LINE公式アカウントの「電話番号認証メッセージ」とは?

LINE公式アカウント

LINEを利用していると、公式LINEからいきなり「電話番号の認証メッセージ」が届くことがあります。

こんな時、

「電話番号の認証って必要?」

「無視したら何か問題があるのだろうか」

「電話番号をそもそも登録していない!」

など不安に思う方もいるかもしれません。

本記事ではLINE公式アカウントからアカウントへ「電話番号の認証メッセージ」が届いた場合の対処法を、個人でLINEを利用されている方、LINE公式アカウントの運営者向けにそれぞれ対処法を解説します。

この記事を監修した人

阿部 悠人

阿部 悠人

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LINE公式から各アカウントに送られる「電話番号の認証メッセージ」とは

LINEにはさまざまな公式アカウントがあり、もちろん運営元であるLINE社にも公式アカウントが存在します。

「電話番号の認証メッセージ」とは、LINE公式アカウントから各アカウントへ送られてくる以下のようなメッセージのことです。

画像引用:LINEみんなの使い方ガイド

LINE公式では、登録された電話番号が現在使われている電話番号と一致しているかどうかを確認するために、定期的に電話番号の認証メッセージを配信しています。

情報が漏れたのではないかと心配になった方も、LINE公式から配信されているものですのでご安心ください。

また、本当にLINE公式のアカウントから配信されているかは、配信されたアカウントを確認すれば見分けられます。下記のように、星マークがあれば公式アカウントです。

画像引用:LINE for Business

LINE公式からアカウントに「電話番号の認証メッセージ」が来る原因

LINE公式からアカウントに電話番号の認証メッセージが来る理由は、主に3つあります。

  • LINE公式から電話番号の定期確認がきた
  • 企業のLINE公式アカウントから通知メッセージが届いた
  • なりすましや乗っ取り目的など、怪しいアクセスがあった

順番に見ていきましょう。

LINE公式から電話番号の定期確認がきた

1つ目はLINE公式アカウントから送信される電話番号の定期確認です。

LINEアカウントの登録には電話番号が必要です。ただし例外として、ビジネスアカウントはメールアドレスのみで作成が可能です。

LINE社では、登録した時の電話番号と現在使われている電話番号が同一のものかを確認するため、定期的(180日ごと)に電話番号の認証が行われます。

その為、半年に一度下記のような認証メッセージが届くようになっています。

企業のLINE公式アカウントから通知メッセージが届いた

2つ目は、企業のLINE公式アカウントから通知メッセージが届いた場合です。

通知メッセージとは、生活に関係する利便性の高い通知を、LINEで受け取ることができる機能です。例えばお荷物のお届け予定などが事前に届きます。

画像引用:ヤマトホールディングス

通知メッセージは以下の3つの条件を満たすと配信されます。

  • 企業から送信された電話番号と、同一の電話番号が登録されている。
  • LINEアプリの設定で「LINE通知メッセージ」の受信を許可している。
  • 配信元企業のLINE公式アカウントをブロックしていない。

配信されるLINE通知メッセージは、荷物の配送予定や公共料金の案内、航空機の遅延/欠航通知などの情報など、LINEユーザーにとって適切であると判断したものに限定され、広告目的のものは配信されません。

LINE通知メッセージを受信したくない時は?

LINE通知メッセージは以下の設定よりオフにすることができます。

1.ホームタブより「設定」ボタンを選択

2.「プライバシー管理」>「情報の提供」>「LINE通知メッセージ」を選択

3.「LINE通知メッセージを受信」をOFFにして、設定を完了。

通知メッセージをオフにした場合、全ての企業からの通知が受け取れなくなりますのでご注意ください。

通知メッセージ元が公式アカウントかどうか確認したい

「通知メッセージが届いたけれど、これは本当に公式アカウントだろうか?」と不安になった場合は、アカウント名をご確認ください。

画像引用:LINE for Business

企業のLINE公式アカウントには、アカウント名の横に「緑色/青色のバッジ」がついています。なお、灰色のバッジからLINE通知メッセージが届くことはありません。

なりすましや乗っ取り目的など、怪しいアクセスがあった

三つ目は、なりすましや乗っ取りの目的などの怪しいアクセスがあった場合です。

LINE社がなりすましを検知した際、通知メッセージが届きます。

この場合もLINE社になりすました詐欺メッセージではないか確認するため、送信元のバッジは確認するようにしてください。

画像引用:LINE for Business

【個人でLINEを利用する方へ】LINE公式からアカウントに「電話番号の認証メッセージ」が来た時の対処法

ではLINE公式からアカウントに「電話番号の認証メッセージ」が届いた場合、どのように対処すればいいでしょうか。

公式からのメッセージなので、基本的には認証してしまって問題ありません。

下記に電話番号の認証方法と、電話番号を認証したくない場合の対処方法をそれぞれ解説していますのでご覧ください。

電話番号を認証する手順

LINE公式のアカウントから電話番号の認証を受けた場合、下記の手順で認証を行います。

1.LINE公式からアカウントに送信されたメッセージから「認証する」を選択

2.「SMSを送信する」を選択し、表示された電話番号が現在使用されているものと同一の場合「OK」を選択

画像挿入

画像引用:LINEみんなの使い方ガイド

3.SMSに暗証番号が送られてくるので、受信した暗証番号を入力すれば完了です。

企業からの通知メッセージを受け取るために、電話番号を認証する時は、事前に送信元公式アカウントが公式かどうかを確認するようにしましょう。

画像引用:LINE for Business

電話番号を認証したくない、通知が来ないようにしたい時の対処法

「それでも電話番号を認証するのはやはり不安…。」という方もいますよね。

電話番号認証のメッセージは、結論から言うと無視しても問題ありません。

企業側からの通知メッセージのみオフにしたい場合はホームの「設定」>「プライバシー管理」>「情報の提供」>「LINE通知メッセージ」からLINE通知メッセージを受信」をOFFにすれば通知メッセージをオフにできます。

またLINE公式からの通知をオフにしたい場合は、LINEのトークページよりメニューを選択し、通知オフにすることで通知が上がらなくなります。

【LINE公式アカウント運営者へ】電話番号の認証が必要なケース4つ

LINE公式アカウントは電話番号がなくてもアカウント作成自体は可能です。その為「そもそも電話番号を登録していない!」という方もいると思います。

ではLINE公式アカウントを運用する中で、電話番号が必要になるケースはどのような場合でしょうか?

LINE公式アカウントの運用に電話番号が必要になるケースは以下4つあります。

  • プロフィールにお店の電話番号を表示したい場合
  • LINEコールでお店の電話に転送したい場合
  • 認証済アカウントの申請を行いたい場合
  • 有料プランの支払いをクレジットカードで行いたい場合

順番に解説していきます。

プロフィールにお店の電話番号を表示したい場合

LINE公式アカウントのプロフィールページに、電話番号を表示させたい時は、電話番号の認証を行う必要があります。

例えばお店を経営している方は、アカウントに住所・営業時間・電話番号などを掲載したいですよね。その場合電話番号を認証することで、プロフィールに電話番号を掲載できます。

LINE公式アカウントでは「リッチメニュー」という機能を使用して、トークルームにアカウント独自のメニューを展開できる機能があります。「リッチメニュー」を使えば、見栄え良く電話を表示させることができます。

画像引用:LINE for Business

リッチメニューの作成方法や活用方法をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

LINE公式アカウントのリッチメニューは無料で作成可!活用事例もご紹介
LINE@の画面下に表示されるリッチメニューの使い方や運用方法を解説。クーポンやショップカードの宣伝も可能!出し分け、切り替え方法の紹介やデザインテンプレートもプレゼント。

LINEコールでお店の電話に転送したい場合

LINE公式アカウントには、ユーザーからの電話を受けることができる「LINEコール」というサービスがあります。

お店を開く時に電話回線を開設すると費用も時間もかかってしまいますが、「LINEコール」を使用することで自分のスマホやPCで電話を受けることができます。

「LINEコール」を利用するためには、電話番号の承認が必要になります。

「LINEコール」の機能や活用方法をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

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ユーザー(友だち登録者)と無料通話が可能。公式LINEで音声通話(電話)やビデオ通話ができるLINEコールの機能やメリット、ケース別活用事例を解説。通話料金がかからず、顧客とスピーディーにやり取りしたい方におすすめ。

認証済アカウントの申請を行いたい場合

作成したばかりのLINE公式アカウントは「未承認アカウント」になっています。

自身の運営するLINE公式アカウントを「認証済アカウント」にしたい場合、LINEの審査を通過する必要があります。この審査を申請する時に「電話番号」が必要となるため、自動的に電話番号の認証が求められるのです。

認証済アカウントは未認証アカウントに比べて、以下のような様々なメリットがあります。

  • LINEアプリ内の検索結果に表示される
  • LINEの関連サービスにクーポンを表示できる
  • 友だち追加広告が利用できる
  • 認証済アカウントのバッジ(青色)が付与される

そのため、自身の運営するLINE公式アカウントを多くの人に登録してもらいたい場合は有用です。

認証済アカウントのメリットをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

LINE公式アカウントの認証済みとは?開設や審査方法、未認証の違い
LINE公式アカウント認証済みアカウントは開設されましたか?未認証アカウントと違い、LINE友達追加広告やアプリ内で検索され登録者を増やすことが可能です。利用には審査が必要となり、作成方法、注意点や流れを解説して行きます。

有料プランの支払いをクレジットカードで行いたい場合

何も申し込みをしていない場合、LINE公式アカウントは「フリープラン」という無料のプランで設定されています。

もしあなたが「ライトプラン」や「スタンダードプラン」を契約しており、月額必要の支払いにクレジットカードを利用したい場合、電話番号が登録されている個人のLINEアカウントを、運営するLINE公式アカウントに紐づけている必要があります。

この場合、自動的に個人アカウントの電話番号を認証することになります。

まとめ |LINE公式アカウントの電話番号認証メールには適切に対処しよう

LINE公式からアカウントへ電話番号の認証メールが届く時は、「LINE公式から電話番号の定期確認」「企業のLINE公式アカウントから通知メッセージが届いた」「なりすましや乗っ取り目的など、怪しいアクセスがあった」のいずれかの場合になります。

いきなり電話番号の認証が来ると不安になるかもしれませんが、LINE公式は定期的に電話番号の確認を行なっていますので大丈夫です。場合に応じて、適切に対応すれば問題ありません。

ただし詐欺に騙されないためにも、送信元の公式アカウントのバッジがついているかはきちんと確認しましょう。

またLINE公式アカウントを運営している方は、「電話番号を公式アカウントへ表示したい」「LINEコールを使いたい」「認証済アカウントを申請したい」「月額料金をクレジットカードで支払いたい」時はぜひ、電話番号の認証を検討してください。

LINE公式アカウントは誰でも簡単に開設できる、ビジネスツールです。顧客とのメッセージのやり取りや、自動投稿機能などを上手く運用し、新しい顧客の獲得やサービスの発信に役立てていきましょう。

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