「LINE公式アカウントは個人でも使えるって聞いたけど、何に使うの?」
「LINE公式アカウントを個人で利用する際の注意点は?」
LINE公式アカウントはさまざまな機能が活用できるメッセージ配信ツールで、多くの企業が利用しています。
ただし、中には企業や団体でなくても、LINE公式アカウントを活用して情報発信したい個人の方もいることでしょう。
本記事ではLINE公式アカウントの個人利用のメリットや運用時に押さえておくべきポイントをご紹介します。
LINE公式アカウントは個人利用できる?
LINE公式アカウントは個人でも開設が可能です。何らかの事業を行う個人事業主はもちろん、一般の個人の方でも機能面の制約を受けずに利用することができます。
また、LINE公式アカウントの魅力として挙げられるのが無料から導入できる点。メッセージの配信可能数に上限はあるものの、フリープランを利用すれば、無料でもさまざまな機能を活用できます。
下記の記事ではLINE公式アカウントを個人で開設する方法を詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。
LINE公式アカウントを個人で利用するメリット
LINE公式アカウントは、事業を行っている人でなくても、ユーザーへ情報発信したい方にとってたいへん有益なツールです。
ここでは個人でLINE公式アカウントを運用するメリットを解説します。
ユーザー数が多く集客しやすい
事業などでなくても、お客さんを集めたり、何らかの催しを告知したいなどと考えている方もいるでしょう。その際大事なのは、ツールを利用しているユーザーの母数です。
LINE公式アカウントのユーザー数は月間9,700万人(2024年3月末時点)と非常に多く、その利用者層も幅広い年代にわたります。
LINEを日常的なコミュニケーションツールとして利用している人も多いため、利用に抵抗感がないのも特徴です。
LINE公式アカウントはほかのメッセージ配信ツールに比べ、ユーザーを集めやすいことが大きなメリットといえるでしょう。
無料で運用できる
前述の通り、LINE公式アカウントには無料の「コミュニケーションプラン」があります。有料プランと比べると、1か月に配信できるメッセージ配信数に上限がありますが、それでも十分に集客・販促効果が期待できます。
下記の記事ではLINE公式アカウントの「無料でできること」をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
メルマガよりも開封率が高い
メッセージで情報発信し、集客・販促を図る方法としてよく挙げられるのが、「メールマガジン」です。LINE公式アカウントは、このメルマガと比較しても、開封率が高いことが特徴です。
LINEは普段から使用している人も多いため、「メール以上に気楽にチェックできる」というユーザーが多いです。また、配信から開封までの時間も比較的短いので、「タイムセールのお知らせ」「当日限りの限定クーポン」など、タイムリーな情報も発信しやすい特徴があります。
情報発信による販促は、メッセージが開封されなければ意味がありません。その点、LINE公式アカウントは、たいへん効率的なメッセージ配信ツールといえるでしょう。
メッセージの一斉送信や自動化が可能
LINE公式アカウントは、配信先を設定しなくても、友だち追加しているユーザー全員へ一斉にメッセージを送信することができます。
ユーザー全体へお知らせしたい情報などは、一斉送信を活用すると良いでしょう。もちろん一部の対象者にのみメッセージを送る「絞り込み配信」も利用可能です。
また、LINE公式アカウントには自動応答やステップ配信など、メッセージ配信を自動化する機能も備わっています。
事前に配信する内容やタイミングなどを設定しておけば、いちいち管理者が操作する必要もないので、工数の削減につながるでしょう。
クーポンが配布できる
クーポン券や割引券は、商品やサービスを販売する際にたいへん効果的です。LINE公式アカウントには、クーポンを作成・配布する機能もあり、簡単に集客を促すことができます。
自作でクーポンを作成して配布するよりも、圧倒的に早くお得情報を顧客に伝えられるでしょう。
またLINE公式アカウントの画面に、お知らせやホームページのリンクなどのメニューを設置できる「リッチメニュー」の機能も便利です。
ユーザーが閲覧したいタイミングで、すぐに内容を確認できるので、キャンペーン告知や営業時間の案内などにも活用できます。
LINE公式アカウントを個人で運用する際のコツ
LINE公式アカウントを活用するには「友だち追加」してくれるユーザーを増やすことが大切です。
また、ユーザーへ情報発信するときも、メッセージの内容や送り方に工夫を加えることで、さらに効果を高めることができます。
ここではLINE公式アカウントを個人で効率的に運用するポイントを紹介します。
アカウントの存在を知ってもらう
LINE公式アカウントを立ち上げたら、まずはアカウントの存在を多くの人に知ってもらう必要があります。
LINE公式アカウントには友だち追加のページへ誘導するQRコードやURLのほか、店頭告知ポスターなどの販促ツールも用意されています。
個人は企業や団体に比べ、集客力が弱いケースも多いです。しかしLINE公式アカウントなら、オンライン・オフライン含め、さまざまな方法で集客告知が行えます。
自分のサービスや活動に合った方法で、ユーザーの友だち追加を促しましょう。
友だち追加するメリットを提示する
ユーザーに登録のメリットが伝わらない限り、LINE公式アカウントを友だち追加してもらうことは難しいでしょう。
友だち数を増やすには、LINE公式アカウントを利用することで「どれだけ便利になるのか」「どれほどお得になるのか」といった点について提示する必要があります。
予約やお問い合わせの手間が改善するなど、機能面のメリットを伝えたり、クーポンやプレゼント企画など、お得情報を告知したりして、友だち追加を促すと良いでしょう。
メッセージ配信のやり方を工夫する
友だち追加してもらったあとも、メッセージの運用方法を誤るとユーザーからブロックされてしまう恐れがあります。LINE公式アカウントの販促効果を維持・向上させるには、メッセージ配信の方法も工夫が必要です。
たとえば思い立ったときに情報発信するのではなく、配信のタイミングを決めて定期的にメッセージを送ることで、ユーザーからの注目度を上げることができます。ただし配信数が多すぎると、ユーザーからはしつこいと思われ、ブロック率が高まるので注意しましょう。
また、自分に関係のない内容ばかり送られてくると、ユーザーは配信を疎ましく感じるはずです。その際は、配信先を絞って、より限定的な情報を発信したり、「特別感」を感じられる内容で、販促を促すことも効果的です。
下記の記事ではメッセージ配信の種類や機能、効果的に配信するコツを解説しているので、併せてチェックしてください。
まとめ|LINE公式アカウントは個人での運用も効果的
この記事ではLINE公式アカウントを個人で開設することのメリットや、運用のコツなどについて解説しました。
LINE公式アカウントはユーザー数も多く、大きな集客・販促効果が見込めるメッセージ配信ツールです。企業や団体だけでなく、個人事業主や一般的な個人でも利用でき、自身の商品やサービスの販売、活動の告知など、さまざまな用途で活用できるでしょう。
さらに拡張ツールL Message(エルメ)を導入すれば、LINE公式アカウントの利便性が向上し、より集客につなげやすくなります。
予約機能や商品販売・決済連携など、ユーザーの使いやすさがアップする機能はもちろん、友だち集めやコスト削減に役立つ、管理者にとっても嬉しい機能を多数備えています。
ぜひこの機会にLINE公式アカウントの開設、およびL Message(エルメ)の導入を検討してみてはいかがでしょうか。