パラメータインポートの利用方法

QRコードアクション

パラメータインポートとは

「パラメータインポート」とは、他社システムに保存されている顧客情報を、エルメに取り込むことができる機能です。

例えば、他社のメール配信システムで、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」といった顧客情報を管理している場合、そのシステムからLINE公式アカウントの登録URLを送信することで、エルメ上の友だちと顧客情報を紐づけることが可能になります。

パラメータインポートの仕組み

パラメータインポートでは、エルメの「QRコードアクション」を利用します。
QRコードアクションとは、LINE公式アカウントの登録URLを個別に発行できる機能です。

発行したURLに対してパラメータを付与することで、エルメに顧客情報を取り込むことが出来ます。

パラメータ名は「cid1」〜「cid5」の5つまで設定可能で、それぞれのパラメータに対して、他社システム側の変数(例:%name%、%email%、%tel%など)を設定します。

変数を設定した状態で、他社システムから顧客に対してURLを送信することで、URLに顧客情報の実データ(例:cid1=山田太郎cid2=ymd@lme.jpcid3=09012345678)が差し込まれた状態になります。

顧客がそのURLからLINE公式アカウントに登録すると、URL内のパラメータがエルメのサーバー側に送信され、友だち情報としてエルメに自動的に保存されます。

パラメータインポートの利用方法

QRコードアクションの新規作成

まず、左メニューの「情報管理」にカーソルを合わせ、「QRコードアクション」をクリックしてください。

「新規作成」をクリックしてください。

「管理名」「フォルダ」「稼働対象」の各種設定を行って下さい。
「稼働対象」は、QRコードアクションで個別のアクション(例:LINE登録時メッセージ、タグ付けなど)を設定している場合、アクションを稼働させる対象を選ぶ設定になります。

●新規友だちのみ
友だちではないユーザーが初めて友だち追加する場合のみ1度だけアクションが稼働します。
●全ての友だち
新規・既存・ブロック解除・エルメ上の友だち、全てのユーザーを対象にアクションが稼働します。

①上部のタブから「外部連携」をクリックしてください。
②左メニューから「パラメータインポート」をクリックしてください。
③パラメータインポートの「利用する」をクリックしてください。

友だち情報の割り当て

「保存先の友だち情報」の欄から、「cid1」〜「cid5」のそれぞれのパラメータに対して紐づけたい友だち情報を選択してください。

友だち情報の新規作成方法

①エルメ左メニュー「情報管理」にカーソルを合わせ「友だち情報管理」をクリック。
②画面上部の「新規作成」をクリック。

友だち情報管理の詳しい解説はこちら

友だち情報の選択が完了したら「保存」をクリックしてください。

友だち追加URLの取得

パラメータインポートの設定が出来たら、上部メニューの「QRコード表示」をクリックしてください。

QRコードアクションのURLをコピーしてください。

他社システムでURLを送信

作成したURLを、他社システムで顧客に送信します。
今回は、メール配信システムでURLを送信する手順を例に解説します。

ご利用されているメール配信システムのテキストボックス内に、配信したいメッセージと一緒に、QRコードアクションのURLをに入力して下さい。

入力したURL末尾に「&cid1=」と入力してください。

メール配信システム上で、「cid1」のパラメータに対応する変数を入力してください。
例えば、「cid1」のパラメータに「システム表示名」の友だち情報を紐づけている場合、メール配信システム上では「氏名」の変数を設定する形になります。

「cid1」のパラメータの設定ができたら、次は友だち追加URL末尾に「&cid2=」と入力してください。
入力出来たら同じように「cid2」のパラメータに対応するメール配信システム上の変数を入力してください。

同じ手順で残りのパラメータを設定してください。

パラメータの設定が完了したら、顧客に対してメールを送信してください。

送信時にURL内の変数が顧客ごとに自動で変換され、友だち追加の際にそのパラメータがエルメへ送信され、対応する友だち情報に自動で紐づきます。