「reserviaって聞いたことあるけど、なに?」
「reserviaとLINEは連携させられると聞いたんだけど、本当?」
サロン運営者の中には、このように疑問に思う人もいるハズ。
まずreserviaとは予約受付導入システムのことです。
詳しくは後述しますがreserviaはサロンや美容室に特化させたシステムですので、予約受付だけではなくクーポンやシフト管理など実務に役立つ機能が盛りだくさんです。
しかもreserviaであればLINE公式アカウントとの連携も可能!
そのためLINEを通しての予約受け付けが可能となります。
LINEにて24時間年中無休で予約受け付けができるようになることで、受付ミスや予約対応に手間暇がかかりにくくなります。
その結果、予約・その他業務における手間・時間・人件費を大幅に削減することも期待できます。
そうなりますと「reserviaって、導入するにはどれぐらいの費用が掛かるのかな?」と気になるかもしれません。
そこでこの記事ではreserviaに関する基本情報だけでなく、サロンにおすすめな理由・利用料金・導入方法も解説致します。
この記事を読み終えるころには、reserviaを導入するために必要な費用・手順・時間がわかりますよ。
reserviaとは予約受付導入システムのこと
まずはreservia・LINEに関する基本情報を解説致します
- reserviaとは予約受付システムのこと
- LINE公式アカウントとは?
reserviaとは予約受付システムのこと
reserviaとは美容室・サロン(ネイル・まつ毛など)・治療院に特化させた、予約受付対応システムのこと。
詳細情報は以下の通り。
概要 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社リザービア |
利用店舗数 | 4,500以上 |
対応業者 | 美容室 エステサロン ネイルサロン まつエクサロン ビューティーサロン 治療院 |
POSとの連携 | 可能 |
上記を見ますとreserviaは日本国内4,500店舗以上に提供されていることがわかります。
日本は47都道府県なわけですから、1つの県につき約95店舗がreserviaを利用している計算になりますね。
この利用店舗数の多さを見ますと、reserviaはかなりメジャーな予約受付対応システムであることが伺えます。
利用者数の多さの秘密は、ひょっとすると以下の豊富な機能にあるのかもしれません。
- 予約台帳
- 多言語対応
- サロンカード
- LINE連携予約
- メニュー表示
- クーポン
- 設備管理
- 予約集計
- シフト設定
- スタッフ設定
- 口コミ管理
- 顧客管理
- メッセージ自動配信
- Googleマイビジネス
従来ですとこういった機能、例えばクーポンの作成などはオフラインでの実行が基本でしたよね。
材料を用意して、丁寧に作成し、顧客1人1人に手渡す。
このように面倒な作業を、逐一行っていたハズ。
確かにクーポンは集客促進アイテムとして重要な役割を担っていますので、この作業は外せません。
しかしだからと言って用意・作業・配布を毎回行うのは、いくら何でも時間・手間・人件費がかかりすぎですよね。
ですがreserviaを使えば、このようなことはありません。
まずreservia の場合ですとWeb上でクーポンを作成しますので、材料を用意する必要はないです。
しかも必要事項(割引価格や利用期限など)を入力するだけで作成できますので、特別なスキル(絵や字が上手いなど)がない人でも、高クオリティなクーポンを簡単に作れます。
その上作成したクーポンはreservia利用者に対して一斉に配布できますので、1人1人に対して手渡す必要もありません。
そのためクーポン1つとっても、従来のオフライン作業に比べて時間・手間・人件費をはるかに削減できるわけです。
もちろんこのメリットはクーポンだけでなく、予約台帳やシフト設定などほかの機能にも言えます。
多くの業務にて時間・手間・人件費の削減を期待できることが、reservia利用店舗数の多さにつながっているのでしょう。
なお、reserviaの主要機能である『LINE連携予約・メッセージ自動返信』の詳細に関しましては、後述しますね。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントとは、LINEアプリを通じて一般個人と企業がコミュニケーションを取れるツールを指します。
このLINE公式アカウントを使うことで、業界・業態・業種問わず、多くの顧客にアプローチすることができます。
なぜなら日本国内だけでLINE利用者は約1億人以上もいるからです。
計算式は以下の通り。
LINE利用率:86.9%(2020年9月時点)
日本人口:1億2563万人(2021年8月時点)
LINE利用者:1億917万2470人
上記のように、LINE利用者は2022年2月26日時点で約1億人以上いることが推測されます。
これだけの人々にアプローチできるマーケティングツールは他にありませんので、LINE公式アカウントは是が非でも使うべきと言えるでしょう。
もちろんこのLINE公式アカウントは、先ほどご紹介したreserviaと連携させることも可能です。
reserviaとLINE公式アカウントの連携に関しましては、次で解説致しますね。
LINEと連携!reserviaの基本機能
reserviaの主な機能は以下の2つです。
LINE連携予約
reserviaを使うことによってLINEとの連携が可能となります。
つまりLINE公式アカウントで予約受け付けができるようになるわけですね。
LINE予約であれば顧客側からしますと、電話対応のように「つながらない……」「電話に出るのがおそい! イライラする」といったことがなくなります。
その結果、予約をきっかけとした不満が発生しにくくなります。
それだけでなく、電話よりもLINEの方が気軽に(時間帯・定休日などを気にせずに)予約することが可能。
つまり、LINE予約はユーザーにとっての利便性も大幅にアップするわけです。
その結果、予約をしやすくなり予約数アップも期待できますね。
メッセージ自動返信
reserviaにはメッセージ自動配信機能があります。
そのためメッセージ内容を事前に入力・配信設定さえしておけば、逐一配信に時間と手間を取られることがありません。
例えば毎朝9:00に情報配信やクーポンの配布をするとなると、その時間前に就業し、以下の業務を行う必要があります。
- メッセージの作成
- クーポンの作成
- 上司による内容のチェック
- 配信対象の絞り込み設定
- タグ設定
メッセージ配信と一口に言っても上記のように、やるべき業務は山ほどあります。
特に毎朝、上司のチェックを受けるのはどう考えても非現実的ですよね。
メッセージ配信担当者・上司ともに自分の都合があるでしょうから、毎日毎朝チェックをし続けるのはどう考えても無理があります。
しかし自動配信機能を使えば、配信時刻に合わせて互いが仕事をする必要はありません。
配信時刻を事前かつ自由にセットできるからです。
もちろん「明日は予約客がいっぱいだからメッセージ配信は厳しいな」というときでも自動配信機能を利用することで、問題なくメッセージを配信できます。
自動配信機能でなければ、このような『配信時刻にとらわれない自由な運用』はなかなか難しいもの。
担当者と上司のスケジューリングが上手くいかないとき、配信時刻が通常業務などで忙しいときは、reserviaの自動配信機能をぜひ使ってみてください。
reserviaがサロンにおすすめな理由
先ほどreserviaの自動配信機能を解説致しましたが、reserviaのメリットはこれだけではありません。
以下2つの効果を期待できます。
予約受付ミスを防げる
reserviaとLINEを連携させることで、予約ミスを防げます。
電話予約とは異なり、LINE上に予約時に行った互いのやり取りが一切記録されるからです。
そもそも電話予約ですと『〇月〇〇日の〇時に○○様:カットのみ』など、予約に直接的に関係することしか記録しません。
そのため、互いの会話までは記録されません。
その結果、細かい要望などを聞き逃しやすくなります。
最悪の場合、聞き逃しが原因でクレームになることも考えられます。
しかしreservia (LINE公式アカウント)で予約を受け取れば、聞き逃しなどは起こりません。
やり取りはテキストとして、LINE上に残り続けるからです※。
※テキストの場合ですと、保存期間は1年間までです。
後からそのテキストをいつでも確認できるため、電話予約よりも受付ミスが発生しにくくなるわけです。
もしも「うちの店は予約の受付ミスが多すぎる……」という場合は、reserviaを取り入れてみてください。
予約をきっかけとした苦情やクレームが減るかもしれませんよ。
電話予約対応よりも手間・時間・人件費がかからない
reserviaは電話予約対応に比べて手間・時間・人件費がかかりません。
基本的に自動受付できるからです。
例えば電話予約ですと、以下の流れが発生します。
- 電話に出る
- やり取りを行う
- 予約台帳に記録する
- 予約内容の確認をする
- 電話を切る
上記を見ますと、かなりの手間がかかっていますよね。
おそらくですが、この業務を完遂させるためには10~20分ほどの時間と手間がかかるハズ。
そのため予約対応業務は、店舗にとってかなりの負担がかかる業務と言えます。
それだけでなく予約1つを受けるために、必ず1人が必要になります。
そのため、店内の人員が瞬間的にとはいえ不足しやすくなります。
コレは繁忙期の時期には特に致命的と言える欠点です。
人員が不足することで、サービスの質が低下するおそれがあるからです。
一瞬のこととはいえサービスが低下したことによって顧客の不満につながり、その顧客はもう二度と店に来なくなってしまうかもしれません。
以上のことを考えますと、予約を電話で対応するのはあまり好ましくないといえます。
そこでおすすめなのがreserviaによる予約対応。
reserviaを使えば予約を自動受付できますし、1~2分で内容を確認することも可能です。
その結果、予約対応に割く手間・時間・人件費を大きく抑えられます。
それに付け加えてreserviaで予約対応をした場合だと手の空いている時間に確認および対応ができますから、忙しいときにわざわざ対応する必要がありません。
したがって、瞬間的に店内人員が不足することもありません。
地味な効果に思えるかもしれませんが、実店舗で働いたことがある人であればコレがどれだけ大きなことなのかがよくわかるハズ。
以上のことから、予約対応は電話よりもreserviaの方がおすすめであると断言できます。
reserviaの利用料金
ここまででreserviaの機能やメリットを解説してきました。
そうなると料金が気になりますよね。
reserviaの料金は以下の通り。
概要 | Basic S | Advance |
---|---|---|
月額料金 | 21,000円 | 33,000円 |
初期費用 | 100,000円 | 100,000円 |
LINE連携予約 | 4,500円 | 4,500円 |
Instagram連携予約 | 3,000円 | 1,500円 |
月額料金はそれなりの金額なのですが、初期費用が少し高いですね。
しかし自動配信機能や予約受付時の人身不足解消などといったことを考えますと、妥当か金額なのかもしれません。
なお上記に記載していますように、LINE連携予約を導入する場合は月額料金・初期費用に付け加えて別途料金がかかります。
ご注意ください。
reserviaの導入・LINE連携方法
reserviaは以下の手順で導入できます。
資料請求を行う
まずは『reservia|資料請求フォーム』から申し込みを行ってください。
その際は以下の項目を入力すればOKです。
- 店舗もしくは企業名
- オーナーもしくは代表者または責任者の氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- 問い合わせるサービスにチェックを入れる
電話番号に関しては、日中連絡がつくものを入力するのがおすすめです。
必要書類を郵送
やり取りが進むと必要書類(申請書など)の記入および提出が求められます。
必要事項を記入した書類を返信用封筒に入れ、郵送しましょう。
reserviaアカウントを開設
申請書が受理されますと、reserviaの担当者がサーバーへの登録作業等を済ませます。
万が一受理されなかった場合は、その理由に沿って申請書を書き直しましょう。
運用方法等の説明を受ける
その後担当者から導入および運用方法に関する説明がされます。
運用に関してわからないことがある場合は、この時に質問するのがよいでしょう。
初期設定を済ませる
初期設定を済ませましょう。
もしもわからないことがある場合は、reservia担当者に相談をしてくださいね。
LINE公式アカウントと連携させる
連携作業はreserviaで行ってくれます(2022年2月26日時点)。
以上でreserviaの導入およびLINEとの連携作業は完了です。
LINE連携の注意点としましては、作業が完了するまでに最大で2週間かかるかもしれないこと。
すぐに連携させられるとは限りませんので、早めに依頼しておきましょう。
まとめ|reserviaを使おう!
reserviaのことがわかりましたね。
基本的にreserviaは予約システムなのですが、それだけでなくクーポンなどといった機能も豊富にあります。
そういった機能を使うことで業務の効率化を図ることも十分に可能です。
利用料金が少し高めなのがネックですが、それに見合う効果(人件費の抑制など)を期待できます。
予約システムの導入はもちろんなのですが、もしも「業務の手間・時間・人件費を削減したい!」と悩んでいるのであれば、reserviaが解決手段になってくれるかもしれません。
資料請求は無料で行えますので、確認してみてくださいね。