「LINE公式アカウントってどんな機能があるの?」
「アカウントは開設したけど全く使いこなせない」
「まずはよく使う機能だけでも覚えたい」
このように思うことはありませんか?
LINE公式アカウントは、使いこなせれば顧客対応の手間をカットしたり、売上をアップさせたりできますが、「多機能すぎて何から手を付けたら良いかわからない」という方も多くいらっしゃいます。
そこで本記事では、LINE公式アカウントの便利機能と活用事例についてご紹介。
5つの基本機能と3つの応用機能に絞って詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
LINE公式アカウントの便利機能(基本編)
ここでは、LINE公式アカウントの基本的な便利機能についてご紹介します。
- メッセージ配信
- ステップ配信
- ショップカード
- クーポン
- リッチメニュー
メッセージ配信
メッセージ配信は、友だち追加しているユーザーに対して一斉送信できる機能です。
商品・サービスに関する最新の情報を届けたり、クーポンなどを配信して来店を促すこともできます。
具体的に配信できるメッセージは以下の通りです。
- テキスト(1吹き出し500文字まで)
- スタンプ
- 画像
- クーポン
- リッチメッセージ
- リッチビデオメッセージ
- 動画
- ボイスメッセージ
- リサーチ
- カードタイプメッセージ
文章だけでなく、画像付きで視覚的に訴求できるリッチメッセージやカードタイプメッセージといったものも存在するので、少ない文字数でも商品の魅力が直感的に伝えられます。
【リッチメッセージ】
【カードタイプメッセージ】
ステップ配信
ステップ配信は、友だち追加をしたユーザー向けに、あらかじめ用意しておいたメッセージを順番通りに自動配信する機能です。
配信するメッセージは、性別や年代など友だちの属性に合わせて分けることもできます。
友だち追加時から自動配信してくれるため、手動でメッセージを配信する手間が省けます。
運用の手間を増やさずにユーザーと効率的かつ継続的にコミュニケーションを取りたい方や売上につなげたい方におすすめです。
ショップカード
ショップカードは、商品購入やサービスを利用した際に金額に応じてポイントが溜められる電子カードのことです。
例えば、1,000円以上のご利用で1ポイント付与され、5ポイント達成時に割引クーポンをプレゼントすることができます。
LINEアプリさえあればポイントの付与が可能なので、紙でカードを発行する手間や印刷代を削減することが可能です。
クーポン
LINE公式アカウントでは、来店時や購入時に使用できるクーポンを配信できます。
作成したクーポンはメッセージ配信や応答メッセージ、リッチメニューなどを活用してユーザーに配布可能です。
クーポンは友だち登録時や誕生月に送ることでユーザーとの距離感を縮めることもできるでしょう。
リッチメニュー
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面の下に表示できるメニュー画像を指します。
メニュー内容は自由にカスタマイズ可能で、自社のWebサイトを掲載したりクーポンやショップカードを掲載したりして、LINEの中に簡易的なホームページを作成できます。
トーク画面の下に固定して表示できるので、目立ちやすく、表示画像の工夫により高い利用率が期待できるでしょう。
また「よくある質問」を掲載すればユーザーと同じ内容のやりとりを軽減することも可能です。
LINE公式アカウントの便利機能(応用編)
ここでは、LINE公式アカウントをより便利に利用できる無料のLINE拡張ツール「L Message(エルメ)」を用いた便利機能についてご紹介します。
- カレンダー予約
- 商品販売・決済
- フォーム作成
カレンダー予約
カレンダー予約は、カレンダー形式で予約の受付や予約状況の確認、管理ができる機能です。
例えば、美容室でしたら「希望日時の指定」「美容師の指名」「コースの選択」など、電話対応をしなくても自動で予約を受け付けられます。
またお客様にとっても、メールアドレスやパスワードを登録する必要がなく、わざわざ電話をかける必要もないので、予約までのハードルを下げられます。
もちろん美容室だけでなく、サロンの予約や営業面談の日程調整など様々なシーンで利用可能です。
以下の記事では「L Message(エルメ)」のカレンダー予約機能の作成方法や設定方法について詳しく解説していますので、予約システムをお探しの方や現在の予約システムに満足できていない方はぜひご覧ください。
商品販売・決済
商品販売・決済は、LINE上で商品を販売して決済まで行える機能です。
スポットで販売するだけでなく、継続販売することもできますので、月額制のオンラインサロンなどサブスクリプションの運営にも利用できます。
ただし、商品販売機能を利用するためには、事前準備として”決済システム”との連携が必須です。
エルメと連携が可能な決済システムには「UnivaPay」「Stripe」の2種類があります。
以下の記事では実際に「L Message(エルメ)」の商品販売機能の利用方法から商品作成、決済システムとの連携方法まで詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
フォーム作成
フォーム作成では、アンケートフォームや問診票などの作成ができます。
友だちに対して性別や年齢、住所、抱えているお悩みなど様々な質問ができ、その回答結果は自動で友だちに紐づくので、収集した情報を元に配信を行うことも可能です。
また、Googleスプレッドシートに自動連携させたり、各種申込フォームやコラム記事のページとしても活用できたりします。
以下の記事では「L Message(エルメ)」のフォーム作成方法から詳細設定、回答の確認方法まで詳しく解説しています。
フォーム作成の活用事例についても掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
LINE公式アカウントで便利機能を活用した事例
ここでは上記でご紹介した便利機能をうまく活用しているアカウントを見ていきます。
ソフトバンク
「ソフトバンク」のLINE公式アカウントでは、インパクトのある画像でメッセージ配信を行い、LINE登録特典であるPayPayポイントの抽選を促しています。
またリッチメニューでは、お問い合わせ先を掲載したり来店予約もできるようになっており、ホームページを開かなくても様々な情報がLINEに凝縮されています。
ホテルユニバーサルポート/ヴィータ
「ホテルユニバーサルポート/ヴィータ」のLINE公式アカウントでは、リッチメニューの情報が充実しています。
レストランやお部屋の紹介、ホテルまでの交通案内など、お客様の疑問をLINEで全て解決できるような設計です。
またLINEのショップカードを活用し、ポイントが溜まったお客様にはクーポンを発行して「また来たい!」と思ってもらえるような工夫も参考になります。
まとめ|LINE公式アカウントの便利機能を使いこなして業務効率化につなげよう
本記事では、LINE公式アカウントの便利機能と活用事例についてご紹介しました。
どれも事業課題を解決するために役立つ機能なうえ、無料で手軽に活用することができます。
さらに「LINE公式アカウントをもっと有効的に活用したい」という方には、LINE拡張ツール「L Message(エルメ)」がおすすめです。
ステップ配信の分析やリッチメニューの切り替えなど、LINE運用に必要不可欠な機能が無料で使えるので、下記のリンクよりチェックしてみてください。