、実際にどのような目的でLinyが導入されたのかを紹介します。
- マーケティング会社:業務効率化、効果測定のため
- 総合販売代理店:効果測定、複数グループ管理のため
- ブライダル事業:業務効率化、コミュニケーション改善のため
- 教育機関:業務効率化、コンテンツ充実のため
- 建築、不動産:セグメント配信、業務効率化のため
このようにLinyは様々な業種で多様な目的に使用されています。
SNSでの評判も良く、実際にこれだけ企業に使用されているので、安心安全で有能なツールと言えるでしょう。
【まとめ】信頼と実績で選ぶならLiny
Linyは官民問わず3,500以上もの企業で採用されている、実績豊かなツールです。
それに付け加えて、メールやチャットでの対応完備・無料セミナーを定期的に開くなど、サポート体制も充実しています。
これだけのサポートが付随しているサービスはなかなかありませんから、信頼できると言ってもよいでしょう。
もちろん、Linyはそれだけでなく機能面も充実しています。
LINE公式アカウントにはないスコアリングやコンバージョン計測を使うことでより効果的なアプローチを実現できます。
現在のマーケティングに限界を感じている人は、Linyを用いて今までとは一味異なるアプローチをとると良いでしょう。
エルメもLinyに負けていません!
ここまでLinyを解説してきましたが、LINE公式アカウントで使えるツールはまだあります。
弊社が開発したエルメもその1つ。
エルメであればLiny以上に豊富な機能を無料で使うことができます。
もちろん、契約する際に何年縛りなどといったものも一切ありません。
それどころか即日解約も可能ですので、ノーリスクでお使いいただけます。
それに付け加えて、現在エルメの導入実績は30,000件を突破しました。(2024年1月時点)
エルメもLinyに負けない実績を築いていますので、安心してご利用くださいね。
しかも今エルメと友だちになってくれた方にはスタートアップガイドもプレゼント中!
このスタートアップガイドを読めば、機能が豊富で使い余しがちなLINE公式アカウントを早い段階でフル活用することが可能になります。
「LINE公式アカウントを早く取り入れたいな」という方は、ぜひGetしておいてくださいね。