「LINEヤフー広告を始めたいけど、何を準備してどこから申し込めばよいかわからない」とお悩みではありませんか?
2026年4月1日、LINE広告とYahoo!広告の広告プラットフォームが統合され、「LINEヤフー広告」の提供が始まりました。
過去の解説記事とは、名称や申し込み手順などが異なる場合があります。
そこでこの記事では、LINEヤフー広告を始めるための事前準備から申し込み、配信設定、成果につなげる活用法までをわかりやすく解説します。
- LINEヤフー広告と旧Yahoo!広告・LINE広告との関係
- LINEヤフー広告を始める前に準備するもの
- 申し込みから広告配信までの基本的な流れ
- 初心者が広告の種類を選ぶときの考え方
- 広告配信前に確認したいポイント
- LINE公式アカウントへの集客後に成果へつなげる方法
LINEヤフー広告の始め方を知る前に押さえたい基本
具体的な申し込み方法に入る前に、まずはLINEヤフー広告の概要や従来のサービスとの関係を押さえておきましょう。
LINEヤフー広告とは
LINEヤフー広告とは、Yahoo!検索やYahoo! JAPAN、LINEアプリなどに広告を配信できるプラットフォームです。
これまで別々に運用されていたYahoo!広告とLINE広告は、2026年4月1日に統合されました。
これにより、1つの基盤から多様な配信先へ柔軟にアプローチできるようになっています。
旧Yahoo!広告・LINE広告との関係
検索時に古いYahoo!広告やLINE広告の情報を見かけて、混乱する方もいるかもしれません。
旧LINE広告は、2026年6月30日をもって新規アカウント開設の申し込みを停止しました。
そのため、これから新しくLINEアプリ内へ広告を配信する場合は、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」を利用します。
現在の関係性を以下に整理しました。
| 旧サービス | 現在の名称・移行先 | 2026年10月時点の扱い |
|---|---|---|
| Yahoo!広告 検索広告 | LINEヤフー広告 検索広告 | 2026年4月1日に名称変更 |
| Yahoo!広告 ディスプレイ広告 | LINEヤフー広告 ディスプレイ広告 | LINE広告と統合 |
| LINE広告 | LINEヤフー広告 ディスプレイ広告 | 新規アカウント開設は2026年6月30日に終了。既存LINE広告は2026年10月下旬ごろに広告配信停止予定 |
検索広告とディスプレイ広告の2種類がある

LINEヤフー広告を始める際は、主に「検索広告」か「ディスプレイ広告」のいずれかを選択します。
| 項目 | 検索広告 | ディスプレイ広告 |
|---|---|---|
| 主な掲載場所 | Yahoo!検索の検索結果 | LINEのトークリスト、Yahoo! JAPANなど |
| 広告形式 | テキスト中心 | 画像・動画など |
| アプローチするユーザー | 商品やサービスを検索しているユーザー | 商品をまだ積極的に検索していないユーザーを含む幅広い層 |
| 向いている目的の例 | 購入、問い合わせ、申し込み | 認知拡大、商品・サービスの訴求 |
検索広告は、Yahoo!検索などでユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告です。
自社商品を積極的に探している層へ直接アプローチできます。
一方のディスプレイ広告は、LINEアプリのトークリストやYahoo! JAPANの広告枠などに画像や動画を表示させる広告です。
潜在的なニーズを持つ幅広い層へブランドを知ってもらいたい場合に適しています。
以下の記事では、LINEヤフー広告の仕組みや検索広告とディスプレイ広告の違い、導入するメリットを解説しています。
サービスの特徴をもっと詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。

LINEヤフー広告の始め方|申し込み前に準備するもの
LINEヤフー広告の申し込みをスムーズに進めるために、事前準備をしておくことが大切です。
あらかじめ必要な情報やツールを整理しておけば、アカウント開設から配信設定まで迷うことなく進められます。
広告の目的を決める
最初に「何のために広告を配信するのか」という目的を明確にしましょう。
目的が曖昧なまま進めると、選ぶべき広告の種類や配信対象、効果測定の指標を決めにくくなります。
以下のようなゴールを具体的に設定しておきましょう。
- 商品やサービスを購入してもらう
- 問い合わせを増やす
- 資料請求や申し込みを増やす
- 店舗への来店につなげる
- LINE公式アカウントの友だちを増やす
広告から誘導するウェブサイトを確認する
申し込み時には、ユーザーを誘導するWebサイトやランディングページ(商品の購入や問い合わせに特化した1枚のWebページ・LP)のURLが必要になります。
広告を出稿しても、誘導先のページで商品の魅力やサービス内容が十分に伝わらなければ、成果につながりにくくなります。
「何をすればよいか」がユーザーに一目で伝わる状態になっているか、あらかじめ確認しておきましょう。
申し込みに必要な事業者情報を準備する
申し込み時には、事業者情報の入力が必要です。
法人と個人事業主では入力項目が異なるため、以下の情報をあらかじめ準備しておきましょう。
| 区分 | 準備する情報 |
|---|---|
| 共通 | WebサイトURL、住所 |
| 法人 | 法人番号、法人名、代表者名、代表電話番号、担当者名、担当者の部署名、担当者の電話番号、担当者のメールアドレス |
| 個人事業主 | ビジネス名、事業主名、電話番号、メールアドレス |
ビジネスID・LINE公式アカウントなどを確認する
現在の申し込みフローでは、ビジネスIDに加えて、LINE公式アカウントとビジネスマネージャー(LINEヤフーの法人向けサービスの権限やデータをまとめて管理する機能)の作成または選択を行います。
ビジネスIDは、LINEヤフーが提供するビジネス向けの各種管理画面へログインするための共通認証システムです。
LINE公式アカウントやビジネスマネージャーをすでに利用している場合は、申し込み時に既存のアカウントを選択できます。
LINE公式アカウントをまだ作成していない方は、以下の記事も参考にしてください。
個人・法人別の作り方や、基本的な活用方法を詳しく解説しています。

LINEヤフー広告の始め方|申し込みから配信までの流れ
ここからは、実際の申し込みから広告配信開始までの基本的な流れを8つのステップで簡単に解説します。
- LINEヤフー広告に申し込む
- 配信する広告の種類を決める
- 予算を決める
- 広告を届けたいユーザーを決める
- 広告の内容を作成する
- 広告内容を確認して配信準備を整える
- 支払い方法を設定し、広告費を入金する
- 広告を配信して成果を確認する
STEP1 LINEヤフー広告に申し込む
公式サイトからビジネスIDでログインし、アカウント作成を申し込みます。
ビジネスIDを取得していない場合は、新規登録画面から必要事項を入力し、ビジネスIDを作成してください。

ビジネスIDの登録・ログイン後、LINE公式アカウントとビジネスマネージャーを作成または選択し、広告サービスに必要な情報を入力します。

手続きが完了したら、管理画面へログインできるようになります。
また、以下の記事では、LINEヤフー広告の管理画面にログインする方法や、ログインできないときの対処法を解説しています。
申し込み後にうまくログインできない方は、あわせてご確認ください。

STEP2 配信する広告の種類を決める

事前に設定した目的に合わせて、「検索広告」か「ディスプレイ広告」のどちらを利用するかを選びます。
商品やサービスを検索しているユーザーへ広告を届けたい場合は検索広告、LINEなどを利用する幅広いユーザーへ商品やサービスを知ってもらいたい場合はディスプレイ広告が選択肢になります。
STEP3 予算を決める
広告運用に充てる予算を決定します。
たとえば、検索広告を利用して、1か月の予算を60,000円とする場合、1日あたりの予算は約2,000円です。
1クリックの単価が100円なら、1日に約20クリックを見込める計算になります。

LINEヤフー広告は途中で予算変更や設定調整が可能なため、まずは試しやすい金額からスタートし、目指す成果件数と照らし合わせながら運用しましょう。
STEP4 広告を届けたいユーザーを決める
自社の商品やサービスを利用してほしいターゲット層を整理し、配信対象を設定します。
地域や年齢、性別などの属性のほか、関心のあるジャンルを指定して、広告を届けたいユーザーへ効率的にアプローチしましょう。
STEP5 広告の内容を作成する

実際に表示する広告文や画像、動画、誘導先URLなどを設定します。
検索広告とディスプレイ広告では必要な素材やサイズが異なるため、入稿規定(広告の文字数や画像サイズなどの決まり)に合わせて作成することが重要です。
STEP6 広告内容を確認して配信準備を整える
入力したテキストや画像、リンク先URL、ターゲット、予算設定に誤りがないか最終確認を行います。
広告には掲載審査基準があるため、基準を満たしていない場合は配信されない点に注意してください。
審査には1〜3営業日前後かかる場合があります。
STEP7 支払い方法を設定し、広告費を入金する
広告を配信するには、支払い方法の設定と広告費の入金が必要です。
支払い方法や、入金が反映されるまでの日数は広告の種類によって異なるため、配信を始めたい日から逆算して準備しておきましょう。
STEP8 広告を配信して成果を確認する
審査と入金が完了したら、広告の配信を開始します。
配信が始まった後は、表示回数やタップ数だけでなく、問い合わせや友だち追加など本来の目的に結びついているかを定期的に数値で確認しましょう。
LINEヤフー広告の始め方で初心者が意識したいポイント
初めて広告を運用する際につまずきやすいポイントと、運用のコツを紹介します。
広告を出すこと自体を目的にしない
広告配信を開始しただけで満足してしまわないことが重要です。
広告の目的は、購入や問い合わせといった事業成果を出すことです。
タップ数が多くても成果につながっていない場合は、広告文や誘導先のウェブサイトを見直す必要があります。
最初から細かく設定しすぎない
すべての機能を網羅しようとすると、設定に時間がかかり配信まで進まなくなる場合があります。
最初は「目的・広告の種類・ターゲット・予算」という基本項目をシンプルに設定し、実際のデータを見ながら徐々に最適化していきましょう。
広告とリンク先の内容を合わせる
広告の訴求内容と、移動先のページ内容にズレがないようにしましょう。
たとえば、広告で「無料相談受付中」と案内しているのに、誘導先のページで相談窓口が見つけにくいと、ユーザーが離脱する原因になります。
広告から購入・申し込みまでの導線を一貫させることが大切です。
配信後の成果を定期的に確認する
配信を開始した後は、数値を放置せずに定期的に成果を確認する習慣をつけましょう。
どの広告表現の反応が良いのか、どの層から問い合わせが来ているかを分析し、改善を繰り返すことで広告効果が高まります。
LINEヤフー広告の始め方|LINE公式アカウントへの集客後も設計する
広告を使ってLINE公式アカウントへユーザーを集めた後は、問い合わせや購入へつなげる導線作りが不可欠です。
友だち追加後の導線まで考える
友だち追加数を増やすことだけを目標にせず、追加後のアクションを設計しましょう。
メッセージ配信やリッチメニューを通じて、商品の認知促進や問い合わせ、購入への流れをスムーズに整えることが成果への近道です。
問い合わせにつながる仕組みを作る
せっかく友だちが増えても、問い合わせ方法がわかりにくいと、離脱の原因になります。
チャット上でスムーズに質問できる環境やフォームを用意し、ユーザーが迷わず行動できるように設定しましょう。
LINE上で問い合わせを受け付ける方法や、フォームの設置方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

申し込みまでLINE上で進められる導線を作る
相談会やセミナー、サービスの予約などを目的とする場合、友だち追加後にそのまま申し込みができる仕組みが効果的です。
案内から申し込みまでをLINE内で完結させることで、ユーザーの離脱を防げます。
広告から獲得したユーザーを確実に申し込みへ導きたい方は、以下の記事で無料作成手順を解説していますのでご覧ください。

商品販売では購入・決済までの流れを整える
商品を販売する場合は、LINE上で商品情報を案内するだけでなく、購入や決済までスムーズに進められる導線を整えることも大切です。
商品の案内から決済までの手順をわかりやすくし、ユーザーが迷わず購入へ進める仕組みを作りましょう。
LINE公式アカウントでの商品購入や決済導入を検討している方は、以下の記事をぜひ参考にしてください。
具体的な手段や手順をわかりやすく解説しています。

LINEヤフー広告の始め方に関するよくある質問
LINEヤフー広告を開始する際によくある疑問にお答えします。
LINEヤフー広告を始めるには何が必要ですか?
誘導先のウェブサイトURLや事業者情報、ログイン用のビジネスIDが必要です。
手続きを進める中で、LINE公式アカウントやビジネスマネージャーの登録・選択も行います。
LINEヤフー広告は個人事業主でも始められますか?
はい、個人事業主でも申し込み可能です。
申し込み時に、ビジネス名や事業主名、電話番号、メールアドレスなどの必要情報を入力して手続きを進めます。
LINEへ広告を出したい場合もLINEヤフー広告を使いますか?
はい、旧LINE広告の新規受付はすでに終了しているため、新しくLINEアプリ内へ広告を配信する場合は、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」を利用します。
LINEヤフー広告はいくらから始められますか?
LINEヤフー広告は決まった料金や初期費用がなく、広告の種類や運用方法によって必要な費用は異なります。
ご自身の予算に合わせて柔軟に金額を設定しましょう。
広告の設定が難しい場合はどうすればよいですか?
初心者向けに、初期設定をサポートしてくれる無料のサービスが公式で用意されている場合があります。
設定に不安がある方は、公式サイトからサポートの利用条件などを確認してみるとよいでしょう。
キャンペーンを利用して始めた方がお得ですか?
時期によっては特典や手厚いサポートが受けられるキャンペーンが実施されていることがあります。
申し込みを検討する際は、公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認することをおすすめします。
まとめ|LINEヤフー広告の始め方を理解して配信をスタートしよう
LINEヤフー広告は、すべての機能を理解してから始める必要はありません。
「目的の設定→事前準備→アカウント申し込み→各種設定→配信・改善」というステップを一つずつ進めていくことが大切です。
また、広告を通じてLINE公式アカウントへ集客する場合は、友だち追加後の問い合わせや申し込み、決済までの導線を整えておくことが成功の鍵となります。
- LINEヤフー広告は、LINE広告とYahoo!広告の統合・名称変更によって2026年4月に提供開始された広告プラットフォーム
- 事前に広告の目的と誘導するウェブサイトを用意する
- 必要な事業者情報を準備してビジネスIDから申し込む
- 目的に合わせて、検索広告とディスプレイ広告のどちらを使うかを選ぶ
- 少額の予算から始め、配信後は数値を確認し、目的の達成度合いに応じて調整する
- LINE公式アカウントへ集客した後の問い合わせや購入導線も合わせて設計する
LINEヤフー広告で友だちを増やしても、その後の配信や顧客管理、問い合わせ対応、申し込み受付などに手間がかかると、十分に活用しきれない場合があります。
LINE公式アカウントの運用を効率化し、集客した友だちを問い合わせ・申し込み・購入につなげたい方は、拡張ツールのL Message(エルメ)の活用も検討してみてください。
L Messageを使えば、LINE上でのフォーム作成や予約受付、応答メッセージなどを簡単に設置できます。
手軽に試せる無料プランも用意されていますので、LINE運用の仕組み化に興味がある方はぜひ一度チェックしてみてください。



