2021年12月に、LINEチラシがLINEクーポンとの連携を発表しました。
これにより「LINEチラシ」と「LINEクーポン」の両方を利用している店舗は、LINEクーポン上で掲載している情報をLINEチラシ上でも掲載可能となります。
ユーザーはお得な情報を見逃すことなく、サービスを利用することができるため、店舗側としては更なる来店促進が期待できます。
ところで、そもそもLINEチラシとは何かご存じでしょうか?
ここではLINEチラシを知らない方向けに、どういうものなのかをご紹介します。
この記事でわかることは以下のとおり。
LINEチラシとは?
LINEチラシとは、今まで新聞の折り込みやポストへの投函といった、オフラインで配布していたチラシやDM(ダイレクトメール)を、LINE上で配信できるデジタルチラシサービスです。
お客様の住まいや興味関心に合わせてパーソナライズされた近隣店舗のセール・特売情報やお得な情報を、いつでもどこでも確認することができます。
小売企業にとって今まで主流であった折り込みチラシが、新聞という媒体のリーチ力が弱まってしまった今、それに代わる新たな広告媒体としてスーパーマーケットやドラッグストア、家電量販店などで広く利用されています。
特徴
大規模リーチ
LINEの月間アクティブユーザー8,900万人がサービス提供の対象となります。
ユーザーには新たにアプリのインストールや煩わしい会員登録などをさせることなく、チラシ情報を閲覧してもらうことが可能です。
顧客のステータスに合わせたアプローチ
潜在顧客に対しては来客を促すためにセグメント配信、ロイヤル顧客に対してはPUSH通知による再来店の促進と、ターゲットのステータス毎に配信方法を変えることができます。
パーソナライズされた情報の発信
LINEでの行動履歴から分類されたみなし属性や、生活エリアなどをもとにしてオススメや近隣の店舗を優先的に表示させるなど、ユーザーに最適化した情報を届けます。
自動友だち追加
ユーザーが店舗をお気に入り登録すると、お店のLINE公式アカウントが自動で友だち追加され、LINEチラシの公式アカウントからお気に入り店舗の更新通知が届くようになります。
定期的なプッシュ配信
LINEチラシの公式アカウントから様々なチラシの更新通知を行い購買行動を促進します。
加えて近隣の店舗や新規で掲載された店舗のチラシなどのお得情報を定期的に配信することで、その店舗ページへと誘導します。
広告効果の可視化
定量データの提供により、従来の折り込みチラシでは難しかった効果検証が可能。
多彩な掲載面により特売情報へ誘導
LINEウォレット内では定常的にチラシが表示され、トーク画面ではお気に入りや近隣店舗の更新通知が受け取れるようになっています。
また、LINEチラシホーム画面ではチラシやお気に入り店舗の新着情報、チラシ店舗ページでは店舗の詳細情報やセール商品が閲覧可能。
更にチラシマイページでは、マイエリアの登録やお気に入り店舗・買い物リストが確認できるなど、様々な導線によりユーザーを店舗の特売情報へと誘導します。
料金
LINEチラシの導入にかかる費用は基本価格(固定価格)と掲載価格(上限つき従量課金)の2つになります。
基本価格/月額:登録店舗数×1,000円(税別)
掲載価格/月額:お気に入りユーザーの月間閲覧ユーザー数×30円(税別)
+非お気に入りユーザーの月間閲覧セッション数×10円
導入メリット
LINEチラシを導入した場合の大きなメリットは、主に2つです。
集客力向上
従来の新聞折り込みチラシでは、高齢者に対しては現在も有効かもしれませんが、新聞をほとんど読まない若い世代の方効果がありません。
それに対してLINEであれば、MAU8,900万人という日本の人口の70%にもおよぶ人数にリーチできることで、圧倒的な集客効果を得ることが可能となるのです。
また、ユーザーの興味や生活圏に合わせてカスタマイズされた情報が提供され、さらに多彩な導線により特売情報へユーザーを誘導するため、最終的な購買行動への促進も従来のチラシに比べてとても効果が高くなります。
費用対効果の最大化
潜在顧客に対してはセグメント配信を、ロイヤルカスタマーに対してはプッシュ通知などで来店を促すなど、効率的な集客を行うことができます。
さらに閲覧データなどを基に効果を確認できるため、仮説による検証を行うことが可能となり、費用対効果の最大化が見込めます。
LINEチラシまとめ
LINEチラシについてご紹介しました。
LINEチラシを利用すれば、従来の紙チラシにはない、大規模なリーチ力と集客効果が見込めます。
さらに顧客の形態に合わせた配信や、閲覧データを蓄積・検証することにより費用対効果を上げることが可能となるのです。
まだデジタルチラシサービスを利用したことがない方は、LINEチラシを利用することをオススメします。