「Lステップの正規代理店制度ってなに?」
「Lステップの正規代理店になるにはどうしたらいい?」
LINE公式アカウントを調べていくと、Lステップならではのサービスでこのように疑問に思う方もいるはず。
この記事では、Lステップの正規代理店制度の基本情報や利用方法を解説します。
Lステップの正規代理店制度とは?
Lステップ正規代理店とは『Lステップ※』に認定された公式のコンサルタントのことです。
※LステップとはLINE公式アカウント専用ツールのこと。
ステップ配信やセグメント配信など集客や自動セールスに役立つ機能がたくさんあり、近年注目を集めているマーケティングツールです。
注意点としてLINE公式アカウントとLステップは全くの別物であることが挙げられます。
違いを簡単に述べますとLINE公式アカウントが本体で、Lステップがパワーアップユニットみたいなものです。
ここではそんなLステップ正規代理店制度に関する基本情報を解説いたします。
サービス内容
Lステップ正規代理店の主な仕事内容は以下の通り。
- 主な仕事内容
- Lステップの導入
- 設定代行
- 集客設計
- 売り上げアップのためのコンサルティング
- その他運用サポート
エンジニア職ではなく、コンサルタントということで、導入や設定代行だけではなく、運用サポートもしてくれます。
Lステップを活用した集客力及び売上アップなど、一歩も二歩も踏み込んだ実践的なアドバイスをしてくれます。
なぜなら、Lステップ正規代理店として認められた人たちは、Webマーケティングの知識やスキルを持っている、かつ、マネクル指定のカリキュラムを受講し、厳正な試験を突破した人たちだからです。
Lステップ正規代理店を利用するメリットは後述しますね。
ランク制度
Lステップの正規代理店制度には、ランク制度もあります。
ランクは以下の3つです。
・認定トレーナー
・認定コンサルタント
・正規代理店(準コンサルタント)
認定トレーナーとは、マーケティングを含めたプロモーション全体のディレクション〜構築に加え、メンバーを高いレベルに育成し、組織・チームを構築している正規代理店です。大規模プロモーションの依頼先として最適です。
認定コンサルタントとは、マーケティングを含めたプロモーション全体のディレクション~構築まで依頼できます。正規代理店の中でも一定の構築実績と実力があります。
正規代理店とは、ディレクションや設定代行、配信代行などLステップのプロモーションの一部を請け負うことができる代理店です。
Lステップ正規代理店一覧|Lステップ公式 (linestep.jp)
自分がどのレベルで依頼したいかで、誰に頼むかを検討してくださいね。
Lステップの代表的なコンサルタントをご紹介
ここでは最高レベルの認定トレーナーである2名を紹介しますね。
中村 誠
中村誠氏はLステップを活用したLINEマーケティングを得意としている認定コンサルタントであり、株式会社REXLI の代表取締役でもあります。
この方はLステップを活用したDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を得意としており『売り上げの最大化・セールスの自動化のプロ』を謳っています。
そのこともあり、中村氏のX(旧Twitter)によりますと過去に開催された角川出版セミナーでは729人の参加者を集めたとのこと。
この実績を見ますとマーケティングのプロを自称するのも頷けます。
しかも近年では、集客だけでなく芸能人・大手企業・インフルエンサー達のLINE戦略のプロデュースも行っているとのこと。
実践マーケーターとして現在もご活躍中ですので、もしもLINE公式アカウントを活用した実践的な情報を得たいのであれば、この方のX(旧Twitter)をチェックしておくとよいでしょう。
堤建拓
堤建拓氏はLステップの認定トレーナーであると同時に、株式会社MARKELINK代表を務めていらっしゃる方です。
この方の特筆すべき点は、2019年に日本で初めてLINE公式アカウントの書籍を執筆した点。
要するにLINE公式アカウントマーケティングのパイオニア的存在ともいえるのです。
そんな堤氏は自社に80名以上ものLINE公式アカウントのコンサルタントを擁しており、LINEマーケティングを通しての価値提供を徹底追及しています。
実績には法人を対象にしたものもありますので、もしもあなたが法人を相手にした営業やセールスに苦戦しているのであれば、堤氏に相談してみるとよいかもしれません。
ちなみに堤氏に関しては下記の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてくださいね。
Lステップ正規代理店の利用方法
もし、あなたが
「Lステップを導入したいけどやり方が分からない」
「導入から運用の工数に対して、人と時間が足りないからプロに任せたい」
と思ったら、正規代理店制度を利用するのがおすすめです。
利用する流れとしては以下の通りです。
依頼する人によって得意分野や料金が異なりますので、しっかりと確認してくださいね。
Lステップのコンサルティングに必要なスキル
ここまで正規代理店制度を利用する方法について紹介しましたが、
ここからは正規代理店制度に申し込みたい!という方へ、必要なスキルや方法を解説しますね。
しかしLステップの正規代理店募集は不定期で行われ、かつ直近の募集(2024年1月、2月)が最終募集ともいっています。
そのため2024年3月時点では正規代理店になることはできません。
もしいつか再募集がかかったときに、すぐに応募できるように今から必要なスキルを身につけておきましょう。
Lステップのスキル
Lステップのコンサルタントということで、Lステップに関するスキルおよび知識に精通していなければなりません。
Lステップに関する質問をされたときに「わかりません」と答えてしまっては、相手からの信頼を得られないからです。
例えばあなたがコンサルタントを雇ったとします。
その際にあなたがコンサルタントに対して質問をしたときに「それに関しましてはわかりかねます」と何度も言われたとき、とても不安に思うハズです。
「この人、全然質問に答えないな。大丈夫か?」と。
そうなりますと顧客からの信頼を獲得できないことはもちろん、最悪の場合だと1週間程度で契約を破棄されることも十分に考えられます。
こういった事態を防ぐためにも、まずはLステップに関する基本知識・スキルはマスターしておくべきでしょう。
Lステップスタート動画講座やLステップの活用セミナー等で学べますので、活用してくださいね。
LINE公式アカウントのスキル
LステップだけでなくLINE公式アカウントに関するスキルも習得しておくべきでしょう。
Lステップを導入する際にLINE公式アカウントを操作する(LINE公式アカウントの立ち上げ・Lステップとの連携作業・プラン切り替えなど)ことになるからです。
正直な話、LINE公式アカウントとLステップを同一視しているクライアントも少なくないですから、こういった『Lステップには直接関係のない作業』も任されることが想定されます。
このときにあなたが「LステップとLINE公式アカウントは異なるツールですので、作業はお引き受けできません」と答えるのか。
はたまた事情を説明しつつも「かしこまりました」と引き受けるのかで、クライアントのあなたに対する印象はずいぶん変わります。
もちろんクライアントからの信頼を獲得できるのは、どう考えても後者ですよね。
「なんだかんだ言って引き受けてくれるのだから、やはりこの人は頼りになるな」と思われるハズです。
このときに得た信頼が、契約更新時の金額・契約期間に反映されるのは想像に難くありませんよね。
したがってLステップの正規代理店を目指すのであれば、LINE公式アカウントの基本操作だけは必要最低限備えておくべきでしょう。
なおLINE公式アカウントの基本操作に関しましては『エルメ公式サイト|LINE公式アカウント攻略ガイド』にて解説していますので、ぜひご参考ください。
ライティングスキル
真のLステップ正規代理店になりたいのであれば、ライティングスキルは絶対に欠かせません。
Lステップも結局はメッセージの送受信ツールですから、文章の執筆が必須だからです。
見込み客へのセミナー案内を送信するときも、クライアントにアドバイスをするときも、契約に関する案内を送信するときも、メッセージを必ず作成します。
したがってLステップ正規代理店にとって、ライティングスキルは必須です。
しかしそうは言いましても、コンサルタントの中にはライティング作業が苦手な方もいるハズ。
そんなときは、クラウドワークスなどといったクラウドソーシングにてWebライターさんを募集するのも1つの手です。
あなたの代わりに適切な文章をスピーディーに作成してくれます。
結局のところターゲットに響く文章は必ず用意しなければならないのですが、その一方でその文章を自分で用意する必要はないのです。
使えるものはどんどん使って、正規代理店としての成功を掴み取りましょう。
なおLINE公式アカウントを運用するうえで避けては通れないメッセージ配信の効果的な文字数やタイトルについて、下記の記事で紹介しています。
自分でライティングするにしろ、外注するにしろ知識として持っておくことに損はないと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
デザインスキル
デザインスキルも備えておくべきでしょう。
LステップおよびLINE公式アカウントにはリッチメニュー・リッチメッセージなどといった視覚的なツールを使って集客する機能もあるからです。
※リッチメニューとはLINE公式アカウント画面の下部に常時表示される広告みたいなもの。そのためメッセージを送信しなくても、商品やセミナーをPRできます。
リッチメッセージとは画像とメッセージを融合させたツールのこと。通常のメッセージに比べてより視覚的に訴えかけることができるので、クリック率の上昇を期待できます。
デザインスキルがなぜ必要なのかがより理解しやすくなると思いますので、
リッチメニュー、リッチメッセージの重要さや活用方法については下記記事をチェックしてみてください。
こういったツールを使いこなすためにはある程度のデザインスキル、要は画像作成スキルが必要になります。
しかしこれらは導入などといった基本作業とは異なり、一朝一夕でできることではありません。
「今すぐに身につけろ!」と言われても、どう考えても無理ですよね。
下手をすると「画像作成なんて、なんのツールを使って作成をすればいいの?」とスタート時点でつまずく人がいるかもしれません。
そんなときは先ほどご紹介しましたように、クラウドソーシングやスキルシェアサービスなどを駆使し、あなたの代わりに画像作成を請け負ってくれる人を探せばOKです。
自分が苦手なことは他人にお願いし、あなたは自分のできること・すべきことに注力しましょう。
マーケティングスキル
Lステップ正規代理店になるのであれば、やはりマーケティングスキルは必要です。
クライアントがLステップを利用するのは、集客およびセールスの自動化を目的としているからです。
そもそもLステップには以下の機能が備わっています。
- 顧客情報(年齢や性別など)の管理
- タグ付け機能
- セグメント配信
- ステップ配信
- 自動返信機能
- 流入経路分析
など
なぜこのような機能がLステップについているのかといいますと、集客や自動セールスに役立つからです。
例えば流入経路分析を行えば『どこから友だち追加をされたのか→どこからの友だち追加が一番多いのか→どこで広告を打ち出せば友だちが効率よく増えるのか』がわかります。
その結果、集客の最大化および自動化を実現できるのです。
それだけでなく、ステップ配信と自動返信機能を使うことで自動セールスの仕組みを構築することができます。
Lステップユーザーはこういったマーケティング手法を自分で実行するために、Lステップを利用しているわけですね。
つまりは、このスキルに対するニーズが高いということになります。
これらの機能に対して、そもそもの機能のメリットや設定方法についてちょっとでも不安要素があるかたは、まず下記の記事で復習してみてくださいね。
ニーズが高いということは、集客の最大化やセールスの自動化に関する質問をされる機会が多くなるハズですから、それらを実現させるマーケティングスキルは習得必須となります。
そのため、Lステップを利用したマーケティングに関するスキルも習得しなければならないのです。
一見するとこのマーケティングスキルの習得が一番難しそうに見えますが、実は一番簡単です。
実現させるために必要な仕組み・その構築方法・そのための基本操作をマスターさえしてしまえば、誰でもできるようになります。
これに関しても活用セミナーやマーケティング定期勉強会でしっかり勉強してくださいね。
ヒアリングスキル
これはコンサルタント業務全般に言えることなのですが、ヒアリングスキルも必要です。
具体的に言いますと、クライアントの願望や悩みを聞き出す力・クライアントの話を遮らずに最後まで傾聴する力・得た情報を別の視点から質問する力などがこれに当たります。
例えばクライアントの願望・悩みを直接聞きだすことで、クライアント自身に自分の欲求を自覚してもらえます。
その結果、ゴール設定を明確かつ正確にクライアントと共有することが可能です。
すると成果をたたき出した直後に「あれ? 私が期待していた結果と違うんだけど……」とクライアントに言われることがなくなります。
コンサル経験がある人にはお分かりかもしれませんが「求めていた成果と違う!」と言われてしまうことは、結構あります。
これはクライアントが自分自身の欲求を正確に自覚していない・クライアントとあなたのゴールが一致していないなどといったことが原因で発生するトラブルです。
こうなってしまうと成果を出したにもかかわらず、報酬をGetできないおそれがあります。
まさに骨折り損のくたびれ儲けというやつですね。
コンサルタントとして活動するのであれば、このような事態は絶対に回避しなければなりません。
そしてその時に役立つのが、先ほどご紹介したヒアリングスキルというわけです。
ヒアリングスキルをきっちり行うことでクライアントとあなたの認識のズレを最小限にし、後々のトラブルを回避できるようになります。
リスクを回避しつつコンサルタントとしてしっかり稼ぐのであれば、このスキルは必須と言えるでしょう。
傾聴力や質問力に関しましてはコーチングの本を読めば簡単に学べますので、ぜひ読んでみてくださいね。
Lステップの正規代理店になる方法
Lステップ正規代理店になる方法は、いたってシンプルです。
Lステップの利用登録を行う
まずはLステップの利用登録を行いましょう。
正規代理店への第一歩である正規代理店になる話は、Lステップの利用者にしか来ないからです。
したがってまずは利用者登録が必須となります。
なお、Lステップの利用登録は『Lステップ|お申し込み』から行えます。
正規代理店募集説明会に参加する
Lステップに登録をすると、Lステップと契約した時に提出したメールアドレスに正規代理店募集説明会に関するメールが届きます。
定員数が決まっているので、ちょっとでも興味があればすぐに応募しましょう。
ただしLステップ公式サイトによりますと、この説明会は不定期でのアナウンスになっており、また直近の説明会が最終募集ともいっています。
そのため2024年3月時点では募集を行っていません。
もし、いつかまた説明会の募集メールが来るかもしれないので、定期的にメールをチェックしましょう。
育成カリキュラムを受ける
その後カリキュラムの案内が来るはずですので、それに参加をしましょう。
そしてLステップの基本操作等をマスターしてくださいね。
試験を受ける
Lステップの場合ですと、カリキュラムの受講後に試験があるようです。
この試験を突破しなければ正規代理店にはなれませんので、ご注意ください。
正規代理店になる
実は試験を突破しても、すぐには認定コンサルタントにはなれません。
その前に正規代理店を経なければならないからです。
正規代理店としての実績を積まなければ認定コンサルタントにはなれないということですね。
焦らずに営業活動を重ね、実績を着々と積んでいきましょう。
認定コンサルタントや認定トレーナーにステップアップする
販売実績・Lステップにて仕組みの構築等を一定数行うと、晴れて認定コンサルタントおよび認定トレーナーになれます。
このレベルになれば、Lステップ側から何かしらの案内(共同プロモーションへの参加の打診など)が来るかもしれません。
この段階をぜひ目指してくださいね。
エルメも検討してみてください
Lステップの正規代理店制度の概要、利用方法、正規代理店になるためのスキル、方法が分かりましたね。
正規代理店を目指したい方は、募集がない今のうちに知識・スキルを磨き、レベルアップをしてくださいね。
正規代理店を利用したい方は、設定から運用までのやり方が分からないのか、工数を減らしたいのか等、なぜ正規代理店制度を利用したいのかを明確にしてから申し込みをした方が、時間もコストも無駄になりません。
もし正規代理店を利用したい理由が、操作性が分かりづらいから、とかなんとなく大手だからといった理由なら、まずは弊社が運用するエルメを使ってみませんか?
エルメは初心者でも直感的に操作ができるように作りこんでいますし、集客から決済・分析までを一気通貫で管理することができます。もちろんLステップで備わっている機能はエルメにも備わっています。
しかもフリープランなら初月無料、どのプランでも初期費用無料、契約期間の縛りなしでご利用いただけます。そのため導入リスクゼロでお使いいただけるのです。
コストを無駄にしたくない方はぜひ、一度エルメを使ってからLステップやLステップ正規代理店を検討してみても遅くはありません。
ぜひ比較検討してみてくださいね。