LINEとLINE公式アカウントの違いは?できることや料金を解説

LINE公式アカウント
LINE公式アカウント

「LINE公式アカウントを立ち上げようと思っているがLINEとの違いが分からない」
「LINE公式アカウントはどのように利用すればいいの?」

こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?

現在では広く普及しているLINEとLINE公式アカウントですが、両者には似て非なる特徴があり、活用方法も大きく異なります。

この記事では、LINEとLINE公式アカウントの違い、それぞれの特徴や機能、利用方法について詳しく解説します。

LINE公式アカウント運営の初心者が抱きやすい疑問にもQ&A形式でお答えしているので、ぜひ最後までご覧ください。

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LINEとLINE公式アカウントの違いとは?

まずは、LINEとLINE公式アカウントの主な違いを表で見てみましょう。

LINELINE公式アカウント
主な目的個人ユーザー同士のコミュニケーションアプリ企業や店舗が顧客とやりとりを行うビジネス向けサービス
メッセージ配信の形態1対1が基本(グループ機能もあり)多数のユーザーへの一斉送信が可能
基本機能メッセージ送信、音声通話、スタンプ、絵文字などメッセージ配信、クーポン、リッチメニューなど
利用料金基本機能は無料無料プランと有料プランあり(メッセージ送信数に応じた料金設定)

LINEは、国内の月間ユーザーが9,700万人(2024年3月末時点)と圧倒的な普及率を誇る日本最大のコミュニケーションアプリです。

一方、LINE公式アカウントはビジネス向けの機能が搭載されていることから、多くの企業や店舗に採用されています。

飲食店、美容室、塾、小売店、不動産業、医療機関など幅広い業種で利用可能。個人・法人を問わない点が魅力です。

LINEの特徴とできること

LINEは単なるメッセージアプリにとどまらず、ユーザー同士のつながりを深めるためのツールとしても機能しています。

画像引用:LINE

ここでは、LINEがどのように利用されているのか、コミュニケーションの形や料金体系について詳しく解説します。

個人間のコミュニケーション

LINEは主に友人や家族との日常的なコミュニケーションに使用されており、従来の携帯電話の通話やメール、SMSを進化させた形となっています。

テキストメッセージだけでなく音声通話やビデオ通話、写真や動画の送信が可能なので、用途に応じたコミュニケーション方法を選択できます。

基本は1対1のやりとり

LINEのメッセージ送信機能は、1対1のチャットが基本です。ユーザー同士がリアルタイムでメッセージをやり取りでき、会話が途切れることなく続けられます。

既読機能が搭載されているので、相手がメッセージを読んだかどうかも確認できます。

また1対1だけではなくグループ機能も利用できるため、複数人との同時コミュニケーションも可能。複数のメンバーが同時に情報を共有できるため、特定の話題についての意見交換がスムーズに行えます。

例えば、友人や家族との旅行の計画や、イベントの計画を立てたりする場合に便利です。

基本機能は無料

LINEは、メッセージ送信や音声通話、ビデオ通話といった基本的な機能は無料で利用可能です。

ユーザーはスマホにLINEアプリをダウンロードし、電話番号を登録するだけでアカウントが作成されるので、すぐにメッセージの送受信や通話機能を利用できるようになります。

また、LINEでは、スタンプと呼ばれる絵文字や、LINEアプリ内の見た目をカスタマイズできる着せ替え機能があります。

こちらは無料で利用できるものも多数用意されていますが、アニメや漫画、有名人などをテーマにした有料の追加コンテンツも販売されています。

LINE公式アカウントの特徴とできること

LINE公式アカウントとは、企業や店舗が顧客とコミュニケーションを取るためのビジネス向けのツールです。

では、LINE公式アカウントでは具体的にどのようなことができるのでしょうか?

ここでLINE公式アカウントの特徴とできることを解説しますので、ぜひあなたのビジネスに活かしてください。

企業からユーザーへの発信ツール

LINE公式アカウントは企業・店舗が顧客とやりとりし、商品やサービスの情報を提供する強力なツールであり、飲食、理美容サロン、小売・ECなど、幅広い業界で利用されています。

LINE公式アカウントを利用することで、画像や動画を活用して商品の特長やサービス内容を分かりやすく紹介できるので、企業と顧客の距離が縮まり信頼関係の構築にもつながります。

また、LINE公式アカウントはイベント告知や値下げ情報、クーポンの配信、発送通知など、多岐にわたる用途に活用できます。

例えば、飲食店では新メニューの告知や限定クーポンの配信、美容サロンでは予約受付や施術後のケア情報などを配信できます。

ちなみに、下記の記事ではLINE公式アカウントの具体的な活用事例や運用のコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

LINE公式アカウントの活用事例を紹介!成果が出る運用方法とは?
「LINE公式アカウントの活用事例を知り、自社アカウントの運用に活かしたい」とお考えの方はいませんか?LINE公式アカウントを効果的に運用すれば、ユーザーとのコミュニケーション円滑化、売上アップ、業務効率の向上などが期待できます。本記事ではLINE公式アカウントの便利機能や活用事例、活用する上での注意点を解説します。

1対多のメッセージ配信が可能

LINE公式アカウントでは、一度に多数のユーザーに情報を届けられるため、効率的な情報発信が可能です。例えば、新商品の告知やセール情報を一斉に配信することで、多くの顧客にリーチできます。

テキスト、画像、動画、クーポンなどを組み合わせた多彩な配信が可能で、より魅力的で効果的なメッセージを作成できます。

また、属性別にセグメント配信できるため、ターゲットを絞った効果的なマーケティングが可能。年齢、性別、地域などの属性に基づいて配信対象を選択し、それぞれに最適化されたメッセージを送れます。

1対1のチャット機能も備えており、個別の問い合わせにも対応可能です。

メッセージ配信の種類には、テキストメッセージ、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、画像・動画、スタンプ、クーポンなどがあります。

下記の記事でメッセージ配信の使い方をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

LINE公式アカウントのメッセージ配信とは?料金や例文を紹介
LINE公式アカウントのメッセージ配信の料金や例文を紹介します。また、絞り込み配信の活用方法やメッセージ配信数が超過した場合の上限変更方法のやり方も説明します。配信が上手くできないと悩んでいる方は是非参考にしてください。

ビジネス特化の便利機能

LINE公式アカウントには、メッセージ配信以外にビジネスに使える機能やサービスが多数用意されています。

リッチメニュートーク画面下部に固定表示されるメニュー。クーポンやウェブサイトへのリンクなどを設定可能。
ショップカードデジタルのポイントカード機能。来店や購入の度にポイントを付与できる。
自動応答メッセージユーザーからのメッセージに対して、設定したキーワードに応じて自動で返信する機能。
リサーチユーザーにアンケートを送信し、回答を収集・分析できる機能。
VOOM画像や動画、テキストを投稿できるSNS的な機能。ユーザーとの双方向のコミュニケーションが可能。
分析メッセージの開封率やクリック率、友だち数の推移などのデータを確認・分析できる機能。
LINEコール音声通話やビデオ通話ができる機能。顧客サポートなどに活用可能。
友だち追加広告LINEアプリ内で友だち追加を促進する広告を出稿できる機能。
LINEで予約LINE上で予約の受付や管理ができる機能。飲食店や美容室などのサービス業で活用可能。
LINE API外部のシステムやアプリケーションとLINE公式アカウントを連携させるための開発者向け機能。

LINE公式アカウントでは、このような機能やサービスを組み合わせることで、ビジネスの特性や目標に応じた柔軟な使い方ができます。

機能別の設定方法や使い方は下記の記事で詳しく解説しています。「LINE公式アカウントの機能を使って何をすればいいの?」「いまいちLINE公式アカウントを使いこなせない」という方はぜひ参考にしてみてください。

LINE公式アカウントの機能別の使い方!基本設定やできること
本記事では公式LINEのログイン方法からメッセージ配信、個人トークの送信方法、リッチメニュー、料金プランまでまとめています。公式ラインは無料でもほぼ全ての機能が利用できるので、ぜひ使い方を理解してWebでの販促に活用しましょう。

無料プランから有料プランまである

LINE公式アカウントには、3つの料金プランがあります。

コミュニケーションプランライトプランスタンダードプラン
月額固定費(税別)無料5,000円15,000円
無料メッセージ通数200通5,000通30,000通
追加メッセージ不可不可〜3円/通

使える機能に差はないので、顧客とのコミュニケーション頻度や規模に応じて料金プランを選択できるのが利点です。

「どのプランを選べばいいか分からない」という方は、まずは無料のコミュニケーションプランから始めて、友だちが増えてきたら有料プランに切り替えるという使い方がおすすめです。

ちなみに下記の記事では、LINE公式アカウントの有料オプションについて解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

LINE公式アカウントの無料・有料プランの違い!有料オプションも
公式ラインは無料・有料プランでもできることに違いはありません。ですが、プラン変更で無料メッセージ通数が増えたり、LINE広告で効率的に友だちが獲得できたりします。料金プランや有料のオプションを把握し、最適な販促の方法を選びましょう。

LINE公式アカウント運営の初心者向けQ&A

LINE公式アカウントを始めたばかりの方や、これから始めようと考えている方にとって、使い方や運営方法などに関する疑問やお悩みなどがたくさんあるのではないでしょうか。

ここでは、LINE公式アカウント初心者によくある疑問やお悩みをQ&A方式で解説していきます。

LINE公式アカウントの作り方やログイン方法は?

LINE公式アカウントを作成するには、まずLINEビジネスIDの登録を行います。

LINEビジネスIDは、LINE公式アカウントを初めとするLINE社が提供するサービスにログインする際に必要になります。

LINE公式アカウントを作成する流れは下記のとおりです。

  1. LINE公式アカウント作成ページにアクセス。「LINEアカウントで登録」「メールアドレスで登録」のどちらかを選びLINEビジネスIDを作成。
  2. LINE公式アカウント作成画面に進み、アカウント情報を入力。

これでLINE公式アカウントの作成が完了します。

アカウント作成後も、ログインページから管理画面に進めばOKです。

詳しい手順は下記の記事で解説していますので、LINE公式アカウントの作成がまだの方はご覧ください。

LINE公式アカウントは個人・法人問わず開設可能!作成手順を解説
ビジネス向けのLINE@は企業でも個人事業主でも登録OK。無料から運用でき、従来のアプリには無いメッセージ配信、自動応答やクーポン機能の利用が可能。IDの作り方から料金プランの費用面、導入メリット、初期設定など活用のヒントまで幅広く解説。

LINE公式アカウントを作成したら友だちにバレる?

LINE公式アカウントを作成しても、友だちにバレることはありません。

ただし、LINE VOOMを通じて推測される可能性はあります。LINE VOOMは一般のLINEアカウントとLINE公式アカウントの両方で利用可能な機能で、ここでの活動が友だちの目に触れる可能性があるためです。

LINE VOOMを利用する際は注意しましょう。

LINE公式アカウントがビジネスに役立つ理由は?

 まず、ビジネスに役立つ理由として、高いメッセージの開封率が挙げられます。LINE公式アカウントでは約6割のユーザーがメッセージを開封していると言われています。

次にリッチメニューやショップカード、クーポン配信、自動応答メッセージ、予約管理など、ビジネス特化の機能が搭載されていることも理由の1つです。

さらに、ターゲティングがしやすい点も大きな特徴です。ユーザーの属性や行動データに基づいてセグメント配信が可能で、特定の顧客層に合わせたメッセージを送ることができるため、より効果的なマーケティングができるようになります。

最後に、複数人での管理ができるため、スタッフ間で役割分担を行いながら効率的に運用できる点もビジネス向けと言えるでしょう。

まとめ|LINEとLINE公式アカウントの違いを知ろう

LINEは、家族や友人など個人間のコミュニケーションアプリです。一方、LINE公式アカウントは、企業や店舗が顧客とコミュニケーションを取るためのビジネス向けツールです。

LINE公式アカウントでは、1対多のメッセージ配信やリッチメニュー、ショップカード、自動応答メッセージなどビジネスに役立つ機能を多数搭載しています。

あなたに合った料金プランを選択し、LINE公式アカウントを作成してみましょう。

また、LINE公式アカウントを効果的に運営するなら、拡張ツール「L Message(エルメ)」が便利です。

集客や売上アップ、コスト削減につながる機能が搭載されており、導入実績は50,000件以上。公式LINEの機能をより便利にし、新規顧客・リピート獲得、業務効率化につながる独自機能を多数搭載しています。

初期費用0円、月額費用0円から始められますので、ぜひLINE公式アカウントの立ち上げと同時にL Message(エルメ)の導入を検討してみてください。