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L Message(エルメ)のメッセージ(一斉)配信機能

エルメのメッセージ配信機能使うことでLINE公式アカウントの友だちに対してメッセージ配信ができます。

友だちに対して絞り込みを行い、一部の方にだけ配信することも可能です。

メッセージ配信を使って、友だちに積極的にアプローチするとよいでしょう。

しかし、最初はなかなか使いこなせないもの。

そこでここでは、メッセージ配信でできること・配信方法・送信できないときの対処法・リッチメッセージの作成方法の4つを解説します。

メッセージ配信機能の使い方(動画版)

以下にもテキスト形式でメッセージ配信の解説をしておりますので、ご参考ください。

メッセージ配信でできること

エルメアカウントのメッセージ配信でできることは以下の5つです。

メッセージ配信でできること
  1. 友だちへの配信
  2. 配信先絞り込み
  3. 配信予約
  4. リッチメニューの表示
  5. 送信スタッフ設定
  6. 配信履歴の確認

友だちへの配信

メッセージ配信機能によってLINE公式アカウントの友だちに対して配信が可能です。

配信できるものは、テキスト、スタンプ、画像、動画、音声、質問・ボタンなどなど、非常に種類豊富です。

なお配信機能については後ほど詳しく解説します。

配信予約

メッセージの配信予約が可能です。

「メッセージ登録後すぐに配信」「配信予約」の2種類から選択可能です。

メッセージ登録後すぐに配信

「メッセージ登録後すぐに配信」を選択した場合は、メッセージ登録後に「配信する」ボタンをクリックした時点で配信が行われます。

配信予約

「配信予約」を選択した場合は、設定した配信時間が来た時点で配信を行います。

先にメッセージを作成し配信日を入力すれば、あとは勝手にシステムが送信してくれます。

もしも友だちの反応率が良い時間帯が事前に分かっているのであれば、その時間帯を競ってするとよいでしょう。

配信先絞り込み

友だち全員ではなく、一部の方にのみ配信したい場合は、絞り込みをするため条件設定を行います。

セグメント対象
  • 特定の「タグ」が付いている人だけ、ついていない人だけ
  • あるシナリオを読んでいる人だけ、読み終わった人だけ、読んでいない人だけ

このように適切な読者を絞り込めるため、様々な配信条件を設定できます。

ちなみにエルメでは以下の条件でセグメントと配信できます。

セグメント条件
  1. タグ
  2. 友だち名
  3. 友だち追加日
  4. ステップ購読状況
  5. 流入アクション
  6. コンバージョン
  7. メッセージ確認状況
  8. 友だち情報

全部で8つの項目で絞り込みが可能です。

条件を設定したら、「この条件で決定」を選択します。

送信スタッフ設定

「送信者名」の項目から送信スタッフ設定が可能です。

こちらではスタッフの追加、および送信スタッフの選択ができます。

送信スタッフの設定を行う事で、友だちのLINE上にこのようにスタッフの名前を表示する事が可能です。

LINE上には、

スタッフ名 from “LINE公式アカウント名”

の形式で表示されます。

リッチメニューの表示

メッセージを配信する際に表示させるリッチメニューを選択することができます。

通常であればリッチメニューはいつも決まったもの物しか表示させられないのですが、この機能を使うことで切り替えることができます。

その結果、セグメントごとに最適なリッチメニューの表示が可能です。

例えばコンバージョンが高い人に対してメッセージを送信するのであれば『商品紹介を中心としたリッチメニュー』を、最近登録したばかりの人に対してのみ配信するのであれば『プロフィールを中心としたリッチメニュー』を表示させるとよいでしょう。

そうすることで、反応率を高めることができるでしょう。

なお、リッチメニューの作成は画面左『リッチメニュー』からできます。

配信履歴

過去の一斉送信の履歴を確認が可能です。

配信先、配信内容、送信日時、配信数、配信された友だちなどの確認が出来ます。

その他、以下の操作も可能です。

操作
  • プレビュー
  • テスト配信
  • コピー
  • 削除

メッセージ配信をする方法

メッセージを一斉配信する方法はとても簡単です。

一斉配信する方法
  1. 『メッセージ配信』をクリック
  2. 『新規作成』をクリック
  3. 詳細を設定
  4. メッセージ作成・テンプレートから配信
  5. メッセージの追加
  6. 配信をする

『メッセージ配信』をクリック

画面左の「メッセージ」にカーソルを合わせ、「メッセージ配信」をクリックして下さい。

『新規作成』をクリック

画面上部に表示されている『新規作成』をクリックしましょう。

すると配信タイミング設定が表示されますので、「メッセージ登録後すぐに配信」「配信予約」のどちらかを選択してください。

メッセージ作成・テンプレートから配信

すると「メッセージ作成」「テンプレートから追加」の2つが表示されます。

「メッセージ作成」をクリックすると、配信するメッセージを新しく作成する事が出来ます。

「テンプレートから追加」をクリックすると、登録されているテンプレートを呼び出すことが可能です。

頻繁に配信することが多い内容、例えばセミナー後のお礼のメッセージ等を登録しておけば、何度も作成する必要がありません。

ボタン1つで定型文が作成されます。

メッセージの追加

メッセージ1を登録すると、メッセージ2が登録可能になります。

要領は先ほどと同じです。

この「メッセージ1」「メッセージ2」は、LINEに送信したときの吹き出しに対応しています。

メッセージをいくつか登録し、一度に配信を行う仕組みです。

またメッセージ右側の「…」マークをクリックする事で、メッセージの編集・削除ができます。

配信をする

メッセージの登録が出来たら配信を行います。

配信タイミング設定が、「メッセージ登録後すぐに配信」になっている場合は、「配信する」のボタンをクリックした時点で配信されます。

「配信予約」 を選択している場合は、設定した時刻になった時点で配信されます。

以上がメッセージ配信の方法です。

配信メッセージ登録画面の解説

では次に配信メッセージ登録画面の解説をしていきます。

メッセージ配信で使える機能には以下のものがあります。

使える機能
  • テキスト
  • 質問・ボタン
  • 画像
  • 動画
  • 音声
  • スタンプ
  • 位置情報
  • 紹介

テキスト

テキストとは文字を入力できる機能を指します。

これはメッセージ配信の中心となる機能です。

このテキストには自動情報挿入、PDFアップロード、URL設定など数多くの機能が存在します。

友だち名

「友だち名」とは友だちの名前を自動入力する機能を指します。

この機能を使うことで相手の名前を間違えることがなくなります。

例えば送信相手の名前が『田中』なのであれば、{name}の部分が自動で『田中』に変換されるのです。

LINE公式アカウントの友だち登録者数は1,000人を超えることも珍しくありませんので、正直な話、1人1人の名前を覚えるのは至難の業です。

しかし名前が自動入力される機能を使うことで、そんな必要は必要なくなります。

便利な機能ですので、どんどん使ってくださいね。

日数・日付

「日数・日付」をクリックすることで以下の機能を使えるようになります。

  • 配信日から目標日(セミナー開催日など)までの日数
  • 配信日から〇日後の日付

忙しいときにこういったメッセージを送信すると、日付等を間違えてしまうということがよくありますよね。

しかしこの機能を使うことでそういった事態を回避できます。

フォーム作成

「フォーム作成」とは事前に作成しておいた回答フォームの呼び出しコードを自動添付する機能を指します。

友だちに質問やアンケートをしたいときはこの機能を使ってください。

なおフォームの作成は、左メニューの『フォーム作成』から行えます。

友だち情報

「友だち情報」とは事前に作成しておいた友だち情報を自動添付する機能を指します。

例えば「システム表示名」の友だち情報を添付すれば、メッセージ内に友だちのシステム表示名が自動記入されます。

配信日

「配信日」とは、そのメッセージを送信した日付を記入する機能を指します。

例えば『2021年10月19日』に送信するメッセージにこの機能を使うと、『10月19日』と自動入力されるのです。

『このメッセージの配信日から数えて3日以内に変身した人には○○をプレゼント!』と送る場合にこの機能を使えば配信日が明確、つまり締め切り日がわかりやすくなります。

工夫して使ってみてください。

商品

「商品」とは事前に作成しておいた商品の配信用コードを自動添付する機能を指します。

友だちに商品の案内をしたいときはこの機能を使ってください。

絵文字

絵文字を挿入することもできます。

「テキストだけだとそっけない。しかしスタンプはさすがにラフすぎる……」というときは、この絵文字機能を使うとよいでしょう。

ちょうどいい塩梅でテキスト内容を華やかにできます。

PDFアップロード

テキストボックス右側にある「PDFアップロード」のボタンからPDFのアップロードが可能です。

PDFをアップロードするとこのような画面になり、表示名編集などができます。

あとはURLをコピーして、テキストボックスに張り付けることで配信が可能です。

URL設定

テキスト登録画面ではURL設定が可能です。

URL設定を行う事で、URLに表示期限を付けたり、URLをタップした友だちに対してタグ付けやテンプレート送信など、様々なアクションを行う事が可能になります。

URL設定の詳しい解説は以下のページで行っておりますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

質問・ボタン

質問・ボタンとはLINE公式アカウントでいう「カルーセル機能」のことを指します。

こちらの機能を使う事で、画像とテキストと選択肢を同時に送信する事ができます。

アンケートや予約フォームや商品の紹介など、活用の幅はかなり広いです。

「質問・ボタン」についての詳しい解説は下記のページで行っておりますので是非ご確認ください。

メディア

メディアとは、「画像」「動画」「音声」を送信できる機能です。

画像

画像や写真を送信することが可能です。

テキストによる説明が難しい場合は、この機能を用いるとよいでしょう。

画像は最大10MBまでとなります。

画像を登録すると、リッチメッセージを利用するかどうかを選択できます。

リッチメッセージとはタップしたときに何かしらのアクションを発生させる画像の事です。

リッチメッセージを活用する事で、画像タップで他のページに飛ばすという操作が可能になります。

画像は文字よりも大きく目立つため、読者の関心をより引き付けることができますね。

なおリッチメニューの詳しい解説は以下の項目で行っておりますので、併せてご確認ください。

動画

動画は動画データを送信できる機能を指します。

テキストだと説明が難しい内容や音声だと味気ないと感じる場合は、この機能を使うとよいでしょう。

ただし、送付できるデータの最大容量は200MBまでです。

これは画質を720pに設定した時の4分前後のデータ容量となります(フルハイビジョンである『1080p』であれば大体2分半)。

撮影する機種にもよりますが画質・時間・容量の関係を以下にまとめましたので、動画を作成する際の参考にしてください。

時間720p1080p
1分45MB80MB
5分225MB400MB
10分450MB800MB

音声

音声とはそのままの意味で、音声データを添付および送信できる機能を指します。

音声ということでテキスト入力をする必要がなく、簡単に情報発信ができます。

それだけでなく、プレゼントとして音声セミナー等を送付することも可能。

使い方に幅がありますので、いろいろと試してみてください。

スタンプ

スタンプとは通常のLINEアプリでも使われているイラスト型メッセージのことです。

テキストのみを送信する場合に比べて、チャット画面が華やかになります。

運営方針にもよりますが、顧客との距離が近いやり取りをしたいのであればスタンプを積極的に使っていくとよいでしょう。

位置情報

位置情報とは検索欄に入力した住所をGoogle mapに表示させ、それを友だちにそのまま送信できる機能を指します。

従来であれば住所等の場所の説明はテキストのみで行っていました。

しかしこの機能を使うことで、場所の伝達を視覚的に共有することができるのです。

そのため文字だけで共有する場合に比べて、はるかにわかりやすくなります。

なお、使い方は以下の通り。

  1. 検索キーワード入力欄をクリック
  2. 住所を記入する
  3. マップ上に表示された該当場所をクリックする
  4. 『ピンの住所を検出』をクリック
  5. タイトルに『開催場所は○○。開始時刻は~』等のメッセージを記入
  6. 画面最下部『配信登録』をクリック

セミナーを開催する際にこの機能を使えば、当日になって『場所がわからない』という連絡も減ることでしょう。

かなり便利な機能ですので、ぜひ使ってみてくださいね。

紹介

紹介とは他のLINE公式アカウントを友だちに紹介する機能を指します。

この機能を使うことで友だちリストを刷新することが可能です。

例えば別のLINE公式アカウントIDを立ち上げ、「以後はコチラのアカウントで情報発信します。情報の受け取りを希望する方は、必ず登録し直してくださいね」とします。

すると基本的に、普段から反応率が高いアクティブなユーザーのみが登録し直してくれます。

その結果、新たなLINE公式アカウントの友だちリストにはアクティブユーザーのみが残り、行動的ではない顧客を除外できるのです。

「最近、メッセージに対する全体的な反応率が悪いな。これではメッセージ送信数がもったいないから顧客リストをブラッシュアップしたいな」と考えている人は、この機能を使うとよいでしょう。

メッセージを送信できないときの対処法

メッセージを送信できないときの対処法に関しては『L Message(エルメ)でメッセージが送れない、届かない、機能しない時の対処法』に記載しています。

具体的には以下のことを解説しています。

チェック!
  1. メッセージ配信ができない・届かないときの原因と対処法
  2. 他社ツールからエルメに乗り換えたがメッセージを送信できないときの原因と対処法
  3. 自動返信ができない・届かないときの原因と対処法
  4. テスト配信ができない・届かないときの原因と対処法
  5. あいさつメッセージを送信できない・届かないときの原因と対処法
  6. ステップ配信ができない・届かないときの原因と対処法

上記のいずれかのメッセージが配信できないときの対処法を記載していますので、参考にしてください。