診断コンテンツとは、友だちに選択肢質問に答えてもらい、回答内容によっておすすめ度や適合率を自動で判断するコンテンツです。エルメのフォーム機能を使えば、診断コンテンツを簡単に作成できます。
この記事では、フォームで診断コンテンツを作成する具体的な設定手順を解説します。ぜひご活用ください。
1. コンテンツの内容作成
診断コンテンツの内容準備
L Messageでの設定を行う前に、まず作成するコンテンツの内容を用意しましょう。フォームでは、回答に応じてポイントが付与され、獲得ポイントに応じて結果を出し分ける「ポイント式」の診断コンテンツを作成できます。
以下の項目をあらかじめ決めておくとスムーズです:
- 質問内容
- 回答の選択肢(100個まで)
- 各選択肢に付与するポイント
例:
質問:髪の悩みで最も気になるのは?
選択肢①:パサつき・乾燥 → 3点
選択肢②:カラーやブリーチによるダメージ → 2点
選択肢③:うねり・広がり → 1点
回答結果コンテンツの内容
友だちが獲得したポイント数に応じて診断結果を出し分けられます。結果を伝えるためのテキストメッセージも事前に用意しておきましょう。画像やパネル、動画なども送信できますが、その場合は事前にテンプレートを準備してください。
例:
あなたにおすすめなのは【集中補修型トリートメント】
あなたの髪は深いダメージを受けているようです。そんな髪には“集中補修型トリートメント”がおすすめ。複数の工程で髪内部のタンパク質や水分を補い、芯からうるおいとハリを与えます。定期的に行うことで、美しさを根本から取り戻せます。
友だち情報の作成
選択肢に付与されたポイントは、友だち情報に加算方式で貯めていきます。また、友だちがどの選択肢を選んだかも記録できます。
ポイント加算用の友だち情報の作成
友だち情報管理を開く

「情報管理」欄の「友だち情報管理」をクリックします。
新規作成

青色の「新規作成」ボタンをクリックします。
詳細設定

①管理名
└「診断結果ポイント」など、分かりやすい名前を入力します。
②情報タイプ選択
└「ポイント」を選択します。
③保存
└緑色の「保存」ボタンをクリックします。
以上で事前準備は完了です。
3.フォームの作成
フォーム作成の基本設定
フォーム作成

「メッセージ」欄の「フォーム作成」を選択します。
新規作成

青色の「新規作成」ボタンからフォームを作成します。
回答フォーム新規作成

①管理名
└管理名を入力します。
②フォーム名
└フォーム名を入力します。
③タイプ選択(あとから変更はできません)
└今回はシングルタイプを選択します。必要に応じて分岐タイプもご活用ください。
④よく使われる項目の利用
└今回は何も設定しません。
⑤保存
└青色の「フォームの新規作成に進む」ボタンをクリックします。
診断コンテンツ(基本設定)

①診断コンテンツのタブを選択します。
②設定項目
└「基本設定」を選択します。
③診断コンテンツの作成
└「作成する」を選択します。
④ポイントを記録(合算)する友だち情報を選択
└事前に作成したポイント用の友だち情報を選択します。
フォーム編集
項目・装飾を追加

フォーム編集タブに戻り、青色の「+ 項目・装飾を追加」をクリックします。
項目を追加

①「質問項目」タブの「診断コンテンツ」を選択します。
└質問数が多い場合は連続してクリックすることで1度に5つまで選択できます。
②「この項目を追加」を選択します。
診断コンテンツ

①回答を「必須」に設定
②質問文
└事前に用意してある質問文を入力します。
回答情報の連携

①友だち情報の選択
└「自動で友だち情報を生成して回答を連携」を選択します。
②選択肢を入力
└あらかじめ用意しておいた選択肢を入力します。
③加算するポイント
└選択肢に付与するポイントを入力します。
用意してある質問の数だけ作成してください。
自動で生成された友だち情報は、質問文が友だち情報の管理名として設定され、未分類フォルダに格納されているので、必要に応じてフォルダ移動をしておきましょう。
保存

青色の「保存」ボタンをクリックして保存します。
診断コンテンツ(診断結果のメッセージ・アクション)

①診断コンテンツのタブを選択します。
②設定項目
└「診断結果のメッセージ・アクション」を選択します。
③ポイントの範囲を追加
└青色の「+ポイントの範囲を追加」を選択します。

①ポイントの範囲を指定
└事前に決めた結果に合わせてポイントの範囲を指定します。
②送信メッセージ
└診断結果を伝えるメッセージを入力します。
③アクション追加・編集
└画像や動画を含むテンプレートを送信する場合はここから設定してください。
④保存
└青色の「保存」ボタンをクリックして保存します。
診断結果の数だけ繰り返してください。
以上で、フォームで診断コンテンツを作成するための設定は完了となります。