「LINE公式アカウントって、動画配信やライブ配信できるのかな?」
今回の記事では、このような疑問に答えます。
結論から言うと、
となっています。
また、LINE公式アカウントとは別に「LINE LIVE(ラインライブ)」というライブ配信プラットフォームも提供されています。
今回は、LINE公式アカウントをお使いの方が動画配信やライブ配信をする場合に知っておきたい基本について解説します。
LINE公式アカウントは「ライブ配信」には未対応
LINE公式アカウントではライブ配信には未対応です(2021年6月現在)。
ただし後述するように、動画配信は可能となっています。
そもそもライブ配信と動画配信は何が異なるのでしょうか?
ライブ配信とは、映像や音声などを「リアルタイム」で配信することを言います。
つまり、リアルタイムで動画を配信したい場合には、LINE公式アカウントではできないということですね。
LINE LIVE(ラインライブ)ならライブ配信が可能
LINE公式アカウントとは別のサービスではありますが、LINE LIVE(ラインライブ)というLINEが手がけるライブ配信のプラットフォームを使うと、ライブ配信ができます。
もちろん別サービスなので、LINE公式アカウントと紐付いた(連携させた)アカウントでライブ配信を行うことは、基本的にはできません(プレミアムアカウントを除く)。
ただ、LINE公式アカウントとLINE LIVEを同じアカウント名で運用するなどの工夫はできるため、LINE LIVEを併用するのもひとつの手です。
LINE公式アカウントはLINE LIVEへの集客効果あり!
すでにLINE LIVEでのライブ配信をしている場合、LINE公式アカウントをあわせて活用するといいでしょう。
たとえば、LINE LIVEでのライブ配信の告知をLINE公式アカウントで行う、などの集客方法が考えられます。
Instagram、ツイッター、TikTokなどの他のSNSでも、ライブ配信の告知はできます。
しかし、ユーザーの利用率が格段に高く、高い確率でメッセージが読まれる「LINE」に告知できるのはLINE公式アカウントならではの魅力。
LINE LIVEとLINE公式アカウントを同時運用すると、シナジー効果が期待できるため、ぜひ検討してみましょう。
LINE公式アカウントでも動画配信は可能
ここまで、LINE公式アカウントでのライブ配信は不可とお話してきましたが、それはあくまで「リアルタイム」の配信が不可という意味です。
通常の「動画配信」なら、LINE公式アカウントから行うことができます。
LINE公式アカウントで動画を配信する方法としては、主に以下の2つの方法があります。
- メッセージに動画ファイルを添付して配信する
- 動画のURLを張り付けて誘導する
それぞれ簡単にご紹介します。
①メッセージに動画ファイルを添付して配信する
LINE公式アカウントの管理画面にログインし、メッセージ配信画面を開きましょう。
その後、以下の動画アイコンを選択。
動画ファイルを選択するだけで配信できます。
なお、この方法では200MB以下の動画しか配信できませんので、一例として、720Pで撮影した動画で3分程度が上限となります。
動画のURLを張り付けて誘導する(リッチビデオメッセージ)
また、動画のURLを直接入力する、リッチビデオメッセージ形式もあります。
この形式は通常の動画配信と違い、配信したビデオは自動で再生されます。
また、視聴後にURL先に飛ぶことができるので、外部の動画サイトなどに誘導することができます。
反対に外部の動画サイトのような流入経路で公式LINEアカウントに来ることができる一方で、実際に外部動画サイトから来たユーザーかどうかを確認する方法は、LINE公式アカウントの機能はなく外部ツールでしか確認できません。
外部動画サイトや他SNSから流入したユーザーがわかれば、集客の効率が上がりますし、ユーザーに届けるメディア選定を行うことが可能です。
弊社が無料で提供しているサービス「エルメ」では、フリープランで流入経路の分析ができますので、ぜひご活用くださいませ。
【まとめ】LINE公式アカウントでライブ配信はできる?
最後にまとめると、2021年6月、LINE公式アカウントではライブ配信には未対応です。
ただし、動画配信は可能となっています。
LINE公式アカウントで動画を配信する方法としては、「①メッセージに動画ファイルを添付して配信する」「②動画のURLを張り付けて誘導する」の2つの方法があるため、シーンによって使い分けましょう。
また、どうしてもライブ配信が実施したい場合は、LINE LIVE(ラインライブ)などの関連サービスを利用してみてくださいね。