「LINE公式アカウントの審査に落ちた。なんで審査に落ちたのかな?」
「申請するときに注意するポイントがあれば教えてほしい」
LINE公式アカウントの認証済アカウントを申請した方で、審査に落ちた方は多いのではないでしょうか?
LINE公式アカウントの審査で認証されるには、申請する際のポイントを抑えておくことが重要です。
本記事では、審査に落ちる4つの理由と、認証される可能性がアップする申込みフォーム入力のポイントを詳しくお伝えします。
ぜひ本記事でお伝えしている内容を参考にして、もう1度申請してみてください。
認証済アカウントの審査に落ちる4つの理由
審査に落ちたら、なぜ落ちたのかを把握することが重要です。
LINE公式アカウントの認証審査に落ちる理由は主に下記の4つです。
- 審査基準を満たしていない
- 開設できないサービスだった
- LINE以外の媒体に掲載している情報と相違がある
- 申込みフォームに不備がある
1つずつ解説します。
①審査基準を満たしていない
まず、認証済みアカウントを開設するための審査基準を満たしていなければなりません。
具体的な審査基準は公表されていませんが、LINE公式アカウントガイドラインには以下のような記載があります。
3. 審査基準
認証済アカウントの開設にあたっては、以下の基準に基づき審査を実施します。
- LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
- 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
- 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
- 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
- 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
なお、当社はお客様に対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わないものとします。
引用元:LINE公式アカウントガイドライン
「4.当社が独自に定める審査基準を満たすか否か」という項目があるように、審査に落ちた理由はLINE社にしかわかりません。
審査結果と理由についてもLINE社から知らされることはないので、具体的な審査基準はわからないということになります。
ですから、まずは1、2、3、5の条件を満たすこと。つまり社会的モラルを守ることが重要と言えそうです。
②開設できないサービスだった
LINE公式アカウントでは開設できないサービスを定めています。
例えば下記のようなサービスです。
■出会い
【開設できないケース】
街コンイベント会社、相席居酒屋、出会いパーティー、ライブチャット、インターネット異性紹介事業■アダルト
【開設できないケース】
性風俗店、メンズエステ、アダルトショップ、ストリップ劇場、膝枕耳かき店、JKビジネス■連鎖販売取引
【開設できないケース】
ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス■販売方法
【開設できないケース】
引用元:LINE for Business
- 人間の不安・不幸・射幸心につけ込んで商品等を販売するもの
- 違法とされる営業方法で商品等を販売するもの
- 科学的な根拠が乏しい商品等を販売するもの
上記に該当すると判断されたら、認証されない、もしくはアカウントの利用が停止になるので注意が必要です。
LINE公式アカウントガイドラインにも一例が明記されていますが、その他の場合においてもLINE社が認めなければアカウントが使えなくなってしまいます。
③LINE以外の媒体に掲載している情報と相違がある
LINE以外の媒体に掲載している情報と相違があるため、審査に落ちるケースがあります。
例えば下記のケースが多く見受けられます。
- LINEを代表者以外の名前で登録している
- LINEとホームページの正式名称に相違がある
申請時には必ずLINE以外の媒体に掲載している情報を確認し、間違いがないよう入力しましょう。
④申し込みフォームに不備がある
申込みフォームに不備があると審査に通りません。
例えば、下記のようになっているケースが多いので注意してください。
- アカウント名とLINEIDを誤認している
- アカウント名が個人名になっている
- 申込者氏名に企業名やサービス名を入力している
- 電話番号、メールアドレスが間違っている
1つでも間違っていると認証されないので、入力ミスが無いか必ず確認しておきましょう。
次の章で申込みフォームの正しい入力方法をご紹介するので参考にしてくださいね。
申し込みフォーム入力時のポイント【正しい情報を入力しよう】
申込みフォームに入力する情報は下記の4つです。
- 基本情報
- 店舗・施設情報
- 会社情報
- 申込者情報
申込みフォーム申請時には、正しく情報を入力することが大切です。入力時のポイントをお伝えするので、しっかり抑えておきましょう。
基本情報
最初にアカウントの基本情報を入力します。
【アカウント名】
アカウント名とは、LINEの友だち一覧やトーク画面に表示されている名称のことです。
企業名、店舗名、サービス名、商品名などを20文字以内で正確に入力してください。LINE IDとは異なるので注意してくださいね。
【業種】
タブから大業種・小業種を選びます。必ずLINE公式アカウント開設時に入力した業種を選んでください。
【申込みタイプ】
申し込みタイプは6種類あります。
- 店舗
- 企業・サービス・製品
- メディア
- 公共機関・施設
- オンラインショップ
- Webサービス・アプリ
自社が行っている事業に該当するものを選びましょう。
店舗・施設情報
次に店舗や施設の情報を入力していきます。
【店舗/施設名】
企業名・店舗名、サービス名を50文字以内で入力します。複数の店舗がある場合は代表店舗の情報でOKです。
【郵便番号・住所】
企業名・店舗名の郵便番号と住所を入力します。住所は「都道府県、市区町村、丁目・番地・号、建物名」までしっかりと入力しましょう。※数字は半角数字です。
【店舗電話番号】
企業名・店舗名の店舗電話番号を半角数字で入力します。
【URL】
企業名・店舗名のWebサイトやSNSのURLを入力します。WebサイトやSNSがない場合、外部の情報サイトや予約サイトでもOKです。
会社情報
次に会社情報を入力していきます。
【会社/事業者名】
会社、事業者名を入力します。企業名・店舗名と同じであれば「店舗情報をコピーする」を選択してコピーすると楽に入力できます。
【郵便番号・住所】
会社、事業者の住所を入力します。こちらの住所も「都道府県、市区町村、丁目・番地・号、建物名」までしっかりと入力してください。
【代表電話番号】
代表電話番号を半角で入力します。
【会社/事業者URL】
会社、事業者のホームページがある場合はURLを入力します。
申込者情報
最後に申込者情報を入力します。
【申し込み者氏名・フリガナ】
申し込み担当者のフルネームを入力します。ここで間違って会社名やサービス名を入力しないように注意しましょう。
【連絡先電話番号・メールアドレス】
申し込み担当者の連絡先を入力します。電話番号・メールアドレスは本人確認の際に必要なので、確実に繋がる連絡先を入力しましょう。
認証アカウントにするとできること
「そもそもアカウント認証したほうがいいの?」
「どんなことができるようになるの?」
と疑問に思っている方もいるかもしれません。
事業にLINE公式アカウントを導入するうえで、認証アカウントにするのは必須ではありませんが、認証を得ることで下記のようなメリットがあります。
- 認証済アカウントのバッジ(青色)が付与される
- LINEアプリ内の友だち検索結果に表示される
- ポスターデータが無料でダウンロードできる
- 友だち集めに有効なツールを利用できる
- 請求書決済ができる
認証アカウントの詳しいメリットについては下記の記事で解説しています。「いまいち認証アカウントにするメリットがわからない」という方はぜひご覧ください。
また、下記の記事ではLINEの友だち追加広告(CPF)について解説しています。LINE友だち追加広告(CPF)のメリットや始め方、設定方法を知りたい方はぜひご覧ください。
まとめ|認証審査に落ちたら4つのポイントを確認
本記事ではLINE公式アカウントの認証審査に落ちる理由と申請時の注意点を解説しました。
前述したとおり、認証アカウントの審査基準は明確に公表されていません。しかし、今回お伝えした4つのポイントを意識し、1つ1つ確認しながら正しい情報を入力することで認証される確率が上がります。
認証済アカウント申請時には、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
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