LINE公式アカウントの学校プランとは?小中学校での活用事例

LINE公式アカウント
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「LINE公式アカウントの学校プランって何?」
「LINE公式アカウントは学校内のコミュニケーションにも利用できる?」

LINE公式アカウントの「学校プラン」は2020年から2021年にかけて提供されていた学校向けのサービスです。すでに同サービスは提供を終了していますが、通常のLINE公式アカウントも学校内の情報共有に役立てることが可能です。

本記事では、LINE公式アカウントの学校での利用方法や、活用事例について解説します。校内連絡を円滑にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

この記事を監修した人

阿部 悠人

阿部 悠人

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LINE公式アカウントの学校プランとは?

LINE公式アカウントの「学校プラン」は、2020年3月に提供が開始された小・中・高等学校・特別支援学校を対象とした公共向けサービスです。

同プランは新型コロナウイルスの影響で休校となった学校内のコミュニケーション円滑化を目的として提供されました。

「認証済みアカウント」の開設や、なりすまし防止のための審査を経る必要がありますが、LINE公式アカウントの機能を無料で利用できるため、学校関係者や学生、保護者たちの情報伝達手段として大いに活用されました。

なお、学校プランは2021年3月末をもってサービスの提供を終了しています。

学校でのLINE公式アカウント活用事例

「学校プラン」の提供は終了したものの、通常のLINE公式アカウントも学校内の情報共有に役立てることが可能です。

ここからはLINE公式アカウントの学校での活用方法について見ていきましょう。

一斉配信での情報共有・チャットでの個別連絡

LINE公式アカウントでは「友だち追加」しているユーザーへ管理者から一斉にメッセージを送信できます。学校から全校生徒へ共有したい内容や、臨時のお知らせなどは一斉送信を利用すればすぐに伝達することが可能です。

例えば、臨時休校のお知らせや、何らかの災害が発生した場合の緊急性の高い情報も、LINE公式アカウントの利用者間ですぐに共有できます。

また、管理者とユーザーの1対1のチャットも利用できるため、欠席している学生とやり取りするなど、個別の連絡を取る際も便利です。

リッチメニューで学校紹介や行事のご案内

リッチメニューはLINEのトーク画面に「メニュー」を表示して、ユーザーに情報をお知らせできる機能です。店舗や企業では、顧客へ商品やサービスを紹介する際などによく利用されます。

リッチメニューはユーザーをWebページへ誘導することができるので、メッセージの配信では伝えきれないボリュームの大きな情報や、学生・保護者が適宜確認したい共有事項などはメニューに集約しておき、都度Webページに移動して確認していただくことが可能です。

例えば学校のホームページや開催される行事の予定などを共有したい場合など、リッチメニュー経由で案内することができます。

よくある質問は自動応答にまかせる

学生や保護者から学校に寄せられる質問には、同じような内容のものも多いでしょう。その際、教師や学校関係者が毎回応対するのは大変です。

そこで便利なのがLINE公式アカウントの「自動応答」機能。自動応答はユーザーがLINEのトークなどで特定のキーワードを入力すると、事前に管理者側が用意したメッセージが表示される機能です。

よくある問い合せ項目への返答を事前に設定しておけば、学校関係者も労力を使わず、学生や保護者の疑問に答えることができます。

自動応答の詳細や設定方法については下記の記事を参考にしてください。

LINE公式アカウントを応答メッセージで自動化!設定方法や使い方
LINE@のチャットボットで自動返信を効率化!作成した例文の設定やよくある質問に対するbotモードの活用例、自動応答が反応しない時の原因や対処法を解説。エルメを活用したキーワード部分一致による完全自動化方法も紹介。

タグ付けをして絞り込み配信

「全校生徒に伝える情報ではないけれど、該当の学生にはお知らせしたい」といった場合は、「タグ付け」機能が便利です。

タグ付け機能は、ユーザーごとに任意の「タグ」を付け、特定の属性やカテゴリーに分類できる機能。例えば、「3年生」「サッカー部に属している学生」「音楽の授業を選択している生徒」など、特定のカテゴリーで学生を絞り込み、該当者だけにメッセージを送ることができます。

一人ひとりにタグ付けをしていく必要はあるものの、一部の学生や保護者だけに情報伝達したいときは、タグ付け機能を活用すると良いでしょう。

タグ付け機能については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

LINE公式アカウントのチャットタグオーディエンスとは?選択できない原因も
公式LINEのチャットタグオーディエンスは友だちを特徴ごとに分類する機能。タグ付けしたユーザーにはメッセージの一斉送信が可能です。本記事ではタグの付け方や自動化の方法、オーディエンスが「準備中」で表示されない時の対処法を解説します。

授業参観などの行事で出欠確認をとれる

学校では、授業参観や任意参加の行事などで、出席確認をとる場面も多く見られます。その際、各家庭、各学生の出欠をひとつずつチェックするのに苦労していた先生もいるかもしれません。

LINE公式アカウントは、ユーザーのイベントへの出欠確認をとる場合にも便利です。例えば、事前にGoogleフォームなどで出欠確認用の回答フォーマットを作成しておき、そのリンクを各生徒に配信。保護者や学生はフォーマットに沿って回答し、管理者はその結果を確認するだけ、といった使い方ができます。

また個別に確認しておきたいことがあれば、その都度チャットでやり取りすることも可能です。

下記記事では、LINE公式アカウントを活用したイベントの日程調整や出欠をとる方法を解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

LINEで出欠確認する方法!作成方法やイベント参加確認も
LINE公式アカウントでの出欠確認方法を解説。簡単な出欠確認ならLINEの日程調整機能でも可能ですが友だちの名前までは分かりません。そこでイベント開催から予約まで管理できるL Message(エルメ)のイベント予約の作り方を解説します。

なお、LINE公式アカウントの拡張ツール、L Message(エルメ)を導入すれば、イベントの予約管理システムや、行事が近づいた際に再確認を促す「リマインド配信」など、便利な機能を多数活用できます。

LINE公式アカウントの利便性をさらに向上させたい方は、L Message(エルメ)の利用もぜひご検討ください。

まとめ|学校でLINE公式アカウントをうまく活用しよう

本記事では、LINE公式アカウントを学校で活用する方法や、その事例について解説しました。LINE公式アカウントは店舗や企業だけでなく、学校やPTAなどのコミュニケーションツールとしても大いに活用できます。

ぜひ、LINE公式アカウントを活用して、学校内の情報共有の円滑化を図ってみてはいかがでしょうか?

なお、LINE公式アカウントの拡張ツールL Message(エルメ)は企業だけでなく、組合団体などにも広く活用されています。LINE公式アカウントの機能性をアップさせることができ、かつ月額費用0円から利用できるので、ぜひ併せて導入をご検討ください。