LINE公式アカウントは、語学教室やジム、ピアノ教室、学習塾、学校など、さまざまな教育業界で活用されていることをご存じでしょうか。
本記事では、LINE公式アカウントを習い事で利用するメリットや、アカウントを活用するアイデア、アカウントの作り方までご紹介します。
「LINE公式アカウントを習い事に活かしたい」
このようにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
この記事を監修した人
阿部 悠人
LINE集客の専門家
広告費を一切使わない無料集客で1万人以上の公式LINEの友だちを集め、プロモーションでは1カ月で3億円以上の売上を叩き出す。100社以上の中小企業へLINEの導入支援を行い、業務効率化や収益改善の実績を持つ。
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LINE公式アカウントが習い事で活用されている理由
LINEは今やビジネスからプライベートまで、日常的なコミュニケーションツールとして幅広く利用されています。
習い事などの教育業界でも、生徒との連絡手段や、集客のツールとしてとても人気です。
ここでは、なぜ習い事にLINE公式アカウントが活用されているのかを深掘りします。
使い慣れたツールでコミュニケーションが取りやすい
習い事にLINE公式アカウントが活用される理由のひとつとして、連絡手段の変化が挙げられます。
現代では、メールよりもLINEでのやり取りの方が馴染みがある方は多いでしょう。
LINE公式アカウントを作成すれば、多くの人が使い慣れているLINEでやり取りできるので、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
また、LINE公式アカウントなら、迷惑メールに振り分けられてしまうことがなく、開封されやすいのも大きなメリットです。
一斉送信や1対1チャットができて利便性が高い
LINE公式アカウントには、習い事などでも役立つ便利な機能が多数搭載されています。
その代表的な機能のひとつが、メッセージの一斉送信です。
LINE公式アカウントでは、友だち登録した不特定多数のユーザーに対して、簡単にメッセージを一斉送信できます。
必要に応じて1対1のチャットも利用可能なため、問い合わせなどの場面でも大変便利です。
また、LINE公式アカウントのメッセージ機能は、他社が開発・提供する拡張ツールを利用することで、痒い所に手が届くような便利機能を追加できます。
例えば、拡張ツール「L Message（エルメ）」では、ステップ配信機能やアンケート機能を利用して、ユーザーごとに適した内容のメッセージを送信することが可能です。
複数の運営者で役割を分担できる
管理者や運用担当者を複数人追加して、LINE公式アカウントの管理画面にアクセスできます。
権限の追加や編集によって操作可能な範囲を設定できるなど、複数人でのアカウント運用に向いている仕様なのも、LINE公式アカウントが使われる理由のひとつといえるでしょう。
1対1チャットもユーザーごとに担当者を振り分けることができ、運用効率の向上や、スタッフの作業負担の軽減に繋がります。
なお、LINE公式アカウントの担当者については以下の記事で詳しく解説しています。複数人でのアカウント運用を想定している方は、ぜひチェックしてみてください。
集客に役立つ機能が揃っている
LINE公式アカウントは、ユーザーとのやり取りだけでなく「集客」に役立つ機能も揃っています。
| 搭載機能の一例 | 用途イメージ |
| 絞り込み配信 | 特定のグループを作成し、属性に適したメッセージを配信 |
| 予約機能 | 無料体験やレッスン日時の予約をLINEで完結 |
| フォーム作成機能 | 来館前の事前アンケートや、サービスに関するアンケートなどの情報収集 |
| リンク設置 | 公式ホームページや商品販売ページへの集客 |
| クーポン | 月謝やレッスン料の割引など |
| スタンプカード | スタンプが貯まったユーザーへの特典やプレゼントなど |
表にある通り、LINE公式アカウントには、集客やリピーターの獲得に役立つ機能が満載です。
LINE公式アカウントに備わる機能や使い方は、以下の記事でご紹介しています。画像付きでイメージしやすくなっているので、ぜひあわせてご覧ください。
LINE公式アカウントを習い事で活用する方法
習い事におけるLINE公式アカウントの活用例をご紹介します。
- 無料体験の申し込み
- 動画コンテンツの配信
- クラスごとに絞り込み配信
主な活用例を3つピックアップしましたので、ぜひアカウント運用の参考にしてみてください。
1．無料体験の申し込み
無料体験をLINE公式アカウントで受け付けることで、ユーザーは気軽に申し込みができるようになります。
LINE公式アカウントでは申し込みのほか、キャンセル、日時変更なども受け付けるようにできるため、ユーザーからすると申し込みのハードルが下がるでしょう。
また、LINE公式アカウントの拡張ツールと連携すると、各種申し込み完了後の案内メッセージを自動送信することも可能です。
なお、申し込み・予約システムの導入については以下の記事でも解説しています。予約システムはLINE公式アカウント運用の中でも利便性を高める重要な機能なので、ぜひチェックしてみてください。
2．動画コンテンツを配信する
LINE公式アカウントでは、テキストメッセージのほか、動画や画像、メニューなど、さまざまなタイプのメッセージ配信が可能です。
例えば、レッスン中に撮影した動画を配信することで、教室の雰囲気を知ってもらうことができ、お客様も体験や入会がしやすくなります。
また、レッスン中の動画でなくても、同じような内容の講座を動画コンテンツとして配信することにより、ユーザーに教室を疑似体験してもらうこともできます。
3．クラスごとに絞り込み配信
LINE公式アカウントは、年齢、性別、端末のOS、友だちになった期間といった属性でグループを作成したり、友だちを追加した経路や、メッセージをクリックしたユーザーなどでグループを作成したりできます。
作成したグループごとに、専用のメッセージを送信できる機能を「絞り込み配信」と呼びます。
また、エルメのようなLINE公式アカウントの拡張ツールを利用すれば、アンケートで収集した情報をもとに、より複雑で細かな絞り込み配信も可能です。
例えば、クラスごとにメッセージを配信するといったことも容易になります。
L Message(エルメ)は無期限で使える無料プランも用意していますので、ぜひこの機会にお試しください。
LINE公式アカウントを習い事で活用する際の注意点
習い事など教育業界でも大変役立つLINE公式アカウントですが、注意点がいくつかあります。
あらかじめ以下のポイントを理解し、事前に対策を考えておくと良いでしょう。
友だち登録してくれたユーザー情報は手動で管理する必要がある
LINE公式アカウントでは、生徒かそうでないかを自動で振り分けるような機能はないため、自分でユーザーの情報を収集し、タグ付けやグループ作成などを行う必要があります。
例えばユーザーが友だち登録をしてくれた時点で、「名前・受講コース・受講日」などを送信してもらうよう、あいさつメッセージで設定しておくのも良いでしょう。
また、生徒に対して教室内で友だち登録の有無を呼びかけるなどする方法も有効的です。
あいさつメッセージの設定方法は以下の記事で詳しく解説しています。あいさつメッセージはLINE公式アカウントの運用において重要な項目なので、あわせてチェックしておくことをおすすめします。
デフォルトの機能ではできることが限られる
LINE公式アカウントには多彩な機能が備わっているため、そのままでも十分に利用できます。
しかしながら、カレンダーを使った予約や、詳細なアンケートの配信と回答の自動収集、決済機能、細かなタグ付けなど、より便利な機能を使うには拡張ツールなどとの連携が必要です。
拡張ツールに搭載されている機能や、料金プランはサービスによってさまざまです。LINE公式アカウントの運用に慣れてきたら、以下の記事も参考にしていただくと良いでしょう。
誰がメッセージを読んでいないかが判別できない
LINEといえば「未読」「既読」の機能がありますが、LINE公式アカウントでは既読を数でしか把握できません。
このため、どのユーザーが読んだのか、どのユーザーが読んでいないのかは知る術がないことには注意が必要です。
緊急時のメッセージを配信する際は、教室内でも呼びかけるなど工夫が必要となるでしょう。
配信メッセージの数が多いとコストがかかる
LINE公式アカウントは基本料0円で利用を続けられますが、1ヶ月のメッセージ配信数が200通を超えると有料プランへの変更が必要です。
例えば、友だちが50人ほどの小規模なアカウントでも、月に4回メッセージを配信すると200通に到達します。友だちが150人になると、月に2回のメッセージ配信で有料プランの変更が必要です。
このように、友だちが増えるほど、無料で配信できるメッセージ数は少なくなります。
以下の記事も参考にしていただき、月、あるいは年にいくらくらいのコストがかかるのかをイメージしておくと良いでしょう。
LINE公式アカウントを習い事で活用するときのQ＆A
LINE公式アカウントを習い事で活用するときによくある疑問と回答をまとめました。
気になる項目があれば参考にしてください。
Q.ピアノ教室でもLINE公式アカウントは活用できる？
A.もちろんピアノ教室でも活用できます。
以下の記事では、LINE公式アカウントをピアノ教室で活用する方法や、集客に利用する方法をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
Q.LINE公式アカウントを習い事・スクール・塾に活用している事例はある？
A.語学教室、ジム、市民プール、絵画教室などさまざまな習い事や施設で導入している事例があります。
実際の事例集はLINEヤフー社の「LINE公式アカウント 教育・習い事業界の活用事例」に掲載されているため、ご興味のある方はご覧ください。
Q.LINE公式アカウントの作り方が知りたい
A.LINE公式アカウントは無料で作成できます。
以下の記事では、実際の操作画面の画像を用いて解説していますので、ぜひ一緒に操作をしながら気軽にアカウントを開設してみてください。
まとめ｜LINE公式アカウントを習い事に活用しよう
習い事にLINE公式アカウントを導入することで、集客から、生徒への連絡事項の一斉送信までLINEで完結できるようになります。
1ヶ月のメッセージ配信数が200通までであれば、無料で使い続けられるため、まずは気軽にアカウント開設してみてください。日頃使い慣れたLINEを利用することで、生徒との距離も縮められるかもしれません。
またLINE公式アカウントを利用する場合は、ぜひ拡張ツールの導入もご検討ください。
拡張ツールの「L Message(エルメ)」では、友だちのタグ付けやアンケートの配信・自動収集、友だち管理、決済機能など、痒い所に手が届く多彩な機能を搭載しています。
無料プランもご用意していますので、ぜひ試してみてくださいね。
