今回はL Message(エルメ)の販促編ということで、エルメの基本操作や運用に関してマスターしていただきます。
前回ご説明した「LINE公式アカウント」と「L Message」両方の機能を組み合わせて、より効果的な活用をできるようになってください。
1. 導入
1.1 基礎情報
(1) L Messageとは
① LINE公式アカウントの拡張システム
L Message(以下エルメ)とは、LINE公式アカウントの拡張システムです。
エルメを利用する場合は、必ずLINE公式アカウントの開設が必要となります。
建物でいうと公式アカウントが土台の1階で、その上に2階としてエルメが乗るようなイメージです。

現状、LINE公式アカウントの数は1,850万アカウント程度ありますが、エルメも含めた拡張システムは20万アカウント未満です。
つまり全体のアカウントに対して拡張システムの導入率は1%程度ということになるので、市場としてはまだまだ伸びしろがあります。
② 特徴
LINE公式アカウントではできない、自動化による業務効率化やコスト削減、収益向上といった事業課題をワンストップで解決できるツールです。
(2) LINE公式アカウントとの違い
それでは具体的にエルメとLINE公式アカウントとの違いを説明します。
① ターゲットユーザーの違い
i) LINE公式アカウント
大企業向けであり、顧客リストを大量に集めることが可能で、すべての人に対してアプローチできます。
ii) エルメ
個人事業主や中小企業向けであり、一人ひとりの情報を収集した後に、それをもとに細かくグループ分けすることが可能です。
そしてそれらに対してセグメント配信を行うことで、最適な人に最適な情報を送ることができるようになります。
ゆえに、少ないリスト数であっても最大限にパフォーマンスを発揮することができるシステムであると言えます。
② 機能の違い
詳しい機能の違いについてはこちらにまとめてありますので、ご参照ください。
i) LINEと併用が可能
LINE公式アカウントにある以下の機能については、エルメを導入していても併用することが可能です。
- アカウント設定
- プロフィール
- VOOM
- 自動応答
- リッチメニュー
- クーポン
- ショップカード
ii) エルメ独自機能
一方で、エルメ独自の機能は以下となっています。
- 情報取得(友だち流入経路、個々の興味関心、属性の把握)
- フォーム機能
- 予約機能
- 決済機能
(3) 他ツールとの違い
エルメと他社提供ツールとの主な違いは以下になります。
- 総合パッケージ
- ユーザーが自由に利用できる
- 安い
- 従量課金、契約縛りなし
- スマホアプリ対応
- 毎月のアップデート
- 要望チャット
① 総合パッケージ
世の中にはエルメ以外にもLINE拡張ツールが多くあり、各業種業界(たとえば飲食店や美容室)に特化したシステムがあります。
それに対してエルメは業界の区切りがなく、誰でも対象となる「総合パッケージツール」となっています。
② ユーザーが自由に利用できる
システムによっては自分で操作ができず、提供会社が運用代行までをパッケージとして提供しているものもあります。
ですがエルメはユーザーが自由にカスタマイズして利用することが可能となっています。
③ 安い
無料でリスクなく始めることができ、有料プランでも最大で月額10,780円と、リーズナブルな価格でご利用することができます。
④ 従量課金、契約縛りなし
従量課金制度や契約期間などの縛りはなく、月額利用料金以外の費用はかかりません。
もちろん有料プランについてはいつでも停止・再開が可能です。
また無料プランはずっと使い続けられるので、クライアントへの導入提案もしやすいです。
⑤ スマホアプリ対応
iosとAndroid、どちらのスマートフォンアプリにも対応しており、アップルストアとGooglePlayでダウンロードが可能です。
基本的にはPCを使ったwebでの操作を主に行っていただき、かんたんなトークや予約の通知を確認する際はスマホアプリの利用をオススメします。
⑥ 毎月のアップデート
毎月第4週目の水曜日9時にアップデートを行っています。最新のアップデート情報はアップデート&プレスリリースからご確認いただけます。
⑦ 要望チャット
ご自身がエルメを使用していく中で、「ここは不便だな」「こんな機能が欲しいな」といった要望がございましたら、要望チャットでお伝えください。
1.2 できること
エルメができることは以下の4つです。
- 顧客情報を自動で取得できる
- 必要な人にだけ情報を届けられる
- 自動化できる
- 従細な分析ができる
(1) 顧客情報を自動で取得できる
LINE公式アカウントのみですと、登録後に友だちから何かしらのアクション(スタンプやメッセージなど)をもらわなければ、情報(友だち名など)を取得すること、1:1チャットでやり取りすることもできません。
ですがエルメなら友だち登録後、自動的に顧客情報を取得でき、チャットすることも可能です。
① 流入アクション
流入アクションという機能を用いることで、何を通して友だち登録に至ったのかを確認することができます。
TwitterやFacebook、YouTubeといったSNSから実際の店舗まで、さまざまな流入元を判断可能です。
② LINE情報
アカウント画像やアカウント名を取得します。
③ 連絡先
LINEに紐づけてあるメールアドレスを取得します。
④ パーソナル情報
アンケートを通して性別、年代、予算、住所を取得します。
⑤ 悩み・興味関心
同じくアンケートを通して友だちの悩みや興味関心などを知ることが可能です。
(2) 必要な人にだけ情報を届けられる
(1)で取得した情報をもとにセグメント配信が可能です。
たとえば、流入経路+パーソナル情報+悩みという組み合わせで
「Youtubeから登録した40代男性でシワに悩んでいる人」
だけに配信することができます。
(3) 自動化できる
以下のように自動化することで、工数削減→コストカットを実現できます。
① セールス
商品案内のステップ配信を流します。
たとえば商品Aを販売するステップを流して
・ユーザーが購入した場合
「購入した」とタグが付き、アップセル、バックエンドなど上位商品のステップへ自動移行する。※ダウンセルの配信は流れない。
・ユーザーが購入しなかった場合
「購入しなかった」とタグが付き、ダウンセルへ自動移行する。※アップセルの配信は流れない。
このようにすれば、フロントからアップセル、バックエンド、ダウンセルまで自動でセールスが可能です。
② 予約
個別に日程調整する必要がなく、お客様の方で都合のよい日時を選んでもらう。
(4) 詳細な分析ができる
詳細に分析することでコスト削減や収益アップが見込めます。
① タグによる分析
友だち登録者の情報を分析し、リストからCSV出力して計算します。参考
② クロス分析

2つのデータをかけ合わせて分析します。
たとえば「年齢」と「URLクリック率」という2つのデータをかけ合わせれば、どの年代が反応率が高いのかを把握可能です。
これにより「この年代にはこの内容や見せ方が刺さる」ということが分かるので、より効果的な情報発信を行えるようになります。
他には「流入経路」と「成約率」という2つのデータをかけ合わせれば、どの流入経路から登録した友だちが最も購買意欲が高いのかが分かり、売上効果の高いメディアにフォーカスする事ができます。
このように、2つの情報をかけ合わせて分析をすることで、今まで見えなかった顧客特性を汲み取ることができ、売上アップにも活かせることでしょう。
1.3 デメリット
エルメにはメリットがたくさんありますが、同時にデメリットも存在します。
具体的には配信数のカウントにより、料金が変わってしまうということです。
(1) LINE公式アカウント
たとえばLINE公式アカウントでは、配信数のカウント対象は以下となっています。
① カウント対象
- メッセージ配信
- ステップ配信
② カウント対象外
- あいさつメッセージ
- 自動応答
- 1:1トーク
- リッチメニューのタップ
(2) APIツール(エルメ含む)
注意しなければならないのは、LINE公式アカウントではカウント対象外だった「1:1トーク」が対象になってしまうということです。
① カウント対象
- メッセージ配信
- ステップ配信
- 1:1トーク
② カウント対象外
- あいさつメッセージ
- 自動応答
- リッチメニューのタップ
ですから配信数対策として、対象を絞ったセグメント配信や、カウント対象外である自動応答、リッチメニューをうまく使うことが必要となってきます。
1.4 接続の注意点
接続に関する注意点を説明します。
(1) 既存の友だちの引継ぎ
既にご自身で運用しているLINE公式アカウントにエルメを紐づける場合、そのアカウントが『認証済み』か『未認証』かで情報の反映に違いがあります。
① 認証済みアカウント
エルメと紐づけた瞬間に、LINE公式アカウントの友だち情報はエルメに自動で同期されます。
ただし、過去のチャット履歴や以前にLINE公式アカウントで作成していたタグは引き継ぐことができません。
② 未認証アカウント
エルメに紐づけただけでは反映されず、友だちからアクション(スタンプやメッセージなど)をいただく必要があります。
なので、たとえばプレゼントなどのインセンティブを入れたメッセージ配信をLINE公式アカウントから行い、「プレゼントが欲しい方はスタンプを送ってください」などアクションを促しましょう。
ただし、2回リマインドをかけても反応しない人は、これ以降反応する可能性が低いです。
こういった友だちは思い切って切り捨てて問題ありません。
LINE公式アカウントは配信数でカウントされてしまいますので、見てくれない人に送ってもお金を垂れ流すだけなので、この辺りは割り切ることも大切です。
(2) 乗り換え
他社のツールから乗り換える場合についてです。
① Messaging APIのチャネル情報をエルメに上書き

一つのアカウントで複数のAPIツールを使用することができないので、Messaging APIの設定をエルメの情報に更新する必要があります。
ここで注意ですが、他社のツール情報は引き継ぐことができません。
ですので、たとえばデモアカウントを作成してエルメと紐づけし、そこに今までの情報を入力していき、すべて入力した後にそのアカウントをメインとして運用するというステップを踏む必要があります。
有料プランであれば、デモアカウントを作らなくても既存のアカウントに情報を引き継ぐことができます。
(3) LINE Developerの設定
流入アクションやフォーム作成などのLIFF(LINE Front-end Framework)を利用した機能は、本来LINE DeveloperでLINEログインチャネルの作成が必要ですが、エルメはその設定をしなくても使うことができます。
しかしながら、メールアドレスの自動取得機能を使用する場合については設定が必要なので注意してください。
1.5 代理店(ご紹介)制度

続いて代理店制度についての説明です。
(1) ポイント
① 継続報酬
紹介されたユーザーさんが有料プランを継続する限り、報酬も継続して支払われます。
② LTVが長い
このようなツールについては、一度契約をすれば長く利用してもらえる可能性が高いため、長期的な収益が見込めます。
③ 高い報酬率
月額利用料の30%〜40%と、他社と比べても高額設定となっています。
④ 無料紹介でOK
まずは無料プランで機能、効果を体感してもらい、友だち数が増えたり成果が出たりしたところで有料プランへ切り替えてもらうとよいでしょう。
なお
- 1人で複数事業を行っている(事業ごとにアカウントを持っている)
- 1つの事業で複数アカウントを持っている
このような場合でもすべて紐づけられ、報酬へつながります。
(2) 紹介方法
紹介方法については紹介者登録フォームに情報を記載し、システム管理画面のエルメ紹介より紹介リンクの発行を行ってください。
2. 情報管理
2.1 タグ管理
LINE公式アカウントでは「チャットタグ」という名称ですが、それと内容は同じで、友だちを分類するためのラベルを付ける機能となります。
(1) トリガーとアクション両方の機能を持つ
① トリガー
アクションを発動させるためのきっかけとなるものです。
たとえば、「商品Aを購入いただいた場合に自動でお礼と案内のテンプレートが流れる」場合、商品Aを購入=「商品A購入のタグが付く」がトリガーということになります。
② アクション

先ほどの例で言えば、「自動でお礼と案内のテンプレートが流れる」部分がアクションとなります。
アクションについてはテキスト・テンプレート送信やステップ配信の稼働&停止、リッチメニューの表示切替やタグ付け&外しといったさまざまな機能を持っており、色々な場面で使用することが可能です。
(2) ポイント
① 顧客管理ができる
性別や年代、商品購入といったタグを付けることで、友だち情報の記録やグループ分けをすることが可能になります。
LINE公式アカウントの場合は、このタグ付けをすべて手動で行わなければならないのですが、エルメなら自動でタグ付けしてくれます。
② 細かなセグメント配信が可能になる

メッセージの配信では、絞り込み設定を行うことで配信数を削減することができます。
その際、パーソナル情報や興味関心/悩み、購入者/未購入者といったタグで絞り込みが可能です。
たとえば現在503人の友だちがいる『Hair Alice』のデモアカウントでメッセージ配信を行う際に、男性のみに絞り込んだ場合、対象が178人に減ります。
こうすることで、配信数を抑えてコスト削減につなげることができます。
③ 分析が可能
友だちリストの中から抽出したい人をタグで絞り込み、関数を入力したスプレッドシートなどへ反映させて分析することができます。
また、URLをタップしたら自動でタグを付けることができるのですが、それを使ってURL分析も可能です。
さらにクロス分析にもタグ付けを利用することができます。
(3) タグの分け方
基本的にすべてにタグを付けます。以下の例を参考にしてください。
タグ画像挿入
① ステータス
- ブロックから復活(一度ブロックした人がブロック解除したとき)
- プロモーション不要(同業者や情報収集のみの人などで、あまり手の内を見せたくないとき)
② パーソナル情報
- 性別
→男性、女性に加えて「回答したくない/無回答」も用意するとよいでしょう。また必須項目ではなく任意にするなどの配慮も必要です。 - 年代
- 居住地
- 予算・年収
③ 商品の購入状況
- 未購入
- フロントエンド(具体的な商品名)
- バックエンド
④ イベントの参加状況
- 〇月〇日参加
- 不参加
⑤ 流入経路
- Youtube
- 店舗
- 新聞折り込み広告
⑥ 興味関心・悩み事
- 髪のダメージ/髪のうねり
- 動画編集/webデザイン
- サービスAに興味あり/なし
⑦ 行動履歴
- リンクタップ
→バナーAタップ、特典Xタップなど
2.2 リッチメニュー
エルメを使うと、リッチメニューを拡張することが可能になります。
(1) 自由にレイアウトを作れる
LINE公式アカウントでは、タップ可能な領域があらかじめテンプレートとして用意されており、その中から選択するしかありませんでした。
しかしエルメを使用すれば、タップできる領域をマウスでドラッグして自由に決めることができるので、デザインに合わせたカスタマイズが可能となります。
(2) セグメントをかけられる

会員と非会員、アンケートの未回答者と回答者で違うリッチメニューを表示させることができます。
(3) 表示できるコンテンツを増やせる
通常リッチメニューは最大6分割までのコンテンツ表示制限があるのですが、上部にタブを付けることで、コンテンツ表示を増やすことが可能になります。
2.3 流入アクション
(1) 流入アクションとは

URLのタップやQRコードの読み取りだけで、その友だちがどこから登録したかを把握することができます。
また、イベントを実施した際に会場でQRコードを読み込んでもらうことで、イベントの出欠確認が可能となります。
これを利用して、新規の友だちには特典のステップ配信を行ったり、セミナー参加者へはセミナー資料を配布したりと、該当者に特定のアクションを実行できます。
(2) メリット
流入アクションのメリットは以下の5つです。
- コストやリソースの最適化が可能
- 流入経路ごとに配信内容を変更できる
- どの媒体が一番売れるかを把握できる
- メールアドレスの自動取得が可能
- 来店・受付管理ができる
① コストやリソースの最適化が可能
LINE公式アカウントでは、「全体のうち何%がここから入ってきていますよ。」というのは分かりますが、「誰が」という個人の特定まではできません。
一方で、エルメの場合は誰がどこから入ってきて、何を購入したかまで把握することが可能です。
ゆえに友だちを集める際に広告費をかけた場合、費用対効果があったかどうかを確認し、ない媒体には投資をしない。という選択肢が取れることになります。
たとえば、1ヶ月の検証でFacebookは10人、Youtubeは100人集まったとします。
その場合Facebookは切り捨て、その分Youtubeに力を入れようという選択ができるのです。
② 流入経路ごとに配信内容を変更できる
LINE公式アカウントでは友だち登録後に流れるあいさつメッセージは、すべて同じ内容となるのですが、各種媒体で流入経路ごとに内容を変更することができます。
たとえば、Youtube限定キャンペーンではキャンペーンの案内を配信できますし、LPで資料請求であれば、資料請求のメッセージを送ることが可能です。
③ どの媒体が一番売れるかを把握できる
流入が非常に多い媒体でも、結局商品がまったく売れなければ意味はないと思います。
ですから流入アクションにより把握した売れない媒体は、シナリオを改善する、もしくはいっそのことあきらめて売れる媒体にアプローチするという手段を取ります。
④ メールアドレスの自動取得が可能
LINE Developerの項目でもご説明しましたが、LIFFを利用した場合は友だち追加と同時にメールアドレスの取得が可能となります。
⑤ 来店・受付管理ができる
来店時の受付で、QRコードを読み取ってもらうことで、誰がいつ来店したかを把握できます。
また読み取った友だちに自動でポイントを付与するということも可能となっています。
(3) 使い方
たとえば、Youtubeからの流入を把握してYoutube用のステップ配信を流したい。というのであれば、以下のような流れとなります。
① タグ発行
フォルダ名を流入経路とし、タグ名をYoutubeと設定する。
② 流入アクションの作成
Youtube用のシナリオを作成し、タグをYoutubeとする。
③ リンクを媒体に貼る
取得したURLをYoutubeの概要欄に貼る。
(4) 設定
① 追加時アクション
QRコードを読み込んでもらったときなどに、新規であれば友だち追加を、既存の友だちであればその後にどういったアクションをするのか設定をします。
新規の流入経路を把握する場合であれば「1度のみアクション稼働」を選択します。
一方で、たとえば既存友だちの来店回数をカウントするというのであれば、「何度でもアクション稼働」を選択します。
その後のエルメアクションで、「情報欄の来店回数を1増やす」など、さまざまなアクションを設定することが可能となっています。
② アクション実行範囲
新規友だちの流入経路把握であれば「新規友だちのみ」を選択しましょう。
それに対して、来店回数やセミナーの出欠を確認する場合は「新規友だち・既存友だち・友だちリストに表示されている全員」を選択します。
③ 友だち追加時設定の実行
後のメッセージの項目で詳しく説明しますが、「友だち追加時設定」はLINE公式アカウントに存在する「あいさつメッセージの設定」と同じものです。
特別なことがなければ「実行する」に設定します。
④ 連続アクション制限
来店ポイントを付与する際に、制限がないと1度に何回も読み取ってポイントを付与してしまうことになります。
そこで「アクション稼働当日中は再稼働しない(0:00にリセット)」と設定すれば、1日1回に制限可能です。
2.4 コンバージョン



(1) コンバージョンとは
誰が申し込み・購入してくれたかを把握し、それに応じたアクションを管理する機能です。
たとえば、LINEでセミナー開催の案内を流してLP(外部サイト)に誘導し、そのLPを通してセミナーに申し込んだ人には、LINE上でお礼のメッセージやセミナーのリマインド配信を自動で送る、といったアクションが可能になります
(2) メリット
コンバージョンのメリットは以下の3つです。
- 友だちのステータス管理ができる
- 申込/購入者に自動で案内を送信
- 販売ステータスによって配信内容をセグメントできる
① 友だちのステータス管理ができる
商品購入やサービスの申し込み状況について、購入した瞬間に購入済みといったタグをつけて管理をし、その後の対応を変えることができます。
こういった管理をしないと、たとえばステップ配信を1週間行い、最後の3日間でセールスを行う場合。
セールス初日(5日目)で商品を購入した人にも最後までセールスの案内がきてしまい、うっとうしく思われるかもしれません。
② 申込/購入者に自動で案内を送信
購入者や申込者に対して、商品の発送やサービス案内・流れ、イベント案内を自動でメッセージ送信します。
③ 販売ステータスによって配信内容をセグメントできる
購入者にはバックエンド商品の案内やフォローアップのメッセージ、未購入者にはダウンセルの案内やアンケートを行ってもらうなど、自動でセグメント配信を行うことが可能です。
(3) 使い方
① 前提
まず申し込みページなどのサイト(LP)を用意します。
ページに関してですが、次のような「髪質改善セミナー」の申し込みページ/サンクスページともに、同一ドメインである必要があります。
片方だけYahoo!JAPANのような違うドメインを使うことはできません。
② 設定方法
以下の手順で設定します。
i) コンバージョン計測を作成
- 管理画面のコンバージョンで新規作成をします。
- 管理名を入力し、配信するページのURLを記入します。
- 「配信するURLとコンバージョンを計測するURLを同一にする」場合にはチェックを入れます。
※配信ページ(LPなど)と計測ページ(サンクスページなど)が別々に存在する場合はチェックを入れる必要はありません。 - コンバージョン時のアクションについて、1度のみアクション稼働させるか、何度でも稼働させるかを選択します。
- 設定で、アクションの種類(ステップ、テンプレート、テキスト、リマインド、タグ、理知メニュー、友だち情報)を選択します。
ii) コードを各ページに埋め込み
- 新しくコンバージョンが作成されたら、「コード表示」をクリックします。
- 「配信ページ埋め込みHTMLコード」をコピーします。
- 配信ページ内に、コピーしたHTMLコードを貼り付けて保存します。
- 「アクション起動ページ埋め込みHTMLコード」をコピーします。
- 計測ページ内に、コピーしたHTMLコードを貼り付けて保存します。
iii) 配信用コードをエルメ管理画面から送信する
- コードの埋め込みが終わったら、「配信用コード」をコピーします。
- こちらをメッセージ配信やステップ配信、テンプレート機能といったエルメの配信機能を通じて友だちに送信します。
3. メッセージ
3.1 友だち追加時設定
(1) 友だち追加時設定とは
LINE公式アカウントでの「あいさつメッセージ」のことです。
(2) 概念
① 新規友だち
新しくLINEに友だち追加された人で、LINE公式アカウントのあいさつメッセージと同じく、メッセージやクーポンを配布することができます。
② 既存友だち
i) ブロックから復活した人
LINE公式アカウントでは通常、一度ブロックした人がブロックを解除すると、再び新規と同じあいさつメッセージが流れることになります。
つまり、登録時にクーポンを渡して使った人にも、もう一度クーポンを渡してしまうのです。
これに対してエルメは新規と既存の場合分けが可能ですので、「既存友だち用設定」で別途アクションを設定することができます。
ii) エルメ接続前の友だち
エルメを導入する前から、あなたのLINE公式アカウントにいる友だちです。
既にご自身のアカウントが認証済みアカウントであれば、即時友だちに反映されます。
(3) 設定
たとえば「Hair Alice」の場合、新規の友だち追加についてはステップ配信を開始します。
そしてタグは「アンケート未回答」をつけます。
またリッチメニューに関しては「アンケート回答前」のものを表示させるようにしています。
一方で、既存の友だちについては、該当する方がブロックを解除した人しかいないため、「ブロックから復活」というタグをつけるように設定しています。
① 注意点
流入アクションの設定で少し説明しましたが、「友だち追加時設定の実行」で「実行する」を選択した場合、こちらで設定したものが実行されます。
この設定はすべての流入アクション実行時に適用されます。
一方で「実行しない」を選択した場合、エルメアクションの方でさまざまなアクションの設定をしなければなりません。
仮にアクションを変更しようとした場合、何個もある流入アクションを個別に変更しなければならなくなるため非効率です。
3.2 メッセージ配信
LINE公式アカウントのメッセージ配信とは違う、エルメ独自の設定や内容に関してご紹介します。
エルメのメッセージ配信ですが、まず新規作成の後、メッセージ登録後にすぐに配信するか、配信予約するかを選ぶことができます。
その後、配信先の絞り込みや送信者名、リッチメニューを自由に変更することができるようになっています。
(1) URL設定
URL設定とは、配信するURLの表示期限やアクションを設定できる機能です。
① URL設定でできること
たとえば「3日間限定」など終了期限があらかじめ決まっているキャンペーンを行うとき、期間終了後にURLをタップした人はリダイレクトで別のページに飛ばしたり、「キャンペーンは終了しました。」というテキストを表示させることができます。
② 活用方法
i) 期間限定オファー
基本的に限定性や緊急性を出すことで、成約率の向上につながります。
しかしながらこのような期間限定の配信の場合、手動ではコントロールしづらいものです。
たまに「3日間限定受付」と言いながら、期間が終了しても申し込める状態になっているのを見たことがないでしょうか?
そういったものを見ると読者心理としては「表面上『期間限定』と言っているだけだな」と思い、次回以降の成約率が下がってしまいます。
また、終了後に通常ページへリダイレクトさせようとした場合、手動で行うとどうしても手間がかかってしまいます。
そんなときに、このURL設定が役に立つわけです。
<使い方>
●表示期限の設定
経過日数指定で、2日後の23:59までリンクを有効にするという設定を行います。
●期限到来後の設定
期限到来後はリダイレクトで通常価格のサイトへ飛ばしたり、「既にキャンペーンは終了しました」とテキストを表示させることが可能です。
これらの設定を行えば、配信後にはすべてエルメが自動で管理してくれるため、非常に楽でコストもかかりません。
ii) タップ測定

<リンクをタップした人を把握>
ステップ配信をするときに、リンクをタップしたらタグ付けを行うことで、何通目のステップまで読んでくれたか、タップ率が高いかを計測することができます。
これにより改善すべき点の見える化が可能です。
またリンクをタップした回数を見れば、購入見込み度の判断にも使えます。
<やり方>
タグ管理でフォルダーの名称を「タップ測定」にします。
↓
そして「〇日目タップ」のタグを作成します。
↓
その後、URLのアクションで「タグ付け」を設定します。
(2) リッチメッセージ
リッチメッセージはチャット画面いっぱいに広がるので、タップされやすい傾向にあります。
うまく活用していきましょう。
① 設定
「配信するメディアの選択」で、画像を選択します。
タップ時のアクション設定で、どのエリアをタップ可能にするかを決めることができます。
さらに、エルメアクション(タグ付け、ステップ配信、テンプレート…)や友だちアクション
(URLを開く、フォーム作成、商品リンク、イベント予約…)を利用して誘導するリンク先を設定します。
3.3 自走式アンケート(テンプレート)
(1) 自走式アンケートとは
友だちに対してアンケートを流し、あなたの欲しい情報を自動収集してくれる機能です。
質問に回答すると次の質問が流れてくる形式となっています。
回答したものに関しては、すべてタグ付けにより記録されることになります。
(2) メリット
自走式アンケートのメリットは以下の4つです。
- 気軽に友だち情報を知ることができる
- 情報をもとに配信内容の決定や絞り込み配信が可能
- アンケートの内容をクロージングに活用できる
- ユーザーがコミットしてくれる
① 気軽に友だち情報を知ることができる
今の時代、情報は非常に重要です 。
実際に商品を購入してくれた方の中には、自分が想定していたターゲットとは違う方もいらっしゃいます。
そういった情報があればプロモーション戦略を考える際、役に立つでしょう。
② 情報をもとに配信内容の決定や絞り込み配信が可能
情報収集で得た内容をもとに、ユーザーが求めている情報をピンポイントで配信することができます。
また、得た情報をもとに絞り込み配信をすれば、反応しないユーザーを省け、余計な配信をする必要がなくなります。
メッセージの配信対象が1万人を超えると、1通×3円=3万円もかかってしまいますので、コストを下げるためにもセグメント配信は重要です。
③ アンケートの内容をクロージングに活用できる
アンケート結果をもとに、『個別相談から契約』という流れに持っていきやすいです。
④ ユーザーがコミットしてくれる
日頃からかんたんなアンケートを活用して、こまめにユーザーから反応をもらうことで成約率の向上につながります。
(3) ポイント
① 見やすく

画像を設定できるので、見やすい形にしていきましょう。
リッチメニューを回答前にはグレーアウトにし、アンケートを前面に表示させておくと、より回答率が高まります。
② 質問数と時間の提示
どのくらい時間がかかるか全体像が見えない場合、途中で離脱してしまったり最初から回答してくれない方が多くなります。
質問数は3問〜5問程度で、すぐに終わる内容がオススメです。
アンケート回答前には「全部で4問!30秒で終わります」などのテキストを入れましょう。
③ インセンティブ
アンケートに答えてくれた人には、どういうものが手に入るかということをしっかりと明記しておきましょう。
(4) 作り方
① 設計図を作成する
最初に、アンケートの形式や質問数、内容や特典といったものをあらかじめマインドマップに作っておくことをオススメします。
i) どういう感じのアンケートにするか
普通のアンケートや診断、クイズ形式など、目的に合わせて決めていきます。
悩みに訴求した商品を売るために、診断形式を用いたり、LINE公式アカウントの有用性を教えるために、「国内で一番使われているSNSはどれ?」といったクイズ形式を用いたりします。
ii) 質問の数
3問~5問程度で、30秒で答えられるくらいの量にしましょう。
iii) どんな内容を入れるか
最初のアンケートについては、答えやすいところで性別、年齢、住所、興味関心、予算といった項目から3問~5問の質問を作っていきます。
あまり考える必要がなく、直感的に答えられるものがオススメです。
iv) 特典はどうするか
初回友だち登録時に渡すことが多いと思いますが、美容室では初回の会計から20%オフ、コンテンツビジネス系の事業者だとノウハウをプレゼントという形にします。
② 画像素材を集める
集めた画像や素材についてはGoogleドライブなどで補完すると管理しやすくオススメです。
③ テンプレートを作成&つなげる
i) 最後の質問から作る
1問目からではなく最後から作っていくと、作りやすくなります。
ii) 質問ボタン

選択肢は4つまでですと、1つのカードで完結します。
5つ以上になる場合はカルーセル形式でパネルの追加をしていきます。
タップ時のアクションは、タグ付けをして情報を記録したり、次の質問につなげるという設定をします。
3.4 フォーム作成
(1) フォーム作成とは
フォーム形式で情報を収集できる機能です。
最近ではLP風に作って教育や情報提供をされているケースも増えています。
(2) メリット
フォーム作成のメリットは以下の5つです。
- テキストでの入力ができる
- コラムなどの作成が可能
- ファイルを受け取ることができる
- スプレッドシート連携
- 回答結果の通知が可能
① テキストでの入力ができる
自走式アンケートでは名前やメールアドレスを直接記入してもらうことはできません。
しかし、フォーム作成では直接お名前やメールアドレス、お問い合わせ内容を記入していただくことが可能です。
② コラムなどの作成が可能
LINEのメッセージでは、長文は読まれづらいため、フォーム作成を利用します。
コラムやLP風にして長い文章を使うことにより、教育用のページとして活用可能です。
③ ファイルを受け取ることができる
身分証の画像や PDF をフォームを通じて入手することができます。
④ スプレッドシート連携
Googleスプレッドシートと連携することで、スタッフ間でリンク共有して情報を管理できます。
⑤ 回答結果の通知が可能
エルメには通知設定というものがありますが、Chatworkと連携しており、フォーム作成に限らず各種共有したい情報が通知できるようになっています。
(3) 作り方
① 作成する目的や情報の使い道を決める
初回アンケートで自走式アンケートと同じように情報収集を行うために使うことができます。
また、コラム配信やレターとしても活用可能です。
例)もふもふ不動産
その他、セミナーやイベント予約としても使用することができますが、エルメではイベント予約の機能がありますので、そちらを使った方が便利です。
② 質問内容を作成
友だち初回登録時のアンケートとして使用する場合、性別や年齢はタグ付けし、お悩みはテキストで回答してもらうことが可能です。
質問内容についてはあらかじめマインドマップでまとめておき、タグなどを事前に用意したうえで、フォームを作成すると良いでしょう。
③ フォームを作成
i) LINEトーク画面の表示設定
配信した際に友達の画面に表示されるプレビューのようなものです。
ii) ヘッダー画像・テーマカラー画像・装飾パーツ
それぞれ適切な画像や項目を入力していきます。
iii) 質問事項
- 記述回答:お名前や悩みなど、ユーザーに直接記述してもらう形式。
- 選択肢回答:あらかじめ決められた回答を選択して答えてもらう形式。
- ファイル添付:身分証などを作っていただいたき、アップロードしてもらうときに設定。
iv) 詳細設定
詳細設定では回答の回数を設定したり、送信ボタンの編集ができます。
また、回答後ページ表示設定では、サンクスページの情報を入力します。
その他、アクション設定で、フォームを開いたときに設定するアクションと、完了したときに流すアクションを設定します。
4. 予約管理
4.1 カレンダー予約
(1) カレンダー予約とは
カレンダー形式で予約受付・管理ができる機能です。
LINEからかんたんに予約、変更、キャンセルすることが可能となっています。
(2) メリット
カレンダー予約のメリットは以下の3つです。
- 人件費の削減
- 予約率のアップ
- キャンセル防止
① 人件費の削減
美容室などの店舗を1人や少人数で経営している場合、施術中に予約や変更、キャンセルの電話がくると、施術をストップしなければならず効率が悪くなります。
施術を受けているお客さんにも迷惑をかけますし。
また、HOTPEPPER Beautyなどにお店を掲載していると、営業電話が多くかかってきて、対応に時間を取られてしまいます。
こういった電話での対応がすべて不要となるため、人件費の削減につなげることが可能です。
② 予約率のアップ
電話に抵抗がある人にとってネット予約は便利ですので、優先的に利用していただけます。
また空いている日程を可視化できるので、たとえばGoogleカレンダーと連携すれば、ご自身の予定を除いた空いている日のみ抽出してくれるので、非常に楽に予約ができます。
③ キャンセル防止
エルメのカレンダー予約はリマインド配信が利用できます。
たとえば8月15日に予約をしたとします。
するとその日から3日前や前日に「8月15日にご予約が入っています。」とLINEに通知をしてくれるのです。
忙しい方などは予約をしていても忘れることが多いので、そういった方の無断キャンセル防止に役立ちます。
(3) 設定
カレンダー予約の設定方法についてご説明します。
① 予約項目
その店舗の提供するサービス内容を設定していきます。
たとえば美容室でしたら、まずコースでカットやカラーなどのサービスメニューを入れていきます。
その後、予約枠では担当者を設定し、既に作成したコースやお店の営業時間と連携が可能です。
この予約枠については、美容室以外にも不動産など他の業界業種の方にもご利用いただけるようになっています。
② 設定
i) 営業時間
営業時間は、店舗の基本営業時間を設定してください。
曜日ごとや特定日に休日の設定も可能となっています。
ii) 予約設定
<受付時間の単位>
受付時間の単位(30分・1時間など)を設定します。
<予約後の空き時間>
次の予約までの準備に必要な時間を設定します。
<予約可能期間>
「〇日前から」や「〇時間前から」の設定が可能です。
<予約受付期限>
「〇日前」や「〇時間前」までの設定ができます。
<受付上限>
同じ時間帯での受付上限人数を設定します。
<予約受付時入力項目>
カレンダー予約で予約受付する際、ユーザーのどういった情報を収集するかです。
基本的にはお名前や電話番号になります。
入力タイプは記述式で設定します。
紐つけ友だち情報については、名前の場合は「システム表示名」、電話番号の場合は「携帯電話」にしましょう。
<予約アクション設定>
予約してもらったときに、どういうアクションをするか設定します。
iii) 変更・キャンセル
<予約の変更/キャンセル>
変更/キャンセル受付の可否や、変更受付期限を設定できます。
<予約の変更/キャンセル時のアクション>
変更やキャンセルの際のアクションを設定します。
iv) リマインド
- 差分設定:〇(日、時間、分)前の設定ができます。
- 時刻指定:具体的な時間の指定ができます。
v) Googleカレンダー連携
自分のGoogleカレンダーのスケジュールと同期することができます。
同期は1つのGoogleアカウントを共通で使うか、予約枠(担当者)ごとにアカウントを設定するか選択可能です。
担当者ごとに設定すれば、シフト管理をすることもできます。
③ 設置場所
リッチメニューに掲載する際は、「予約ページ」のリンクを管理画面から取得し設置します。
変更、キャンセルのリンクについても、「予約履歴ページURL」からリンクコピーで掲載可能です。
4.2 イベント予約
(1) イベント予約とは
オンラインビジネスを展開されている事業主の方が、セミナー案内などで使われることが多いです。
主催者側で開催日時を設定しておくことで、自動で予約を受け付けることができます。
(2) 使い方
① イベント概要設定
イベント名や形式、内容の説明文など各種設定していきます。
次に開催日や開催時間、予約期限、定員、変更の可否、開催場所などを設定します。
② 予約枠設定

予約枠の表示について、枠の残数や期間終了した枠、満席の表示/非表示の設定ができます。
また予約人数の上限設定やリマインド配信を利用する/しないの設定を行います。
さらに予約時の各種アクションの設定も可能です。
③ 予約ページ設定

カレンダー予約と同様に、予約時に入力してもらう項目(氏名、電話番号、メールアドレス)を設定できます。
まとめ
L Message販促編のまとめです。
- 導入
L MessageはLINE公式アカウントの拡張システムであり、業務効率化やコスト削減、収益向上に貢献する便利なツールです。
基本無料で始めることができ、有料プランでも月額10,780円と、低コストで利用することができます。
LINE公式アカウントでは配信数がカウントされない「1:1トーク」が配信数の対象となるため注意が必要です。
紹介制度を設けており、ご紹介者は月額利用料の30%〜40%が報酬として受け取れます。
- 情報管理
自動でタグ付けを行うことにより「顧客管理・セグメント配信・分析」が可能となります。
リッチメニューに関してタップ領域の編集やセグメントによるメニュー内容の切り替え、タブ化によるコンテンツの複数表示ができます。
流入アクションで友だちの流入経路を把握し、集客のコストとリソースの最適化を可能にします。
コンバージョン機能で成約してくれた友だちのステータス管理を行い、ステップ配信の管理やその後のイベント案内、バックエンド商品の案内を自動で行います。
- メッセージ
友だち追加時設定ではブロック解除後の既存友だち追加の場合、再度クーポンを渡すことを制限できます。
URL設定では期間限定オファーの終了を自動でコントロールしたり、タップした人にタグ付けを行うことで顧客の見込み度合いが分析できます。
自走式アンケートで友だち情報を収集しタグ管理できます。それに基づき最適な情報をピンポイントで送ることが可能です。
アンケートは3問~5問で30秒程度で答えられるような短いものにします。
長文のメッセージを流す場合はフォーム作成を活用しましょう。
- 予約管理
予約、変更、キャンセルがすべてLINE内で完結できます。
予約対応コストの削減や無断キャンセル防止に貢献します。
Googleカレンダーと連携が可能。
エルメには数多くの便利な機能が搭載されており、LINE公式アカウントに導入することで、さまざまなメリットを得ることが可能なので、是非マスターして使ってみましょう。