LINE公式アカウントとグループLINEの違いとは?活用例も紹介

LINE公式アカウント
LINE公式アカウント

LINEには「LINE公式アカウント」と「グループLINE」があります。

どちらも複数人に向けて一斉にメッセージを配信できる点で共通していますが、異なる点も多くあり、目的に合わせて使い分ける必要があります。

しかし、それぞれの機能をきちんと把握、区別できている人は意外と少ないのではないでしょうか?

「LINE公式アカウントとグループLINEは具体的に何が違うの」
「それぞれどういう機能があって、どんな場面で使えば良いか教えてほしい」

この記事を読めば、LINE公式アカウントとグループLINEの違いはもちろん、それぞれの機能や具体的な活用事例まで分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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LINE公式アカウントとグループLINEの違い

LINE公式アカウントは、企業や店舗がLINE上でアカウントを作り、ユーザーへの情報発信やマーケティング活動を行うためのサービスです。

一方グループLINEは、3人以上で同時にメッセージをやり取りできるLINE上の機能です。

両者の違いとして以下の2点を詳しく見ていきましょう。

LINE公式アカウントとグループLINEの違い
  1. 管理者・ユーザーの違い
  2. 機能の違い

1. 管理者・ユーザーの違い

LINE公式アカウントは一般的に企業や団体などビジネス向けのサービスです。複数名での管理が可能で、管理者の変更が簡単にできます。

ただしLINE公式アカウント同士でのトークはできません。

また、LINE公式アカウントを通じてメッセージを受け取るユーザーは、他のユーザー情報やトーク内容を確認できず、ユーザー同士で直接交流することはできません。

一方、グループLINEは個人での使用を想定したサービスなので、管理者は1名だけです。グループに参加しているユーザー全員が、自由に他のユーザーへメッセージを配信できるのが特徴です。

こうして比較すると、企業や団体が販促ツールとして使う場合は、LINE公式アカウントのほうが便利といえるでしょう。

2. 機能の違い

LINE公式アカウントとグループLINEは、機能の面でも違いがあります。ここからはそれぞれの代表的な機能を2つ紹介します。

①クーポン発行やリッチメッセージなどの配信

LINE公式アカウントでは、以下のような情報やメッセージを配信できます。

  • クーポン
  • ショップカード
  • リッチメッセージ
  • リッチビデオメッセージ
  • カードタイプメッセージ
  • ボイスメッセージ
  • ステップ配信

ユーザーにお得情報や画像付きのメッセージを送って興味を引くことで、来店や売上につなげることができます。

グループLINEにはこうした機能は備わっていません。そのため企業や団体が販促ツールとして利用する場合は、LINE公式アカウントを選ぶべきでしょう。

LINE公式アカウントの機能については以下の記事で詳しく解説しているため、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

LINE公式アカウントでできることを機能一覧から料金まで紹介
個人でも法人でも費用をかけず無料で使えるLINEオフィシャルアカウント(LINE@)をご紹介。管理者や運用担当者など権限の違いやオプション機能でできることまで解説。

②グループ通話

グループ通話とは、LINEグループ内のメンバーと複数人で通話できる機能です。

インターネット環境があれば、誰でも無料で簡単に利用でき、最大500人まで参加可能です。

スマホだけでなくPCやタブレット版のLINEでも使えて、画面共有にも対応しているため、お互いの画面を見ながら通話できます。

LINE公式アカウントはグループ通話ができませんが、グループLINEであれば可能です。友人同士など複数人が気軽に通話したいときは、グループLINEが良いでしょう。

LINE公式アカウントの活用例

LINE公式アカウントとグループLINEの違いが分かったうえで、まずはLINE公式アカウントの具体的な活用例について3つ紹介します。

LINE公式アカウントの活用例
  1. 飲食店
  2. 学習塾
  3. 美容クリニック

1. 飲食店

お得なクーポンやおすすめメニューについて情報発信することで、開業して間もない飲食店でも新規客をスムーズに獲得しやすくなり、リピート客の増加も期待できます。

クーポンの種類も、平日限定や誕生月のユーザー限定など、さまざまな種類を組み合わせることでユーザーを飽きさせない工夫が可能です。

2. 学習塾

LINE公式アカウントのチャット機能を活用し、生徒と1:1でコミュニケーションを取れます。例えば、生徒が授業で分からなった点を個別フォローをしたり、欠席や遅刻の連絡を受けたりも可能です。

また生徒の保護者とは、進路相談や学習塾に関する質問などのやり取りに活用できます。

LINEであれば電話やメールより気軽に連絡が取れるので、信頼関係を構築しやすくなります。

3. 美容クリニック

美容クリニックでは、LINE公式アカウントを使用してチャットで予約受付をしたり、予約フォームのリンクを配信したりできます。

またLINE拡張ツールの「L Message(エルメ)」を使うことで、LINEの中に予約システムの導入が可能です。

リマインド配信やお問い合わせ対応などもLINE内で全て完結できるので、予約業務を効率化して患者さんへの対応に時間を使えたり、予約忘れや無断キャンセルを防止して来院率の向上につなげることができます。

L Message(エルメ)の予約システムは、無料プランでも利用できるので、美容クリニックなどのサロン経営されている方や、イベントなどで予約を受けることのある方はぜひ一度お試しください。

グループLINEの活用例

ここからはグループLINEの具体的な活用例について、以下2つを紹介します。

グループLINEの活用例
  1. 学校や職場
  2. 友人同士

1. 学校や職場

グループLINEに学校や職場の同期を招待して、「同期会」などのグループを作成できます。

集合する日程や場所などの案内を一斉配信したり、聞きたいことがあれば誰でもトーク内で確認できます。

グループ通話機能を使ってリアルタイムに複数人でやり取りできるため、企画内容を急ぎで決める時などにも便利です。

2. 友人同士

グループLINEでは、アンケート機能を使ってメンバーに投票を募ることができます。

例えば週末に友人同士で旅行へ行きたいと思った時に、場所はどこが良いかなど、メンバーに投票してもらって多数決で決めることができます。

さらにメンバーの出欠確認を取れる機能もあるので、企画者は日程を複数提案して、メンバーに都合が良い日を挙げてもらうことも可能です。

LINEを使った出欠確認について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

LINEで出欠確認する方法!作成方法やイベント参加確認も
LINE公式アカウントでの出欠確認方法を解説。簡単な出欠確認ならLINEの日程調整機能でも可能ですが友だちの名前までは分かりません。そこでイベント開催から予約まで管理できるL Message(エルメ)のイベント予約の作り方を解説します。

LINE公式アカウントのグループに関するよくある質問

ここからは、LINE公式アカウントのグループに関するよくある質問を紹介します。

よくある質問
  1. LINE公式アカウントのグループ機能とは?
  2. LINE公式アカウント同士でトークはできる?
  3. LINE公式アカウントの管理者に招待されたらどうすればいい?

1. LINE公式アカウントのグループ機能とは?

複数のLINE公式アカウントをグループ化して、一括管理できる機能です。

同じグループに所属する複数のアカウントに対してコンテンツを一括配信できるため、工数を削減して管理を効率化できます。

LINE公式アカウントのグループ機能については以下の記事で詳しく触れているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

LINE公式アカウントのグループ機能とは?作成・変更方法も解説
公式LINEのグループ機能では、複数のアカウントをグループ化して一括管理できます。例えば同じグループに属する複数のアカウントに一括でコンテンツの設定や配信が可能。本記事ではグループの作り方や基本設定、メンバーの招待方法をお伝えします。

2. LINE公式アカウント同士でトークはできる?

LINE公式アカウント同士で友だち追加やトークはできません。

どうしてもトークの必要がある場合は、どちらかが個人アカウントを用意しなければなりません。

なお個人のグループチャットにLINE公式アカウントとして参加したり、LINE公式アカウントから個人へトークを送信することは可能です。

以下の記事では、LINE公式アカウント同士でトークができるかについて詳しく解説しています。さらに深く知りたい方はチェックしてみてください。

LINE公式アカウント同士で友だち追加してトークできる?
公式LINE側から友だち追加する機能はなく、LINE公式アカウント同士で友だちになることはできません。友だち数を増やすには地道な集客が必要です。本記事では公式ライン同士のトークやグループトークの方法はあるのかといった疑問にもお答えします。

3. LINE公式アカウントの管理者に招待されたらどうすればいい?

LINE公式アカウントの管理者に招待する場合は、招待したいメンバーに認証用URLを共有し、認証作業を進めてもらう必要があります。

認証URLをクリックすると、「LINEビジネスID」のログイン画面が出てくるので、LINEアカウントまたはメールアドレスでログインしてください。

管理者に招待された場合のログイン手順や、入れない場合の原因と対策については以下の記事で詳しく説明しています。興味がある方はぜひご覧ください。

LINE公式アカウントの管理者に招待されたら?入れない原因と対策
公式LINEの管理者に招待されたら、届いたリンクからログインしましょう。本記事では、管理者ができることや、管理者・運用担当者を抜けたい時の手順、メンバー追加できない原因と対策まで解説。管理者に招待されたら何をすればいいか分かります。

まとめ|LINE公式アカウントとグループLINEの違いを把握しよう

本記事では、LINE公式アカウントとグループLINEの違いや、それぞれの活用事例などについて紹介しました。

LINE公式アカウントとグループLINEの違い
  1. 管理者・ユーザー
  2. 機能
  3. 活用例
    └LINE公式アカウント:飲食店や学習塾、美容クリニックなど
    └グループLINE:学校や職場、友人同士など

LINE公式アカウントには、クーポン発行、リッチメッセージ・カードタイプメッセージの配信など便利な機能がたくさん備わっています。

それだけでも便利ですが、LINE拡張ツールの「L Message(エルメ)」を導入することでLINE公式アカウントをさらに有効活用できます。

アンケートで集めた情報と友だちを紐づけて管理したり、サロン予約やイベント予約など業種に合わせた予約管理ができたりと、さまざまな機能を無料で利用できるのでぜひ一度お試しください。