「LINE公式アカウントのメッセージで絵文字やスタンプが使えない」
「LINE公式アカウントで使うスタンプの購入方法がわからない」
LINEの個性的なスタンプや絵文字は、友だちとの距離を縮めるのに役立ちますが、このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、LINE公式アカウントで絵文字やスタンプが使えない原因と、対処法をわかりやすくご紹介します。
簡単に解決できることも多いので、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントでスタンプや絵文字が使えない原因
LINE公式アカウントでスタンプや絵文字が使えないとき、考えられる原因は2つあります。
- LINE公式アカウントと個人アカウントを連携していない
- 一斉送信機能や自動応答メッセージでスタンプや絵文字は使えない
公式LINEのスタンプや絵文字の送信でお困りの際、いずれかに該当していることが多いです。
ひとつずつチェックしましょう。
原因①:公式LINEと個人アカウントを連携していない
LINE公式アカウントで、購入したLINEスタンプや絵文字を使いたいのに使えない場合は、ビジネスIDと個人のLINEアカウントを連携していない可能性が高いです。
ビジネスIDとは、LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)にログインする際に使用するアカウントのこと。
ビジネスIDは、LINE関連サービスを管理するために必要となりますが、個人のLINEアカウントと連携していない人は、必然的にメールアドレスとパスワードを使ったビジネスIDでログインしているはずです。
個人のLINEアカウントで購入したスタンプや絵文字は、LINE公式アカウントで使用しているビジネスIDと個人アカウントを連携することで、1対1でのチャット機能で使えるようになります。
なお、ビジネスIDについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はあわせて参考にしてください。
原因②:一斉送信機能や自動応答メッセージでスタンプや絵文字は使えない
LINE公式アカウントの一斉送信機能や、自動応答メッセージでは、個人アカウントとビジネスIDを連携したとしても、購入したスタンプや絵文字は使えない仕様です。
一斉送信機能や自動応答メッセージの場合、LINEアプリで元々用意されているスタンプと絵文字のみが利用できます。
LINE公式アカウントと個人LINEを連携してスタンプ・絵文字を使う方法
個人のLINEアカウントで購入したスタンプや絵文字を、LINE公式アカウントで使うには、ビジネスIDと個人のLINEアカウントを連携する必要があります。
個人アカウントを連携しても、個人アカウントの友だちにLINE公式アカウントの存在が知られることはないため、ご安心ください。
ビジネスIDと個人のLINEアカウントは、以下の手順で簡単に連携できます。
いつも通り、LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)にログインしてください。画面右上の「アカウント名」をクリックし、「設定」の画面を開きます。
ビジネスID(LINE Business ID)の設定画面が表示されました。「LINE」の項目にある緑のアイコンをクリックしましょう。
ここで、連携したい個人のLINEアカウントでログインします。
メールアドレスとパスワードでログインするか、スマホのLINEアプリを開き、QRコードの読み取りモードを使って「QRコードログイン」するか、いずれかの方法を利用しましょう。
QRコードの読み取りでログインする場合、スマホでQRコードを読み取ると、パソコン画面に認証番号が表示されます。認証番号をスマホ画面に入力をすると、無事にビジネスIDと個人アカウントの連携は完了です。
ビジネスIDの設定画面に戻ってみると「LINE」の項目に個人アカウントが表示されており、連携できていることがわかります。
ビジネスIDと個人アカウントの連携を解除したい場合は、アカウント名の右にあるゴミ箱のアイコンをクリックするだけです。
以下の記事でも、連携解除の手順を解説しています。ご興味のある方はチェックしてみてください。
スタンプ・絵文字の購入方法
LINE公式アカウントで使うスタンプや絵文字を購入したい場合は、あらかじめ個人のLINEアカウントとビジネスIDを連携しておきます。
連携完了後、個人のLINEアカウントからスタンプや絵文字を購入しましょう。
スタンプや絵文字は、LINEアプリを開き、ホーム画面にある「スタンプ」をタップすることで、スタンプショップへアクセスできます。
LINE公式アカウントで使えるスタンプ・絵文字
LINE公式アカウント使えるスタンプや絵文字には、いくつかの種類があります。
デフォルトの無料スタンプ | LINEの利用を開始したときにあらかじめプリセットされているスタンプ・絵文字 |
有料スタンプ | LINEヤフー社や版権元が提供するスタンプ・絵文字 |
クリエイターズスタンプ | 個人や法人が自由に作成し提供できるスタンプ・絵文字 |
プロモーションスタンプ | 広告主が広告費を支払うことで、LINEユーザーに無料または条件付きで配布できるスタンプ・絵文字 |
LINE公式アカウントで使えるスタンプ・絵文字の具体的な内容については、以下の記事でもご紹介しています。気になる方はあわせて参考にしてください。
自社LINE公式アカウントでスタンプ作成・販売するのもおすすめ
自社で作成したクリエイターズスタンプや、プロモーションスタンプは、メッセージやチャットで自由に利用できます。
個人アカウントで購入したスタンプや絵文字だけでなく、オリジナルのスタンプや絵文字を活用するのも良いでしょう。
オリジナルのスタンプを作成、配布、販売することにより、アカウントの集客や、認知度の向上にも役立てられます。
LINE公式アカウントの友だちを増やすポイントや、スタンプの作成方法は、以下の記事で詳しく解説しています。スタンプの作成に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ|LINE公式アカウントでスタンプが使えない時は連携を要チェック
LINE公式アカウントでは、ビジネスIDと個人のLINEアカウントを連携することで、個人アカウントで購入したスタンプ・絵文字を利用できるようになります。
購入したスタンプ・絵文字が使えるのは1対1チャットのやり取りです。
一斉送信機能や、自動応答メッセージで使えるのはデフォルトで用意されたスタンプ・絵文字のみとなるため、この点は理解しておきましょう。
なお、LINE公式アカウントの拡張ツール「L Message(エルメ)」では、LINE公式アカウントの運用を低コストで効率化する便利な機能を多数揃えています。
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