「LINE公式アカウントの正規代理店(LINEセールスパートナー)って何だろう?」
「代理店になると、どのようなメリットがあるの?」
この記事では、上記のような疑問についてわかりやすく解説しています。
代理店になるのではなく「代理店に依頼して、LINE公式アカウントを運用したい」と考えている方もいるでしょう。
SNS運用のノウハウやリソースが自社に不足していたり、失敗を避けたい場合には、正規代理店に依頼するのもひとつの手。
そこで、正規代理店の一覧も記事の後半で解説します。
LINE公式アカウントの正規代理店とは?
LINE公式アカウントの正規代理店(LINEセールスパートナー)とは、個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」・運用型広告「LINE広告」を中心としたサービスの導入や出稿支援を行う、LINEヤフー株式会社に認定されたパートナーです。
- 認定資格LINE Green Badgeを取得していること
こちらを満たしていれば、正規代理店に申請することができます。
ただし審査があるため、申請すれば必ずしも正規代理店になれるわけではありません。
審査基準は以下の7つです。
- 法人企業であること
- 反社会的勢力と関係がないこと
- Yahoo! JAPANの検索結果における「関連検索ワード」や、検索入力欄の「キーワード入力補助機能」に対して、任意の 語句を表示させるサービスの取り扱いがないこと
- 自社や取引先企業の所有するアカウントが各種ガイドラインに準拠していること
- 広告料金の決済においてクレジットカードを利用する場合は、自社名義のカードを利用できること もしくは、セールスパートナー専用の企業間決済サービスを利用する方針であること
- 半年以内にセールスパートナーアカウントとして月額200万円以上の販売見込みがあること
- 上記の根拠として、売上などの条件を満たしていること
審査に通過すると、申請から1ヶ月前後でLINE公式アカウントの正規代理店になり、代理店として自社のサービスを販売することができます。
LINE公式アカウントの正規代理店になるメリット
正規代理店になることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
主なメリットは、
- 運用代行ビジネスの拡大チャンスになる
- 最新のLINEノウハウを獲得できる
- 公式サイトに自社を掲載してもらえる
- 費用ゼロで正規代理店になれる
の4つ。順番にみていきましょう。
運用代行ビジネスの拡大チャンスになる
近年、LINE公式アカウントで集客したいと考えている店舗が増えていることから、アカウントの運用代行サービスも増えてきましたね。
代行をビジネスとしている事業者は、正規代理店(LINEセールスパートナー)になることで、自社の信頼性を高めることができます。
結果、より多くの優良クライアントの獲得を期待できます。
最新のLINEノウハウを獲得できる
運用代行業者には、LINE公式アカウントへの高いレベルのノウハウ・スキルが求められます。
正規代理店になると、LINE ヤフー株式会社の担当者がつくため、担当者を経由してさまざまな事例、知識、ノウハウなどの知識を獲得できるでしょう。
公式サイトに自社を掲載してもらえる
LINE公式アカウントの正規代理店になると、公式サイトに自社をLINEセールスパートナーとして紹介してもらうことができます。
「LINE公式アカウントの運用代行やサポートを探している」というクライアントは、高い確率で公式サイトをチェックするため、自社の存在を顧客に知ってもらえます。
費用ゼロで正規代理店になれる
しかしLINE公式アカウントの正規代理店契約には、費用がかかりません。
審査に通過すれば、無料で代理店に加盟できる点は大きな魅力です。
LINE公式アカウントの正規代理店(LINEセールスパートナー)一覧
ここからは、正規代理店に依頼したいと考えている方向けに、定評のある代理店を一覧でご紹介します。
LINE公式アカウントの代理店には、
- Diamond
- Gold
- Silver
- Bronze
の4つのランクがあります。
ここではDiamondとGoldの3社をご紹介します。
株式会社サイバーエージェント
唯一5年連続でDiamondに認定されているのは、株式会社サイバーエージェントのみです。
高い広告運用力、メディア特性を生かしたクリエイティブ制作力、LINE公式アカウントを軸としたマーケティングやカスタマー施策など時流にあったプロモーションの提案をしています。
大手ならではのノウハウを活かしたサービスが強みです。
株式会社電通デジタル
株式会社電通デジタルは、3年連続でGoldに認定されている企業です。
LINE公式アカウントで多様なコミュニケーションを可能にして新規顧客獲得・既存顧客育成支援サービスを提供したり、販促や店頭領域に強みを持つプロジェクトチームがLINEと連携したソリューションの開発や提供を行ったりしています。
豊富な実績とノウハウを活かしたサービスサポートが受けられるのが強みです。
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズもGoldに認定されている企業です。
博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、企業や行政が保有する顧客情報とソーシャルアカウント情報などを掛け合わせ、LINEをより高度に活用することが可能にすることで、企業とユーザーのLINE上でのOne to Oneコミュニケーションの支援を推進しています。
国内でも有数のCX事例を構築し、先進的なテクノロジーを活用したアカウント運用を強みとしています。
LINE公式アカウント代理店まとめ
今回は、LINE公式アカウント正規代理店(LINEセールスパートナー)について解説しました。
「代理店契約を検討している」もしくは「これからLINE公式アカウント運用を始めるため、代理店を探している」という事業者様の参考になれば幸いです。
ちなみに、LINE公式アカウントの運用に当たる工数が多く、業務を圧迫している場合、代理店に委託するよりツールを挿入する方が費用面やコスパ面で良いとなる場合があります。
LINE公式アカウントツールでは、あいさつメッセージの自動送信機能や絞り込み配信など、LINE公式アカウントの運用を手助けする機能が多くございます。
弊社が提供している「エルメ」では、無料のフリープランから使える機能が多数あり、LINE公式アカウントの運用がグッと楽になりますので、LINE公式アカウントの運用にお困りの方はぜひご相談くださいませ。