「LINE公式アカウントを特定の人だけに限定公開したい」
LINE公式アカウントの構築中や、メンテナンス中など、事情によってアカウントを限定公開したいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、LINE公式アカウントには、アカウント自体を限定公開にする機能は備わっていません。
本記事では、非表示に設定できる情報や、限定公開に設定可能な項目、メッセージ配信を限定する方法などをご紹介。
アカウントの限定公開ができなくても、工夫できる設定は色々とありますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウント自体を限定公開にはできない
冒頭でお伝えした通り、LINE公式アカウントのアカウント自体を限定公開にする機能はありません。
しかし「フォロワー」や「検索結果」など、一部の情報を非表示にする機能や、アンケートやクーポン、リッチメニュー(表示期間)などを限定公開に設定する機能はあります。
また、設定次第では特定の人だけにメッセージを配信したり、拡張ツールによって特定のユーザー限定のコースを表示したりすることも可能です。
LINE公式アカウントで非表示に設定できる情報
LINE公式アカウントで非表示に設定できる情報は以下の通りです。
- LINEアプリ内での検索結果
- WEB版プロフィール
- フォロワー数(LINE VOOM)
サービスやアカウント設定などの整理で、一時的に新規友だち追加を控えたい時は、検索結果やWEB版プロフィールの非表示が有効的です。
LINE VOOMのフォロワー数も、好みで非表示に設定できます。
LINE公式アカウントで限定公開に設定できる項目
LINE公式アカウントで限定公開に設定できる項目と設定方法を解説します。
限定公開が可能な項目は以下の通りです。
- クーポン
- リサーチ
- リッチメニュー(表示期間)
なお、クーポンとリサーチの限定公開方法は、以下の記事で詳しく解説しています。画像付きでお伝えしていますので、ぜひあわせてチェックしてください。
クーポンを友だちのみに限定公開する
クーポンは「全員に公開」「友だちにのみに公開」の2パターンから選択できます。
クーポンごとに限定公開の設定ができるため、集客用とリピーター用などで使いわけると便利です。
なお、クーポンの作成方法は以下の記事で解説しているので、クーポンの作成経験がない方はぜひご確認ください。
リサーチを友だちのみに限定公開する
LINE公式アカウントには「リサーチ」というアンケート配信機能があります。
このリサーチも「すべてのLINEユーザー」と「友だちのみ」の2パターンから公開範囲を選択が可能です。
例えばアカウントに関するリサーチなら「友だちのみ」を、商品やサービスに関するリサーチなら「すべてのLINEユーザー」を選択するなどといった使い分け方があります。
以下の記事では、LINE公式アカウントのリサーチ機能について詳しく解説しています。作成方法も理解できるようになっているので、ユーザーの意見を収集したい方はチェックしてみてください。
リッチメニューの公開期間を限定する
LINE公式アカウントの「リッチメニュー」とは、トークルーム下部に表示されるメニューボタンのこと。
問い合わせボタンや、特定の文言を送信できるボタン、リンク、クーポンの表示ボタンなど、さまざまなコンテンツを設定できます。
リッチメニューの場合、表示期間を設定することが可能です。
キャンペーン実施期間や、特定のサービス・商品の提供期間など、その時々でアピールしたいものが異なる時などに役立つでしょう。
リッチメニューの表示期間を変更する手順は、以下の記事が画像付きでわかりやすいです。ぜひ参考にしてみてください。
LINE公式アカウントでメッセージ配信を限定する方法
LINE公式アカウントのメッセージ配信に関しては「オーディエンス機能」が便利です。
オーディエンス機能とは、ユーザーの行動履歴に基づいてグループを作成できる機能のこと。
つまり、作成したグループごとに絞り込んでメッセージ配信ができるため、特定のユーザーにメッセージを公開したい場合に活用できます。
例えば「メッセージ内のリンクをタップした」「店舗のQRコードから友だち追加した」「過去に配信したメッセージを開封した」など、さまざまな条件でグループを作成することが可能です。
LINE公式アカウントのオーディエンス機能については、以下の記事でより具体的に解説しています。友だちのアカウント利用満足度を高める機能として役立つため、ぜひ参考にしてください。
拡張ツールを利用して限定公開する方法
「拡張ツール」はLINE公式アカウントに連携して利用できる、サードパーティーのサービスです。
LINE公式アカウントだけでは不足する機能を補い、より効率的で便利なアカウント運用が可能になります。
例えば拡張ツールの「L Message(エルメ)」では、メッセージに記載するURLにも表示期間を設けたり、予約システムの中で、特定のタグをつけた友だちだけにコースを表示したりなど、細やかな限定が可能です。
エルメは無期限で使える無料プランをご用意していますので、ぜひこの機会にお試しください。
まとめ|LINE公式アカウントの限定公開をうまく使いこなそう
LINE公式アカウントでは、クーポン、リサーチの限定公開や、LINEアプリ内での検索結果、WEB版プロフィール、LINE VOOMのフォロワー数の非表示設定が可能です。
このほかにも、オーディエンス機能を使った特定の友だちへのメッセージ配信や、拡張ツールを使ったメッセージ内のURLや予約コースの限定公開など、工夫できる項目が多数あります。
LINE公式アカウントの拡張ツール「L Message(エルメ)」なら、上記でお伝えした限定公開機能のほかにも多彩な便利機能を備え、手動で行っていたことの自動化までできるようになります。
無料プランからご用意していますので、気になった方はぜひお気軽にお試しください。