せっかくLINE公式アカウントを友だち追加してもらうのなら、長く便利に使ってもらいたいですよね。
LINE公式アカウントにカレンダー予約機能を追加すれば、業務効率化はもちろん、顧客の利便性も向上します。
この記事では、LINE公式アカウントにカレンダー予約機能を導入する方法について詳しく解説。
無料で使えるおすすめのカレンダー予約システム5選もあわせて紹介しているので、システムの導入でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントで予約システムを導入する3つの手段
LINE公式アカウントで予約を受ける手段はいくつかあります。
- 手動でのやり取り+予約台帳などで管理
- 「LINEで予約」の利用
- LINE公式アカウントと連携可能な予約システムの利用
これらの方法であれば、無料で導入することも可能です。
1つずつ詳しく解説していきます。
1.手動でのやり取り+予約台帳などで管理
最もお金をかけず、無料で取り入れられるのが手動でのやり取りです。具体的には、LINE公式アカウントのチャット機能を使って予約を受け、予約台帳などで管理します。
LINE公式アカウントのチャット機能をオンにするだけなので、簡単に予約機能を導入できます。
カレンダー予約ではありませんが、顧客からすると、電話や来店などせずにLINEで予約を完結できるため、利便性から集客アップに繋がる可能性も十分に考えられるでしょう。
デメリットとしては、手動でメッセージのやり取りや、予約管理をする手間がかかることが挙げられます。
また、システムに比べて人為的なミスが発生する可能性もあるため、予約受付のフローを事前に決定し、社内で共有しておくなど、ミスを防ぐ工夫を取り入れることも大切です。
2.LINE公式アカウントの「LINEで予約」の利用
「LINEで予約」は、LINE公式アカウントを通じて店舗の来店予約ができるサービスです。
このサービスを利用することで、ユーザーはLINEアプリ内で直接予約を行うことができ、アプリを切り替える必要がなくなります。
利用にあたっては、「LINEで予約」との連携サービスを提供しているパートナー会社へ、予約機能実装の申込が必要です。
連携サービス提供会社の一例は以下のとおりです。
- ぐるなび
- LINEヤフー
- Retty
- 一休.com
- USEN
…など
基本的には飲食店が対象となっているため、利用できる業種は限られるものの、「LINEで予約」を使った予約自体の手数料は無料です。ただし、パートナー会社の契約プランによっては費用がかかることもあります。
そのほか「LINEで予約」にはリッチメニューや、クーポンの無料テンプレートもついているため、飲食店であれば一度試してみると良いかもしれません。
3.LINE公式アカウントと連携可能な予約システムを利用
より細かな機能を利用したい場合は、LINE公式アカウントと連携可能な予約システムを導入する手段もあります。
具体的には、予約システムに特化したサービスや、拡張ツールに備わっているカレンダー予約システムなどを利用するという方法です。この方法であれば、飲食店以外にも幅広い業種で予約システムを導入できます。
拡張ツールは、予約システム以外にもツールによってさまざまな機能が備わっています。例えば顧客管理や友だちの分析機能、セグメント配信や決済機能などです。
一方で、予約システムに特化したサービスは、特化しているだけあってキャンセル振替や美容室などで使えるカルテ機能、待ち時間表示機能など、サービスによって細かな機能を搭載しています。
ただし、このようなシステムには無料版が用意されていることもありますが、機能に制限が設けられていることも多いのがデメリットといえるでしょう。
なお、LINE自動化ツールの「L Message(エルメ)」なら、無料プランでも本格的なカレンダー予約システムを導入できるので、ぜひチェックしてみてください。
LINE公式アカウントに予約システムを導入するメリット
LINE公式アカウントに予約システムを導入するメリットは主に以下の5つです。
- 24時間予約受付ができる
- 馴染みあるアプリの使用で予約のハードルが下がる
- コミュニケーションが取りやすくなる
- 集客力の強化に繋がる
- ブロックされにくくなる
1. 24時間予約受付ができる
LINE公式アカウントに予約システムを導入することで、ユーザーは24時間好きなタイミングで予約ができ、予約の確認や変更もLINEで完結できます。
また、予約受付のためにスタッフを常駐する必要もありません。受け付けた予約は、空いている時間や決まった時間にまとめて確認すればよいため、業務効率の向上も期待できます。
2. 馴染みあるアプリの使用で予約のハードルが下がる
LINEアプリの利用ユーザーは、今や月間9,700万人(2024年9月末時点)を超え、多くの方にとって馴染み深いメッセージアプリです。
このような使い慣れているアプリに予約システムを取り入れることで、ユーザーが予約を入れるハードルを下げられます。
ユーザー視点で、便利なサービスを印象付ける効果も期待できるでしょう。
3. コミュニケーションが取りやすくなる
LINE公式アカウントは、チャット機能を使ってメッセージをやり取りできるのが魅力の1つです。
予約のほかにも、サービスや商品などに関する問い合わせを受け付けることもでき、電話、メール、ウェブサイトから予約を受け付けるよりもコミュニケーションが取りやすくなります。
予約システムの利用をきっかけに、身近なサービスとして顧客との距離を縮められるのも、予約システム導入のメリットといえるでしょう。
4. リマインド配信もLINEで送れる
予約システムを導入するうえで必要になるのが、予約前日などにお客様へお知らせする「リマインド配信」です。
リマインド配信は、お客様の予約忘れを防止する重要な機能となります。
一般的にはメールで配信されることの多いリマインド配信ですが、現代においてメールの開封率は20%前後とも言われており、せっかく配信しても読まれていないことが多いです。
その点、LINEに予約システムを導入することにより、リマインド配信もLINEで配信できるので、自然と開封率も高まり、お客様の予約忘れを減らす効果も期待できます。
5. ブロックされにくくなる
LINE公式アカウントは、販促メッセージの送信に活用されることも多く、ブロックされてしまうことに頭を悩ませる人も少なくありません。
しかし、LINE公式アカウントで予約を受け付けるようになると、ユーザーは利便性の高さから、安易にブロックしなくなります。
ブロック防止対策も兼ねて予約システムを導入するのも良いでしょう。
LINE公式アカウントの予約システムでできること・できないこと
LINE公式アカウントの予約システムで、できることとできないことをご紹介します。
LINEの予約システムでできること
予約システムでできる主な業務は以下の通りです。
- LINEを使った予約受付・確認・変更・削除
- 顧客とのメッセージやり取り
- 事前決済の受付
- 予約のリマインド通知
導入する予約システムや料金プランによって、利用できる細かな機能は異なるものの、概ね上記のような業務が行えます。
予約システムを導入する上では、自社に必要な機能が備わっているものを厳選しましょう。
LINEの予約システムでできないこと
予約システムではできない可能性のある業務や、導入するシステムによって搭載の有無が大きく異なる機能は以下の通りです。
- 顧客情報管理
- 予約内容をもとにした顧客情報の分析
- 外部サイトや外部システムとの連携(カレンダーアプリやzoomなど)
中でも、外部サイトや外部システムとの連携は、予約システムによって対応の有無や、連携できるサービスが大きく異なることがあります。
また、予約システムによってはプランのグレードアップによって機能を追加できるケースもあるため、システム導入前にチェックしておきましょう。
LINE公式アカウントの予約システムを選ぶポイント
LINE公式アカウントの予約システムは、製品によって料金も機能も大きく異なるため、選び方に困る方も少なくありません。
これから解説する選び方を参考に、自社に適した予約システムを選択しましょう。
1. 予算に合った料金プラン
LINE公式アカウントの予約システムの利用料金は、無料プランが用意されているものや、月々1万円前後で利用できるもの、月の売上金額によって変動するものなどさまざまです。
数ある中から最適な予約システムを選ぶには、まず無理のない予算を決めましょう。
せっかく魅力的な予約システムに巡り合えたとしても、予算に合わなければ使い続けることができず、システムの移行など余計な手間と費用がかかってしまいます。
2. 必要な機能を把握する
自社が導入する予約システムには、どのような機能が必要かを把握しましょう。
先ほども少し触れましたが、特に以下のような機能は製品によって対応の可否が異なります。
- 顧客情報の管理
- 予約内容をもとにした分析
- 外部サイトや外部サービスとの連携
- 回数券やクーポンの対応
- 指名予約の可否
など
予約システムを導入する上で、必要な機能が備わっているかどうかは重要ですので、確認するようにしましょう。
3. 業種・業界に適した機能性
飲食店、美容サロン、歯医者など、業種によって最適な予約システムは異なります。
例えば、飲食店では担当者を指名する機能はほぼ不要ですが、美容サロンでは必須といえます。
また物販を行っているのであれば、LINE上でも商品購入ができると便利です。
このように、自社の業種・業界によっても必要な機能が変わるため、ただ予約を受け付けるだけでなく、細かな機能性にも注目して予約システムを選択しましょう。
4. サポートの有無と充実度
LINE公式アカウントの予約システムを利用する上で、サポートの有無は重要です。
何かわからないことがあった時や、不具合などが生じた際、すぐに問題が解決できないと営業に支障をきたす可能性もあります。
例えば、有人チャット、メール、ビデオ通話、マニュアル、遠隔操作など、サポートの有無とサポート方法も判断材料の1つとしてチェックしましょう。
無料で使えるLINE公式アカウントのカレンダー予約システム5選
プラン料金 | 予約に関わる主な機能 | 無料で利用できる範囲 | こんな人におすすめ | |
STORES予約(ストアーズ予約) | フリープラン:無料 スモールプラン:9,790円/月 チームプラン:19,690円/月 ビジネスプラン:28,600円 /月 エンタープライズプラン:66,000円 ※年契約の場合 | ・カレンダー予約・ブログやホームページへのカレンダー埋め込み・振替予約・特定ユーザーからの予約ブロック・予約メモなど | 月間予約件数:50件まで 予約ページ公開数:2ページまで 登録スタッフ数:1名まで 支払い方法:現地支払い、クレジットカードによる事前決済 その他:回数券や月謝の販売 など | ・予約の利便性を最大限に向上させたい人 ・エステサロンや会場予約、レッスンなど幅広い業種で導入したい人 |
Repitte(リピッテ) | 初期費用:9,800円 店舗利用(2名以上のスタッフがいる店舗運営):8,000円/月 個人利用(フリーランス、1名での店舗運営など):2,000円/月 上記に加え、利用したいオプション追加ごとに1,000円~4,000円/月 | ・カレンダー予約機能・仮予約・予約管理・予約通知、メッセージ配信・顧客ごとの予約可能項目設定・Googleカレンダー連携など | ・キャンペーンで初期費用9,800円が無料~半額になる ・デモ体験 ・1ヶ月無料トライアルキャンペーン ※キャンペーンの終了日時は未定 | ・基本機能に加え、必要に応じてカルテ機能やセグメント配信などのオプションを追加したい人 ・小規模な店舗を運営している人 |
tol(トル) | スタータープラン:無料 ビジネスプラン:3,180円/月 ショッププラン:リニューアル中 カンパニープラン:リニューアル中 ※年契約の場合 | ・ネットカレンダー予約・予約管理・ネット決済・予約ページのQRコード生成・予約前後の確保時間設定・リマインド、キャンセルメールの自動送信など | ・ネット予約・予約管理・ネット決済など基本機能 ※無料による数字的な機能制限については記載なし | ・最低限の基本機能が使えれば問題ない人(無料版の場合) ・承認制予約や、準備時間の設定など受付体制を万全に整えたい人 |
L Message(エルメ) | フリープラン:無料 スタンダードプラン:10,780円/月 プロプラン:33,000円/月 | ・カレンダー予約・フォーム作成・決済機能・イベント予約・リマインド配信 | カレンダー予約:カレンダー1つまで利用可能 コース・スタッフ:各2つまで イベント予約:決済機能なしイベント数は2つまで リマインド配信:他プランと変わらず利用可能 など | ・予約以外にも、ツール1つでできる限りの作業を自動化したい人 ・できるだけコストを抑えながら、分析機能や決済機能、セグメント配信など幅広い便利ツールを利用したい人 |
AirWAIT(エアウェイト) | 無料プラン:無料 ベーシックプラン:10,000円/月 スタンダード:22,000円/月 | ・電話、SNSを使った呼出し・窓口ごとの呼び出し・WEB問診・オンラインでの順番受付・外部ディスプレイへの待ち状況表示など | ・受付・発券・メールでの呼び代 | ・クリニックなどを運営している人 ・手続き関連の業種の人 |
今回はLINE公式アカウントで使える、おすすめの予約システムを5つ厳選しました。簡単な比較は上記の表をご覧ください。
カレンダー予約に対応しているシステムや、無料プランが用意されているシステムがあります。各社で特徴が異なるので、ぜひ自社に合ったシステムを見つけてみてくださいね。
なお、以下の記事でもLINEの予約システムについて詳しく解説しています。

STORES予約(ストアーズ予約)
STORES予約は、予約と顧客管理に特化したシステムで、痒い所に手が届く細かな機能性が特徴です。
LINEミニアプリとの連携によって、LINEを使った予約受付がスムーズに行えるほか、会員専用アプリからの予約やWebサイトなどへの予約カレンダーの埋め込みにより、窓口を広げることができますよ。振替予約機能で、キャンセルの予防も可能です。
そのほか所要時間の自由入力や、特定ユーザーからの予約ブロックなど、より自由度の高い予約受付をしたい場合におすすめのシステムです。
Repitte(リピッテ)
Repitteはシンプルな料金設定と、多彩なオプションが特徴の予約システムです。導入サポートが手厚く、LINE公式アカウントとの連携代行やメニューボタンの作成、既存アカウントの連携設定など、操作が苦手な担当者の方でも安心して使い始められますよ。
予約システムとしても十分な機能を備えており、カレンダー予約や予約者検索、予約変更、予約候補の表示時間設定や、キャンセル期限の設定など、細かな機能までしっかりと行き届いています。
無料プランはないものの、キャンペーンによって初期費用が無料~半額まで割引されたり、1ヶ月の無料トライアルが利用できたりします。
オプションの追加は1項目あたり2,000円~4,000円程度。セグメント配信やカルテ機能、WEB予約機能などの便利な機能の追加が可能です。
tol(トル)
tolは誰でも使える簡単な操作で、予約サイトが作成できる予約システムアプリです。Webサイトではなくアプリなので、スマホやタブレットを使い直感的な操作でサイト作成からシステム運用までできます。
ネット予約や事前決済、予約管理、承認制予約や準備時間の設定など、無料プランでも必要最低限の機能は網羅されているので、無料プランを前提として考えている方におすすめですよ。
また、事前決済や準備時間の設定、承認制予約の受付機能は、サービスの提供をスムーズに行うために役立ちます。
L Message(エルメ)
L Message(エルメ)はLINE公式アカウントで使える総合的な拡張ツールで、カレンダー予約機能を含む、多機能なシステムが搭載されています。無料プランでも、ツールに備わるほとんどの機能が利用可能です。
また、有料プランにおいても機能性に対して良心的な価格帯となっており、無料プランで物足りなくなった場合には、プランの移行がしやすいのもメリットの1つといえます。
予約関連の機能としては、カレンダー予約やイベント予約、リマインド配信が利用できます。フォーム作成の機能も備わっているので、来店後のアンケートや来店前の問診など、幅広い使い方ができるでしょう。
AirWAIT(エアウェイト)
AireWAITは待ち時間の短縮に着目した受付・順番管理アプリです。主に現場で活躍するシステムとなるため、これまで紹介してきた予約システムとは若干異なるものの、スムーズな受付や手続きを行いたい店舗で役立つでしょう。
特にクリニックや修理ショップ、買取ショップ、薬局、小規模な飲食店など、待ち時間が発生しやすい店舗におすすめですよ。
また、無料プランでも受付・発券、メールでの呼出機能を利用することができます。待ち時間や混雑時間帯にお悩みの方は検討してみてください。
LINE公式アカウントの予約システムは自作可能?
コスト削減のために、予約システムを自作したいと考える方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、高度なプログラミングの知識があれば予約システムを自作することは可能です。しかしそのようなスキルや知識がないのでなければ、あまりおすすめはできません。
理由としては、開発のために人的コストがかかる点や、システムトラブルが発生した時の対応、顧客情報の取扱いに伴う継続的なセキュリティ管理なども必要になる点が挙げられます。
この記事で紹介したように、無料で利用できるカレンダー予約システムはいくつかありますので、まずは無料で利用できるものからどんどん試してみてください。
自作するよりも意外と低コストで便利な機能が利用できるかもしれません。
まとめ | カレンダー予約システムを使って集客&業務効率の向上へ!
LINE公式アカウントとカレンダー予約システムの組み合わせは、集客力アップや、業務効率の向上に大変役立ちます。無料で利用できるサービスもいくつかありますから、すでに予約受付を取り入れている店舗や、現在検討している店舗は、ぜひ積極的に導入してみましょう。
なお「L Message(エルメ)」は、カレンダー予約機能を備えた多機能なLINE公式アカウントの拡張ツールです。予約受付を含む店舗運営の作業を効率化したい方は、ぜひ無料プランからお試しください。