企業様必見!LinkedInとはビジネス・転職特化型SNSのこと

システム

「LinkedInってなに?」

「転職やビジネスに使えるSNSって聞いたけど、実際のとこどうなの?」

LinkedInという名前を聞くと、このように思う人もいるハズ。

詳しくは本文で解説致しますが、LinkedInとは転職・ビジネスに特化させたSNSを指します。

なぜ『ビジネス・転職特化型』と断言できるのかと言いますと、LinkedInはTwitterやInstagramとは異なり、実名での登録が原則だからです。

実名登録をすることでTwitterやInstagramよりも身元の特定が容易となり、信頼性を必要とする話(ビジネスや転職)でも、安心して進めやすくなるのです。

それだけでなく、LinkedInには『役職表示・求人採用機能』もそろっていますので、更にビジネス・転職を進めやすくなります。

役職が表示されることで商談相手を探しやすくなりますし、求人機能があることで企業側の採用担当者と求人者が直接やり取りを行えるからです。

このようにLinkedInにはTwitterやInstagramにはない良さが多くあります。

そうなると、LinkedInの基本機能や上手に使うコツが気になりますよね。

そこでこの記事ではLinkedInの基本情報はもちろん、基本機能・メリット・上手に使うコツを解説します。

この記事を監修した人

阿部 悠人

阿部 悠人

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LinkedInはビジネス・転職に特化したSNS

ますはLinkedInに関する基本情報を解説致します。

LinkedIn基本情報
  1. LinkedInとは?
  2. 他SNSとの違い

LinkedInとは?

LinkedInを一言で言い表すと、ビジネス特化型SNSになります。

Weblio辞書によりますと、LinkedInは以下のように解説されています。

LinkedInとは、米国カリフォルニア州で開始された、プロフェッショナルのビジネスパーソンおよびビジネスマッチングに特化したSNSである。
LinkedInでは、企業の採用や商談、起業などの話題について、企業の担当者にコンタクトを取ったり、相談したりすることができる。100%ビジネス用途のSNSとして独自の路線を取っているといえる。

Weblio辞書|LinkedInとは何?(2022年2月19日時点)

上記のようにLinkedInはTwitterなどのSNSとは異なり、ビジネスで使うことを前提としたツールです。

そのためSNSというよりも、ビジネスツール・転職サイトという認識の方が正しいかもしれません。

そんなLinkedInの詳細は以下の通り。

概要詳細
運営会社リンクトイン・ジャパン株式会社
所在地東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング34階
利用者数(世界)7億7400万人
2022年2月19日時点

上記を見ますと、LinkedInの利用者数(世界)はなんと7億7400万人もいます。

そのためLinkedInは世界的に使われているツールであることがわかります。

LinkedInであれば日本国内はもちろん、国外のビジネスマンとの商談をスタートさせることも十分に可能です(LinkedInを使ってみるとわかりますが下記画像のように、日本人・外国人問わず、向こうから商談が来ることも珍しくありません)。

したがって「海外で仕事をやってみたい!」「自分の可能性を広げたい!」と考えている人は、この機会にLinkedInを使ってみるのもアリです。

LinkedInはTwitter・Instagram・Facebookよりも日本における利用者が少ない、つまりはライバルが少ないので営業活動や商談を進めやすいですよ。

LinkedInと各SNSの違いは後述しますね。

他SNSとの違い

LinkedInとTwitter・Instagram・Facebookにおける主な違いは、以下2点にあります。

比較対象LinkedInTwitterInstagramFacebook
匿名の可否基本実名匿名OK匿名OK基本実名
転職特化機能アリなしなしなし
2022年2月19日時点

LinkedInは基本的に実名での登録が必須です。

これに関してはLinkedInの利用規約ページにて以下のように明記されているので、間違いありません。

プロフィールに本名を使用すること。

LinkedIn|利用規約(2021年2月19日時点)

しかし利用規約では確かにこのように記載されているのですが、匿名でLinkedInアカウントを立ち上げることも可能です。

これはおそらくLinkedInの利用者数を増やすために、匿名でのアカウント立ち上げを一時的に可能にさせているのでしょう。

逆に言いますとLinkedIn目標にしている数値に利用者数が達すれば、本人確認申請の強化などといった規制がかなり厳しくなるハズ。

匿名でのアカウント立ち上げは、おそらく今(2022年2月19日時点)だけ可能だと思われます。

したがって「匿名でLinkedInを始めたい!」という方は、この機に始めるとよいでしょう。

またLinkedInはビジネス特化型SNSということもあり、以下のように転職活動に役立つ機能が盛りだくさんです。

LinkedInの転職に役立つ機能
  • スキル・経歴をプロフィールに記入できる
  • 自分・相手ともに役職名が明記されている
  • 求職中ボタンを表示させられる
  • 転職に興味があることを採用担当者に通知できる
  • 希望条件に合致する求人が出たことを知らせる(求人アラート)

これだけの機能はTwitter・Instagram・Facebookにはありません。

これもLinkedInとその他SNSの違いと言えます。

【企業必見】LinkedInの基本機能

ここではLinkedInの基本機能を解説致します。

LinkedInの基本機能
  • 投稿機能
  • 求人検索機能

投稿機能

LinkedInにはTwitter・Instagram・Facebookと同様に、投稿機能があります。

投稿機能を使うことで、自身を他ユーザー(個人・企業・採用担当者など)にPRすることが可能です。

もちろん投稿をしなくても、自分のプロフィールは他ユーザーに閲覧される可能性はあります。

しかし投稿機能を使って自身の考えやスキルをPRすることで、自身の存在を気づかせやすくなります。

特に「短期で次のクライアント候補を見つけたい!」といった人は、どんどん投稿機能を使うべきです。

そうすることで投稿をしない場合に比べて、自分に対する認知度が確実に上がるからです。

それだけでなく、うまくいけばクライアント側から話を持ってくるかもしれません。

投稿する際に費用やリスクはありませんので、どんどんチャレンジしてみてくださいね

求人検索機能

LinkedInには企業の求人情報を検索する機能があります。

要するに求人・転職サイトのように検索欄に希望職種などを記入し検索することで、希望職種の求人をチェックできるのです。

このLinkedIn求人検索機能の最たるメリットは、やはり『採用担当者と直接連絡が取れる』ことにあります。

そのことにより、転職サイトよりも早く就職先が決まることを期待できます。

そもそも求人・転職サイトですと、求職者と企業の間に転職企業が入りますよね。

そのため1つのやり取りをするだけでも、2~3日かかることも予測されます。

当たり前の話ですが転職企業は24時間営業ではありませんので、対応できない時間があるからです。

そしてその対応できない時間が積もりに積もって、話を進めるのが遅くなるのです。

しかし求職者と企業が直接やり取りを行うLinkedInであれば、こんな心配は必要ありません。

間に転職企業を挟まないことで話が従来よりもスムーズに進むことが確実であり、早ければ1か月以内に話がまとまることも期待できます。

「今月中に就職先を見つけたい!」というときは、LinkedInを使ってみてくださいね。

LinkedInを使うメリット

LinkedInを使うメリットは2つあります。

LinkedInのメリット
  • 今からでもインフルエンサーを目指せる
  • 役員・代表者クラスとつながりを持ちやすい

今からでもインフルエンサーを目指せる

LinkedInであれば今からでもインフルエンサー※を目指せます。

※インフルエンサーとは世の中もしくは人に対する影響力が強い人のこと。
SNSにおいてはフォロワー数が多い人たちのことをインフルエンサーと呼びます。

LinkedInには著名なインフルエンサーがまだ少なく、フォロワー(LinkedInの場合だとつながり)集めに苦労しにくいからです。

例えばTwitterなどのSNSでは、現時点でフォロワーが数万人いるインフルエンサーが以下のようにごまんといます。

アカウント名フォロワー数ジャンル
リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ約208万人料理
トイアンナ/ライター約7万人ライティング
lack約61万人イラスト
2022年2月19日時点

この状況下であなたが今からTwitterのみに集中しインフルエンサーを目指すのは、あまりコストパフォーマンスがいいとは言えません。

なぜかというとフォロワー数が多いアカウントは注目度がどうしても高くなり、コチラが発信した情報がかすんでしまうおそれがあるからです。

少し想像してみてほしいのですが、もし仮に料理のことをTwitterで調べようと思ったらTwitter内にて、まずは検索をしますよね

すると実に多くのアカウント・情報が出てきます。

正直、すべてをチェックするのが面倒なぐらい出てきますよね。

そうなるとですね、確実に次のことを思います。

「情報が多すぎる。何かを判断基準にして、情報を拾わなければならないな」

そして多くの人は十中八九「とりあえずフォロワーが多い人の情報を優先して拾っていくか。多くのフォロワーがいるということは、それだけ指示される理由があるのだろう」と直感的に思います。

Twitterの場合ですと情報の信ぴょう性を判断する材料(アカウント主の経歴・スキル等が表示される機能など)が少ないために、フォロワー数を判断基準にせざるを得ないのです。

そういった事情もあり、Twitterではフォロワー数がその人のスキル等を代弁する1つのファクターになりやすいのです。

フォロワーの数が多い人ほど自然と注目されやすい、話を聞いてもらいやすくなるわけですね。

つまり、今からTwitterだけに全力投球する場合は、どうしても不利な状況からのスタートになると言わざるを得ません。

しかしLinkedInですと圧倒的なつながり人数(つまりはフォロワー数=影響力・注目力・拡散力)を持つインフルエンサーは、Twitter・Instagramに比べてまだまだ少ないです。

LinkedInは実名での運用が基本ですから、それがハードルとなってTwitter・Instagramで匿名による運用をしている人たちは参戦できなかったのでしょう。

したがってLinkedInであればTwitter・Instagramに比べて、インフルエンサーになれる確率がまだ高いといえます。

役員・代表者クラスとつながりを持ちやすい

LinkedInは役員・代表者クラスとのつながりを持ちやすいです。

上述しましたように、LinkedInでは各アカウントにて役職名が明記されていますよね。

そのため『誰に対してアプローチをすればよいのか?』がハッキリと分かるからです。

例えばTwitterで「○○会社の役員にピンポイントでアプローチをしたい!」と思っても、難しいですよね。

なぜかというとTwitterには役職名を表示させる機能がないからです。

それだけでなくTwitterは匿名OKのSNSですので、ターゲット役員は仮名・ニックネームなどで利用している可能性も考えられます。

役職名が表示されない上に、実名とは異なる名称で利用をしている可能性がある。

これがTwitter・Instagramでは、役員に対してアプローチをしにくくなる理由となります。

しかしLinkedInであれば、そんなことはありません。

役職名は表示されます※し、実名での運用が基本だからです。

※役職名を記入している場合に限る

その結果、検索機能にて『○○会社』と検索をするだけで関係者をピックアップでき、役職名を確認すれば「あっ。この人が○○会社の役員だ」と一発でわかるのです。

もちろんターゲット役員の氏名がすでに分かっているのであれば、実名で検索するのもOK。

すぐに検索結果に出てきます。

その後はDMなどでアプローチをとり、つながりを持ってくださいね。

LinkedInを上手に使うコツ

LinkedInを上手に使うコツは2つあります。

LinkedInを上手に使うコツ
  • 目的を持つ
  • プロフィールを充実させる

目的を持つ

LinkedInを活用する際は、目的意識を持ちましょう。

そうすることで、すべきことを認識できるからです。

例えばLinkedInの場合だと、利用目的ですべきことは以下のように変わります。

目的すべきこと使う機能
自サイトへの集客多くの人にアピール投稿
商品販売・セミナー参加者募集1人に対してアピールチャット
転職採用担当者へアピール求人機能

もしもLinkedInを利用する理由が集客なのであれば、投稿機能を使って、より多くの人々にPRをすべきです。

そうすれば、何人かは高確率でサイトに訪問してくれます。

訪問者の趣味嗜好と自サイトの掲載内容や方針が合致すれば、その人はリピーターになってくれるかもしれません。

対して商品販売やセミナー参加者をかき集めたい場合は、1対1で濃いやり取りをするのがおすすめ。

そうすることで相手との間に関係性および信頼性を構築でき、商品購入・セミナー参加などといった行動を促しやすくなるからです。

こういった結果は不特定多数の人に情報を投げかける投稿のようなやり方ですと、やはりうまくいきにくいもの。

投稿を行うだけではターゲットに対して単純接触効果が発動しにくく、コチラに対する親近感を持ってもらいにくいからです。

親近感、つまりは投稿だと心理的距離感がいつまでたっても縮められないわけですね。

したがってただ単に集客をするよりもハードルが高いと考えられる『商品販売やセミナー参加者の募集』を行うのであれば、DMで集中的にやり取りを行うのがおすすめです。

もしも集客や商品販売などではなく単に転職活動をしたいだけなのであれば、希望業界に所属する企業の採用担当者にアプローチするのが効果的になります。

採用に関する決定者と直接やり取りを行えば投稿やDMをやみくもに行う場合に比べて、面接にまでスピーディにこぎつけるからです。

このように『なんのためにLinkedInを使うのか?』で、すべきことは大きく変わってきます。

したがってLinkedInを利用する際は、行動を起こす前に目的を再確認しましょう。

プロフィールを充実させる

プロフィール充実させましょう。

そうすることでプロフィール閲覧者に対してPRできるからです。

例えば以下2つのプロフィールを見てみてください。

【Aさんのプロフィール】
1980年生まれ
性別:男
趣味:釣り
IT関連の企業に勤務しています

【Bさんのプロフィール】
1980年10月1日生まれ
性別:男
未婚
趣味:釣り

★経歴
1992年 ○○大学○○学部卒
同年、IT業界大手の○○に入社
現在に至る

★役職
システム部門部長

★主な業務内容
システム開発・管理
新人教育

★スキル
R
C++
GO
Python
Java
PHP

AとBを見たとき、どう考えてもBの方が興味を持たれますよね。

「この人はこういったバックグラウンドを持っていて、こういった仕事をしているのか」と一目でわかるからです。

もちろんそれだけでなく主な業務内容やスキルも掲載することで、Bさんのもとに仕事の具体的な話が舞い込むかもしれません。

上記の例でいえばBさんはハイスキル持ちの優秀なエンジニアであることが伺えますから、システムエンジニアを探している企業からヘッドハンティングされるかもしれません。

仮にヘッドハンティングされた時に転職の意思がなかったとしても、人間ですから数か月後には気が変わることも十分にあり得ます。

そんな時にヘッドハンティングしてきた企業・担当者に連絡を取れば、スムーズに転職することが可能ですよね。

このようにプロフィールを充実させるか否かで、その後の人生の流れが変わることも大いにあり得るのです。

したがって、プロフィールは可能な限り充実させることを強くおすすめ致します。

ただし業務内容に関して言及するときは、あくまで簡単な記載にしましょう。

あまりにも詳細に書いてしまうと、情報漏洩につながるかもしれないからです。

細かく書くべきか否かを箇所ごとに見極めて、プロフィールを充実させてくださいね。

まとめ|LinkedInを使おう!

LinkedInのことがわかりましたね。

LinkedInはTwitter・Instagram・FacebookなどといったSNSとは異なり、ビジネス面の毛色が強いプラットフォームです。

そのためビジネス・転職を推し進める際に、強力なツールとなる可能を秘めています。

もちろん、ただ使うだけではうまくいきません。

本文で触れましたように『なんのためにLinkedInを使うのか?』を明確にしたうえで行動をしなければ、あなたが求めている結果を掴み取ることは難しいでしょう。

そのためLinkedInにて投稿・DM・求人機能を利用する前に、必ず目的をハッキリとさせてくださいね。

そして活動を行う前にプロフィール欄を充実させておけば、あなたに対して興味を持つ人が増えやすくなることは間違いないです。

LinkedIn内の様々な要素を組み合わせて、効率よくビジネス・転職を進めていきましょう。