「LINE公式アカウントのディスカバーって何だろう?」
「LINEマーケティングでディスカバーの重要性が高まっているけれど、掲載基準や載るコツが知りたい」
とお考えではありませんか?
そんな方に向け、今回は以下のポイントを徹底解説していきます。
- LINE公式アカウントの「ディスカバー」とは?
- 「友だち」とディスカバーの「フォロー」の違い
- LINE公式アカウントの「ディスカバー」の掲載基準は?
さっそく、詳しくみていきましょう!
LINE公式アカウントの「ディスカバー」とは?
ディスカバーとは、2020年3月からリリースされているLINE公式アカウントの新機能。
さまざまなLINE公式アカウントの最新のタイムライン投稿の中から、人気の投稿を選定したものです。
「LINEによる、おすすめのタイムライン投稿」といったイメージですね。
LINE公式アカウントのディスカバーは、友だち登録をしていないユーザーも見ることができます。
つまり、タイムライン投稿がディスカバーに表示され、多くのユーザーの目に触れることで、それをきっかけに「友だち登録」をしてくれる可能性があるということ。
蛇足ではありますが、ディスカバーが登場する2020年3月以前は、タイムライン投稿はLINE公式アカウントの「友だち」と、友だちにシェアされた場合のみ見られる仕様となっていました。
ディスカバーの「フォロー」とは?
LINE公式アカウントのディスカバーには、「フォロー」という機能があります。
ディスカバーのフォローとは、「友だち登録していなくても、そのLINEアカウントのタイムライン投稿を閲覧できる機能」のことです。
「フォロー」と「友だち」の違いは?
少しややこしく感じる方もいるかもしれませんが、LINEアカウントには「フォロー」と「友だち」の2つがあり、それぞれはまったく異なるものです。
おさらいしておくと、LINE公式アカウントにおける「友だち」とは、
- LINE公式アカウントからの「メッセージ」を受け取ることができる
- 加えて、「タイムライン投稿」も表示することができる
というものでしたね。
ユーザーと個別にメッセージをやり取りできるのが、友だち登録の大きなメリットです。
一方のディスカバーの「フォロー」では、
- LINE公式アカウントからのメッセージは「受け取れない」(友だちではないため)
- ただし、「タイムライン投稿」は見ることができる
という違いがあります。
つまり、「友だちになるほどではないけれど、この人のタイムライン投稿がいつも見たい」という人が、ディスカバーをフォローしてくれるのです。
ディスカバーの表示基準|載るにはどうすれば?
LINE公式アカウントを運用しているあなたは、「ディスカバーへの掲載頻度を高めるためにはどうすればいいのだろう?」と疑問を感じませんか?
そのためには、ディスカバーに関する以下の基本的なポイントを抑えておくことが大切です。
- ディスカバーは、数多くのタイムライン(公開設定されている投稿に限る)の中から、「LINE社の独自の基準」に基づいて選ばれる
- ディスカバーの掲載内容はユーザーごとに異なる
- ディスカバーは「最新のタイムライン」から選ばれる(公開から1カ月以内の投稿が対象)
まず、LINE公式アカウントの管理画面から「ディスカバーに投稿する」といった項目はありません。
つまり、ディスカバーへの掲載を狙う場合も、あくまで通常の「タイムライン」に投稿し、LINE社により選定されることを待つ以外に方法はないのです。
ディスカバー掲載のアルゴリズムは公開されていないので、LINE公式アカウントの運用者としては、
- LINEの利用規約に反していない
- 注目され、拡散されやすい
- 特定のジャンル内で話題性が高い
といったことを心がけ、ユーザーの目線に立ち、質の高いタイムライン投稿を心がけることが大切です。
もちろん、ディスカバーは「幅広くウケる投稿」以外掲載されないのかというと、そのようなことはありません。
なぜなら、ディスカバーの掲載内容はユーザーごとに異なるからです。
ユーザーのこれまでのタイムライン投稿に対する行動(いいねやコメント)、性別、年齢などによって、そのユーザーの趣味趣向に合致するディスカバーが表示される仕組みになっています。
また、ディスカバーは公開から1カ月以内の新しい投稿の中から選定されるため、「定期的にタイムラインを投稿する」ことも有効でしょう。
また、ディスカバーの掲載コンテンツを観察すると、文章のみではなく、インパクトの高い「画像」や「動画」を活用したコンテンツがほとんどであることがわかるでしょう。
そこで、画像や動画を効果的に活用することも有効。
その際には、以下のポイントにも注意してみましょう。
これらは、LINE社がディスカバーのガイドラインとして公開しているものに基づいています。
画像に関する注意点
まず、画像の中にテキストは含まれても問題ありませんが、テキストの領域が「画像全体の25%」を超えないようにしましょう。
また、ディスカバーには適さないため、グリッドになるように編集した画像を使わないようにしてください。
つまり、複数の画像をつなぎ合わせて1枚にしたものを投稿しないということですね。
そのほか、
- ディスカバーの掲載画像は「1:1.3」の比率が推奨されているため、なるべくこの比率に近づける
- 被写体が小さく、何が写っているかわからない画像を使わない
- 画像のアウトライン(外側)に余白がある画像は使わない
といった点にも注意しましょう。
さらに、タイムライン投稿にハッシュタグを使うことで、ディスカバーに掲載されやすくなるとされています。
動画に関する注意点
また、ディスカバーには動画を用いたタイムライン投稿もよく掲載されています。
動画を投稿する際には、以下のポイントに注意しましょう。
- ディスカバーの動画の比率は「3:4」と決められている
- 動画の長さは最大20分、容量は最大500MBまでアップロード可能
- 動画の形式は、MP4, M4V, MOV, AVI, WMVのみ
また動画コンテンツも、ハッシュタグを使うことでディスカバーに掲載されやすくなります。
LINE公式アカウントの「ディスカバー」まとめ
ディスカバーとは、さまざまな最新のタイムライン投稿の中から、人気の投稿を選定したものです。
「LINE社の独自の基準」に基づいて選ばれるものであるため、「100%こうすればディスカバーに載る」といった方法はありません。
しかし、ディスカバーに載ると多くのユーザーにアカウントの存在を知ってもらえるため、上記を参考に、ディスカバーへの表示確率を高めるようにしてみましょう。