「LINE公式アカウントで日程調整はできる?」
「個人LINEの日程調整とは何が違う?」
こんなお悩みに答える記事です。
LINE公式アカウントの日程調整では、個人LINEで行う日程調整よりも細かな設定が可能です。
本記事では、LINE公式アカウントで日程調整を行う方法やメリット、注意点などをお伝えします。
プライベートでもビジネスでも活用できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
LINE公式アカウントと個人LINEの日程調整の違い
日程調整は個人LINEでも行えますが、LINE公式アカウントだからこそ使える機能がいくつかあります。
LINE公式アカウントと個人LINEで行う日程調整の主な違いは次の通りです。
- 時間調整ができる
- 取得した予約情報を絞り込み配信に活用できる
- LINE Payサービスの終了に関係なく事前に集金できる
これらの違いに加え、個人LINEで日程調整を行う流れもあわせてご紹介します。
時間調整ができる
個人LINEでも、「日程調整」機能や「LINEスケジュール」機能で日程調整ができますが、時間の選択肢を用意することはできません。
一方で、LINE公式アカウントで日程調整を行うと、回答者には日付だけでなく時間の要望も伺うことができます。
より精度の高い日程調整を行いたい場合は、LINE公式アカウントを利用した日程調整が適しているでしょう。
取得した予約情報を絞り込み配信に活用できる
LINE公式アカウントで利用する日程調整のツールによっては、日程調整の回答者に「タグ」を付けることができます。
友だちの情報にタグを付けておくことによって、今後ターゲットを絞り込んだメッセージの配信に役立てることが可能です。
例えば、日程調整を行ったユーザーに対し「イベント参加者」のタグを付けておけば、イベントへ参加したユーザーが興味のありそうな商品やサービスをメッセージでPRするなどといった活用方法があります。
また、日程調整機能が利用できる拡張ツール「L Message(エルメ)」の場合、回答受付時に決済方法の案内メッセージを送信するなど、アクションを設定することも可能です。
LINE Payサービスの終了に関係なく事前に集金できる
個人LINEの場合、基本的に決済サービスとの連携はできません。このため、個人LINEで集金する必要があった場合は、LINE Payなどの送金可能な電子マネーサービスや口座振り込みを利用しなければならない点がデメリットです。
加えて、LINE Payは2025年4月30日をもってサービス終了となることが決まっており、中でもLINE Payの送金サービスは2024年10月ですでに終了しています。
一方で、LINE公式アカウントでは決済サービスを連携することもできるため、日程調整と一緒に事前に集金を行うことも可能です。
LINE公式アカウントではさまざまな決済サービスと連携でき、ユーザーにとって支払い方法の自由度が高い点が特徴といえます。
個人LINEで日程調整する方法は2種類
個人LINEで日程調整をする場合、トークルーム内のメニューから設定できる「日程調整」機能、またはLINEアプリホーム画面の「サービス一覧」内にある「LINEスケジュール」機能を利用します。
日程調整機能を利用する場合の主な流れは次の通りです。
個人LINEのトークルーム画面下部にある「+」をタップし「日程調整」を選択。イベント名・イベント内容・日程を選択し「メンバー招待」をタップします。
LINEスケジュール機能を利用する場合の主な流れは次の通りです。
LINEアプリホーム画面の「サービス」で「すべて見る」をタップしたあとに「LINEスケジュール」を選択。「+イベント作成」より、イベント名・イベント内容・日程を選択し「メンバー招待」をタップします。
LINE公式アカウントで日程調整をする方法
LINE公式アカウントで日程調整機能を導入するには、外部の拡張ツールが必要です。
とはいえ、拡張ツールにも多くの種類があり、どれを選べば良いのか悩みますよね。
そんな時は日程調整機能だけでなく、アンケート機能や決済システムなど、LINE運用に必要な機能が備わっている拡張ツールが便利。
そこでオススメなのが「L Message(エルメ)」です。
日程調整機能があるのはもちろん、イベント参加者に絞ってメッセージを配信したり、日程調整の際に予め集金することもできるので、興味のある方は一度チェックしてみてください。
「L Message(エルメ)」で日程調整をする方法
L Message(エルメ)で日程調整をする際には、イベント予約機能を使います。
(カレンダー機能でも日程調整は可能ですが、ここでは割愛させていただきます。)
イベント予約機能とは、イベント開催用の予約管理システムのことで、特に大人数での日程調整に便利です。
無料プランでも2つのイベントを管理できるので、まずはお試しで利用してみるのもおすすめです。
イベント予約機能の設定方法や参加者の確認方法などは下記の記事で解説しています。より細かな日程調整をしたい方やビジネスでも活用したい方はぜひご覧ください。

実際に日程調整をする流れをご紹介
LINE公式アカウントで日程調整できるのはわかったけど、どのような流れで日程調整できるのかイメージが沸かないですよね。
ここでは「L Message(エルメ)」のイベント予約機能を活用した、実際に日程調整する様子を画像付きでご紹介します。
1:送付された日程調整リンクをタップ

2:イベントの概要を確認して「予約する」をタップ

3:イベント日程を選択し、お客様情報を入力したら「予約確認にすすむ」をタップ

4:予約内容の確認をして「申し込む」をタップすれば完了。

「L Message(エルメ)」で日程調整の修正や削除をする方法
次にエルメのイベント予約機能で日程の修正や削除をする方法を解説します。
主催者と回答者、両者の操作方法を紹介しますので参考にしてみてください。
日程調整を修正する方法
エルメで一度受け付けた日程調整を修正する方法をご紹介します。
主催者が回答者の日程を修正する方法
主催者が回答者の日程を変更する手順は次の通りです。
エルメにログイン後、「予約管理」から「イベント予約」を選択します。該当のイベント欄にある「参加者」をクリックしましょう。
該当の日程をクリックし、画面を下にスクロールして該当参加者の欄にある「予約詳細」をクリックします。
必要に応じて、変更したい内容を選択します。画面下部の「保存」をクリックして操作は完了です。
予約自体をキャンセルする場合は、画面下部の「予約ステータス変更」で「キャンセル」を選択し「保存」をクリックしてください。
回答者が回答内容を修正する方法
日程調整の回答者が、回答内容を修正する手順は次の通りです。
日程調整のリンクをタップし「予約履歴」を選択。
「詳細確認」をタップ後、「予約内容変更」を選択します。
必要に応じて変更したい箇所の再選択や再入力を行い「予約確認にすすむ」をタップ。「予約内容を送信」をタップし操作は終了です。
日程調整を削除する方法
エルメで受け付けた日程調整を削除する方法をご紹介します。
主催者が日程調整を削除する方法
主催者が日程調整を削除する手順は次の通りです。
エルメの管理画面にログイン後、「予約管理」から「イベント予約」を選択します。
該当のイベント欄にある「…」をクリックし「削除」を選択します。
イベント情報は全て消えてしまいますので、慎重に判断しましょう。
回答者が回答した日程調整をキャンセルする方法
当然のことながら、回答者は日程調整のコンテンツ自体を削除することはできません。ここでは、回答した日程調整をキャンセルする手順についてご紹介します。
該当の日程調整のURLをタップし「予約履歴」をタップします。
「キャンセル」をタップ後、内容を確認し改めて「キャンセルを確定する」をタップしましょう。これで操作は完了です。
LINE公式アカウントで日程調整するメリット
LINE公式アカウント、特にL Message(エルメ)を活用して日程調整するメリットは主に下記の4つです。
- 無料で導入できる
- 予約時に必要な情報を取得できる
- 決済システムと連携して事前に集金できる
- 予約忘れ防止のリマインドを自動で送れる
それぞれ解説します。
無料で導入できる
LINE公式アカウントは無料で始められます。また「L Message(エルメ)」のイベント予約機能は、無料でも2つのイベントを管理できるので、まずはお試しで始めてみるのもおすすめです。
予約時に必要な情報を取得できる
予約時に、名前、性別、連絡先など、イベントに必要な情報を取得すれば、一人一人に確認する手間も省けます。
また取得した情報をもとに、属性を絞り込んでメッセージ配信できるのもLINE公式アカウントの強みです。
決済システムと連携して事前に集金できる
参加費が必要なイベントを開催するときなど、事前に集金できたら便利ですよね。
上記でもご説明した通り、L Message(エルメ)では予約と決済を連携できるので、当日に集金を行う手間やミスも削減できます。
予約忘れ防止のリマインドを自動で送れる
L Message(エルメ)のイベント予約機能では、1日前や3時間前など、イベント日から逆算して自動でメッセージを配信してくれます。
予約者にとっても管理者にとっても、予約忘れを防止できるのは大きなメリットです。
LINE公式アカウントで日程調整するときの注意点
LINE公式アカウントで日程調整するときの注意点は主に下記の3つです。
- 友だち登録の必要がある
- ブロックされると配信が届かない
- 配信数が200通を超えると有料プランになる
順番に見ていきましょう。
友だち登録の必要がある
LINE公式アカウントは、友だち登録してくれた方にしかメッセージを配信できません。
そのため、イベント参加者にはまず、LINE公式アカウントへ友だち登録してもらうように促しましょう。
ブロックされると配信が届かない
ブロックされた友だちには、メッセージを配信することができません。
普段、一方的な宣伝をしたり興味のない配信をしていると、ブロックされる確率が上がるので注意しましょう。
以下の記事では、ブロックされた友だちの確認方法や、ブロックされないための対策を解説しているので、ぜひご覧ください。

配信数が200通を超えると有料プランになる
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。
その中に無料プランもありますが、毎月のメッセージ配信数が200通までとなっています。
完全無料で使いたい方は、毎月200通を超えないように注意しましょう。
その他のプラン詳細や料金プランの選び方などを下記の記事で解説しています。これからLINE公式アカウントを活用される方はチェックしてみてください。

まとめ|LINE公式アカウントで日程調整してみよう
本記事では、LINE公式アカウントで日程調整を行う方法についてお伝えしました。
LINE公式アカウント単体では、日程調整機能を導入できないので、L Message(エルメ)などの拡張ツールを利用する必要があります。
L Message(エルメ)を使えば、日程調整と同時に決済をしたり、予約者情報を取得したりできるので業務効率化に繋がります。
その他、LINE公式アカウントに関するお役立ち情報は、L Message(エルメ)公式LINEで発信中です。こちらもぜひ登録してみてください。
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