L Message(エルメ)のステップ配信機能

ステップ配信とは?

ステップ配信とは友だち登録をした人に対して、事前に準備しておいたメッセージを決められた順番・一定の間隔で配信する手法のこと。

ステップ配信であれば、どのタイミングで登録をしてきた人であっても、必ず同じアプローチを取ることができます。

例えばエルメのステップ配信だと、8月に友だち登録した人と12月に加入した人でも、1通目・2通目・3通目に送信するメッセージは同じ内容になります。

これは事前設定で『1通目の内容・2通目の内容・3通目の内容』をすでに決めているからです。

つまり加入のタイミングに関わらずコチラが事前に設定した『シナリオ(メッセージの内容・順番・配信間隔)通り』に、メッセージを自動送信できるというわけです。

もちろん新規登録者に対してだけでなく、既存友だちに対してステップ配信を開始させることも可能。

そのため、新規・既存問わずすべての友だち登録者に対して、安定感のある自動セールスを誰でも簡単に構築できるのです。

もしも手動でセールスメッセージを送るのが面倒なのであれば、このステップ配信を用いるとよいでしょう。

ステップ配信の作成方法

ステップ配信を作成するのは簡単です。

作成の流れには大きく4つのステップがあります。

1.ステップ配信(枠組み)を作成
2.ステップ配信内にメッセージを作成
3.必要に応じてメッセージを複数作成
4.ステップ配信開始の設定を行う

注意

ステップ配信を作成しただけでは、配信されません。4つ目の「ステップ配信を開始する設定」を忘れないようにご注意ください。

最初は面倒に感じるかもしれませんが仕組み自体はとてもシンプルなものですので、慣れれば数分で作成できます。

自動セールスを目指して、どんどん作成してくださいね。

「ステップ配信」をクリック

画面左に表示されている「メッセージ」にカーソルを合わせ、「ステップ配信」をクリックしてください。

「新規作成」をクリック

「+新規作成」をクリックしてください。
また「+フォルダ追加」をクリックすることで、ステップ配信を格納するフォルダを作成することもできます。

『ステップ名』を入力

ステップ配信の管理名を登録してください。
またこちらからフォルダの指定も可能です。
「フォルダ内の一番上に追加する」をクリックすることで、新規作成したステップ配をフォルダ内の一番上に追加することもできます。
登録が完了したら「メッセージの登録に進む」をクリックしてください。

配信対象者(絞り込み)の設定

ステップ配信では「配信対象」を設定することができます。

デフォルトでは「ステップ購読者全員」という配信対象が設定されておりますので、こちらの配信対象が選択されている状態でメッセージを作成すれば、ステップ配信を開始した全ての人に配信されるメッセージを登録できます。

新しくステップ配信内に配信対象を作成し「”タグA”が付いている人のみに配信する」という絞り込み条件を設定すれば、タグAが付いている人のみに配信されるメッセージを登録することが出来ます。

このように、ステップ配信内に複数の配信対象を作成することで、友だちの属性ごとに配信したいメッセージを分けることが可能です。

また、ステップ配信が開始された友だちが複数の配信対象に当てはまる場合は、該当する全ての配信対象のメッセージが配信されます。

例えば、ステップ配信内に「ステップ購読者全員」「タグAが付いている人」という2つの配信対象がある場合、タグが付いていない友だちには「ステップ購読者全員」のメッセージのみ配信され、タグAが付いている友だちには「ステップ購読者全員」「タグAが付いている人」の2つの配信対象のメッセージが送信されます。

配信タイミングの設定

「+配信タイミング」をクリックして、ステップ配信内の1通目の配信タイミングを設定しましょう。

クリックするとこのようなモーダルが表示されますので、ご希望の配信タイミングを選択してください。

ステップ開始直後

「ステップ開始直後」を選択した場合、ステップ配信開始のアクションを実行して直ぐにメッセージが送信されます。

例えば、友だち追加時にステップ配信開始のアクションを設定している場合は、友だち追加がされた瞬間にメッセージが送信されます。

こちらの配信タイミングはステップ配信の1通目にしか設定する事が出来ません。

日時で指定

「日時で指定」を選択した場合には、ステップ配信を開始した時点から「〇日後の〇時〇分」にメッセージを送信するという設定が可能です。

例えば、配信タイミングを「0日後の10時」にしている状態で4月1日の9時にステップ配信が開始された場合、メッセージが送信されるのは4月1日の10時になります。

また、配信タイミングを「0日後の10時」にしている状態で4月1日の11時にステップ配信が開始された場合、メッセージが送信されるのは4月2日の10時になります。

経過時間で指定

「経過時間で指定」を選択した場合には、ステップ配信を開始した時点から「○時間○分後」にメッセージを送信するという設定が可能です。

こちらは設定可能な時間は23時間59分以内となります。

24時間以上先の配信タイミングを設定したい場合は「日時で指定」をご利用ください。

1通目を作成

まずはステップ配信の1通目を作成していきます。

『メッセージ追加』をクリック

切り替わった画面先の右上『メッセージ追加』をクリックしてください。

そこからメッセージを作成できます。

ステップ配信で登録できるメッセージの種類には以下の5種類があります。

テキスト
・パネル・ボタン
・画像動画音声
・スタンプ
・位置情報

それぞれの詳細は下記の解説をご確認ください。

テキスト

「テキスト」では、主に文字を入力します。
友だち名、日付などの「自動情報挿入」ができる他、PDFアップロード、「URL表示期限・アクション設定」なども可能です。
「URL表示期限・アクション設定」の「アクション設定」ボタンをクリックすると、「エルメアクション」を設定できます。

+情報自動挿入

「+情報自動挿入」をクリックすると、友達ごとに自動変換されるコードをテキスト内に入力することが出来ます。
挿入できる内容は以下の通りです。


●LINE名
友だちのLINEの登録名を自動で挿入することが出来ます。「システム表示名」ではありませんので、システム表示名を挿入したい場合は「友だち情報」を選択してください。


●経過日数・指定日付
配信日からの〇日後の日付、配信日から〇日後までの日数を自動挿入できる機能です
・「配信日から指定日までの日数を挿入」を選択すると、配信した日から指定した日付までの残り日数を自動挿入できます。例えば残り日数が3日の場合は「3」と自動入力されます。
・「配信日から指定日数経過後の日付を挿入」を選択すると、配信日から指定した日数が経過した日付を自動入力する事ができます。下部の表示例をクリックすると、挿入する日付のスタイルや、曜日の有無も選択することが出来ます。


●配信日の日付
こちらはメッセージを送信した当日の日付を自動入力できる機能です。下部の表示例をクリックすると、挿入する日付のスタイルや、曜日の有無も選択することが出来ます。


●友だち情報
友だちに登録している友だち情報を自動挿入することが出来ます。こちらを選択するとテキスト内に変換コードが記入され、そちらを友だちに送信する事で友だち情報が友だち毎に自動変換されます。


●回答フォームURL
作成済みのフォームのURLを自動挿入することが出来ます。


●商品販売ページURL
作成済みの商品の「商品ページURL」「解約ページURL」「カード情報変更ページURL」をそれぞれ挿入することが出来ます。


●カレンダー予約URL
作成済みのカレンダー予約のURLを自動挿入することが出来ます。


●イベント予約URL
作成済みのイベント予約のURLを自動挿入することが出来ます。

+PDFアップロード

「+PDFアップロード」をクリックすることでPDFをアップロードすることが出来ます。

クリックすると右のモーダルが表示されますので、こちらにPDFファイルをアップロードしてください。
PDFのアップロードが出来るとURLが発行されますので、そちらのURLを送信して友だちにPDFを共有するという形になります。

+絵文字

「+絵文字」をクリックすることでテキスト内に絵文字の挿入が可能です。
絵文字は豊富に種類がありますのでお好みに合わせて使い分けてみてください。

このメッセージでは入力したそのままのURLを利用する

こちらにチェックを入れた場合、テキスト内に記入されているURLをそのままの状態で送信する事が出来ます。

※URLの変換を行わない場合以下の機能が利用できなくなります。
●開封数・クリック数の計測
●URLタップ時のアクション

URL表示期限・アクション設定

テキスト内にURLを記入している場合、URLの有効期限の設定と、URLをタップしたとに発動できるアクションの設定が可能になります。

●URL表示期限
「URL表示期限」を利用すること、
 ・〇月〇日〇時〇分に送信したURLにアクセスできなくする
 ・URLを送信した日から〇日後にアクセスできなくする
という事が可能です。

●アクション設定
「アクション設定」を利用する事でURLをタップした友だちに対して例えば、
 ・テンプレートを送信する
 ・タグ付けを行う
 ・リッチメニューを表示させる
などのアクションが可能です。
こちらはあくまで一例ですのでその他にも様々なアクションが実行できます。

フォーム作成・カレンダー予約・イベント予約・商品販売・コンバージョン・流入アクションのURLは対応していません。

「URL表示期限・アクション設定」の詳しい解説はこちらのマニュアルにございますのでご確認頂ければと思います。

パネル・ボタン

「パネル・ボタン」機能とは、友だちに対してパネル形式のメッセージを送信できる機能です。

パネル内にはタップ可能なボタンも設置する事ができ、ボタンをタップした友だちに対してメッセージの配信やタグ付けといった様々なアクションを行う事も可能です。

パネル・ボタンには主に4つの種類があります。

スタンダード

「スタンダード」は一般的なタイプのパネルです。

トーク内に画像・テキスト・ボタンが一つにまとまったパネルを表示させることが出来ます。

ボタンは縦に4つまで設定することが可能で、ボタンタップ時には様々なアクションが設定できます。

スタンダードタイプのパネル・ボタンの作成方法はこちらをご確認ください。

カラーボタン

「カラーボタン」は、ボタンやテキストに色を付けられるのが特徴です。

4つボタンを設定できる点はスタンダードと同じですが、ボタンの色が変更でき、左右に並べてボタンを配置することもできます。

またカラーボタンの場合は、パネルのサイズも大・中・小から指定が可能です。

カラーボタンタイプのパネル・ボタンの作成方法はこちらをご確認ください。

画像

こちらは画像を横並びで送信できる機能です。

複数枚の画像をパネル形式で並べることができ、画像をタップした時のアクションも設定することが出来ます。

また上下に短いテキストを登録する事も可能ですので、友だちに対して商品やサービスを紹介する際に便利な機能です。

画像タイプのパネル・ボタンの作成方法はこちらをご確認ください。

クイックリプライ

「クイックリプライ」は、テキスト&ボタンを送信できる機能です。

こちらを送信すると、テキストの下に小さなボタンを複数表示させることが可能で、どれかをタップするとボタンが非表示になります。

豊富な選択肢を用意できるので、アンケートなどを行う際に便利な機能です。

クイックリプライの作成方法はこちらをご確認ください。

ボタンがタップされる前に次のメッセージが送信された場合、ボタンが表示されなくなるため クイックリプライは同時に2通以上送信することはできません。 クイックリプライは複数のメッセージを同時 に送信する場合、 常にメッセージの最後に送信されます。

画像・動画・音声

「画像・動画・音声」を選択すると、画像・動画・音声を登録する事が出来ます。
ファイルをアップロードする際には、ページ内にファイルをドラック&ドロップするか、「PCから選択」をクリックしてアップロードしたいファイルを選択してください。

画像

画像をアップロードした場合には、タップ時アクション(リッチメッセージ)を利用することが出来ます。
こちらは、LINEに送信した画像を友だちがタップした時に何かしらのアクションを発動できる機能です。
タップ時のアクションを設定したい場合は「利用する」を選択し、タップ時のアクションは不要で画像だけを送信したい場合は「利用しない」を選択してください。

リッチメッセージに関する詳しい解説はこちらのページにございますので是非ご確認頂ければと思います。

対応形式.png/.jpg
最大データ容量10MBまで

動画

動画をアップロードした場合には、動画にサムネイルの設定が可能です。
サムネイルを設定することで、友だちに対して動画を送信した際にサムネイル画像が表示され、サムネイル画像をタップすると動画がスタートするという流れになります。

サムネイルを設定する場合は必ず動画と同じ縦横比の画像をアップロードして下さい。
動画
縦横比と異なるサムネイル画像をアップロードすると、動画を再生したときに正しい縦横比で再生が出来ない場合があります。

また動画を送信する場合には「視聴後アクション」も設定することが出来ます。
こちらは送信した動画を最後まで視聴した場合に、友だちに対して指定したアクションを実行できる機能です。
途中までしか動画を再生していない友達にはアクションを実行することが出来ませんので予めご了承ください。

対応形式mp4
最大データ容量200MBまで

音声

音声ファイルをアップロードすることで友だちに対して音声ファイルを送信する事が出来ます。

対応形式m4a
最大データ容量200MBまで

スタンプ

スタンプとは通常のLINEアプリでも使われているイラスト型メッセージのことです。
テキストのみを送信する場合に比べて、チャット画面が華やかになります。
運営方針にもよりますが、顧客との距離が近いやり取りをしたいのであればスタンプを積極的に使っていくとよいでしょう。

位置情報

位置情報とは検索欄に入力した住所をGoogle mapに表示させ、それを友だちにそのまま送信できる機能を指します。
この機能を使うことで、位置情報の伝達を視覚的に共有することができます。
文字だけで共有する場合に比べて、はるかに分かりやすくなります。

なお、使い方は以下の通り。

  1. 検索キーワード入力欄をクリック
  2. 住所を記入する
  3. マップ上に表示された該当場所をクリックする
  4. 『ピンの住所を検出』をクリック
  5. タイトルに『開催場所は○○。開始時刻は~』等のメッセージを記入
  6. 画面最下部『配信登録』をクリック

セミナーを開催する際にこの機能を使えば、当日になって『場所がわからない』という連絡も減ることでしょう。

かなり便利な機能ですので、ぜひ使ってみてくださいね。

テンプレートからメッセージを追加する事も出来ます

ステップ配信のメッセージはテンプレートから追加する事も可能です。

その場合は画面右上にある「テンプレートから追加」をクリックして下さい。

クリックすると「テンプレートをそのまま利用する」「テンプレートを引用して編集する」を選択する画面になります。

・テンプレートをそのまま利用する
元のテンプレートが編集されたら、自動的に編集が適応されます。
・テンプレートを引用して編集する
元のテンプレートが編集されても、編集は適応されません。

こちらも都合のいい方を選択してください。

なお、テンプレートメッセージに関する詳しい情報は『L Message(エルメ)のテンプレート機能』で解説しております。

2つ目以降のメッセージを追加

1つ目のメッセージの登録が終わったら、再度「メッセージを追加」をクリックする事で、2つ目のメッセージを登録可能です。

この要領で、メッセージ3、メッセージ4と追加をしていきましょう。

注意点としては、こちらの「メッセージ2」とは、ステップ配信の「2通目」ではありません。

ここで追加したメッセージは、1通目配信時に送信されるものです。

例えば、1通目で「テキスト」「画像」という2つのメッセージを登録した場合、こちらが一通目配信時にまとめて送信される仕組みとなっております。

間違えやすいポイントですので注意しましょう。

ステップ配信の2通目を作成

ステップ配信の1通目の作成が完了したら、再度「+配信タイミング」をクリックして2通目を作成しましょう。

あとは1通目と同じ方法でメッセージを登録するだけです。

この要領で3通目、4通目とステップ配信を作成していきましょう。

ステップ配信の開始設定

ステップ配信は作成しただけでは配信されませんので、配信を開始する設定を行う必要があります。

設定手順については、「ステップ配信の配信方法」をご参照ください。

配信先の絞り込みなどの詳細を設定する場合は、次の手順で設定できます。

ステップ配信の配信方法

続いて、ステップ配信の配信方法についてご紹介します。

ステップ配信は作成しただけでは配信されません。

ステップを開始したいタイミングで配信が開始されるように設定する必要があります。

ステップの開始・終了のアクションを設定してはじめて、ステップ配信の設定が完了します。

エルメアクションについて

ステップ配信は、エルメの様々な機能にある「エルメアクション」から開始させることができます。たとえば、次の機能です。

ステップ配信が可能な機能の例
  1. 1:1チャット
  2. 自動応答
  3. リッチメニュー
  4. テンプレート
  5. フォーム作成
  6. 友だち追加時設定
  7. グ管理
  8. 友だちリスト
  9. 友だち情報管理
  10. アクションスケジュール実行
  11. 流入アクション
  12. コンバージョン
  13. カレンダー予約
  14. イベント予約
  15. 商品作成

ステップを配信するには、エルメアクションの「トリガー」(アクションのきっかけ・呼び出し元)となる様々な機能から設定してください。

エルメアクションは、たとえば「タグ管理」、「カレンダー予約」、「イベント予約」など、様々な「トリガー」となる機能から呼び出すことができます。そのため、様々な機能から任意のタイミングで、ステップを配信できます。

エルメアクションの「トリガー」を一覧するには、「呼び出し元トリガー・アクション一覧」の「1.トリガー(「2.アクション」を呼び出すきっかけ)」シートをご参照ください。

エルメアクションの詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」をご参照ください。

・配信設定
アクションが発動したタイミングでステップを開始/再開するか、停止させるか、途中から再開するかを設定します。

開始/再開:始めから、または停止している通数から配信が開始されます。

途中から開始:ステップの購読状況にかかわらず、何日目から再開するかを指定できます。指定した●日目のステップから配信が開始されます。

・ステップ選択
開始/再開・停止・途中から再開させたいステップを設定します。

・絞込 未設定
スタンダードプラン以上の有料プランでは、「絞込 未設定」をクリックすると、絞り込みの条件を設定できます。

絞り込みの詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」の「エルメアクションで絞り込める機能や情報(有料プランのみ可能)」をご参照ください。

エルメアクションの詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」や「エルメアクションの効果的・具体的な活用例」をご参照ください。

以下にステップ配信開始の操作の一例をご紹介します。

友だち追加時にステップ配信を行う場合

友だち追加時にステップ配信を行うには、「友だち追加時設定」からアクションを設定してください。

次の手順を行います。

1.左メニューの「メッセージ」▶「友だち追加時設定」をクリック

2.「アクション設定」ボタンをクリック

「新規友だち用設定」「既存友だち用設定」にある「アクション設定」をクリックする事でステップ配信開始の設定が出来ます。

3.左の「ステップ」をクリック

4. 「開始/再開」▶配信するステップを選択して「保存」ボタンをクリック

ここでは「A店にあるチラシ」ステップを選択して「開始/再開」を選択していますが、任意のステップの「停止」や「途中から配信」も可能です。目的に合わせて選択・設定してください。

エルメアクションの詳細については、「エルメアクションと友だちアクションの設定方法 – 呼び出し元とアクション内容」や「エルメアクションで設定できるアクション」をご参照ください。

友だち追加時設定の詳細については「L Message(エルメ)の友だち追加時設定(あいさつメッセージ)設定方法」をご参照ください。

自動応答が反応したときにステップ配信を行う場合

自動応答が反応したときにステップ配信を行うには、「自動応答」からエルメアクションを設定してください。

次の手順を行います。

1.左メニューの「顧客対応」▶「自動応答」をクリック

2.「新規作成」ボタンをクリック

3.アクションの稼働対象やキーワードなどを設定

詳細については「L Message(エルメ)の自動応答の設定、使い方」をご参照ください。

4.アクション設定の「設定する」ボタンをクリック

この後、「友だち追加時にステップ配信を行う場合」の手順3と手順4を行って、ステップ開始を設定してください。

自動応答の詳細については「L Message(エルメ)の自動応答の設定、使い方」をご参照ください。

フォーム回答後にステップ配信を行う場合

友だちがフォーム回答した後にステップ配信を行うには、「フォーム回答」からエルメアクションを設定してください。

作成済みのフォームにステップ配信開始の設定を行うには、次の手順を行います。

1.左メニューの「メッセージ」▶「フォーム作成」をクリック

2.フォームの管理名をクリック

3.「詳細設定」をクリック

4.回答完了時アクションの「設定」をクリック

フォームが表示されたときにアクションさせるには、「フォーム表示時アクション」の「設定」ボタンをクリックしてください。

アクションを設定した後、「友だち追加時にステップ配信を行う場合」の手順3と手順4を行って、ステップ開始を設定してください。

フォーム作成の詳細については「L Message(エルメ)のフォーム作成機能」をご参照ください。

友だちに対して個別にステップ配信を行う場合

登録済みの友だちを絞り込んで個別にステップを配信するには、「フォーム回答」からエルメアクションを設定してください。

次の手順を行います。

1.左メニューの「情報管理」▶「友だちリスト」をクリック

2.ステップを配信したい友だちのチェックボックスをクリックしてオンにする

3.「アクション選択」ボタンをクリック

アクションを設定した後、「友だち追加時にステップ配信を行う場合」の手順3と手順4を行って、ステップ開始を設定してください。

友だちリストの詳細については、「L Message(エルメ)の友だちリストページの使い方、運用方法」をご参照ください。

ステップ配信の上手な使い方

ステップ配信をした経験がない場合は、「どういった使い方をすればいいんだろうか?」と悩む人もいるハズ。

そこでここではステップ配信を上手に使うコツを伝授いたします。

ステップ配信を上手に配信するコツ
  1. ステップ配信の目的をハッキリさせる
  2. ユーザーの悩みをリサーチする
  3. ステップ配信の結果を分析する

ステップ配信の目的をハッキリさせる

ステップ配信の目的を明確にしなければなりません。

そうしなければメッセージ内容が決まらないからです。

そもそもステップを行う理由は基本的に3つあります。

ステップ配信の主な目的
  1. 自動セールス
  2. 商品の宣伝
  3. 顧客の教育

自動セールスを目的にしているのであればCVRを向上させるメッセージ内容・順序等を考えなくてはなりません。

その一方で顧客の教育を念頭に置いているのであれば、後々の商品販売が上手くいくような『根回し的なメッセージ』を配信することが好ましいです。

好ましい内容
  • 行動しなければ人生は変わらない
  • 全ては自分次第
  • 行動するのであれば早い方が良い

こういったメッセージを配信し、顧客をアクティブな精神状態に持って行くのが良いです。

このように『なんのためにステップ配信を行うのか』で配信すべき内容は大きく変わります。

したがってまずは配信目的を明確化し、メンバーと共有するところから始めましょう

ユーザーの悩みをリサーチする

方針を固めたら、次にユーザー(友だち)の悩みをリサーチしましょう。

悩みを知ることで提供すべきノウハウや知識、つまりは配信すべき内容がわかります。

もともと友だちがあなたのLINE公式アカウントにわざわざ登録したのは何かしらの悩みを持っており、その解決をあなたに期待しているからです。

そのため、その悩みを解決するような豆知識やちょっとしたノウハウを提供することで、あなたに対して絶大な信頼を置くようになります。

そしてその信頼が商品販売時の『購入の後押し』となり、売り上げアップを期待できるのです。

したがってステップ配信をするときは、友だちの悩み解決をベースにして行うとよいでしょう。

なお、友だちの悩みをリサーチするときは、エルメの『アンケート機能』を用いてください。

顧客の生の声を収集できますし、無料で使えます。

アンケート機能はエルメアカウント管理画面の左側に表示されている『フォーム作成』から作成できますので、試してみてください。

ステップ配信の結果を分析する

ステップ配信を行ったら、その結果を分析しましょう。

成功要因や失敗の原因を分析および把握することで、メッセージに対する反応率やCVRを向上させることができます。

その結果、最終目標である売り上げアップ増加も可能です。

そもそもステップ配信の仕組みは『決められたシナリオ(メッセージ・順序・配信間隔)が必ず配信される』というものです。

そのため、どういったシナリオを使うかが成功のカギを握ります。

そしてそのシナリオを構築するにはPDCA(計画・行動・分析・改善)を高速で繰り返すことが重要。

実践し、分析をし、改善を重ねることで成否を左右するポイントをようやく発見できるからです。

したがって、その作業の一部である分析は必ず行うようにしましょう。

なお、エルメアカウントでは以下3つの分析を行えます。

使える分析機能
  • 流通アクション
  • コンバージョン測定
  • URL測定

こういった機能を駆使し、「CVRが高い友だちはどこで友だち登録をしてきたのか」「コンバージョンが高いメッセージはどういった内容になっているのか」「クリック率が高いメッセージの成功要因は何なのか」をしっかり把握しましょう。

そうすれば、ステップ配信による売り上げ倍増も夢ではありません。

ステップ配信に関するよくあるご質問

ステップ配信に関するよくあるご質問と回答については、「ステップ配信 – 目的から探す・よくあるご質問」もご参照ください。