「LINE公式アカウントのクーポンコードってなに?」
「クーポンコードってどうやって使うの?」
LINE公式アカウントには、集客・販促に有効なクーポンの作成・配布機能があります。
クーポンコードは、クーポンの配布形式のひとつですが、どのように活用すればよいのか、把握しきれていない方も多いのではないでしょうか?
本記事ではLINE公式アカウントのクーポンコードの作成方法や使い方について解説します。
- クーポンコードの概要
- クーポンコードの設定方法と使い方
- クーポンコードの活用事例
LINE公式アカウントで使える2種類のクーポン機能

LINE公式アカウントのクーポンとは、友だち追加してくれたユーザーに対して、商品の購入やサービスを利用する際に使用できるデジタルクーポンを配信できる機能です。
自社アカウントの友だちに配布したり、ホームページやSNSなどに掲載したりすることで、さまざまな媒体から集客を狙えます。
このクーポンには、以下の通り種類が2つあります。
- 提示するタイプ
- クーポンコードタイプ
ここではそれぞれのクーポンについて説明します。
クーポンタイプの説明の前に、クーポン機能の概要や使い方、設定方法について知りたい方は以下の記事をご参照ください。
1.提示するタイプ
1つ目は「提示するタイプ」のクーポンで、これは主に実店舗の会計時に使用するものです。
LINE公式アカウントから送られてきたクーポンを開くとバーコードやQRコード等がでてきます。それをスタッフの方に読み込んでもらうことで、お会計がクーポン分割引されます。
2.クーポンコードタイプ
2つ目は「クーポンコードタイプ」で、これは主にオンラインの会計時に使用することが多いです。
このクーポンコードとは、ユーザーがクーポンを使用する際に提示する、英数字のコードを指します。
LINE公式アカウントで送られてきたクーポンコードをコピーし、オンラインショップの支払い時に、このクーポンコードを貼り付ける(入力する)ことで、クーポン内容を適用することができます。
またクーポンコードは、オンラインショップだけでなく、実店舗でも使用できます。
クーポンコードの設定方法

クーポンコードの設定自体は比較的簡単にできます。ここではクーポンコードの作成方法に加え、表示方法についても解説します。
クーポンコードの作成方法
まずはLINE公式アカウント管理画面の「クーポン」の「作成」を選択します。

次に「基本設定」画面のクーポンコードの欄を「表示する」に設定します。
クーポンコードには最大16文字の英数字が設定できるため、自社で管理しやすいものを入力しましょう。複数種類あるクーポンを、連番管理するのも効果的です。

クーポンそのものの設定方法については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください。
クーポンコードの表示方法
顧客やユーザーから「クーポンコードってどこにあるの?」と聞かれることもあるでしょう。普段からLINEアプリを利用しているユーザーでも、「そもそもクーポンを使ったことがない」という人も少なくありません。
LINEアプリのクーポンコードは以下の手順で表示します。
まずLINEアプリの「ホーム」から、「サービス」の「すべて見る」をタップします。

次に「便利ツール」タブ内の「公式アカウント」をタップします。

トークルームを開き、画面下にある「マイクーポン」を選択すれば獲得済みのクーポンが表示されます。

このクーポンをタップすることで、「提示するタイプ」のものであればバーコード等、「クーポンコードタイプ」であればクーポンコードが表示されます。
クーポンコードが表示されない場合
利用者から「取得したはずのクーポンコードが表示されない」と言われた場合は、クーポン自体が期限切れであるケース、あるいはクーポンが正しく取得されていないケースを疑いましょう。
クーポンには利用期限が設定できますが、有効期限を過ぎたクーポンはLINEアプリ上にも表示されません。「たしかに取得したんだけど…」と言われた場合は、クーポンの期限が過ぎていないか確認してみてください。
また、ユーザーがクーポンの画面まで到達していたとしても、クーポンを獲得できていないケースも想定されます。
クーポンを取得するには、クーポンを表示するだけでなく、「✓クーポンを獲得する」をタップする必要があります。

利用期限内にもかかわらずクーポンが表示されない場合は、改めてクーポン取得画面を確認してもらいましょう。
クーポンコードの活用事例

ここではLINE公式アカウントのクーポンコードの具体的な活用事例を紹介します。
飲食店や美容室などの実店舗のほか、ECサイトなどのオンラインショップでも活用できるのがクーポンコードです。自社に合った活用方法を検討してみてください。
なお、以下の記事でもクーポンコードを含むキャンペーンコードのメリット・デメリットや活用事例を紹介しているので併せてご確認ください。

実店舗でのクーポンコード使用例
実際に店頭で接客するサービスにおいては、クーポンコードを顧客に提示してもらい、クーポンの内容を識別する方法が便利です。
複数のクーポンを同時に配布している場合、その内容を混同してしまい適切なクーポンの適用ができず、お客様にネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。
ですがクーポンコードでクーポンの内容を区別し、どのキャンペーンやサービスが適用されるのかを判断できれば、そのようなミスも防げます。
またクーポンコード別に利用頻度の集計などもとりやすいため、各クーポンの効果分析にも役立ちます。
ECサイトでのクーポンコード使用例
クーポンコードは、ECサイトなどのオンラインショッピングを展開する企業に特におすすめです。
例えば以下のような仕組みを事前に整えておけば、ECサイトの割引企画と、LINE公式アカウントによる販促活動を連動できます。
- ECサイトのプラットフォームなどで、自社の買い物で使えるクーポンコードを作成
- LINE公式アカウントで、1.のクーポンコードを配布する
- ECサイトの購入ページに、ユーザーがクーポンコードを入力するフォームを設置する
- 商品購入時、クーポンコードが反映され、割引などのサービスが適用される
上記の方法を用いれば、ECサイト内や自社サイトでの告知に不十分さを感じる場合も、LINE公式アカウントの友だちに直接クーポンの存在を宣伝できます。
クーポンコードの配布方法も、メッセージで送るほか、リッチメニューに設置するなど、さまざまなやり方が考えられるでしょう。
また、LINE公式アカウントで周知したリンクから直接商品ページなどに遷移するように設定すれば、顧客をLINEから自社ページへ誘導することも可能です。
このようにLINE公式アカウントのクーポンコードは、実店舗ばかりでなく、ネット販売の商品販促にも大いに活用できます。
L Message(エルメ)を使ってクーポンを効果的に活用しよう

LINE公式アカウントの拡張ツールであるL Message(エルメ)を利用すると、LINE公式アカウントでクーポンを作成するだけで、さまざまな場面で簡単にクーポンを活用できます。
ここではL Message(エルメ)を活用することのメリットを2つ紹介します。
多彩な場面でクーポンを配布できる
L Message(エルメ)でクーポンを配布する方法は以下の9パターンあります。
- チャット
- メッセージ配信
- ステップ配信
- テンプレートメッセージ
- 自動返信
- イベント予約配信
- リマインド配信
- フォーム作成
- リッチメニュー
もちろんL Message(エルメ)を利用しなくてもメッセージ配信やステップ配信でクーポンを配布できます。
しかしステップ配信の場合は、ユーザーが友だち追加した日を起点にしかステップ配信ができないので、商品を購入した〇日後にクーポンを配布する、といったステップ配信を設定したい場合は、L Message(エルメ)のような拡張ツールを活用する必要があります。
このように配布方法の引き出しを増やすことができるのは、一つのメリットです。
上記に挙げた9つの方法については、以下の動画で紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
マニュアル付きで初心者でも簡単に操作できる
L Message(エルメ)は、マニュアル付きで初心者でも簡単に操作できることもメリットです。
L Message(エルメ)は、「システムに不慣れな方でも、簡単に操作できる」ことを念頭に、デザインや操作性を日々ブラッシュアップしています。多くの方が高度な知識やマニュアルなしでも、やりたかった施策が実現できるように開発しています。
また。もしやり方が分からなくなっても、本記事のように機能の説明から活用方法まで詳細に解説した記事が数多くあります。
ここで紹介したL Message(エルメ)について、お得な情報を公式LINEでご紹介していますので、ぜひお気軽に友だち登録してみてくださいね。
LINE公式アカウントのクーポンコードに関するよくある質問

ここではLINE公式アカウントのクーポンコードを利用する際によく寄せられる、クーポンに関する疑問点にお答えします。
- クーポンは個別に配布できる?
- クーポンの配布にデメリットはある?
クーポンは個別に配布できる?
クーポンは個別に配布できます。
LINE公式アカウントでは全員、または特定の人にまとめてメッセージを送ることができますが、それに加えて友だち一人ひとりと手動でチャットをすることも可能です。
そのためクーポンを個別に送りたい場合は、送りたい相手のチャットを開き、クーポンを送付するとよいでしょう。
チャットの使い方や活用方法について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
クーポンの配布にデメリットはある?
クーポンを配布するときのデメリットとして、クーポンを配布していない時と比較して費用負担が大きくなることです。
通常時の価格とクーポン利用時の価格の差額は、クーポンを配布したアカウント運営者が負担することとなります。
そのため集客するためにクーポンをバラまき続ければ、コスト増によるマイナス効果が集客によるプラス効果を上回ることもありますので、ご注意ください。
まとめ|LINE公式アカウントのクーポンコードを活用しよう

本記事ではLINE公式アカウントのクーポンコードについて解説しました。
クーポンコードはクーポンに記載できる英数字のコードで、実店舗はもちろん、オンライン販売を行う企業も有効活用できます。
特に自社サイトのみでの集客に悩んでいる運営者の方は、クーポンコードを利用した、多媒体からの集客も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
- クーポンは提示するタイプとクーポンコードタイプの2種類ある。
- クーポンコードは店舗だけでなくオンライン販売でも活用できる。
- クーポンコードが表示されない場合は、クーポンの有効期限などを確認する。
さらにクーポンの効果を高めたい方は、LINE公式アカウントの拡張ツール、L Message(エルメ)との併用もおすすめです。
LINE公式アカウントのクーポンとエルメの機能を組み合わせれば、集客はもちろん、LINE公式アカウント上に決済機能を整備することも可能です。有形無形問わず、LINE公式アカウント上でさまざまなサービス販売を完結できまので、ぜひこの機会に導入をご検討ください。







