LINEのトーク画面で、メッセージ入力欄の下に「返信提案」などのボタンが表示されるようになり、AIに返信を考えてもらったり、メッセージの口調を変換したりできるようになりました。
この機能が「LINE AIトークサジェスト」です。
しかし、「無料で使えるのか」「AIボタンを消したい」「そもそも表示されていない」など、使い始めに戸惑う方も少なくありません。
この記事では、LINE AIトークサジェストの機能概要や料金、具体的な使い方から、非表示にする方法・表示されない場合の対処法まで解説します。
LINEでのやりとりをよりスムーズにしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- LINE AIトークサジェストの概要と機能
- 無料・LYPプレミアム・使い放題プランの料金と利用回数の違い
- 返信候補・スタンプ提案・口調変換の具体的な使い方
- 使い放題プランの加入・解約の手順
- プライバシーや正確性に関する注意点
- 非表示にする方法と表示されない場合の対処法
LINE AIトークサジェストとは?
LINE AIトークサジェストは、LINEのトーク画面にAIの機能を組み込んだサービスです。
2026年4月20日には、「LINE AI」とYahoo! JAPANの「AIアシスタント」が統合され、AIエージェントの新ブランド「Agent i」として提供が始まりました。

直近のトークをAIが分析し、返信や話題を提案したり、下書きの口調変換や誤字修正をしたりできます。
メッセージ入力欄の下に表示される「返信提案」ボタンをタップするだけで使えるため、特別な操作は必要ありません。
もともとLINEラボ(試験的な機能を試せる場)で提供されていた機能が2025年に正式リリースされ、スマートフォン版LINEアプリのすべてのユーザーが利用できるようになりました。
なお、2026年10月現在、パソコン版のLINEには対応していません(スマートフォンとiPadで利用できます)。
LINEにはAI関連のサービスが複数あります。
それぞれの概要は以下のとおりです。
- Agent i(旧LINE AI):LINEやYahoo! JAPANから使えるAIエージェント。質問への回答や画像の生成などに使える。
- LINE AIトークサジェスト(現:トークルームのAgent i):返信候補の提案や口調変換など、トークのやりとりをサポートする機能。
- AI Friends:キャラクターとAIを通じて会話を楽しむエンターテインメント向けサービス。
この記事で解説するのは、このうち「LINE AIトークサジェスト(現:トークルームのAgent i)」についてです。
LINE公式アカウントでAIを活用したい方は、AIチャットボット機能についてまとめた以下の記事もあわせてご覧ください。

LINE AIトークサジェストの料金と利用回数
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)は基本的に無料で使えますが、利用回数に応じて3つのプランが用意されています。
無料で使える範囲から有料プランまで、それぞれの違いを順に確認していきましょう。
無料で使える範囲と利用回数
LINEアカウントがあれば、追加費用なしでLINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)を利用できます。
ただし、無料で使えるのは1日3回までです。
対象となるのは、返信提案・話題提案・ムード分析・口調変換・誤字修正・豆知識の6つの機能の合計回数です。
たとえば返信の提案を3回使った場合、その日はほかの機能(話題の提案など)も使えなくなります。
毎日の使用頻度が高くない場合は、無料の範囲で十分なことも多いでしょう。
より多く使いたい場合は、有料プランへの加入が選択肢となります。
LYPプレミアムの料金と会員特典
LYPプレミアムには、複数のプランがあります。
トークルームのAgent iの利用回数が1日10回に増えるのは、「スタンダードプラン」と「LYPプレミアム with Netflix」です。
スタンダードプランの料金は、Webから登録すると月額508円、LINEアプリから登録した場合、月額650円です。
LYPプレミアムには他にも、複数の特典が含まれています。
- LINEスタンプ プレミアム(1,500万種類以上の対象スタンプが使い放題)
- トーク履歴の大容量バックアップ
- Yahoo!ショッピングでのPayPayポイント還元率アップ
LINE AIトークサジェストの利用だけでなく、これらの特典もあわせて活用したい場合に向いているプランです。
LINE AIサービス使い放題プランの料金と利用範囲
LINE AIサービス使い放題プランは、月額750円(税込)でLINE AIトークサジェストを回数制限なく使えるプランです。
1日に何度でも機能を使いたい方や、仕事での活用など使用頻度が高い方に向いています。
対象サービスは「Agent i(旧LINE AI)」と「トークルームのAgent i(旧LINE AIトークサジェスト)」の2つで、「AI Friends」は含まれません。
利用にはLINEアプリのバージョン15.14.0以上が必要です。
| プラン | 月額料金 | 1日の利用回数 |
|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 合計3回まで |
| LYPプレミアム(スタンダードプラン・with Netflix) | 508円(Web登録)/650円(アプリ登録) | 10回まで |
| LINE AIサービス使い放題プラン | 750円(税込) | 無制限 |
利用回数は実際に送信した回数ではなく、機能を使用した回数でカウントされます。
返信候補を表示して送信しなかった場合も、1回として計算される点に注意が必要です。
LINE AIトークサジェストの使い方
LINE AIトークサジェストは、メッセージ入力欄の下に表示される「返信提案」などのボタンから操作します。
ここでは、機能を有効にする方法と、主な3つの機能の使い方を紹介します。
LINE AIトークサジェストを有効にする
LINE AIトークサジェスト(現:トークルームのAgent i)を使うには、利用規約と情報利用に関するポリシーへの同意が必要です。
同意していない場合は、[ホーム]>[設定]>[Agent i]>[情報利用に関するポリシーへの同意]をオンにしてください。
ボタンが表示されていない場合は、トークルーム下部のメニューから「トークルームのAgent iを表示」をオンにします。
なお、同意しなければ、自分の操作でAIがトーク内容を読み込むことはありません。
返信の候補を提案してもらう
メッセージ入力欄の下にある「返信提案」をタップすると、AIが最近のメッセージを分析し、会話にあった返信の候補を提示します。
画面内のメッセージスタイルを選ぶと、提案される文章の雰囲気を変えられます。
口調の長さ(短め・長め)やトーン(丁寧・カジュアルなど)を指定して再提案させることも可能です。
送信したいメッセージをタップし、送信すれば完了です。
返信に迷ったときや、メッセージを書く時間を短縮したいときに便利な機能です。
会話に合うスタンプを提案してもらう
「AIボタン」をタップして「スタンプを提案」を選ぶと、AIが会話の内容に合ったスタンプの候補を表示します。
スタンプの提案を使うには、事前の設定が必要です。
[ホーム]>[設定]>[スタンプ]>[サジェスト表示]をオンにし、[言語]メニューから使用する言語を追加しておきましょう。
設定が済むと、会話の内容に合ったスタンプの候補が表示されます。
提案されたスタンプはタグで絞り込んで切り替えることもでき、「笑い」「かわいい」「感謝」などの雰囲気に合わせて選べます。
スタンプを探す手間を省けるため、テンポよくやりとりを続けたい場面で役立ちます。
メッセージの口調を変換する
メッセージ入力欄に下書きを入力してから「口調を変換」をタップし、口調を選ぶと、別の口調に書き換えられます。
変換できる口調の種類は以下のとおりです。
- 丁寧語(敬語に変換)
- タメ口(フランクな表現に変換)
- ねこ語(語尾に「にゃ」などを加えた表現)
- 侍言葉(武士口調に変換)
変換できるのは300字以内のメッセージに限られます。
誤字・脱字の修正には、別の機能「誤字修正」を使いましょう。
ビジネス相手へのメッセージを丁寧な表現に整えたいときや、友人へのメッセージに遊び心を加えたいときに活用できます。
LINE AIトークサジェストを使うメリット
LINE AIトークサジェストは、普段のLINEの使い方に自然に組み込める点が大きな特徴です。
ここでは、日常使いで感じやすいメリットを2つ紹介します。
LINEアプリ内で操作を完結できる
ChatGPTなどの外部AIツールを使う場合、アプリを切り替えて文章を生成し、コピーしてLINEに貼り付けるという手間が発生します。
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)はトーク画面から離れることなく、AIの提案をそのまま送信まで使えるため、操作の手間が少なく済むのが特徴です。
返信に迷ったときにすぐ使えるアクセスのしやすさが、日常使いのしやすさにつながっています。
コミュニケーションの質を高められる
返信の内容や文章の表現に悩む時間を減らせるため、メッセージのやりとりをスムーズに進められます。
口調変換機能を使えば、ビジネス相手には丁寧な表現に、友人には気軽なトーンに整えられます。
文章を書くことに慣れていない方でも、AIの提案を参考にしながら自分の意図を伝えやすくなるでしょう。
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)を利用する際の注意点
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)はトークのやりとりをスムーズにしてくれる一方、プライバシーや機能の制限など、使う前に把握しておきたい点もあります。
ここでは、利用にあたってとくに注意が必要な点を3つ解説します。
プライバシーとデータの取り扱い
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)を使用する際、AIは最大300件のトーク履歴と入力欄の内容を読み込みます。
利用規約では、トークルーム内で送受信した最大300件のメッセージや下書きの内容は、サービスの提供・維持と不正利用の防止を目的に利用すると定められています。
気になる場合は、設定の「Agent i」から「情報利用に関するポリシーへの同意」をオフにすることで、AIがトーク内容を読み込まないようにすることも可能です。
ただし、自分が同意していない場合でも、トーク相手がLINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)を使うと、自分のトーク内容が相手側のAIに読み込まれる可能性がある点は覚えておきましょう。
AIの提案内容の正確性
AIが提案する返信文やスタンプは、会話の流れをもとに自動生成されるものです。
文脈を正確に読み取れない場合や、意図と異なる提案が出ることもあります。
提案された文章をそのまま送信するのではなく、内容を確認してから使うようにしましょう。
とくにビジネス用途で使う場合は、送信前に誤りがないかを自分でチェックする習慣が大切です。
トークサジェストの利用環境と機能制限
LINE AIトークサジェストはスマートフォン版のLINEアプリのみに対応しており、パソコン版のLINEでは利用できません。
また、口調変換と誤字修正は、300字以内のメッセージにのみ対応しています。
無料の利用回数は、対象の機能を合わせて1日3回までで、回数は午前0時にリセットされます。
利用できるのは13歳以上のユーザーに限られます。
LINE AIサービス使い放題プランの加入方法
LINE AIサービス使い放題プランへの加入は、LINEアプリから以下の手順で行えます。
- 「ホーム」>「設定」>「Agent i」の順にタップ
- 「LINE AIサービス使い放題プラン」をタップ
- 利用規約などを確認して「加入」をタップ
- 確認画面で「OK」をタップ
決済はApp StoreまたはGoogle Playで行われ、解約するまで自動で更新されます。
無料利用やLYPプレミアムの回数上限に達したときに表示されるポップアップからも、加入が可能です。
加入後はすぐに無制限での利用が始まります。
LINE AIサービス使い放題プランの解約方法
使い放題プランの解約は、LINEアプリの設定画面から手続きできます。
- [ホーム]>[設定]>[Agent i]をタップ
- [サブスクリプションの管理]をタップ
- 表示されているプラン名をタップし、画面の案内に従ってApp StoreまたはGoogle Playで解約する
解約の手続きは、更新日の24時間前までに済ませる必要があります。
手続きをしない場合は自動で更新されるため、早めに確認しておきましょう。
LINE AIトークサジェストを非表示にする方法
トークルームのAgent iのボタンは、次の手順で非表示にできます。
- トークルーム下部のメニューアイコンをタップ
- 「トークルームのAgent iを表示」をオフにする
- メッセージ入力欄の左側のアイコンをタップして、設定を反映する
非表示の状態は30日間続き、すべてのトークルームに適用されます。
適用中は、すべてのトークルームでAgent iの機能が使えなくなる点に注意しましょう。
また、LINEアプリのアップデートや機種変更後にボタンが再表示されることもあります。
再表示になった場合は、同じ手順で再度非表示に設定できます。
LINE AIトークサジェストが表示されない場合の対処法
LINE AIトークサジェスト(現トークルームのAgent i)が自分のアカウントに表示されていない場合、まず考えられるのはアプリのバージョンが古いケースです。
LINEアプリを最新バージョンにアップデートすることで表示されるようになることがあります。
また、正式リリース後も機能の展開は順次行われており、最新版にアップデート済みでも表示されない場合は、以下の点もあわせて確認してみてください。
- パソコン版のLINEを使っていないか
- 「トークルームのAgent iを表示」をオフにしていないか(オフにすると30日間表示されません)
- 情報利用に関するポリシーに同意しているか
- 13歳以上のアカウントか
これらの点を確認しても表示されない場合は、時間をおいてから再度確認するか、LINEのヘルプセンターに問い合わせてみましょう。
まとめ
この記事では、LINE AIトークサジェスト(現:トークルームのAgent i)の機能概要や料金・利用回数の違い、使い方と注意点について解説しました。
Agent iは、普段のLINEの使い方の中に自然に組み込めるAI機能です。
まずは無料の範囲で試してみて、使用頻度に応じてプランを検討してみましょう。
- LINE AIトークサジェスト(現:トークルームのAgent i)は、返信や話題の提案、口調変換、誤字修正などをトーク画面から使えるサービス
- 無料で1日3回、LYPプレミアム(スタンダードプランなど)で1日10回、使い放題プラン(月額750円)で無制限
- 口調変換は300字以内のメッセージのみ対応、パソコン版のLINEには非対応
- AIがトーク内容を読み込む仕様のため、プライバシーが気になる場合は設定からオフにできる
- 「トークルームのAgent iを表示」をオフにすると30日間非表示になる
LINE公式アカウントを活用したビジネス向けのメッセージ配信に興味がある方は、あわせて以下の記事も参考にしてください。

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