「LINE公式アカウントで自社サービスの回数券を作成できないかな?」
「LINE公式アカウントを活用してリピーターを増やしたい」
回数券は、顧客の継続利用につなげる施策として、多くの店舗や企業が導入しています。
なかには、LINE公式アカウントを使って回数券のような仕組みを取り入れたいと考えている事業者の方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、LINE公式アカウントに回数券の仕組みを導入するメリットや、実際の運用方法について解説します。
さらに、LINE公式アカウントの拡張ツール、L Message(エルメ)を活用した具体的な運用イメージについても紹介するので、回数券の仕組みを自社サービスに導入したい方は、ぜひ参考にしてください。
- LINE公式アカウントに回数券を導入するメリット
- LINE公式アカウントで回数券の仕組みを実現する方法
- L Message(エルメ)を活用した回数券の具体的な運用イメージ
- 回数券を導入する際に注意したいポイント
LINE公式アカウントで回数券は作れる?
結論から言うと、LINE公式アカウント単体には、回数券の作成・管理機能などは用意されていません。
回数券の管理に必要な残数管理や、利用履歴を記録する仕組みは、標準機能では対応していないのが実状です。
そのため、LINE公式アカウントだけで回数券を運用しようとすると、スタッフが手動で利用回数を確認したり、別のシステムなどで記録したりする必要があります。
しかし、こうした手作業での管理は、確認漏れや入力ミスにもつながりやすく、運用負担も大きくなりがちです。利用者が増えるほど、管理が煩雑になるケースも少なくないでしょう。
こうした背景から、LINE公式アカウントを通して回数券を運用する際は、外部ツールを活用して回数券の仕組みを構築するケースが一般的になっています。
LINE公式アカウントに回数券を導入するメリット
事業者の方のなかには、そもそも回数券を自社サービスに導入すべきか、迷っている方もいるかもしれません。
そこでここでは、LINE公式アカウントに回数券を導入する具体的なメリットを見ていきましょう。
LINE公式アカウントに回数券の仕組みを取り入れることで、継続利用の促進やリピート率向上につなげやすくなります。
来店・リピートのきっかけを作れる
回数券は、顧客に継続利用を促しながら、売上を先に確保できる仕組みとして活用されています。
回数券を購入した利用者は、「せっかく買ったから使い切ろう」という意識を持ちやすく、自然と来店やサービス利用の回数が増える傾向があります。
単発予約とは違い、次回利用が前提になるため、リピートにつながりやすい点も特徴です。
さらに、回数券の仕組みをLINE公式アカウントと組み合わせれば、予約案内やリマインド配信、再来店のフォローまで一貫して行いやすくなります。
顧客との継続的な接点を作りやすい点は、回数券を導入する大きなメリットと言えるでしょう。
高単価のサービスを案内できる
回数券は、「1回あたりのサービス料金がお得になる」という印象をユーザーに与えやすく、高単価サービスの提案にも活用できます。
たとえば、通常の単発メニューだけでなく、「5回コース」「継続プラン」といった形で案内することで、より高額なプランへの導線が作りやすくなるでしょう。
また、LINE公式アカウントを活用すれば、サービス内容や利用メリットを段階的に伝えていくことも可能です。
継続利用を前提とした提案が行いやすくなるため、結果的に顧客単価のアップにもつながります。
LINE公式アカウントで回数券を運用する方法
「回数券を導入するメリットは分かったけど、具体的にどうやって運用していけばよいの?」と感じた事業者の方も少なくないでしょう。
LINE公式アカウントで回数券の仕組みを実現する方法はいくつかあります。ここでは、代表的な運用方法を見ていきましょう。
自作で回数券のシステムを構築する
LINE公式アカウントに回数券機能を導入するために、LINE Messaging APIなどを活用して、独自に回数券のシステムを構築する方法もあります。
ただし、システムの開発には専門知識が必要になるほか、制作コストや運用負担の増加は避けられません。
さらに、不具合時の修正対応や保守管理まで考えると、小規模店舗や個人事業レベルでは現実的ではないのが実状です。
こうした理由から、ゼロから回数券機能を自作する方法は、ハードルが高い運用方法と言えるでしょう。
外部ツールと連携する
前述の通り、回数券の仕組みを事業者側で構築・運用するのは、ハードルが高いケースも少なくありません。
そのため、LINEで回数券のような運用を実現する方法として、もっとも現実的なのが外部ツールとの連携です。
たとえば、外部ツールの予約システムや顧客管理ツールを組み合わせることで、「回数制プランの販売」「利用ごとの回数消化」「残数管理」といった流れを自動化しやすくなります。
この運用方法なら、手動管理を減らせるため、運用負担を抑えながら継続利用の仕組みを作れるでしょう。
L Message(エルメ)を利用した回数券の運用方法
前述の通り、LINE公式アカウントで回数券を運用する場合は、外部ツールの活用が現実的です。
ここではLINE公式アカウントの拡張ツール、L Message(エルメ)の決済機能やフォーム作成機能を利用し、LINE上に回数券のような仕組みを作る方法について解説します。
具体的な運用イメージも紹介するので参考にしてください。
決済機能で回数券を販売する
エルメの「決済機能」を活用することで、「5回券」「10回券」といった回数券商品をLINE上で販売できます。
決済機能を利用すれば、ユーザーはLINE内で申込から決済まで進められるため、外部サイトへ移動させずに販売導線を構築することが可能です。

たとえば、整体院やサロン、スクールなどで、「継続利用向けプラン」をLINE経由で販売したい場合にも活用できるでしょう。
なお、決済機能の詳しい設定方法については、以下の記事で解説しています。気になる方はぜひチェックしてください。

フォーム作成機能で回数券利用者を管理する
エルメの「フォーム作成機能」を活用すれば、回数券の利用申請フォームや予約フォームを作成できます。
フォーム回答時には、タグ付けや友だち情報への記録、アクション設定などを行えるため、「3回利用済み」「残り1回」といった利用状況の管理にも活用可能です。
たとえば、「フォーム送信=1回利用」という形で運用すれば、利用のたびに情報を更新できるため、回数券の消化状況をLINE上で把握しやすくなります。
紙の回数券のように目視確認をする必要がないため、スタッフ側の管理負担を減らしやすい点もメリットです。
エルメのフォーム作成について詳しく知りたい方は、以下のマニュアルをご参考ください。

リッチメニューで予約導線を設計する
エルメで回数管理の仕組みを作ったあとは、ユーザーが迷わず予約できる導線づくりも重要です。
LINE公式アカウントのリッチメニューに予約ボタンを設置しておくことで、ユーザーはトーク画面からすぐに予約ページへアクセスできるようになります。

予約までの導線が分かりやすくなることで、途中離脱を防ぎやすくなり、スムーズな利用を促せるでしょう。
また、エルメでは、通常のLINE公式アカウントでは作成できない「タブ付きリッチメニュー」を作成することも可能です。気になる方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

タグ管理で利用状況を可視化する
「タグ管理機能」を利用し、顧客ごとにタグを付与することで、利用状況を細かく管理できます。
たとえば、「3回利用済み」「残り1回」「有効期限間近」といったタグを設定しておけば、ユーザーごとの状況を把握しやすくなるでしょう。
なお、通常のLINE公式アカウントにもタグ機能はありますが、作成数や付与数に制限があり、手動管理が必要になる場面も少なくありません。
一方、エルメではタグを柔軟に設計しやすく、自動化設定とも組み合わせられるため、より実務的な運用が可能です。
「タグ機能について詳しく知りたい」「タグ付けを自動化したい」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。

ステップ配信でリピートを促進する
エルメの「ステップ配信」を活用すれば、来店後のお礼メッセージや次回予約の案内、利用期限前のリマインドなどを自動で送ることができます。
こうしたフォローを継続的に行うことで、回数券の消化率や利用率の向上につながるでしょう。
また、前述のタグ管理と組み合わせれば、「残り1回の利用者だけに追加購入案内を送る」といった配信設計も可能です。
利用状況に合わせて適切なタイミングでアプローチできるため、リピート促進にも活用できます。
ステップ配信の概要や設定方法、拡張ツールを使った活用方法などについては、こちらの記事を参考にしてください。

LINE公式アカウントに回数券を導入する際の注意点
回数券はリピート促進に効果的な仕組みですが、運用方法によっては思うような成果につながらないこともあります。
導入後のトラブルを防ぐためにも、以下のポイントを確認しておきましょう。
利用期限を必ず設定する
回数券に利用期限がない場合、ユーザーの来店ペースが徐々に下がり、最後まで使われないまま終わってしまうケースもあります。
適度な利用期限を設定することで、「期限内に使おう」という動機づけにつながり、顧客の来店頻度を維持しやすくなるでしょう。
また、期限を明確にしておくことで、店舗側も運用管理がしやすくなります。
利用開始後のフォローを忘れない
回数券は、販売して終わりではありません。むしろ、利用開始後のフォローによって、継続率や満足度が大きく変わります。
たとえば、来店後のお礼メッセージや次回予約の案内、一定期間利用が空いたユーザーへのリマインドなどを行うことで、再来店を促せるでしょう。
継続的なコミュニケーションを行いながら、ユーザーの利用率を高める工夫が大切です。
運用ルールを事前に決めておく
回数券を運用する際は、キャンセル時の扱いや返金対応など、事前にルールを決めておくことが重要です。
ルールが曖昧なまま運用を始めると、ユーザーとの認識違いやスタッフごとの対応差が発生し、トラブルに発展することも。
あらかじめ利用規約や運用フローを整理しておくことで、安全・スムーズに回数券を運用できるでしょう。
まとめ|LINE公式アカウントに回数券の仕組みを導入しよう
本記事では、LINE公式アカウントを活用した回数券の仕組みや、導入時の注意点について解説しました。
LINE公式アカウント単体では、回数券の販売や残数管理まで行うことは難しいものの、外部ツールを活用することで、継続利用を促す仕組みを構築することは可能です。
回数制のサービス設計やリマインド配信、利用状況の管理などを組み合わせれば、リピート率向上にもつなげられるでしょう。
- LINE公式アカウント単体には、回数券の販売・管理機能は実装されていない
- 回数券を導入することで、継続利用やリピート促進につなげやすくなる
- 回数券を運用する場合は、外部ツールとの連携が現実的
- L Message(エルメ)を活用すれば、販売・管理・配信までLINE上で運用できる
- タグ管理やステップ配信を組み合わせることで、継続的なフォローも行いやすくなる
LINE公式アカウントの拡張ツール、L Message(エルメ)を活用すれば、決済機能やフォーム作成、タグ管理、ステップ配信などを組み合わせながら、LINE上で回数券に近い運用を実現しやすくなります。
リピーター獲得や継続利用の仕組みづくりを検討している方は、ぜひ導入を検討してみてください。





