「ステップ配信」を活用したオンライン講座を主催
導入時には認定講座で使い方を習得
導入前の課題
●教材を段階的に配信したい
●LINE友だちの獲得に苦戦
●申込〜講座開始の工程の多さ
エルメで解決
●無料でステップメールが導入できた
●認定講座で友だち獲得術を習得
●決済からテキスト配信まで自動化
専門的かつ多岐に渡る教材を「ステップ配信」で分かりやすく教育
Q. まずはオフィス森野燿子様の事業についてお聞かせください
元アナウンサーやキャスターとして働いていた私が、一度引退した後に再び“声の仕事”を再開したのは、2018年に「宅録」というワードを知ったことがきっかけでした。
宅録とは、自宅で自分の声を収録すること。これなら家庭と両立しながら仕事復帰できる!と意気込み、独学で勉強を始めたものの、「宅録ナレーター」として仕事を得るために必要な知識やスキルの習得は思った以上に大変で…正式にデビューするまでに1年以上の時間を要しました。
このような経験を元に始めたのが「宅録ナレーター講座」です。近年、YouTubeやTikTokなど動画コンテンツの人気を受けて、映像や動画にナレーションをつける“声の仕事”の需要が高まっています。そこで、在宅ワークや副業で声の仕事がしたい方に向けて私が試行錯誤して得た知識やノウハウを体系化してお伝えできたら、お役に立てるのではないかと思ったのです。
受講生は、仕事復帰を目指す元局アナや声優、司会者の方はもちろん声の仕事に憧れを抱いていた未経験者まで様々。最終的には一人ひとりが目指すレベルや分野で、継続的に収入が得られるところまでサポートしています。
Q. どのような経緯でL Messageを導入されたのでしょう?
「ステップ配信」ができるサービスを検索してL Messageを見つけました。「宅録ナレーター」になるためには、録音・整音(ノイズ除去)方法など基礎的なことはもちろん、機材や編集ソフトの選び方、YouTubeへのアップロード方法、動画編集の技術、案件獲得に向けた営業ノウハウに至るまで学ぶことが盛りだくさんです。
自分自身も苦労したからこそ、初心者の方にどうすれば分かりやすく伝えられるかを検討した時に「ステップ配信」を思いつきました。ステップ配信で講座の内容を小分けにして少しずつ提供すれば、受講生は学びの全体像を段階的に理解できると考えたのです。
当時はまだLINE社にステップ配信機能がなかったため、いくつかの類似ツールを調べたところ、ステップ配信機能が無料から使えるのは、L Messageだけだったので導入を決めました。フリープランがあり、お試しで使えたのが良かったですね。
Q. 【L Message認定講座】にも参加いただきましたね
導入したものの使い方が分からないため、まずは【L Message認定講座】を1期生として受講しました。認定講座ではLINE公式アカウントの基礎知識からL Messageの機能、リッチメニューやステップ配信等の設定方法を理解し、一人で設定できるようになるまで一通り学びました。当初はステップ配信がうまく流れず、サポートセンターにもお世話になりましたね。
認定講座では、LINEの「友だち追加広告」についても教わったのですが、これも大変役立ちました。以前は2〜3日に1名程度だったLINE登録人数が、「声を仕事にしませんか」というシンプルな広告を出しただけで1日40名にまで増えて大変驚きました。LINE広告を活用してから、声の仕事に興味がある方に知っていただく機会も増え、今ではLINE登録者数は4700名以上、講座受講生も100名を超えるまで成長しました。
決済と同時に教材を自動配信し作業効率がアップ
Q. 主にどのようにL Messageを活用されていますか?
LINEに友だち登録いただいた方には、まず宅録ナレーターの概要を知っていただくための20日間の「無料プチ講座」をステップ配信で提供しています。リッチメッセージ画像をタップすると、L Messageの「フォーム機能」で作成した専用ページに遷移し、より具体的な情報や動画が見てもらえるつくりにしています。「フォーム機能」は、説明会のご案内などにも活用しているのですが、フォーム内で参加・不参加のアンケートや日程調整など色々な機能が使えて便利に感じています。
引き続き有料講座も希望される方には、LINEのメッセージ上で購入用の画面をお渡しするのですが、お客様の決済が完了したタイミングで、教材も自動で配信できるので、作業効率面で大変助かっています。
さらに決済完了者には、専用の「タグ」も自動で付けられるので、以降のメッセージ配信では、受講生に向けた内容のみセグメント配信ができるなど、顧客管理の面でも役立っています。
Q. L Messageを導入してどのようなメリットがありましたか?
<集客・営業面>
ステップ配信で講座の内容をシナリオ化して段階的に配信することで、受講生は「もっと学びたい」という興味が徐々に高まります。結果、有料講座の成約に自然につなげることができています。
<業務効率面>
LINE上で決済が完了し、教材の配信まで自動でできる点が一番助かっています。それまでは、決済用のリンクを送って銀行口座に入金を確認して教材テキストを自分で送っていましたので。L Messageによる自動化で作業効率が大幅にアップして助かっています。
<お客様からの反応>
<他愛のないメッセージを一斉配信 → お客様が反応して返信 → チャットで個別のやりとり → 講座に関する質問 → 講座成約> という流れもあります。改めてLINEビジネスの可能性を感じた瞬間でしたね。
L Message 一問一答
L Messageの好きな機能
フォーム機能
フォーム機能では、アンケートを作成して回答に応じたタグ付けができるだけでなく、ブログのようにテキストを入力して、LINE画面で伝えきれない内容を補足することもできて、とてもおもしろい機能だと思います。ステップ配信時のリンク先として重宝しています。
L Messageで苦労したこと
新機能についていけない
L Messageには、新しい機能がどんどん追加されていますね。その度に便利そうだなと感じながらも、難しそうであまり挑戦できていません。特に「予約機能」が気になっています。マニュアルページや動画で使い方を習得して、今後講座に取り入れてみたいです。
ずばり!L Messageのココが良い!
日進月歩のアップデート
リリース当初から使っていますが、年々改良されて使いやすくなっているのを実感しています。その分、アップデートについていけていない部分もありますが、利用者の利便性や新しさを追求して、日進月歩の勢いで進化し続けているところが良いですね。