LINE公式アカウントを分析するとき目にするターゲットリーチ。
友だち数やブロック数は分かるけど、聞き覚えのないターゲットリーチは何を意味するかイマイチ理解できない方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問を解消するために、今回はターゲットリーチについて詳しくご紹介します。
友だち数との違いや、インプレッションやアクティブルームなどの関係する指標、集客に直結するターゲットリーチの増やし方を解説します。
ビジネスの成長のためにLINE公式アカウントを活用したいと考えている方は、是非、参考にしてくださいね。
なお、LINE公式アカウントで使える機能はターゲット分析だけではありません。
その他に使える基本機能に関しては下記記事にて詳しく解説しています。
20コもある基本機能やLINE公式アカウントの活用事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
LINE公式アカウントのターゲットリーチとは?友だち数との違い
ターゲットリーチとは
LINE公式アカウントのターゲットリーチとは、
(友だち追加数-ブロック数-属性不明数)で導かれた友だち数です。
①友だち追加 | 友だちに追加されたアカウント数 |
②ブロック | 友だち追加後ブロックされたアカウント数 |
③属性不明 | 行動から属性を定義できなかったアカウント数 |
ターゲットリーチ | ①より②③を引いたアカウント数 |
上の図の通り、一度でも友だちに追加したことがあるアカウントから、現在のブロックアカウントと属性を加えることが出来なかったアカウントを引いた数字が、ターゲットリーチと表現されています。
友だち数からブロック数と属性不明数を除外すれば、残った友だちには必ず性別・年齢・地域・OS・友だち期間の属性がついていることになります。よって、属性に応じた精度の高いアプローチが可能となるわけですね。
また、以上より属性が定義されたターゲットリーチは、みなし属性を持つユーザーと言い換えることが可能です。
みなし属性とは
みなし属性とは、ターゲットリーチ対象アカウントへ「仮に」付与された、性別や年代・活動地域などの情報を意味します。
Facebookなどの実名SNSでは、登録の際に詳細な個人情報を求められるため、属性の定義が簡単ですが、電話番号のみで登録可能なLINEでは登録情報だけで属性を決められません。
そこでLINEは、過去に購入したスタンプ・友だち登録履歴・その他LINE内での行動履歴から、「このユーザーは恐らく20代の女性で東京都在住だろう」などと、みなした属性タグをアカウントごとに貼りつけています。
これにより、完全ではありませんが、LINE内での実質的なセグメンテーションを実現しています。
ターゲットリーチと友だち数との違い
LINE公式アカウントの友だち数とは、過去に友だち追加したアカウントの総数を意味し、ブロック・属性不明まで含まれています。
その一方、ターゲットリーチの数字には、ブロック・属性不明が含まれていません。
このように、有効な友達として絞り込まれているかどうかが、友だち数とターゲットリーチの違いとなります。
より重要な指標は、もちろんターゲットリーチになりますので、友だち数の推移を追うときなどは、ターゲットリーチの増減に注目しましょう。
ターゲットリーチの分析方法
ターゲットリーチの分析方法
ターゲットリーチは、分析画面及びメッセージ配信画面から分析できます。
分析画面からは次の属性が確認できます。
- 性別
- 年齢
- 地域
メッセージ配信画面からは分析画面で確認できる内容に加え、次の属性が確認できます。
- 使用OS
- 友だち期間
投稿内容の分析方法
吹き出しの表示回数であるインプレッションはこちらから確認できます。
同様に、友だち追加広告・LINE VOOM・カードタイプメッセージでもインプレッションの確認が可能です。
また、顧客とのチャットでのやりとりをした際には、やり取りがあったチャットルームの総数を、直近7日間or30日間で選び表示させるアクティブルームで確認できます。チャットでの送受信を追跡することも可能です。
ターゲットリーチの増やし方
メッセージ配信の対象となるターゲットリーチ。
このターゲットリーチの頭数を揃えなければ、十分な露出ができず、どんなに良い内容であっても集客への効果は限定的でしょう。
LINE公式アカウントで、しっかり集客し売り上げを作りたいなら、ターゲットリーチを増やす必要があります。
最後に、LINE公式アカウントの資産とも言える、ターゲットリーチの増やし方について解説します。
インターネットを使って集客する
SNSやメールを使って集客する
LINE公式アカウントの管理画面からURLとQRコードが取得可能なので、それをX(旧 Twitter)・Instagram・FacebookなどSNSアカウントへ投稿したり、顧客のメールアドレスに向けてダイレクトメールを送ったりすれば、オンラインでの友だち登録・ターゲットリーチの増加に期待できます。
Webサイトへボタンを設置する
URLを取得し自社のホームページやブログに貼ることで、サイトに訪れた人からの友だち登録・ターゲットリーチの増加に期待できます。
オフラインで集客する
LINE公式アカウントの管理画面からポスターの作成が可能です。出力して店内に掲示すれば、オフラインでの友だち登録・ターゲットリーチの増加に期待できるでしょう。
投稿頻度と投稿の質を見直す
メッセージを受信したときに未読通知が届くLINEの特性上、頻繁にメッセージを送ると顧客が鬱陶しく感じてしまい、ブロックされる可能性が高まります。
顧客にとってメリットがないメッセージの配信も同様にブロック率を高めます。
配信ペースは顧客にメリットだと感じて貰える内容を心掛け、週1回程度で定期的に行い、ターゲットリーチの維持に努めましょう。
しかし、顧客にとってメリットのある投稿って具体的にどういう内容なのか少し難しいですよね?
具体的な事例を知るために、LINE公式アカウントを参考にブロックされない運用方法を学ぶのがおすすめです!
弊社が運用しているエルメのLINE公式アカウントでは、様々な機能を使いながらユーザーにとってメリットと思ってもらえるような質の高い投稿を行っています。 無料で登録できるので、自社のLINE公式アカウントの運用に活かしてくださいね!
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