こちらの記事では、エルメのタグ管理機能について解説していきます。
タグとは
タグとは、友だちをカテゴリー分けする際に使用する目印のような物です。
例えば、20代の友だちに対しては「20代」というタグを付け、セミナーに参加した事がある友だちには「セミナー参加者」といったタグを付けます。
そうする事で「20代」のタグが付いている人だけをピックアップしたり、「セミナー参加者」のタグが付いている人だけに配信を行うといった事が可能になります。
このように、友だちにタグを付けておくことで便利な事がたくさんありますので、ぜひタグの運用をマスターして頂ければと思います。
タグ管理機能の使い方(動画版)
こちらの動画でタグ管理の使い方について分かりやすく解説しています。
以下ではテキスト形式でも解説しておりますので是非ご確認ください。
「トリガー」と「アクション」の機能を持つタグ
タグには、「トリガー」(アクションのきっかけ・呼び出し元)、「アクション」の両方の機能を持つという特長があります。
トリガーとしてのタグ
タグの「追加時アクション」に「エルメアクション」を設定でき、アクションの「トリガー」(アクションのきっかけ・呼び出し元)として機能します。
例)「QRコードから追加」のタグが付けられたら、ステップ配信を開始する
「トリガー」の詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」の「トリガーとは?」をご参照ください。
アクションとしてのタグ
一方で、別の機能の「エルメアクション」でアクションが稼働したタイミングでアクションとして発動することも可能です。
例)フォームに回答したら、「回答済」のタグをつける
タグの作成方法
それではタグの作成方法について解説していきます。
「タグ管理」をクリック
画面左の「情報管理」にカーソルを合わせ、「タグ管理」をクリックして下さい。
「新規作成」をクリック
画面上に表示されている「新規作成」をクリックしましょう。
タグ管理名
タグ管理名を入力してください。
管理しやすい名称を入力してください。
タグ追加時アクション
「タグ追加時アクション」は、友だちにタグが付けられたときに発動するアクションです。
たとえば「タグ追加時のアクション」でリッチメニューが表示されるように設定すると、友だちにタグが付けられた時にリッチメニュー表示のアクションが実行されます。
アクション稼働回数
稼働回数には「一度のみアクション稼働」、「何度でもアクション稼働」の2種類があります。
・一度のみアクション稼働
一人の友だちに対して1度のみ、アクションが稼働します。たとえば、同じタグが複数回つけられても、同じユーザーに対しては1度のみしかアクションが稼働しません。
・何度でも稼働
一人の友だちに対して何度でもアクションが稼働します。たとえば、同じタグが複数回つけられると、同じユーザーに何度でもアクションが稼働します。
アクション設定
「設定する」ボタンをクリックすると、「エルメアクション」を設定できます。
たとえば、テンプレートやステップの送信/配信、リッチメニューの表示/非表示、タグをつける/外す、友だち情報の登録・削除、ポイントのプラス・マイナス、対応ステータスをつける/外すなどのアクションをさせることができます。
「エルメアクション」の詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」の「エルメアクションで設定できるアクション」や「エルメアクションの効果的・具体的な活用例」をご参照ください。
タグをつける・はずす方法
タグを作成するだけでは、有効に利用できません。タグを何かのきっかけで付けたり、はずしたりする他、タグを付けたり外したタイミングで何かのアクションを行うように設定する必要があります。
タグの付け外しは、「エルメアクション」の「トリガー」(アクションのきっかけ・呼び出し元)となる様々な機能から行うことができます。
「エルメアクション」は、たとえば「タグ管理」、「カレンダー予約」、「イベント予約」など、様々な「トリガー」となる機能から呼び出すことができます。そのため、様々な機能から必要なタイミングで、タグを操作できます。
「エルメアクション」の「トリガー」を一覧するには、「呼び出し元トリガー・アクション一覧」の「1.トリガー(「2.アクション」を呼び出すきっかけ)」シートをご参照ください。
エルメアクションの詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」をご参照ください。
CSV一括追加
「CSV一括追加」を利用する事で、CSVでタグを一括で作成する事が可能です。
一回で200個までタグの作成が可能ですので、タグの作成作業がより効率的に行えます。
手順①:編集用CSVをダウンロード
「CSV一括追加」のボタンをクリックすると、このような画面が表示されますので、先ずは「ダウンロード」から、編集用のCSVをダウンロードしましょう。
インポートするCSVは、こちらのダウンロードしたCSVを編集したものを利用します。
ダウンロードしたCSV以外を利用すると不具合が発生する場合がありますのでご注意ください。
手順②:CSVを編集
ダウンロードしたCSVを開き編集を行います。
編集を行う際には2行目以降から箇条書きでタグ名を入力してください。
1行目を編集すると正しくCSVが読み取れませんので、1行目は絶対に編集しないでください。
また、タグ名が重複している場合は、登録されません。
一度に追加できるタグ数は200個までとなっております。
タグ名の入力が終わったら、CSVを保存してください。
手順③:タグを新規追加するフォルダを選択
タグを追加するフォルダを選択する事が出来ます。
こちらで選択したフォルダ内に、CSVに箇条書きしたタグが追加されます。
手順④:CSVアップロード
作成したCSVをアップロードします。
アップロードする時には、CSVをマウスで枠内にドロップしてください。
または、「PCから選択」を押すことで、アップロードする事も可能です。
手順⑤:「アップロードしたデータを追加」をクリック
最後に「アップロードしたデータを追加」をクリックしてください。
するとこのように一気にたくさんのタグを作成することが可能です。
一度にタグを大量に作成したい場合は、ぜひこちらのタグのCSV一括追加機能をご利用ください。
タグのフォルダ設定
作成したタグはフォルダで管理する事が可能です。
フォルダの作成方法
フォルダの新規作成
画面左にある「+」マークをクリックしましょう。
フォルダ名の記入
フォルダ名を記入し「決定」をクリックしてください。
これでフォルダの作成が完了です。
フォルダの変更方法
フォルダに格納しているタグの変更を行いたい場合は以下の手順で可能です。
タグ名をクリック
タグ名をクリックして下さい。
フォルダの指定
画面右にあるフォルダ選択欄から、タグのフォルダを変更してください。
タグ一覧画面
作成したタグはこの様に一覧で表示されます。
この画面から「付与した友だちの確認」「コピー」「並び替え」「一括フォルダ変更」「タグの削除」が可能です。
友だちの確認
右側にある「友だち数」の項目の数字をクリックする事で、タグを付与した友だちを一覧で確認する事が出来ます。
また、こちらからタグの一括解除も可能です。
タグのコピー
画面右側にある「…」マークにカーソルを合わせる事でタグのコピーが可能です。
同じ設定のタグを複数作成したい場合に、こちらの機能を使ってください。
タグの並び替え
タグの並び替えが可能です。
重要なタグや頻繁に変更するタグがあるときは、『並び替え』で先頭に持ってくるとよいでしょう。
一括フォルダ変更
タグが格納されているフォルダを一括で変更する事が出来ます。
その場合は、画面右上の「一括フォルダ変更をクリックして下さい。
タグの削除
画面右側にある「…」マークにカーソルを合わせる事でタグの削除が可能です。
また、タグの左側にあるチェックボックスをクリックする事でタグの一括削除を行う事も可能です。
タグ管理に関するよくあるご質問
タグ管理に関するよくあるご質問と回答については、「情報管理– 目的から探す・よくあるご質問」もご参照ください。