「LINE公式アカウントは不動産会社でも導入できるかな?」
「不動産会社にLINE公式アカウントを導入するメリットは?」
「できれば具体的な運用方法も知りたい」
こんな疑問をお持ちではないですか?
実は、不動産会社がLINE公式アカウントを活用することで、集客UPや顧客維持、業務効率化につなげることができるんです。
本記事では、不動産会社がLINE公式アカウントを使うメリットや活用事例を詳しくご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
不動産会社で使えるLINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、飲食店や美容室をはじめ、ECなど37万を超える企業や店舗で活用されている、LINE上で情報発信や顧客とのコミュニケーションを行うためのツールです。
このLINE公式アカウントを活用することで、これまで顧客と接点が持てなかった企業でも距離を縮めることができます。
さらにLINE公式アカウントは、販促や集客に役立つ様々な機能が充実しているのも魅力です。
上記はほんの一部で、他にも様々な機能が搭載されています。
もちろん不動産会社でも、これらの機能を上手く活用することで、顧客獲得や成約率の向上、作業効率化などにつなげられます。
下記の記事では基本的な機能や使い方を詳しく紹介しています。まず「LINE公式アカウントにはどんな機能があるのか」を知りたい方はぜひご覧ください。
不動産会社がLINE公式アカウントを利用するメリット
不動産会社がLINE公式アカウントを活用すれば様々なメリットがあります。
- メッセージの開封率が高い
- 様々な形で情報発信できる
- リピーターの獲得と顧客維持がしやすい
- 顧客の属性や興味関心で絞り込んだ配信ができる
- 顧客が気軽にお問い合わせしやすい
- コストパフォーマンスが高い
- 来店予約を自動化
ここでは7つ紹介しますので、順番に見ていきましょう。
メッセージの開封率が高い
LINEは国内で月間9,600万人(2024年1月末時点)のユーザーを誇る、日本最大のコミュニケーションアプリで、年齢や性別を問わず幅広く利用されています。
多くの方が普段からLINEを使っているため、メルマガよりもメッセージの開封率が高いのも特徴です。
とはいえ、あまりにもメッセージ配信の頻度が多いとうっとうしいと思われたり飽きられたりしてしまい、ブロックや開封率が下がる可能性が高まるので注意が必要です。
一方で配信頻度が少なすぎても、LINE公式アカウントの存在を忘れられてしまうため、最適な配信頻度を心がけることが重要になります。
下記の記事では最適な配信頻度について詳しくお伝えしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
様々な形で情報発信できる
LINE公式アカウントでは、テキストだけでなく、様々な形で情報発信できます。
上記を活用することで、視覚に訴えかけたり、関心をひく配信ができるので、購買意欲の向上や来店予約の増加につながる可能性が高まります。
例えば、新着物件や間取りを写真や動画でアピールしたり、来店予約でクーポンを付与したりすると効果的でしょう。
リピーターの獲得がしやすい
LINE公式アカウントは、リピーターを獲得しやすいツールでもあります。
例えば、クーポンを配信したりショップカードを発行することによって再来店を促したり、新生活応援フェアなどのキャンペーン情報を配信して、特別感を持たせたりすることもできます。
また成約後も入居関連のアフターフォローをチャットで丁寧に行えば、「次もここでお願いしよう」と思ってもらえるでしょう。
このようにコミュニケーションを続けることで、お客様の頭の中に自社の情報が定着し、リピーターになってもらう確率が高くなります。
顧客の属性や興味関心で絞り込んだ配信ができる
LINE公式アカウントでは、お客様の属性ごとに絞り込んでメッセージ配信ができます。
例えば下記のようなジャンルで絞り込みが可能です。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 過去にメッセージを開封した人
- リンクをクリックした人
- 商品を購入した人
「40代(年齢)×男性(性別)×千葉(地域)」など、絞り込み配信を行うことで、必要な人に必要な情報を届けられるだけでなく、配信数の節約やブロック率の低下にもつながります。
顧客が気軽にお問い合わせしやすい
電話やメールでお問い合わせしにくい顧客でも、普段から使い慣れているLINEなら気軽に問い合わせることができます。
また応答メッセージを活用すれば、24時間365日LINEが自動で返信してくれます。
例えば、事前に「営業時間」というキーワードに対して応答メッセージを設定しておけば、友だちから「営業時間」というメッセージが来た際に、営業時間のご案内を自動で返信可能です。
よくある質問に関してはLINEで自動化し、それ以外のメッセージだけ個別に返信すれば、業務効率化にもつながります。
ただし、自動応答はキーワードが完全一致した場合のみ反応するので、キーワードがユーザーにわかるような工夫は必要です。
下記の記事では応答メッセージの使い方や設定方法をお伝えしています。顧客からの問い合わせに追われている方や作業効率を上げたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
コストパフォーマンスが高い
LINE公式アカウントは、比較的低コストで導入・運用できます。
費用対効果が高く、限られた予算で効果的なマーケティングが可能です。
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 0円 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数 | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ | ✕ | ✕ | ~3円/通 |
コミュニケーションプランは無料で利用できるので、規模の小さい不動産会社でも気軽に利用できるのも魅力です。
初めて利用される方は無料プランから初めてみて、友だちが増えてきたタイミングで有料プランに切り替えると良いでしょう。
下記の記事ではLINE公式アカウントの月額料金プランについて詳しく解説しています。それぞれのプランでできることや自分にあった選び方を知りたい方はぜひご覧ください。
また、下記の記事ではIT導入補助金について詳しく解説しています。LINE公式アカウントの導入費用をできるだけ抑えたい方は、本記事とあわせてご覧ください。
来店予約を自動化
LINE公式アカウントに予約システムの拡張ツールを導入することで、来店予約を自動化できます。
L Message(エルメ)の予約システムであれば、予約受付やキャンセル対応はもちろん、リマインド配信(予約忘れを防止するメッセージ配信)まで無料で自動化できます。
つまり、予約を受け付けた段階から予約日当日まで、すべて自動で対応できるようになるわけです。
不動産会社は、内見や商談・契約など、実際に顧客が来店予約をする機会が多いです。
来店予約を自動化すれば、来店までのやり取りがスムーズになるので、来店率や顧客満足度の向上が期待できるだけでなく、予約忘れによる機会損失の防止にもつながります。
下記の記事では、予約システムでできることや導入方法をお伝えしています。来店予約を自動化したい方や導入メリットを知りたい方はぜひご覧ください。
不動産会社のLINE公式アカウント活用事例
ここからは、不動産会社のLINE公式アカウント活用事例を見ていきます。
今回は2つ紹介しますので、ぜひ運営する際の参考にしてみてください。
東急リバブル
東急沿線をメイン営業エリアとしている東急リバブルのLINE公式アカウントです。
アイコンやメニューの色は全体的に青で統一されており、画像はシンプルで見やすい作りです。
リッチメニューから物件検索ページや査定申し込みページに簡単に移行できるので、物件購入と売却のどちらの顧客にも対応できるようになっています。
お役立ち情報をタップすると、お悩み解決情報や生活に役立つ知識を掲載したコラムページに移行します。自社ホームページでブログなどを掲載している方は参考になるでしょう。
またアンケートに答えていくと、友だち一人ひとりに合わせた情報が送られるようになるので、引き上げや顧客維持にもつながりそうですね。
オープンハウス
首都圏を中心に土地や戸建てを仲介しているオープンハウスのLINE公式アカウントです。
あいさつメッセージでは、あいさつだけでなく公式サイトや人気のコンテンツを表示させてアピールしており、オープンハウスの自社サイトにアクセスできるようになっています。
カードタイプのメニューは左右にスライドさせるだけで情報が表示されます。
カードタイプメッセージの中に画像とテキストを上手く取り入れ、情報量が多くても読みやすいように工夫されていますね。
リッチメニューでは、家・土地を探したい方向け、住まい探しについて知りたい方向けの項目が選べます。
顧客のニーズに合わせた作りになっている点は特に参考になりそうです。
まとめ|不動産会社でLINE公式アカウントを効果的に運用しよう
LINE公式アカウントは様々な企業や店舗などに活用できます。
不動産会社でもLINE公式アカウントを使うことで、新規顧客やリピーターの獲得、作業効率化ができます。
さらにLINE拡張ツールを導入すると、来店予約の自動化まで可能になります。
L Message(エルメ)であれば無料で予約システムを利用できますので、LINE公式アカウントの作成と同時に導入を検討してみてくださいね。
またL Message(エルメ)公式LINEでは、LINE公式アカウントの使い方や自動化に関する情報を無料で配信中です。気になる方はこちらもぜひご登録ください。